高市外交の真価が問われる

①日本と中央アジア5カ国

<記事の冒頭>12月20日

日本と中央アジア5か国の初めての首脳会合が開かれ、経済関係を強化し、5年間で総額3兆円規模のビジネスプロジェクトの目標を設定することや、重要鉱物のサプライチェーンの強化などを盛り込んだ「東京宣言」を取りまとめました。

 

②日本と南米5カ国

<記事の冒頭>12月21日

外務省は20日、南米5カ国でつくる関税同盟のメルコスル(南米南部共同市場)と「戦略的パートナーシップ枠組み」を立ち上げたと発表した。日本と5カ国の外務省や関係省庁が2026年早期に1回目の会合を開く。貿易や投資面の経済連携を深める具体的方策を議論する。

メルコスルは域内の関税撤廃を目的とする。ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイ、ボリビアが加盟する。

日本と5カ国は20日に共同声明を発表した。「互いにとって最も重要な経済パートナーの一つだ」と宣言した。「未来志向で信頼に基づく関係をさらに強化する」と確認した。

 

******************************

 

 インド太平洋FOIPの経済圏強化策の一環でもある高市政権の新外交が本格スタートした感じがする

 

 中央アジア5カ国(カザフスタン、ウズベキスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン)の首脳が日本を訪問しての会合の意義は大きい

 この5カ国はロシアや中国も最も重視している国だけにその首脳が日本の呼びかけで初めて集まったのだから凄いことだ

 

 つまり、ロシアや中国はもちろん重要な関係国だがそれでも日本が主催する枠組みに大いに期待することがある証拠だ

 

一方、南米の5カ国「メルコスル」との関係強化も外務省を中心に今後進み近いうちに首脳級会議に発展するだろうと思われる

 

 これから高市政権は積極的にもっと多くの国と外交交渉が盛んに行われるだろうし、その進展が楽しみである

 

 

 高市総理が米国ー韓国ー中国との首脳会談

▪️日米首脳会談 9月28日

▪️日韓首脳会談 9月30日

▪️日中首脳会談 9月31日

 

 高市総理は就任早々、米国、韓国、中国と連続して首脳会談を実現した

 <日米首脳会談>

 ⭐︎関税合意5500億ドル対米投資の履行レアアース日米共同確保

 ⭐︎自主的防衛費増額と強化、米国兵器の大量購入

 ⭐︎日米同盟の強化「新たな黄金時代を築く」

 <日韓首脳会談>

 ⭐︎未来志向の協力での発展とシャトル外交の継続

 <日中首脳会談>

 ⭐︎戦略的互恵関係の推進と建設的安定関係を目指す

 ⭐︎率直に懸案を伝え、双方の意思疎通が重要との認識が一致

 

 この外交で重要なことは米国との蜜月関係の演出がその後の日韓及び日中の首脳会談を無難に実現できたことだ

 

 この完璧に近い初外交の成果によって、今後の内政における高市政権は海外及び国民からの高い評価を受けるだろう

 

 当然、高市総理の靖国参拝など保守的な面で対外的な軋轢を不安視していた野党と対決する上では有利に働く結果となった

 

 今後、内閣支持率はさらに上がることで臨時国会の政策推進にも弾みがついた格好だ

 

 世界に誇れる総理大臣としての資質が十分あることも証明されたことで

安定した長期政権へのステップを一歩進んだようだ

 

 高市総理の所信表明演説に触れての感想

 

 

 衆院本会議で就任後初の所信表明演説をする高市首相=24日午後

高市早苗首相は24日、衆院本会議で所信表明演説を行った。演説内容の全文は次のとおり。

 私は、日本と日本人の底力を信じてやまない者として、日本の未来を切り拓く責任を担い、この場に立っております。

 今の暮らしや未来への不安を希望に変え、強い経済を作る。そして、日本列島を強く豊かにしていく。世界が直面する課題に向き合い、世界の真ん中で咲き誇る日本外交を取り戻す。絶対にあきらめない決意をもって、国家国民のため、果敢に働いてまいります。

 「政治の安定」なくして、力強い経済政策も、力強い外交・安全保障政策も、推進していくことはできない。この思いを胸に、「日本再起」を目指す広範な政策合意の下、自由民主党、日本維新の会による連立政権を樹立いたしました。

 さらに、国家国民のため、政治を安定させる。政権の基本方針と矛盾しない限り、各党からの政策提案をお受けし、柔軟に真摯に議論してまいります。国民の皆様の政治への信頼を回復するための改革にも全力で取り組んでまいります。

 それが国家国民のためであるならば、決してあきらめない。これが、この内閣の不動の方針です。

 

  経済財政政策の基本方針

 

 何を実行するにしても、「強い経済」をつくることが必要です。そのための経済財政政策の基本方針を申し述べます。

 この内閣では、「経済あっての財政」の考え方を基本とします。「強い経済」を構築するため、「責任ある積極財政」の考え方の下、戦略的に財政出動を行います。これにより、所得を増やし、消費マインドを改善し、事業収益が上がり、税率を上げずとも税収を増加させることを目指します。この好循環を実現することによって、国民の皆様に景気回復の果実を実感していただき、不安を希望に変えていきます。

 こうした道筋を通じ、成長率の範囲内に債務残高の伸び率を抑え、政府債務残高の対GDP比を引き下げていくことで、財政の持続可能性を実現し、マーケットからの信認を確保していきます。

 

  物価高対策

 

 この内閣が最優先で取り組むことは、国民の皆様が直面している物価高への対応です。暮らしの安心を確実かつ迅速に届けてまいります。

 物価上昇を上回る賃上げが必要ですが、それを事業者に丸投げしてしまっては、事業者の経営が苦しくなるだけです。継続的に賃上げできる環境を整えることこそが、政府の役割です。

 しかし、実質賃金の継続的上昇が定着するまでには、一定の時間を要します。また、米国の関税措置の影響を受ける事業者への対応、経営難が深刻化する医療機関や介護施設への支援なども、急を要します。

 既に、経済対策の策定に着手するよう指示を行いました。野党の皆様との真摯な対話と合意を積み重ねながら、速やかに対策を取りまとめ、必要な補正予算を国会に提出いたします。国民の皆様の暮らしを守る経済対策・補正予算となるよう、与野党で知恵を結集しましょう。

 自由民主党がこの夏の参議院議員選挙で公約として掲げた給付金については、国民の皆様の御理解が得られなかったことから、実施しません。むしろ、物価高に関する国民の皆様の御懸念一つ一つに、丁寧に対策をとっていきます。

