画家と画廊(第5話) | 画家の雑記帳

画家と画廊(第5話)


さて、前回は、
画家が個展をしていくにあたっての注意点、
また画家と画廊の関係性など
そうしたことを話しの核とさせていただいた。

まだまだ、「個展」という観点で
いろいろ語るつもりなのだけど、

今回はまず・・
美術団体や会派について
語っていきたいと思います。
なので、「画家と画廊」というより
今回は「画家と画壇」という感じの話しになります。
ご了承ください。

まず・・、日本にも小さい規模の
ところから大規模なところまで
けっこうな数の美術団体があります。

ちなみに、それぞれの団体は、
年に1~2回の公募展や巡回展をして、
出品料や審査料といったもの、
またその団体の正式な会員となって
その会費など、そうした部分で
ビジネスとして成り立っています。

それはそれでいいのですが、
ひと口に美術団体といっても
その体質や趣向もそれぞれいろいろあります。
簡単にいえば
抽象的なものが中心なところもあれば
人物・花など具象中心のところもあります。
たくさんの美術団体のサイトを開いて
そこが主催する美術展の入選作などを多くみれば、
団体ごとに・・その団体の「色」というか偏向が
大なり少なりあるはずです。
その団体の上層部である審査員の
考え方や趣向が反映されてしかるべき世界ですから。
ちなみに、中には、
審査員の中でも一番権力あるTOPの人が
「大賞」などのノミネートになってるものでも、
これはいかん、せいぜい佳作だ!
といえば、そうなることもあるし、
「これが大賞だ!」となれば、
ぜんぜん予定から外れたものが大賞になったり・・
そういうこともある。。
ということを・・実際、審査員してる画家
さんから聞いた(笑)
権力というのは怖いものである。。
(もちろんどこもってわけではないですよ)

それと次元は違うかもしれませんが
ルイ・ヴィトンで有名な
サブカルチャーをアートにした村上隆さんが
もし、あの絵画スタイルで
若い頃から一番の権威になってる日展などに
出品していたら、まず受賞とかなかったでしょうし、
こんにちのオークションで何億で取り引きされる
現在のあの地位もなかったことでしょう・・・。

ともあれ、美術団体である以上、
それなりに、それぞれの体質やら思想性やら
入選しやすい画風やら、そういったもんもあれば、
会員になってなければ、ただのいちげんさんでは
入選はしても入賞などはありえないって団体も
あります。。。(どこもってわけではないですが^^)

画家として公募に出品する場合は、
そういう要素もちゃんと熟慮して選ぶべきだと
思います。たとえば、審査員の人も
たいていはそれなりの画家の人が多いので、
(批評家とかも審査員の場合はありますが)
その方の作品とか、
画風なり思想とかじゅうぶん勉強して出品
したほうがいいかもしれません。。
まぁ、それでうまく入選するのもどうかと
思いますが(笑)
もちろん・・・、会派にも何にもとらわれない
中立的立場で!を宣言してる公募団体も中にもあります。
(表明上は・・ですが、実際のところは知りません^^;)

で、大きな団体になると
それなりに派閥めいたものもありますし、
小さいところは小さいところで
そこの会長の人の独裁性が思いっきり反映されてる
ところもあります。
って、僕はどこにも属していないので
あくまで、いろんな画家さんとの交流の中など
で見聞してきたことではありますが・・・。

ちなみに、こうしたことは、
小さな・・というか、いわゆる「絵画教室」だって
ちょっとした権力や圧力がじつはあります。
そうした組織性から、ちょっと具体的に・・・
次回、「個展できない画家」という
テーマで話させていただきます。

ペタしてね
何か参考になりましたでしょうか・・
とりあえず、どんどん書いて
いくことにします。。。
いつもありがとうございます♪