画家の雑記帳 -277ページ目

画家と画廊(第9話)〜最終回〜


これまで、
画家の外に向かっての
ある意味「営業面」
として個展や公募展のことの
いろんな側面もお話しした。

特に、趣味程度なら問題ないのだけど
画家としての職業としていきたい
もしくはすでに職業としている人にとって
さらなる営業面がある・・・。

じつはこんなエピソードがある。。

まだ僕が若い頃、
広告専門学校にいた時、
いわゆる就活として
2社、面接を受けた。
その一つが、
有名な某美術月刊誌の、出版社のライター。
(結局、西武デパート系広告の
コピーライターにしましたが・・)

その美術出版の仕事内容というのが・・・
おもに「広告の画家さんへの取材インタビュー」
というものだった。。

この「広告の画家さん」というのがみそで・・。

一般的には、画家がみずから「広告を出す」
ということはしない。
ある意味では画家も自営業なのだけど。。
たとえば自分で広告出し
過去の経歴や活躍をどうだ~って感じで
出すことはなかなか出来ないですし・・。

そこで、出版社がやっているのは・・
言ってみれば「タイアップ広告」。

画家自ら、20万とか30万とか
そういう料金を支払い、
雑誌社はその画家に「インタビュー」という形で取材し、
規定の枠に、その記事を書くというもの。

画家は画家で、自分の一部のファンや、
つきあってる画廊の常連さん以外の、
不特定多数の美術ファンに向けて、
自分の作品や活動を見てもらえることになるし、
出版社は出版社でちゃんと広告収入が得られるというもの。

でも、その仕事内容の説明を聞いたときは
「画家の世界でもタイアップ広告があるんだ~。。
 大変だなぁ~」と驚いたものだった。。
この会社のインタビュー記事、ぜんぶそうだったんだ・・と。

もちろん、有名画家を
「取材させてください」という形でやっているところ
もちゃんとある。でも、そういう「取材」を
大手美術系出版社から依頼される人は、
一握りのかなりごくわずかである。。。

でも、「広告」と言っても、
それなりに個展歴も、各種美術展での
入選・入賞歴がそれなりにあるプロでなければ
やる意味がないし、出版社も営業にいかないわけで、
それなりの実力ある画家の人たちが利用するわけだけど。
もっと細かくいろいろかけるのだけど、
簡単にいえばそういうことで、ともあれ、
画家として、それを職業としてる場合、
やはりそれなりの「経歴」は
ほとんどみなさんあるわけで、
そこからさらなる知名度をあげていく努力として、
個展、美術団体の入選・入賞の経歴を作れたら
広告出すだけの効果も見込まれるし、
さっき言ったように、ある意味、
「絵画制作による自営業」なわけですから
そうした広告形態を利用しても
僕はぜんぜん「アリ」かなと思います。

というか・・・ほんとは
美術出版社がもっと面白いアート記事をどんどん書き、
さらには、各種美術団体、美術学校、画廊などから
広告営業をたくさんとり、
逆に、新人の画家さんや中堅の画家さんなどへは
どんどんと無償で取材してあげて、
もっと世に送り出してほしいものだと、そう思っている。
でも、そんなことはないんですよね・・見ていると。。

ほかにも、画家の画壇における政治的な面とか
もっとすごい話しはいろいろあるし、
ちなみに画廊も政治的な面があるし、
美術団体の政治もあるし、
出版社の政治もあるし、そういう部分を書き出せば
もう果てなくどんどん長くなっちゃうので
必要最低限ということで、ここでやめます。。。^^
(折にふれてまた書きますね。。。)

ともあれ、日本の美術界というのは
先進国の中では、ほんと悲しく厳しい状況
が多いです。そもそも、国が芸術文化に
かける予算が諸外国に比べ、雲泥の差で
低すぎますし。。。画家に特化していえば、
ごくごく一部の人だけが、
文化庁のお金でイタリアとかに研修留学できる
程度です。。
公立の美術館への予算も極めて少ないですし。。。

そうした状況から、
せっかく才能があっても
経済的余裕もない、場所もない画家は
ほんとうに大変です。
名のある美術団体の公募展の出品作品も
100号200号がいまや当たり前の世界ですし、
ひろいアトリエでもなければ
そもそもそういう制作すらおぼつかない画家さんが
たくさんいます。。

そんな風に、いろんな面で大変なんですよね。。
だから、毎年、すごい数の美術系大学や
専門学校の卒業生が生まれますが
その中でいったいどれだけの数が
画家としてだけで職業にできる人がいるかというと
もう悲しいほどに皆無に近い数字。。。。
頑張れ、日本って感じ^^;

それにたとえ、なれたとしても・・・
いろいろビジネス感覚や
政治力もないと、絵の上手さだけでは
生き残れないようなところが強くなってる気さえします。

こういうことを言うと、なんだか夢がなくなってしまい
ますが・・
でも、もし、画家をめざず、これで食っていく!
という人がいましたら、こういうことも知っといたうえで
頑張るのは、けっして無意味ではないと思い
記事にしてみました。。