 まず、いわゆるガソリン税の暫定税率については、各党間の議論を踏まえ、今国会での廃止法案の成立を期します。軽油引取税の暫定税率も、早期の廃止を目指します。これらの廃止に伴い必要となる国及び地方自治体の安定財源を確保しつつ、廃止までの間も、補助金を活用することで、価格引下げに対応します。

 国民の皆様のいのちを守り、安心して必要なサービスを受けていただくためにも、赤字に苦しむ医療機関や介護施設への対応は待ったなしです。診療報酬・介護報酬については、賃上げ・物価高を適切に反映させていきますが、報酬改定の時期を待たず、経営の改善及び従業者の処遇改善につながる補助金を措置して、効果を前倒しします。

 加えて、国・地方自治体から民間への請負契約単価を、物価上昇等を踏まえて適切に見直します。

 コスト高から中小企業・小規模事業者を守ります。生産性向上支援、事業承継やM&Aの環境整備、更なる取引適正化等を通じ、賃上げと設備投資を強力に後押しします。自治体向けの重点支援地方交付金を拡充します。物価高の影響を受ける生活者や、賃上げ税制を活用できない中小企業・小規模事業者、さらには、農林水産業などを支援する推奨メニューを設け、地域の実状に合った的確な支援を速やかにお届けいたします。あわせて、寒さが厳しい冬の間の電気・ガス料金の支援も行います。

いわゆる103万円の壁については、これまでの政党間の協議を踏まえ、今年の年末調整では160万円まで対応することといたしますが、基礎控除を物価に連動した形で更に引き上げる税制措置について、真摯に議論を進めます。

 いわゆる高校の無償化・給食の無償化についても、これまで党派を超えて積み重ねてきた議論を踏まえ、制度設計の議論を進め、安定財源の確保とあわせて来年4月から実施します。この機会に、財政支援にとどまらず、日本の高校教育の在り方についても見直しを進めます。

 そして、税・社会保険料負担で苦しむ中・低所得者の負担を軽減し、所得に応じて手取りが増えるようにしなければなりません。早期に給付付き税額控除の制度設計に着手します。

 米国の関税措置に対しては、中小企業向けの資金繰り支援等、事業者の状況やニーズに応じた支援メニューを用意し、影響の緩和に万全を期します。

 

  大胆な「危機管理投資」による力強い経済成長

 

 中長期的には、日本経済のパイを大きくしていくことが重要です。我が国の課題を解決することに資する先端技術を開花させることで、日本経済の強い成長の実現を目指します。そのために、「日本成長戦略会議」を立ち上げます。

 この内閣における成長戦略の肝は、「危機管理投資」です。経済安全保障、食料安全保障、エネルギー安全保障、健康医療安全保障、国土強靱化対策などの様々なリスクや社会課題に対し、官民が手を携えて先手を打って行う戦略的な投資です。世界共通の課題解決に資する製品・サービス・インフラを提供できれば、更なる日本の成長につながります。未来への不安を希望に変え、経済の新たな成長を切り拓きます。

 AI・半導体、造船、量子、バイオ、航空・宇宙、サイバーセキュリティ等の戦略分野に対して、大胆な投資促進、国際展開支援、人材育成、スタートアップ振興、研究開発、産学連携、国際標準化といった多角的な観点からの総合支援策を講ずることで、官民の積極投資を引き出します。

 「世界で最もAIを開発・活用しやすい国」を目指して、データ連携等を通じ、AIをはじめとする新しいデジタル技術の研究開発及び産業化を加速させます。加えて、コンテンツ産業を含めたデジタル関連産業の海外展開を支援します。

 坂口志文さん、北川進さんのノーベル賞受賞をお祝い申し上げます。強い経済の基盤となるのは、優れた科学技術力であり、イノベーションを興すことのできる人材です。公教育の強化や大学改革を進めるとともに、科学技術・人材育成に資する戦略的支援を行い、「新技術立国」を目指します。

 そして、成長戦略を加速させるためには、金融の力が必要です。「資産運用立国」に向けた貯蓄から投資への取組の成果に基づき、金融を通じ、日本経済と地方経済の潜在力を解き放つための戦略を策定し、官民連携で取り組んでいきます。

 こうして日本の供給構造を強化し、世界の投資家が信頼を寄せる経済を実現することで、世界の資本が流れ込む好循環を生み出します。

 

  食料安全保障

 

 地域を活性化させ、食料安全保障を確保する観点から、農林水産業の振興が重要です。農業については、5年間の「農業構造転換集中対策期間」において別枠予算を確保します。世界トップレベルの植物工場、陸上養殖、衛星情報、AI解析、センサーなどの先端技術も活用し、輸出を促進し、稼げる農林水産業を創り出します。

 

  エネルギー安全保障

 

 国民生活及び国内産業を持続させ、更に立地競争力を強化していくために、エネルギーの安定的で安価な供給が不可欠です。特に、原子力やペロブスカイト太陽電池をはじめとする国産エネルギーは重要です。GX予算を用いながら、地域の理解や環境への配慮を前提に、脱炭素電源を最大限活用するとともに、光電融合技術等による徹底した省エネや燃料転換を進めます。また、次世代革新炉フュージョンエネルギーの早期の社会実装を目指します。

 こうした施策を直ちに具体化させてまいります。我が国の総力を挙げて、強い経済を実現していこうではありませんか。

 

  令和の国土強靱化対策

 

 日本は世界有数の災害大国です。南海トラフ地震、首都直下地震等の巨大災害に対する事前防災、そして発生してしまった災害の応急対策、復旧・復興は、国として対応すべき最優先課題です。

 防災体制の抜本的強化を図るべく、来年度の防災庁の設立に向け、準備を加速します。あわせて、国・自治体によるシミュレーションによりリスクを総点検し、デジタル技術や衛星情報、電磁波、ドローン等も活用しながら、防災インフラ、老朽化したインフラの整備・保全をはじめ、ハード・ソフトの両面で、事前防災・予防保全を徹底します。

