中2から不登校で引きこもりの娘
現在通信制高校2年生までの記録
不登校ひきこもりの娘
中3の4月に担任へ
『もう学校には行きません』宣言をした
さて、次の課題は
高校受験までに外出したり
人に会う事ができるようになる事
その為にできる事は
引っ越しと
外出のリハビリ
の2つ
その頃住んでいた家は学校に近く
周りに同級生が沢山住んでいて
自宅にいても
学校の放送やチャイムが聞こえ
朝夕は中学生が家のそばを沢山歩いていて
娘は自宅にいても怯えていた
もう中学校に登校するつもりはないので
転校せず在籍したままにしたかったので
隣の学区(3学区ある)に引っ越しを検討。
早速夫と、土日は不動産屋さん巡り
娘をあまり1人にしたくないので
短時間で探すようにしていたから
少しずつしか探せなかった
あとは外出のリハビリが問題
以前、発達障がい児の親の会で、通信制高校に進学されたお子さんのお話を聞いた。
通える範囲の通信制であっても
願書提出は自分で学校まで持って行く
試験は面接だけの学校もあるし
筆記試験のある学校も。
どう考えても、全く外出せずに受験するのは
無理そうだったし
不登校の子は特に
願書提出日と入試当日に合わせて
体調を整える事が
一番のハードルだと思う。
外出のリハビリについては
娘の主治医に相談した
主治医は、学校から離れた少人数の場所で
人と関わったり
通う体力をつけられたら良いと思うが、
娘の様子だとかなり厳しいと思われるので
娘の気持ちを聞きながら
一緒に考えてみては?との事。
そのクリニックにも
デイケアがあるのだけど
遠くて通えそうにない
自宅近くの精神科のデイケアなどは
そこに通院中な事が条件な訳で
予約は取れるはずもなく
自治体のホームページで調べると
市内の小学校に適応指導教室があった。
そこに行けば、出席としてカウントされるし
定期テストも受けられる。
適応指導教室の説明や申し込みは
まず不登校の相談窓口となる
教育センターという場所に
子供を連れて面談をしなければならない
本当に変なシステムなんだけど
不登校とかひきこもりの児童への
自治体からのサポートは
まず子供を連れて面談が必須なの
外に出られないから困っているのに
子供を連れて来てくれないと何もできないって
おかしくない
電話で問い合わせるも
連れて来ないと無理としか言われず
一応面談予約を取るものの
娘の調子が悪く
何度もキャンセルになり
全然進まなかった
そんな状況でも
娘は全日制高校への進学を諦めきれず
中3で欠席日数30日のリミットまで
親子で苦しく引きこもるしかない日々を過ごす
中学校には行かなくても
受験というプレッシャーは
変わらないどころか
ますます重くのしかかった
不登校児のサポートって
学校に行けていた大人達が考えたものだから
いまいち、実用的でないというか
利用しにくくて
的外れな点が多いなと思った
教育関係者だけじゃなくて
子供の不登校に詳しい医師とかと
一緒に考えるべきじゃないかなと
思うんだよねぇ
特に学校の先生達は
学校が好きだから先生になっただろうしね。
身近に不登校の子がいたりしなければ
学校に行きたくても行けない子の苦しみは
根本的にわかるわけないよねって思う
こうして受験に向けて
2つの問題をクリアしたいのだけど
どちらも中々進まなかった
中3の春
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