どうか『画家』に愛の手を。。。
いい絵をどこかでみつけたら、
(それが買える範囲の金額だったら)
みなさんも、どうか鞄や時計を買うように、
絵も買ってくださ~い^^

印刷物でなく、本物の絵が部屋にある
というのは、なんというか
ちょっと世界観変わるかもですよ。。^^

長いシリーズ化記事になりましたが、
いったん、これで終わりますね。
ずっと読んでいてくれた方、ありがとう。
もちろん、これからも、不定期ではありますが、
いろんな角度で、画家や画廊の世界を
たいした知識はないのですが、
見聞や経験してきた範囲で
書かせていただこうと思います。

ペタしてね

ではまた~♪


エッセイ「うまくいかなくても・・」

画家と画廊の話し・・いよいよ最終に近づいてきてますが、
少々お待ちください。。。^^;
たまには一般記事もということで
今日はエッセイにします。。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


たとえば・・・、厳しい寒さの夜
カフェに入り一杯の温かいコーヒーを飲む。

いつも飲むコーヒーよりも
ひときわおいしく
数百円のコーヒーがとてもありがたい存在となる。

たとえば・・・、売り上げ不振な時期に
お客さんがきて、商品を買ってくれれる。

いつも感謝しなきゃいけないことでも
やはり好調な時は売れるのが当たり前のように感じ
不振な時はお客さんが神様のように見える(笑)


たとえば・・・、何度も何度も練習して
やっと出来なかったことが習得できる。

それまでの苦しみがあればあるほど
出来たときは喜びがもはや歓喜に近いものとなる。。

そういうことは人生に多いですよね。。。

悲しいことが続いても
傷つくことが多かったからこそ、
人の気持ちもよくわかるようになるとか。。。

うまくいかないことや厳しい状況も、
客観的にみれば
喜びを大きくさせる源泉だなぁ~なんて思う。

かくいう僕も
詳しくは書かないけど^^;
すんごく若い頃は
「死にたい、自殺したい」
なんて真面目に考える時期だって
ありました。。。

でも死ななくてよかった^^

まさか中学・高校の頃、
現在のように、好きなことを生業にし
自由に人生を謳歌できている自分がいるなんて
思いもよらなかった。。。

わかんないもんです。

でも、あの頃の生活実感とは
もはや180度、正反対。。。

どちらかというと
幼少から18歳までは
日陰な時代だったと、振り返って
いや振り返らなくてもそう思える。。

でもわかんないもんです。

20代も・・・
まだブログではまだ何も書いてないけど
大変なこといろいろありました。。。

でも気がつけば・・・
だんだん、だんだん良くなって
いつしかすごく満足した年月となっている。。


今は、40代になって
まだきっと先のこととはいえ、
「死」とかをそれなりに考えたり想像したり。
すると、もう・・
「死にたくない~~~~~」
という気持ちとでいっぱいなる。

だからこそ
今の「生」の日々を自分なりに
輝かせていきたいという実感が強いというか
毎日の原動力にもなっている。。

好きな詩人の言葉に
『冬の寒さを覚えたものほど
春の温かきを知る』(Wホイットマン)
というのがありますが
本当にそう思います。

今なにか試練を受けている人、
思うようにいかない人、
「運」は運ばれてくるものだと思います。
悲しくても辛くても突き進む人、
雨でも日陰でも歩み続ける人には
きっといつか光りが訪れるはずだと信じます。

偉そうなこと言っちゃいましたね^^;
最後に2分ちょっとの短い曲ですが
いい歌だと思いますので、贈ります♪





ではまた~♪


とろける写真。


連載中の「画家と画廊」は
明日掲載予定です。。

今日は違うネタで。。。

絵画の世界では、シュールレアリズムとか
フォービズムとかいろいろな様式があるのですが、
時代が進化して、「写真」の世界は、
デジタル化とPCソフトの発達で、
ほんと自由自在に
しかも手軽にできるようになってきましたね。。

今日、ちょっと・・フォトショップで
以前撮った写真を使って遊んでみました。

まずは、もとの写真。。

$画家の雑記帳

この写真を取り込んでから
ちょっととろけさせたいなぁ~
と思い、ボタン一押し。。


$画家の雑記帳

なかなかダリのようにはいきませんが(笑)、
機能としては、水彩画のようにしたり
パステルようにしたりと
一瞬にしていろいろできます。

何か気に入った写真があれば
フォトショップに取り込んで、
いろんな変化をさせながら、
「絵」にするための
シュミレーションもできるので
便利なものです。。

とはいえ、まだぜんぜん
使いこなせるってほどのレベルではないので
簡単な操作しかできませんが・・・^^;


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ではまた~♪

画家と画廊(第8話)〜巨匠のエピソード〜


前回の記事では
個展での『値段』ということに関して
いろんなエピソードを交え
話しさせていただいた。
思った以上に反響があり、また
このシリーズ展開の中、
数多くの感謝メッセージなど頂きました。
とても嬉しく思っています。
(たぶん10話ほどで最終回と思います)