 自然災害の頻発化・激甚化に対し、予測技術の向上等を踏まえ、洪水の特別警報や高潮の共同予報・警報を新たに実施する制度改正を行います。

 首都の危機管理機能のバックアップ体制を構築し、首都機能分散及び多極分散型経済圏を形成する観点から、首都及び副首都の責務と機能に関する検討を急ぎます。

 「福島の復興なくして、東北の復興なし。東北の復興なくして、日本の再生なし」。被災者の皆様の生活や産業・生業の再建、福島イノベーション・コースト構想の推進等に取り組みます。能登半島地震からもうすぐ2年。そして、復興中の奥能登を襲った豪雨から1年が経ちました。能登の賑わいと笑顔を一日も早く取り戻すため、インフラの復旧を急ぐとともに、被災者の皆様の生活支援や生業再建、伝統産業の復興も進めます。

 

  健康医療安全保障

 

 国民の皆様のいのちと健康を守ることは、重要な安全保障です。

 人口減少・少子高齢化を乗り切るためには、社会保障制度における給付と負担の在り方について、国民的議論が必要です。超党派かつ有識者も交えた国民会議を設置し、給付付き税額控除の制度設計を含めた税と社会保障の一体改革について議論してまいります。野党の皆様にも御参加いただき、共に議論を進めてまいりましょう。

 これまでの政党間合意も踏まえ、OTC類似薬を含む薬剤自己負担の見直しや、電子カルテを含む医療機関の電子化、データヘルス等を通じた効率的で質の高い医療の実現等について、迅速に検討を進めます

 高齢化に対応した医療体制の再構築も必要です。入院だけでなく、外来・在宅医療や介護との連携を含む新しい地域医療構想を策定するとともに、地域での協議を促します。加えて、医師の偏在是正に向けた総合的な対策を講じます。あわせて、新たな地域医療構想に向けた病床の適正化を進めます。

 こうした社会保障制度改革を進めていく中で、現役世代の保険料負担を抑えます。当面の対応が急がれるテーマについては、早急に議論を進めます。

 また、「攻めの予防医療」を徹底し、健康寿命の延伸を図り、皆が元気に活躍し、社会保障の担い手となっていただけるように取り組みます。特に、性差に由来した健康課題への対応を加速します。私は長年、女性の生涯にわたる健康の課題に取り組んでまいりましたが、昨年、「女性の健康総合センター」が設立されました。本センターを司令塔に、女性特有の疾患について、診療拠点の整備や研究、人材育成等に取り組むなど、その成果を全国に広げてまいります。

  地方と暮らしを守る

 地域未来戦略

 「事を論ずるには、当(まさ)に己れの地、己れの身より見(けん)を起こすべし、乃(すなわ)ち着実と為す」

 吉田松陰先生の言葉のとおり、地方の活力は、すなわち日本の活力であることを、身をもって知っております。地方が持つ伸び代を活かし、そこに暮らす住民の皆様の暮らしと安全を守ってまいります。

 国による一歩前に出た支援の結果、TSMCが進出した熊本県、ラピダスが立地した北海道では、関連する投資が誘発され、様々な経済効果が現れ始めています。こうした事例を、全国各地に次々と生み出していこうではありませんか。

 地域を超えたビジネス展開を図る中堅企業を支援し、大胆な投資促進策とインフラ整備を一体的に講ずることで、地方に大規模な投資を呼び込み、地域ごとに産業クラスターを戦略的に形成していくことで、「地域未来戦略」を推進します。

 テクノロジーや地域資源を活用した付加価値の創出・地域外へのビジネス展開支援、二地域居住を含む関係人口創出、稼げる農林水産業の創出等を通じて、農山漁村・中山間地域をはじめ地方に活力を取り戻します。

 また、若者や女性を含めて、地方に住み続けられるようにします。そのためには、質の高い教育をはじめ、必要な行政サービスを受けられるようにする必要があります。税源の偏在性が小さく税収が安定的な地方税体系の構築に向けて取り組みます。

人口政策・外国人対策

 日本の最大の問題は人口減少であるとの認識に立ち、子供・子育て政策を含む人口減少対策を検討していく体制を構築します。

 人口減少に伴う人手不足の状況において、外国人材を必要とする分野があることは事実です。インバウンド観光も重要です。

 しかし、一部の外国人による違法行為やルールからの逸脱に対し、国民の皆様が不安や不公平を感じる状況が生じていることも、また事実です。 排外主義とは一線を画しますが、こうした行為には、政府として毅然と対応します。政府の司令塔機能を強化し、既存のルールの遵守を求めるとともに、土地取得等のルールのあり方についても検討を進めてまいります。そのため、新たに担当大臣を置きました。

 治安・安全の確保

 インターネットを悪用した新たな犯罪行為等にも、法規制の強化をはじめとして、厳正に対応していきます。

 「国民を詐欺から守るための総合対策2.0」に掲げられた取組を着実に実施するとともに、法制度を含めた必要な検討を加速し、いわゆるトクリュウの撲滅を目指します。

 新たな技術を悪用したストーカー行為等や配偶者からの暴力の被害を防止するため、法規制を強化します。

 規制の強化に加え、法制度の時代に即した見直しも進めてまいります。再犯防止のために重要な保護司について、安全確保策の充実を図るなど、制度の持続可能性を高めるための措置を講じます。また、確定した刑事裁判をやり直す再審制度の見直しについて検討を進めます。

 

  外交・安全保障

 

 我々が慣れ親しんだ自由で開かれた安定的な国際秩序は、パワーバランスの歴史的変化と地政学的競争の激化に伴い、大きく揺らいでいます。

 同時に、我が国周辺では、いずれも隣国である、中国、北朝鮮、ロシアの軍事的動向等が深刻な懸念となっています。

 こうした国際情勢の下、世界の真ん中で咲き誇る日本外交を取り戻します。

 日米同盟は日本の外交・安全保障政策の基軸です。日米両国が直面する課題に対し、しっかりと連携し、日米同盟の抑止力・対処力を高めていきます。私自身、トランプ大統領が訪日される機会にお会いし、首脳同士の信頼関係を構築しつつ、日米関係を更なる高みに引き上げてまいります。また、日米同盟を基軸とし、日米韓、日米フィリピン、日米豪印等の多角的な安全保障協議も深めてまいります。

 在日米軍の円滑な駐留のためには、地元を含む国民の皆様の御理解と御協力を得ることが不可欠です。沖縄県を含む基地負担軽減に引き続き取り組みます。普天間飛行場の一日も早い全面返還を目指し、辺野古への移設工事を進めます。また、強い沖縄経済を作ります。

 「自由で開かれたインド太平洋」を、外交の柱として引き続き力強く推進し、時代に合わせて進化させていくとともに、そのビジョンの下で、基本的価値を共有する同志国やグローバルサウス諸国との連携強化に取り組みます。