さて『値段』に関しては、あと少しだけ
話しておこうかな~と思います。

前回では画家が決める「値段」で話しましたが
逆に画廊が値段設定するというところもあります。
特に老舗系の大手の画廊である場合が多いですが・・。

ちょっと関係したエピソードがあります。

ずいぶんと昔読んだりしたところからなので
記憶が曖昧ではありますが・・。
私の好きな画家の一人
昭和の巨匠「池田満寿夫」さんの話しです。

ちなみに、知ってる人は多いはずですが
「絵画」だけでなく、小説では「芥川賞」を
獲られ、しかも映画化までされました。
すごく多才な画家でもあります。

そんな池田氏も若い頃は、とても貧乏で
「売れない時期」というのもがあり、
酒場では、そこの客たちの似顔絵を描いたり
新橋駅などで自作の抽象画を売ったりしてました。
しかも抽象画1000円とか・・。
当時買った人は、いい財産ですね^^
本人も決してそんな値段はすごく不本意だったと
そう思います。でも、「絵画」で食っていくと
腹を決めた以上、日銭を稼がないと食べていけない
背に腹はかえられない状況でした。。

その後に、やっと銀座の名のある画廊で
招待展とかできるまでになるのですが、
それで最低限の生活は補償されることとなるものの、
やっと画家としての自負や誇りもでてきたというのに
画廊に満足いかない値段設定され、
しかも大幅なコミッションも持ってゆかれる・・
長年の苦労は報われない感じだったようです。
実際、たまに招待展できるクラスになっても
とりあえずは食べていけるだけで、一般の同世代の
サラリーマンのほうがぜんぜん年収もいい状態。
命懸けてるというのに・・。
とはいえ、やっとつかんだ生活基盤となっている、
しかも若手だった自分に目をつけて
育ててきてもくれたその画廊に
いろいろそのやり方などに文句つけて
喧嘩するわけにもいかない。。
そうしたジレンマを抱えながら、
でも甘んじてそれを受け入れていたようです。

でも着々と実績を積み、数年後、転機が・・・。
なんと、美術界のアカデミー賞ともいうべき
ベネチアビエンナーレで国際大賞を受賞。
その一方が彼の耳に入った瞬間、
彼は真っ先に、自分の専属画廊に電話したという。
およそこんな内容・・・
「これからは自分を絵の値段を3倍(記憶が不確かです)
 にしてもらう。だめなら、もう他の画廊でやっていきます」
みたいなことを言ったそうです。

でも、それも考えようで・・
事実そんな賞を獲った日には
テレビニュースでどんどん騒がれるレベルですし、
世界中の画廊や美術館から
すごいオファーがくるのが目に見えてますから
そんな数倍程度では、逆に人が良すぎるというか。。。

今回のエピソードはあまりに特異な例ですが
画家というのは、ある程度のレベルになっても
けっこう厳しいものだと思います。
現在も一般的な公募などで数多く受賞していても
なかなかそれだけで安定した収入は難しいもの。
それに美術の世界でもそれなりに流行すたりもあるもの
ですし、たとえそれだけで食べていけたとしても
ボーナスも退職金もない世界ですし。。。

前回は、駆け出しの頃は出来る限り安くと
いいましたが、そういう点で、
ある程度、売れるようになってきたら、
直接生活と結びつく「値段」というのも
自ら納得いく適正価格が必要だし、
その値段でその後の売れ行きも維持していくための
それなりの政治力も必要だと思います。
企業でも、営業があり、戦略があり
そうして大きくなってゆくのですから。。。

ただ描いて、周りの取り巻きの言いなりだけでは、
「絵だけで生活している画家」
にとっては、まだまだ日本の美術界の環境は
ぜんぜんじゅうぶんなものではないですし・・。

というわけで、次回は
画家の営業・政治力ってことも
触れていこうかな~と思います。。


ペタしてね

ではまた~♪

DREAM・GALLERYの各種案内


いつもありがとうございます。
連載中の「画家と画廊」は
今夜9時~10時頃にアップの予定です。

只今、ブログつながりのたくさんの方に
レンタルボックスやアート展のご利用を
いただいてるので、この場を借りて・・・
現在の状況などをご案内させていただきます。

$画家の雑記帳

クリスマスアート展は
あっという間に、たくさんのご応募いただき
現在23名・・・あとクラフト部門で
残すところ2名様の参加枠となりました。

クラフトは・・・立体であれば
何でもOKです。
手芸・工芸・ステンドアート・
オブジェ・人形・陶芸・粘土細工などなど。

詳細記事は・・・
「~『クリスマスアート展』~」
↑文字クリックでジャンプします。。


●レンタルボックス
(1BOX/月2500~5000円)