 いわゆるCPTPPについて、戦略的観点から、締約国の拡大に努めます。

 重要な隣国である韓国とは、首脳間の対話を通じ、関係強化を図りたいと考えます。

 ASEAN諸国との今後の更なる関係強化も進めていきます。

 中国は、日本にとって重要な隣国であり、建設的かつ安定的な関係を構築していく必要があります。他方、日中間には、経済安全保障を含む安全保障上の懸念事項が存在することも事実です。日中首脳同士で率直に対話を重ね、「戦略的互恵関係」を包括的に推進していきます。

 北朝鮮による核・ミサイル開発は断じて容認できません。また、被害者や御家族が御高齢となる中で、拉致問題はこの内閣の最重要課題です。全ての拉致被害者の一日も早い御帰国を実現するために、あらゆる手段を尽くして取り組んでまいります。

 ロシアによるウクライナ侵略について、力による一方的な現状変更の試みを許してはなりません。日露関係は厳しい状況にありますが、日本政府の方針は、領土問題を解決し、平和条約を締結することです。

 2022年12月の国家安全保障戦略をはじめとする「三文書」の策定以降、新しい戦い方の顕在化など、様々な安全保障環境の変化も見られます。我が国として主体的に防衛力の抜本的強化を進めることが必要です。このため、国家安全保障戦略に定める「対GDP比2%水準」について、補正予算と合わせて、今年度中に前倒して措置を講じます。また、来年中に「三文書」を改定することを目指し、検討を開始します。防衛力そのものである防衛生産基盤・技術基盤の強化、防衛力の中核である自衛官の処遇改善にも努めます。h

 

  憲法改正・皇室典範改正・昭和100周年

 

 憲法改正について、私が総理として在任している間に国会による発議を実現していただくため、憲法審査会における党派を超えた建設的な議論が加速するとともに、国民の皆様の間での積極的な議論が深まっていくことを期待します。

 また、安定的な皇位継承等の在り方に関する各党各会派の議論が深まり、皇室典範の改正につながることを期待しています。

 今年は昭和100年、来年は昭和100周年に当たります。昭和は、戦争、終戦、復興、高度経済成長といった、未曾有の変革を経験した時代です。記念式典等の関連施策を通じ、この機会を国家的な節目と捉え、先人の叡智と努力に学ぶとともに、平和の誓いを継承し、国際社会の安定と繁栄への貢献につなげる機会としたいと思います。

 

 以上、ここに述べました所信に則り、必ずや、日本列島を強く豊かに、日本を再び世界の高みに押し上げてまいります。

 「事独り断(さだ)む可(べ)からず。必ず衆(もろとも)と与(とも)に宜(よろ)しく論(あげつら)ふ可(べ)し」

 古来より、我が国においては衆議が重視されてきました。政治とは、独断ではなく、共に語り、共に悩み、共に決める営みです。私は、国家国民のため、各党の皆様と真摯に向き合い、未来を築いてまいります。

 どうか皆様、共に日本の新たな一歩を踏み出しましょう。

 御清聴ありがとうございました。

 

 【感想】

 

 全体的に感じるのは強い経済、技術、食料、エネルギー政策は力強い政策が謳われているので結果として豊かな日本を取り戻すとともにさらなる防衛力強化を目指しているのがよくわかる

 

 維新との政策合意内容が網羅的に織り込まれていないことから当面は野党との争点としたくない項目を除いたようだ

 

 例えば消費税減税、国家情報局やスパイ防止法、夫婦別姓、政府効率化局など

 

 当面はこれらに関して国会で審議する予定はないと見た方が良いし、特に議員定数削減は物価高対策(ガソリン税、軽油税、103万円の壁、高校無償化、電気・ガス料金の補助など)を優先するためと思われる

 

 また、議員定数削減や企業団体献金規制に関しては国会の問題で内閣としては触れない前提のようだ

 

 とんかく、臨時国会が上手く運ぶことを祈る

 

 自民維新連立合意書について

 

 

自民党と日本維新の会が20日に交わした「連立政権合意書」の全文は次の通り。

 

自民党および日本維新の会は、わが国が内外ともにかつてなく厳しい状況にある中、国家観を共有し、立場を乗り越えて安定した政権を作り上げ、国難を突破し、「日本再起」を図ることが何よりも重要であるという判断に立ち、「日本の底力」を信じ、全面的に協力し合うことを決断した。

 戦後最も厳しく複雑な国際安全保障環境を乗り越えるためには、日本列島を強く豊かにし、誇りある「自立する国家」としての歩みを進める内政および外政政策を推進せねばならない。

わが国は、「自立する国家」として、日米同盟を基軸に、極東の戦略的安定を支え、世界の安全保障に貢献する。わが国には、そのような覚悟に加え、安全保障環境の変化に即応し、「国民をどう守るか」「わが国の平和と独立をどう守るか」というリアリズムに立った視座が不可欠である。両党は、このリアリズムに基づく国際政治観および安全保障観を共有する。

また、両党は、国民の生活が経済成長によって向上されることの認識を共有する。そのために、責任ある積極財政に基づく効果的な官民の投資拡大を進めつつ、肥大化する非効率な政府の在り方の見直しを通じた歳出改革を徹底することによって、社会の課題を解決することを目指す。

戦後80年にわたり、国のかたちを作り上げる過程で積み残してきた宿題を解決すると同時に、冷戦後の30年の厳しい経済状況を乗り越え、国民生活を向上させる過程で積み残してきた宿題を解決するための改革が急務である。

そのための方策として、国民に寄り添った経済対策などの速やかな実現に加え、憲法改正や安全保障改革、社会保障改革、統治機構改革を含む中長期にわたる日本社会の発展の基盤となる構造改革の推進について、本合意に至った。

これらの政策の実現には、できるだけ幅広い賛同を得ることが重要であり、他党とも真摯(しんし)な議論を重ねていくことは言うまでもないが、本合意書の内容を精緻化するため、両党による実務者協議体を設置し、確実な履行を図ることとする。

また、本合意書の内容を実現するため、2025年臨時国会における内閣総理大臣指名選挙の連携に基づく協力を誓い、連立政権を樹立する。

一、経済財政関連施策

ガソリン税の旧暫定税率廃止法案を25年臨時国会中に成立させる。

電気ガス料金補助をはじめとする物価対策を早急に取りまとめ、25年臨時国会において補正予算を成立させる。

▽インフレ対応型の経済政策に移行するために必要な総合的対策を、早急に取りまとめ、実行に移す。とりわけ、所得税の基礎控除などをインフレの進展に応じて見直す制度設計については、25年内をめどに取りまとめる。給付付き税額控除の導入につき、早急に制度設計を進め、その実現を図る。

租税特別措置および高額補助金について総点検を行い、政策効果の低いものは廃止する。そのための事務を行う主体として政府効率化局(仮称)を設置する。

飲食料品については、2年間に限り消費税の対象としないことも視野に、法制化につき検討を行う。

▽子どもや住民税非課税世帯の大人には一人4万円、その他の人たちには一人2万円を給付するという政策は行わないものとする。

二、社会保障政策

▽「OTC類似薬」を含む薬剤自己負担の見直し、金融所得の反映などの応能負担の徹底など、25年通常国会で締結したいわゆる「医療法に関する3党合意書」および「骨太方針に関する3党合意書」に記載されている医療制度改革の具体的な制度設計を25年度中に実現しつつ、社会保障全体の改革を推進することで、現役世代の保険料率の上昇を止め、引き下げていくことを目指す。

▽社会保障関係費の急激な増加に対する危機感と、現役世代を中心とした過度な負担上昇に対する問題意識を共有し、この現状を打破するための抜本的な改革を目指して、25年通常国会より実施されている社会保障改革に関する合意を引き継ぎ、社会保障改革に関する両党の協議体を定期開催するものとする。

▽25年度中に、以下を含む社会保障改革項目に関する具体的な骨子について合意し、26年度中に具体的な制度設計を行い、順次実行する。

(1)保険財政健全化策推進(インフレ下での医療給付費の在り方と、現役世代の保険料負担抑制との整合性を図るための制度的対応)

(2)医療介護分野における保険者の権限および機能の強化並びに都道府県の役割強化(①保険者の再編統合②医療介護保険システムの全国統合プラットフォームの構築③介護保険サービスにかかる基盤整備の責任主体を都道府県とするなど)

(3)病院機能の強化、創薬機能の強化、患者の声の反映およびデータに基づく制度設計を実現するための中央社会保険医療協議会の改革

(4)医療費窓口負担に関する年齢によらない真に公平な応能負担の実現

(5)年齢にかかわらず働き続けることが可能な社会を実現するための「高齢者」の定義見直し

(6)人口減少下でも地方の医療介護サービスが持続的に提供されるための制度設計

(7)国民皆保険制度の中核を守るための公的保険の在り方および民間保険の活用に関する検討

(8)大学病院機能の強化(教育、研究および臨床を行う医療従事者として適切な給与体系の構築など)

(9)高度機能医療を担う病院の経営安定化と従事者の処遇改善(診療報酬体系の抜本的見直し)

(10)配偶者の社会保険加入率上昇および生涯非婚率上昇などをも踏まえた第3号被保険者制度などの見直し

(11)医療の費用対効果分析にかかる指標の確立

(12)医療機関の収益構造の増強および経営の安定化を図るための医療機関の営利事業の在り方の見直し

(13)医療機関における高度医療機器および設備の更新などにかかる現在の消費税負担の在り方の見直し

▽昨今の物価高騰に伴う病院および介護施設の厳しい経営状況に鑑み、病院および介護施設の経営状況を好転させるための施策を実行する。

三、皇室・憲法改正・家族制度など

▽古来例外なく男系継承が維持されてきたことの重みを踏まえ、現状の継承順位を変更しないことを前提とし、安定的な皇位継承のため、皇室の歴史に整合的かつ現実的である「皇族には認められていない養子縁組を可能とし、皇統に属する男系の男子を皇族とする」案を第一優先として、26年通常国会における皇室典範の改正を目指す。

▽日本維新の会の提言「21世紀の国防構想と憲法改正」を踏まえ、憲法9条改正に関する両党の条文起草協議会を設置する。設置時期は、25年臨時国会中とする。

▽緊急事態条項(国会機能維持および緊急政令)について憲法改正を実現すべく、25年臨時国会中に両党の条文起草協議会を設置し、26年度中に条文案の国会提出を目指す。

▽可及的速やかに、衆参両院の憲法審査会に条文起草委員会を常設する。

▽憲法改正の発議のために整備が必要な制度(例=国民投票広報協議会の組織および所掌事務などにかかる組織法ならびにCM規制およびネット規制などにかかる作用法など)について制度設計を行う。

▽戸籍制度および同一戸籍・同一氏の原則を維持しながら、社会生活のあらゆる場面で旧姓使用に法的効力を与える制度を創設する。そのために、旧姓の通称使用の法制化法案を26年通常国会に提出し、成立を目指す。

▽26年通常国会において、「日本国国章損壊罪」を制定し、「外国国章損壊罪」のみ存在する矛盾を是正する。

四、外交・安全保障

▽戦後最も厳しく複雑な戦略環境の変化に伴い、戦略3文書を前倒しで改定する。

▽国際社会における平和を構築する新たな外交手段を涵養(かんよう)する観点から、25年度中に、外務省に和平調停にかかる部署を創設する。

▽わが国の抑止力の大幅な強化を行うため、スタンド・オフ防衛能力の整備を加速化する観点から、反撃能力を持つ長射程ミサイルなどの整備および陸上展開先の着実な進展を行うと同時に、長射程のミサイルを搭載し長距離・長期間の移動や潜航を可能とする次世代の動力を活用したVLS搭載潜水艦の保有にかかる政策を推進する。

▽自衛隊の運用にかかる組織の効率化および統合作戦司令部の一元的指揮統制の強化のため、自衛隊の区域統合および中間結節点の簡素化などを着実に実施する。

▽防衛生産・技術基盤を強化する観点から、26年通常国会において「防衛装備移転三原則の運用指針」の5類型を撤廃し、防衛産業にかかる国営工廠(こうしょう)および国有施設民間操業に関する施策を推進する。

▽自衛官の採用状況に関する深刻な情勢に対する危機感と、処遇改善を含む人的基盤の抜本的強化、自衛官の自衛官たる矜持(きょうじ)を向上するための施策の必要性を共有し、現下の状況を打破するための抜本的な改革を目指して、自衛官の恩給制度の創設を検討する。また、現在の自衛隊の「階級」「服制」および「職種」などの国際標準化を26年度中に実行する。

五、インテリジェンス政策

▽わが国のインテリジェンス機能が脆弱(ぜいじゃく)であり、インテリジェンスに関する国家機能の強化が急務であるという認識を共有し、総合的なインテリジェンス改革について協議し、合意した施策について実行する。