まずはレンタルボックスでお世話になってる
アメブロガーさん達のBOX風景を・・。

$画家の雑記帳

アクセサリー作家Gabeさんのボックス。


$画家の雑記帳

K’sギャラリーさんのボックス。


$画家の雑記帳

ハシビロ工房さんのボックス。


$画家の雑記帳

Chapaさんのボックス。

個々の作品紹介は、これから
HPのほうで紹介してゆきます。。。
http://oldtimes.jp/

レンタルボックスの詳細記事は・・・
~ブログ記事「レンタルボックスはじめました」~

●現在の空き情報
最上段 3ケ所
2段目 3ケ所
最下段 4ケ所
となっております。

アート展・レンタルボックスなどの
お問い合わせは、
お気軽にプチメでどうぞ^^。


<追加オマケ>

先日アップした絵の価格問い合わせ
があったので・・紹介します。。

$画家の雑記帳

 タイトル
 「印象派~no.1~」
 ※シリーズ化・第1号作品
 アクリル&キャンバスSM
 額装込み・・・・30000円
 額のサイズ・・・38W×31H(cm)

ではまた~♪


画家と画廊(第7話)〜絵の値段〜



さて、画家における「個展」という部分
でいろんな角度から論じてきました。。

今日は・・
いざ、個展する時に
悩む人の多い問題・・・について。
それはまず「値段」。

実際に、個展をする段階で
「あの~値段なんですが
 いくらにしましょう??」と、
特に個展を初めてする画家さんには
そんな風に聞かれたりすることもあった。

僕としては、「じゃ、この作品は
このくらいの値段で・・」なんて
そんなことは言えない。。

いろんな思い入れもあるでしょうしね。。

ただもちろん、画廊が値段を決めるところ
だってあるのだけど・・。

それで僕が言うとすれば・・次のようなこと。。

もちろん、絵の具代、キャンバス代、額代と
最低限の経費の部分もあるし、一つの作品となるまでに
要した製作時間という部分もあると思います。
そしてアーティストとしての創作手数料としての部分も。。
ただ、これから世に出していこうとするなら、
まずは自分の中で、なるべく
出来る限り安い値段を・・・。
それは単に「売るため」という意味ではなく
購買層の間口を大きく広げ、絵を気に入ってくれる人が
いた場合、その自分の絵を買ってくれるお客さんを
一人でも多く増やしていく意識というか。。
そして自分の絵のファンが少しづつ増えてゆき、
個展もたくさんの人で賑わうようになってくれば、
そこで、それに応じて、はじめて値段も本来の自分の
じゅうぶん納得いくプライスへと
移行してゆくスタイルがいいと思います、ということ。
どんなことも、最初は
多少の「投資」は必要かなと思うんです。。
けっしてそれは、「自分」を安くすることとも
次元が違うとも思うんです。

極端な例だけど・・・
以前、ワタシの画廊で
「サドゥー展」という若い作家さん達の
合同展を開催したのですけど・・
最終日、3作品売れたんですね。
プライスカードがそれぞれ
作品に付いてなかったため、
(いちおう値段決めてはもらってたけど)
お客さんから問い合わせがあって・・、
各作家さんに聞いてみると
ちょっとワタシ、腰ぬかしたんですけど・・
それぞれ数千円!!
それなりに時間をたっぷりかけないと
描けないであろうデッサンとか・・
コラージュ作品とか・・
しかも額代にもならないような破格値。。
おもわず、「そんなんでいいんですか~^^」
と聞き返してしまったほど。。

でも、気前のいい人ばかりで
「気に入ってくれたらそれで・・。
 また作れますし。。」と、
まだまだ始めたばかりですし
ぜんぜんいいですよ~と、そんなラフな感じだった。

なるべく安くって言ってるこのワタシが
逆にビックリしてしまうそんな出来事でした。。。

でも、偉いなぁ~と思いました。
ただの「物」をオークションとかで
安売りするのとはまた違う世界ですから。
自分も描いてるから
その「思い入れ」とか「手放したくない」とか
いう気持ちもあることが、すごくわかるし・・。
でも、あえて手放していくというか。。

特に上記の例は、すごい若い人たちの合同展で、
お客さんもその友達たちや仲間やら
同じく若い人達だから、そうした雰囲気にも
なるのだけど、
ある意味、こうした気軽な感じで
絵が売り買いされ、若い世代に
「アート」が広がるのは嬉しい気がする。

ちなみに、このワタシのエピソード、、
もう何年も昔になるのだけど、
とあるギャラリーにふらり入り・・
若い20代前半の画家さんの個展(正確には二人展)
を観たときのこと。
数点のポストカードのような小品や
一部の小さなクラフト作品には
値段ついて飾られてたのだけど
一点値段のついてない
わりと大きな作品(絵)があった。
その絵にすごく心惹かれ、
そこにいた画家さんに聞いてみると
「あ、これは友達のほうの作品で・・
明日来ます。。。」ってことで、
翌日、もう一度遊びににいった。。
そしてその画家さんといろいろ話していて・・
「ちなみに、この絵はおいくらで・・」と
聞いてみた。。