▽26年通常国会において、内閣情報調査室および内閣情報官を格上げし、「国家情報局および「国家情報局長」を創設する。安全保障領域における政策部門および情報部門を同列とするため、「国家情報局」および「国家情報局長」は、「国家安全保障局」および「国家安全保障局長」と同格とする。

▽現在の「内閣情報会議」(閣議決定事項)を発展的に解消し、26年通常国会において、「国家情報会議」を設置する法律を制定する。

▽27年度末までに独立した対外情報庁(仮称)を創設する。

▽情報要員を組織的に養成するため、27年度末までに、インテリジェンス・コミュニティー横断的(省庁横断的)な情報要員(インテリジェンス・オフィサー)養成機関を創設する。

インテリジェンス・スパイ防止関連法制(基本法、外国代理人登録法およびロビー活動公開法など)について25年に検討を開始し、速やかに法案を策定し成立させる。

六、エネルギー政策

▽電力需要の増大を踏まえ、安全性確保を大前提に原子力発電所の再稼働を進める。また、次世代革新炉および核融合炉の開発を加速化する。地熱などわが国に優位性のある再生可能エネルギーの開発を推進する。

国産海洋資源開発(エネルギー資源および鉱物資源)を加速化する。

七、食料安全保障・国土政策

▽食料の安定供給確保が、国民の生存に不可欠であることの認識を共有し、全ての田畑を有効活用する環境を整え、厳しい気候に耐え得る施設型食料生産設備(いわゆる植物工場および陸上養殖など)への大型投資を実現する。

▽わが国が古来より育んできた美しい国土を保全する重要性を確認し、森林伐採や不適切な開発による環境破壊および災害リスクを抑制し、適切な土地利用および維持管理を行う観点から、26年通常国会において、大規模太陽光発電所(メガソーラー)を法的に規制する施策を実行する。

八、経済安全保障政策

南西諸島における海底ケーブルの強靱(きょうじん)性を強化するための施策を推進する。

九、人口政策および外国人政策

▽わが国最大の問題は人口減少という認識に立ち、25年臨時国会中に、政府に人口減少対策本部(仮称)を立ち上げ、子ども子育て政策を含む抜本的かつ強力な人口減少対策を検討、実行する。

▽ルールや法律を守れない外国人に対しては厳しく対応することが、日本社会になじみ貢献している外国人にとっても重要という考えに基づき、以下の対策を講じる。

(1)内閣における司令塔を強化し、担当大臣を置く。

(2)外国人比率が高くなった場合の社会との摩擦の観点からの在留外国人に関する量的マネジメントを含め、外国人の受け入れに関する数値目標や基本方針を明記した「人口戦略」を26年度中に策定する。

(3)外国人に関する違法行為への対応と制度基盤を強化する。

(4)外国人に関する制度の誤用・乱用・悪用への対応を強化する。

▽26年通常国会で、対日外国投資委員会(日本版CFIUS)の創設を目指す。また、26年通常国会で、外国人および外国資本による土地取得規制を強化する法案を策定する。

十、教育政策

▽いわゆる高校無償化を26年4月から実施するため、残る課題について、25年10月中に合意し、制度設計を確定させる。

▽小学校給食無償化を26年4月から実施するため、残る課題について整理し、制度設計を確定させる。

▽25年通常国会で締結した「3党合意」における保育料負担軽減をはじめ、子育て支援施策の大幅な拡充を実現する。

▽25年通常国会で締結した「3党合意」の通り、高校教育改革のグランドデザインを策定し、全国での教育機会確保と教育の質の向上を実現する。

▽人口減少に伴い、大学数および規模の適正化を図ることを目指す。

▽科学技術創造立国の礎となる基礎研究について、十分な研究費を確保するため、科研費を大幅に拡充する。

十一、統治機構改革

首都の危機管理機能のバックアップ体制を構築し、首都機能分散および多極分散型経済圏を形成する観点から、25年臨時国会中に、両党による協議体を設置し、首都および副首都の責務および機能を整理した上で、早急に検討を行い、26年通常国会で法案を成立させる。

十二、政治改革

▽企業団体献金の取り扱いについては、自民党は「禁止より公開」、日本維新の会は「完全廃止」を主張してきた。特定の企業団体による多額の献金が政策の意思決定をゆがめるのではないかという懸念を払拭し、国民に信頼される政治資金の在り方を追求し、そのための制度改革が必要であるとの課題意識は共有しつつも、現時点で最終結論を得るまでに至っていない。そこで、両党で、企業団体からの献金、政治団体からの献金、受け手の規制、金額上限規制、機関誌などによる政党の事業収益および公開の在り方などを含め、政党の資金調達の在り方について議論する協議体を25年臨時国会中に設置するとともに、第三者委員会において検討を加え、高市総裁の任期中に結論を得る。

▽政党におけるガバナンスを明確化するため、政党法について検討を進める。

1割を目標に衆院議員定数を削減するため、25年臨時国会において議員立法案を提出し、成立を目指す。

▽時代に合った選挙制度を確立するため、両党は衆院議院運営委員会に設置された「衆議院選挙制度に関する協議会」などあらゆる場で議論を主導し、小選挙区比例代表並立制の廃止や中選挙区制の導入なども含め検討する。そのため、25年度中に、両党による協議体を設置する。

右記以外の政策については、両党間で誠心誠意協議するものとする。

〔時事〕

 

 【感想】

 「日本再起」「日本の底力」「自立する国家」

  戦後レジームから脱却をイメージしている

 1.経済財政ー政府効率化局の創設

 3.皇位継承ー養子縁組を第一優先で皇室典範改正

    憲法改正ー条文起草協議会を設置

 4.安全保障ー原潜開発または保有や国営工廠の推進

 5.インテリジェンス政策ー国家情報局の創設と情報要員の育成

 6.エネルギー政策ー次世代革新炉と核融合炉、地熱、国産海洋資源の開発

 7.施設型食糧生産設備への大型投資

  などが合意されていることに着目

 

 これを公明党との連立では主要政策として謳うことはできなかったと考えれば画期的なことである

 

 仮に高市総裁単独主導での政策展開では

 自民党内の反対勢力の抵抗が強く

 足を引っ張られていただろうが

 維新との連立合意政策の履行となれば最高の武器となる

 

 高市政権がこれから確実に邁進する上で力強い味方ができたとも言えるので長期に安定した政権になる可能性は高い

 

 また、トランプ大統領との信頼関係構築が上手くいけば尚更である

 

 令和維新なるか?