すると「すみません・・じつは、これ・・
このたび学校をでて、初めて県展で
大賞をとった作品で、記念のものなんです。。
なので販売するつもりはなく・・すみません・・」
ということだった。。
僕も「それは大事ですね。わかりました^^」と了解。
いったんそれで話しは終わった。
ちなみにギャラリーはカフェが併設で
いつも行くカフェだったので、
翌日、またお会いした・・。
すると彼女、その夜、自分の父に
「こんなに絵を気に入ってもらえる人がいて
・・」というような個展でのその出来事を
話したという。ちなみに彼女の父は有名な日本画家。
すると父はこういったと言う。
「絵を始めたばかりで・・まだまだこれから
もっと成長して、いくらでも素晴らしい作品を
描いていける。また描いていかなければいけない。
今からすでに描いたものにとらわれず、
さらなる高みを目指してゆくべき。
せっかくそんなに絵を気にいってくれる方が
いたのなら、逆に喜んで売るべきである。」
というような事を言われたらしく・・・で、
「そんなわけで、ワタシもしごくもっともだと
思い、気持ちがすっかり変わりました。
今はほんとに買っていただいていいと思ってます。。
ただ、値段どうしていいかもわからず・・
言ってください^^」などという。。
「いや、決めてください。。。」
「それでは、いちおうは、父とも相談はしたのですが・・
あの~・・・・」と来たから
僕もそれなりの値段は承知していた。。
「額代の3倍ということでいいでしょうか・・」
ということだった。聞けば1万円台の額である・・
あまりに破格すぎる・・・
でも売ってもらいましたけど^^。。。

とはいえ、彼女も
とりたてて、3万~4万のお金が
欲しかったわけではない。。
逆にそれくらいならもっておきたい・・
という気持ちもあったと思う。。

後年、自分も絵を売り始めて・・・
実際に同じ気持ちを体験している。
(本格的な販売は去年からだけど)
別にとりたてて3万円ほしくなくても、
でも思いきりありがたくて、
それでいて少しせつなくて・・
まぁもう馴れたけど^^。
というか、上記に書いたような内容で
すでに割り切っているわけですが・・・。

絵の値段の世界・・・
通常の「物」と違って
いろんな心情が混じっております・・・。

ペタしてね

ではまた~♪

画家と画廊(第6話)〜新作付き〜


さて、前回は
美術団体などのいろんな組織性
などを話しさせていただきました。

美術団体の中には派閥めいたものある
とか話しましたが、
ともあれ、いろんな会派が
美術の世界にはあり、
そこには「師弟の世界」が
生まれることもあります。
「絵画教室」でも当たりまえですが
そこは「師弟」の世界があります。

で・・実際ある具体的な話しなのだけど
会派のトップである人や
けっこうな数を抱えてる絵画教室の
一部の先生の中には・・
弟子が「個展しようと思ってるんです」などと
いうと・・
「そんなの10年早い!まだあまりに未熟だ。
もっと経験積んでからやりなさい」
などと言われる人もいるし、
大きな会派で「師匠の許可なく個展は禁止」
とかまであります。
中にはせっかく公募展などで入選や入賞している
のに、師匠がいるから「個展が出来ない」
という人もいたりするのだ。。。

まぁ、お師匠さんがそういう人なのだから
その人に従ってる以上、仕方ないことなのだろうけど・・
でも、僕が画廊しているから言う訳ではないけど
個展できる時間の余裕や経済的余裕があるなら
どんどんすべきだと思うな。

もしたとえ、個展会場に閑古鳥が泣いていて
まったく数字にも結びつかなくても、
それはそれで、改めて自分の実力とか
見直さなきゃいけない点であるとか
いろんな意味で、ただ描いてる時とは違う視点で
自分の絵と向き合えることになるというか・・。

逆にいろんな人が来てくれたなら
それぞれの人の反応とか
自分の絵のどんなところを
みんなが気に入ってくれるのかとか
その他、いろんな感想とか・・。
たとえ、その中に
傷つく批評の一つや二つあったとしても
それらを含めて、自身の糧となると
思うんだけどなぁ・・・。
自分の部屋で自分の絵見てるだけではわからない
ことが、外に出してみて新たに学べることは多いはず。
それに、自分の師匠がいろいろ
自分の絵に対して普段、評価やアドバイスを
くれたって、所詮、一個人。
もっといろんな人も目にさらされ
いろんな言葉にもさらされ、
画家は本当の意味で成長していくものと
僕はそう思います。
もちろん、この僕だって、
いろんな人に見てもらうなかで
いろいろ言われたことあります。
絶賛されても酷評されてもそれはそれ。
何もしないで
部屋で描いてるだけというより、
ぜんぜん、「絵」に対して深くなれる
ものだと思います・・

あ、「絵の見方」というものに対しては
個人的に面白い経験もあるので
これはこれでまた話したい要素があるので
今後で中で触れてみようかなと思います・・。


<オマケ>

最近、文章ばかりなので、
昨日&今日の2日間で描いた
小品(SMサイズ)の新作ですが
発表します^^
ブログもいっぱいしてますが
ちゃんと絵や詩もたくさんかいてますよ^^♪
フル回転中です。。


$画家の雑記帳
    
     『印象派-no.1』アクリル・キャンバス
  いつか見た風景。。それは実際の風景ではなく・・・。


ペタしてね
ではまた~♪


画家と画廊(第5話)


さて、前回は、
画家が個展をしていくにあたっての注意点、
また画家と画廊の関係性など
そうしたことを話しの核とさせていただいた。

まだまだ、「個展」という観点で
いろいろ語るつもりなのだけど、

今回はまず・・
美術団体や会派について
語っていきたいと思います。
なので、「画家と画廊」というより
今回は「画家と画壇」という感じの話しになります。
ご了承ください。

まず・・、日本にも小さい規模の
ところから大規模なところまで
けっこうな数の美術団体があります。

ちなみに、それぞれの団体は、
年に1~2回の公募展や巡回展をして、
出品料や審査料といったもの、
またその団体の正式な会員となって
その会費など、そうした部分で
ビジネスとして成り立っています。

それはそれでいいのですが、
ひと口に美術団体といっても
その体質や趣向もそれぞれいろいろあります。
簡単にいえば
抽象的なものが中心なところもあれば
人物・花など具象中心のところもあります。
たくさんの美術団体のサイトを開いて
そこが主催する美術展の入選作などを多くみれば、
団体ごとに・・その団体の「色」というか偏向が
大なり少なりあるはずです。
その団体の上層部である審査員の
考え方や趣向が反映されてしかるべき世界ですから。
ちなみに、中には、
審査員の中でも一番権力あるTOPの人が
「大賞」などのノミネートになってるものでも、
これはいかん、せいぜい佳作だ!
といえば、そうなることもあるし、
「これが大賞だ!」となれば、
ぜんぜん予定から外れたものが大賞になったり・・
そういうこともある。。
ということを・・実際、審査員してる画家
さんから聞いた(笑)
権力というのは怖いものである。。
(もちろんどこもってわけではないですよ)

それと次元は違うかもしれませんが
ルイ・ヴィトンで有名な
サブカルチャーをアートにした村上隆さんが
もし、あの絵画スタイルで
若い頃から一番の権威になってる日展などに
出品していたら、まず受賞とかなかったでしょうし、
こんにちのオークションで何億で取り引きされる
現在のあの地位もなかったことでしょう・・・。

ともあれ、美術団体である以上、
それなりに、それぞれの体質やら思想性やら
入選しやすい画風やら、そういったもんもあれば、
会員になってなければ、ただのいちげんさんでは
入選はしても入賞などはありえないって団体も
あります。。。(どこもってわけではないですが^^)

画家として公募に出品する場合は、
そういう要素もちゃんと熟慮して選ぶべきだと
思います。たとえば、審査員の人も
たいていはそれなりの画家の人が多いので、
(批評家とかも審査員の場合はありますが)
その方の作品とか、
画風なり思想とかじゅうぶん勉強して出品
したほうがいいかもしれません。。
まぁ、それでうまく入選するのもどうかと
思いますが(笑)
もちろん・・・、会派にも何にもとらわれない
中立的立場で!を宣言してる公募団体も中にもあります。
(表明上は・・ですが、実際のところは知りません^^;)

で、大きな団体になると
それなりに派閥めいたものもありますし、
小さいところは小さいところで
そこの会長の人の独裁性が思いっきり反映されてる
ところもあります。
って、僕はどこにも属していないので
あくまで、いろんな画家さんとの交流の中など
で見聞してきたことではありますが・・・。

ちなみに、こうしたことは、
小さな・・というか、いわゆる「絵画教室」だって
ちょっとした権力や圧力がじつはあります。
そうした組織性から、ちょっと具体的に・・・
次回、「個展できない画家」という
テーマで話させていただきます。

ペタしてね
何か参考になりましたでしょうか・・
とりあえず、どんどん書いて
いくことにします。。。
いつもありがとうございます♪



画家と画廊(第4話)



さて前回は、画廊にもいろんな主義や考え方
があって、画家にももちろんいろんな主義や
考え方があって、どのように選択し、
画家の制作発表の舞台である「個展」を
展開していくかということを、いろんな
エピソードとともに話させていただいた。

今回も引き続き、「個展」という部分に
焦点をあてて、いろんな部分を話していきたい。

画家は、やはり、公募展などの応募か
画廊での個展が中心活動となるから、
大事なことだと思うし、知っていて
損はないと思う。
もちろん、美術館からどんどんオファーが
くるスーパーレベルなら
もうそうしたことへの苦労はないかもしれないけど
そういう画家は本当に一握りなのが現状だ。。

さて、画廊といえば・・
電気街の秋葉原の如く、
銀座の画廊といえる。
大手の老舗、有名画廊もたくさん。
その画廊の中でも派閥とはいわないまでも
仲良しどうしの画廊もあれば
敵対視しあってる仲良しでない
画廊どうしだってある。
それはまぁ、どんな業者だってそうかもしれないけど。
なので、あちこちで個展できる実力があったとしても
自由自在にやれるというものではない。
前回、「これまでの画風でいってもらわないと困る」
といった画廊の話しをしたが・・
「あそこの画廊で個展するなら
うちではもうお取り引き出来ない」という
そういう問題もあったりする。
なので決まったあるところで個展をしていたが、
ある時、よその画廊から
「うちで個展しないか」等のオファーがあり
それが「招待展」だったりすると
画家も飛びつきたいところだが
それをすると、それまでとの画廊との関係性が
悪くなったり、「裏切った」的に思われたり、
はたまた、「節操がない・・」などと
後ろ指さされるような場合だってある。。
もし売れっ子作家にでもあれば
同時に数社の画廊から声がかかることも
あるかもしれない。。。だからって
じゃ、どっちの画廊でも、時期をずらして
やらしてもらおう、なんてことも普通できないもん
だし、やっちゃったら、あとあとしんどいことに
なると思う。
実際、有名作家の画集などを買えば
その「個展歴」でひたすら同じ画廊ばかり
というのもめずらしくない。もしくは
ある時期から違う画廊で、以降その画廊
ばかりという個展歴もよく目にする。
そうしたところからでも
こうした実情はうかがえるはずである。。
もちろん、画廊主が素晴らしい人で
「わたしは、もうこの画廊でしかしない」
といったようなそんな信頼性でつながってる
画廊と画家もあるのだけれど。。