 

 

 いよいよ、明後日の21日に高市早苗総理の誕生が確定的となった

 

 本当ならば昨年の10月に誕生するはずだった

 

 ところが、中国と公明党の認知戦で阻止されたのである

 

 日本の停滞はこの公明党の存在が大きく関わっていたと言える

 

 特にここ最近の公明党による国交大臣の指定席独占や各法案の骨抜きなど顕著に表れている

 

 たとえば海上保安庁の中国や韓国などへの対応の鈍さ、交通や観光関連施設の外国語表記の氾濫、中国人による土地購入、憲法改正、外国人問題などありとあらゆる面で改善の阻害要因となっている

 

 また、高市総裁への連立条件の提示内容もすっかり中国よりでさらに自民党の弱体化のための企業団体献金規制などである

 

 特に高市潰しを目的とした一方的な連立離脱はまさに中国と創価学会と連携する公明党の陰謀とも言える歴史的出来事だ

 

 その空いた枠に国民民主ではなく、維新が入り込んで来たことは幸運と言うしかない

 

 もし仮に小泉進次郎が総裁になっていれば公明党の連立解消はな買ったので維新との連立はうまく行ったかどうかわらない

 

 自民と維新と公明の三党連立の具体的協議に入れば確実に公明と維新は対立して破断しただろう

 

 仮に菅元総理がパイプ役であっても無理だったと思われる

 

 しかし、今回公明党が抜けたことで連立協議はスムーズに運んでいるようだ

 

 もし、これで政策協議が合意すれば自民と維新の連立となり、高市総理が誕生する

 

 戦後レジームから脱却する最高の機会であり、その機会を招いたのが日本維新の会と大阪維新の会であるならばまさに「令和維新」の始まりとなる

 

 

 

 日本初女性総理は誕生するのか!

 

 

 2025年10月某日 初女性総理は誕生する日はあるのだろうか

 

 2025年9月22日の告示日に出馬するのは5人だろうか

 もしかすると青山議員が出馬するかもしれない

 

 10月4日に295人の議員票と295人の党員算定票の総数の過半数296票以上を獲得すれば総裁になる

 

 高市氏が

 議員票で100〜140票(34%〜47%)

 党員票で196〜156票(66%〜53%)

 を獲得すればあり得るのだ

 

 <事例>公選1回目当選時の党員算定票の得票率

 2003年 小泉純一郎 68% 他3名

 2006年 安倍晋三 66%  他2名

 2009年 谷垣禎一 60%  他2名

 2018年 安倍晋三 55%  他1名

 

 過去の事例からすると1回目で決着した場合の候補者数は最大4名

 

 今回の総裁選で高市氏が1回目の投票で議員票と党員票で過半数を獲得する可能性はゼロではない

 

 なぜならば

 ①農協と郵便局の全国団体は(父)郵政民営化と(息子)農協改革化が親子で似ていて警戒しているからだ

 ②高市氏はこれまでの閣僚としての実績や露出で地方党員へ認知度は確実に伸びている

 ③自民党の選挙敗因は保守層の一時的離脱の影響が大きいが党員資格は温存しており、近年の新規党員は

青山氏や高市氏の事務所を通じての入党者も多い

 ④前回都市部は高市が優勢で今回は地方遊説積極的な活動などで高市支持者は確実に増加している

 ⑤今回の石破おろしはリベラル色強い政権及び政策への否定からであり、リベラル継承で偽装保守の小泉氏を支持する議員はかなり少ない可能性がある

 ただし、マスコミや財務省などは小泉推しが顕著でこれに惑わされる議員もおり油断はできない

 

 これから2週間の選挙期間でいろいろな動きが情勢や世論などを左右するので投票当日まで目が離せない状況が続くだろう

 

 ただ、日本に初めて女性総理が誕生することの意義は大きくとにかく誕生させるべきである

 

 

 総裁は誰に

 

 

 2025年10月4日に自由民主党の新しい総裁が決まる予定だ

 

 すでに9月22日の総裁選挙公示前に5人の候補の名前がテレビ、新聞、ネットで取り上げられてフィーバー状態だ

 

 フルスペックで行われる今回の選挙期間は12日間と短く、昨年度の9月12日公示、27日投票と15日間と3日長い

 

 それでもフルスペックの総裁選挙で行われる意義は大きい

 

 昨年の首班指名選挙は総裁選出の4日後10月1日でしたから今回も同じだとるすると10月8日で首班指名選挙が出来る可能性がある

 

 <フルスペック総裁選のメリット>

 ①105万人党員の投票が議員票と同等で議員票への影響もでる

 ②党員以外も各候補の公約や政策が論戦を観戦できる

 ③選挙期間中に世論を巻き込み各候補への支持率動向がわかる

 ④日本中が新総裁への期待感で高揚する

 

 <前回と今回の相違点>

 ①衆院と同じ参院でも少数与党で自公合わせても過半数割れの状態

 ②自民党議員総数が368人から295人と減っている

 ③総裁立候補者数 9人から5人前後の見通し

 

 石破政権の3連敗の原因が何かいろいろな要因があるが物価対策の不作為が主因であることは確かだ

 

 総裁選で明確な減税策が打ち出せるかどうかで党員票は大きく影響を受けるだろう

 

 財務省に忖度するような緊縮財政を基調とする経済再建策では党員にも国民にも響かないだろう

 

 さらに夫婦別姓や外国人共生、皇位継承、憲法改正などに関する問題意識と対応方針、野党との連携や連立の方向性が問われるだろう

 

 これまでの総裁総理に相応しい人気順では高市リードが多いようだ

ただ、マスコミの小泉推しは絶賛と偏向だらけ

 

 すでに麻生氏は高市推しを宣言し、一気に態勢を決めるつもりだ

 

 党員票や世論の動向で議員含めて雪崩を打って高市氏への支持が集中する可能性がある

 

 今回の流れはトランプ大統領の反グローバル的な国家保守主義の中で行われる総裁選だ

 

 アメリカ第一主義(MAGA:メイク・アメリカ・グレート・アゲイン)と同じく、「日本列島を強く豊かに」をスローガンに掲げる高市氏が同じように国家保護主義的な姿勢を国民から共感を得ることができるかだ

 

 特に中国や韓国の日本に対する内政干渉は近年目に余るほどエスカレートしている 

 

 スパイ防止法や中国の土地購入問題、外国人移民共生問題などの日本の主権維持への堅固な体制構築

 