ちなみに、招待展というのは
画廊でのレンタル料が無料。
タダで個展できる。
というわけで費用リスクがない。
売れない場合は損するのは画廊だけである。
しかも、大手の老舗画廊あたりの招待展では
画廊にもよるが、絵の具代などの制作費、
製作期間の生活費、交通費などなど、いろいろ
な面でパトロン的にまかなってくれたりする。
なぜ、そこまでするか・・
売れっ子作家だから、「売れる」と見込んで
いるわけである。もしくは「この作家は
絶対売れる!」と見込まれたからである。

そのかわり、ビジネスであってボランティア
ではないわけで、「売れた」場合のコミッション、
これで採算をド~ンととるわけ。
なかには、100万の絵が売れて
70万持ってゆかれるとか・・・。
そうした割合は50%50%のところもあるし
画廊によってマチマチ、それぞれ違う。。。

そして、そういう画廊は、たいていは
一般に画廊として貸さないで
普段は自社が持っている高額な物故作家の絵や
在庫の有名絵画などをテーマを決めてならべ、
販売し、あとはこうした招待展などが中心という
ところも少なくはない。。。

というわけで、通常、画家をめざし活動しだすと、
レンタルギャラリーを中心としている画廊を
発表の場としてやって行きながら、
同時に、公募展などに出品して、入選・入賞などを
繰り返して実績を増やしつつ、そして
とうとう、有名画廊での個展オファーなどとなってきたら、
これまでにあげてきたような問題点を
ふまえながら、その画廊とうまく関係性を作ってゆく
ことが重要になってくる。。。

と長くなってきたので、今回はこのへんで・・^^;


ペタしてね
あとは、レンタルギャラリーでも有名画廊でも関係なく
「個展ができない」という話しや
「絵の値段の世界」という話しや
「画家の政治力」という話しや
まだまだ話してみようかな~という話題は
いろいろあるので、興味があればついてきてください(笑)
ではまた~♪

画家と画廊(第3話)


さて前回は・・死んでから
ぐんぐん値段があがる。
物故作家になって急に価値が出る、
そんなこともアートの世界ではよくある
という話しで、前回終わったが・・
これもまぁ、過分に画廊の影響力が働いている。

もうその作家の作品は生産されることがないから
そういう意味で希少性があがるという部分もあるし、
ある程度、有名な作家でその作品を
数多く所有している画廊にとっては
そのまま、その作家が歴史の流れに
うずもれてしまっては
「在庫」の資産価値が落ちてしまう。。
もう回顧展したり、メディアと手を組んだり
その顕彰活動や宣伝活動をしながら
価値を高めてゆかないと商売あがったり
という心理もあって当然なのである。。。

では・・・存命の作家に対してはどうか・・。
実際、いろんな画家さんと交流するなかで
よく聞く話しがある。

要約すればこんな感じ・・
ある程度、実績を積んで、
作家自身が独自の作風なりスタイルを確立してくると
画廊側は、その作家を有名・人気へと導いた
売れ筋の画風から離れてもらいたくない
という意識になり、この路線でいくようにと、
という要求や圧力が強くなる。
そう、いろいろ「口出し」がでてくるわけ。
画家が新しい境地に挑戦し、
それまでと違うスタイルのものを描いても
「この画風では、企画展や招待展など出来ない。
 いままで通りの、あなたが確立した画風で
 でいくなら、これからも協力する」といった感じ。

作家がそうした部分に妥協すると、
もう新たな挑戦なんて難しくなるし、
画家によっては、本当にその時に描きたいと思う
新たな絵と売れる絵はイコールにならなくなってきて
苦しむという構図ができる場合も多いということ。
とはいえ、絵ですでに生計を立てている場合、
そうそう力ある有名画廊や
美術関係者を無視してできない。
そんななかで、冒険や挑戦したくてもできず
保身からそれを甘んじて受ける・・
といっては乱暴だが、そういう人もいるはずだ。。
こうした問題で関係決裂なんて話しもあるものなのだ。。
もちろん、確立した世界や作風で一生貫きたいと
思っているのなら、何も問題ないのだが・・・。


ともあれ、こういう風に
画家もそれなりになってくると
いろいろ「人間関係」や「力関係」
で難しくなってくるというのも
一つの断面なのである。。。

ちなみに、良くも悪くも、
僕の「画廊」としての在り方について思うことは、
もしそんな風な画廊になれるとしても
そういう権威的で敷居の高い画廊になりたくはない。
ある意味、ノーコンセプト・ノールールである。^^;
画歴も実績もある画家さんが個展したいといえば
もちろん喜んでさせていただき、
まだはじめたばかりで実績も個展歴もないけれど
ぜひチャレンジしてみたい!と思う人がいれば
それはそれで喜んで協力したいといつも思っている。
(もちろん、あまりにクオリティーに問題が
 ある場合は別として・・)

ともあれ、多種多様な画家さん達に、
それまでの作品ファイルを持ってきてもらって、
どんなスタイルで個展やりましょうか?
などと聞かれても、
作品集みながら「あ、この絵好き!」
とかは言うが(笑)、
基本、ご自身の好きなようにして頂く。
値段についてもそう。
それで、売れようが売れまいが
ご自身で納得してのことで自己責任。
もちろん、できうる限りの範囲で
画廊としての宣伝等の協力はするが・・。
実際、売れる人は私のところのように
小さな画廊でも、売れる人は売れるわけですし。

このように、「画廊」といっても
いろんなタイプの「画廊」があるわけで
こういう、画廊選びというか
画家にとっての戦略は、
それぞれの作家さんが選択する世界、であると思う。
もし、それなりに有名な画廊で個展開きながら
(それが出来るならばだけど・・)
いろんな庇護や規模の大きな宣伝体制を受けながら
けれど、さきに言ったような制約もいろいろ
受けたり、売れたら売れたらで、かなり割合の
高いコミッションをガッポリとられるが
「老舗の有名画廊で個展」を選ぶか・・
もしくは自分の好きなようなできる変わりに、
宣伝からなにから
ある程度、作家自身の総合力も大きく必要となるほうを
選ぶか・・であると思う。

あと、ちょっと辛口なのだけど
時にごく一部の画家さんに思うことは・・
選べる立場なら選べばいいだけじゃないですか、
ということ。
ちょっと乱暴な言い方かもしれないけど、
そんな風に感じてしまう人が
いろんな話しを聞いているなかであった。

なんというか・・人によっては
いろんな画廊にお世話になっておきながら
有名画廊でのそういう部分で単に陰口し
そして、名もなき小さな画廊では
そのギャラリー力の弱さを愚痴る性質の
画家さんもほんの少しはいたということ。

先の話しで、売りたいという画家さんがいて
売りたくないという画家さんもいる話しをしたように、
画廊にもいろんなタイプがあって当たり前の
ことなのだから、
それぞれの画廊の主義とか考え方とかを
「個展」をしたい以上、ちゃんと聞いて、
それで、自分の考えに合う画廊かどうかを考え、
そこでやるかどうかを見極め、
で、選択するしかないというか・・。
やってから、この画廊はどう、あの画廊はどうと、
ただ批判や愚痴に終始しているようでは
厳しいようだけど、
そもそもご自身の判断力にも
問題ありと言わざるを得ない・・。

所詮、「絵」そのものはどこでやろうと
「絵」そのものは何も変わらないはずで、
最終的には、どんなところでやろうとも
人を惹き付ける力を絵そのものが
もっているのかいないのかという部分が
一番肝要になってくると思うはず。
たとえば、大きなアートフェスで出品すれば
「場所」は同じでも、人によって、個々で結果は
大きく違うはず。この場合、画廊ではないけど、
「同じ会場」ということなのだから、
決めてはやはり絵の力・・ということになる。
(ここではいちおう、
 大衆受けするとかしないとかは別の話し。
 大衆受け狙いのものなんか描かない!なんて
 いうのなら、そもそもそういうところへ
 出品すべきではない。まさに選択の問題)
あと、制作面と違う部分では、
自分の販売スタイルなり画廊選びなど
そうした外側の営業努力部分は
やはり自分に適してると思う道を選んで
進んでゆくほかない・・ということ。
その都度、現状を愚痴ったり、
単に批判のための批判に終始しているだけでは
結局、周りの人もいつしか離れてゆくし
大きな実りも生まれてこないのでは・・
とそんな風にも思う。。。

画家といっても、人間性とか人柄
とかすごく問われるし、
そういう部分も含めて「作品」であり、
ただ描いているだけでは・・
自己満足という部分ではいいけれど
「画家として絵を売りたい」と思った場合は
制作面だけでなく、
選択力や行動力、人間性、
いろんな面でトータルな力が
問われるものとなるはず。。

画家によっては、
「日本の美術画壇」は嫌だ、
自分には合わないと、さっさと
欧米に飛び出し、苦労しながらも
そこで大きな結果を出していった
現代作家も多い・・。

どう選択し、そして覚悟し、
どういうスタイルで行動していくか
この部分は、描くことと同じ以上
大切なことだと思う。

ペタしてね

ずいぶん、長くなっちゃいました。
まだまだ続く予定です。
弟4話もすぐ書きます。。。
興味のある方は読んでください^^;