 将来に向けた国防力の整備、経済成長への積極的な投資促進、エレルギー問題への取り組み核融合炉実用化開発、海底資源開発、食料自給率向上の農業改革、漁業養殖増産や養殖種拡大、林業の復活による国土保全など

国家安全保障全般に向けた国策を徹底推進する政策を確実に進めることができる総理総裁が必要な時代だ

 

 世界的な安全保障の枠組みで周辺国との防衛や経済関係の連携強化などもますます重要な局面を迎える中でしっかりとした外交政策と外交力を発揮できる体制と人材は欠かせない

 

 他にも働き世代の所得停滞、少子化やに伴う人口減少や高齢者増加、年金問題など山積みする課題がある

 

 このように考えれば自ずと誰が総裁にふさわしいかなど考えるまでもなく、現時点で出馬予定の候補者で選択するならば高市氏が適任であると冷静な市民は誰でもそう判断するだろう

 

 小泉氏は農協も少し疑義を感じているし、メガソーラーなど再生エネルギー政策や外国人労働者や解雇規制などで不安な一面が多く、党員票の獲得は捗々しくないはずだ

 

 したがって、10月4日の投票日には一回で高市総裁が誕生すると思いたい 

 

 だが、ここに来て自民党内で変な動きが始まった

 

 つまり、高市政権を阻止したい財務省が主導し、小泉氏のリベラル色を封印させ、夫婦別姓については保留する約束で加藤財務大臣が選対委員長として小泉支援に動いているのだ

 

 つまり、高市グループ以外の保守勢力はリベラル主勢力に条件付きで結束したようなので高市VS小泉決選投票になれば小泉、林、小林、茂木で結束する裏取引がすでにできているようなのだ

 

 このまま行けば高市氏が党員票でリードして1位になっても過半数確保は難しいことになる

 

 まだ、投票日まで2週間、世論の動向変化に期待するしかないだろう

 

 臨時総裁選は実施前に総裁を辞任させるべき

 

 

 8月25日の日テレの調査では賛成120人、反対41人から今回8月31日の読売新聞では賛成120人、反対32人と反対を明言する議員の人数が9人も減った

 

 記名方式が決定する前と後で反対が減っているのが記名し賛成する議員の決意は変わっていない

 

 これはすでに以前に両院議員総会の開催要求に署名した人が120名あったことと符合するのでこの120人には記名・公表での脅しはすでに効かないことを物語っている

 

 態度未定の日和見議員は確かに多いがこれは9月2日の総括で執行部がどのような責任の取り方を表明するのかで判断するつもりだろう

 

 8月29日の総括まとめ会議では執行部の責任ついて言及しない方針のようだがこれは完全に総裁選前倒しを誘発するまとめ案でしかない

 

 前回の6条4項への移管劇も森山幹事長を中心に仕掛けた話だとすればこの総括の内容の取りまとめは森山幹事長の匙加減でどのようにも表現できることになる

 

 つまり、森山幹事長は既に辞任を決めていて、石破総理の自発的退陣を促す仕掛けを丁寧に用意しているがなかなか本人は裸の王様でその配慮に気付こうとしない

 

 その意味で9月2日はもしかすると総裁以外の執行部役員は全員で辞任表明を考えているはずだ

 

 そこで石破総裁がどうのような行動に出るのか誰も予測はつかないが少なくとも石破総裁とこれ以上の非常識な行動を共にする執行部役員はいないと思われる

 

 だからと言って解散総選挙だと叫んでも臨時国会まで内閣も大臣、副大臣、政務官らの辞任表明で機能しない状態となる

 

 地獄絵図のような無政府状態に陥ることは明らかでその前に自民党は内部で石破総理に詰め寄って羽交締めしてでも辞任表明と総裁選実施を承諾させると思う

 

 こんなことになる前に総理経験者の麻生氏、岸田氏、菅氏の3人は明日から9月8日までに石破総裁に辞任を説得する必要があるし、そうでなければ政治空白どころか政治混乱を生む

 

 ウクライナ和平はなるか

2025年8月15日

 

 ◇2014年3月 

 クリミア共和国独立でロシア連邦に編入(承認国は6ヶ国)

 ◇2022年2月21日 

 ウクライナ東部のドネツク州とルガンスク州を国家承認しロシア連邦に2州を編入宣言

 ◇2022年2月24日

 ロシア軍がウクライナに軍事侵攻開始

 ◇2022年9月29日

 ウクライナの南東部ザポリージャ州と南部ヘルソン州を国家承認し

 4州を併合宣言

 ◇2025年2月28日

 ゼレンスキー大統領とトランプ大統領の首脳会談で鉱物資源の権益をめぐる合意文書への署名で喧嘩

 ◇2025年5月16日

 ウクライナとロシアの停戦直接交渉始まる

 ◇2025年6月1日

 ウクライナによる蜘蛛の巣作戦でロシア空軍基地への無人機攻撃で大量の爆撃機を破壊

 ◇2025年8月15日

 プーチン大統領とトランプ大統領の首脳会談

 東部2州の割譲による和平案と根本原因の除去

 ◇2025年8月18日

 ゼレンスキー大統領とトランプ大統領の首脳会談予定

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 トランプ大統領はウクライナよりロシアを選んだようだ

 最終的には和平について、ウクライナ自身が判断するよう責任転嫁したとも思える

 もともと欧米などが仕掛けた面もあり軍事支援から手を引きたいようだ

 

 ロシアの言う根本原因の除去とは何か、

 NATO東方進出の凍結及びウクライナのNATO不参加宣言とゼレンスキー大統領の交代である

 

 たぶん、8月18日の会談は物別れに終わる可能性が高い

 

 ロシアは和平条件で決して領土割譲で妥協しないだろうし、同じくウクライナも同じで妥協しないだろうからトランプ大統領は匙を投げる結果となる

 

 欧州各国は軍事支援続けると宣言しているが米国が抜けた途端にトーンダウンする

 

 米国の軍事支援が滞ればウクライナは苦境に陥る可能性がある

 

 ウクライナの問題はレーニンの時代まで遡って考える必要があり、民族問題含めて極めて複雑な歴史を経て現在に至っている

 

 第三国が安易に介入することは慎むべきかもしれない

 

 単にプーチン大統領の個人的領土拡大の専横と見ると判断を誤る

 

 トランプ大統領はその歴史的な根本原因が何かを相当理解し始めていることが今回のプーチン大統領との直接会談に結果に出ている

 

 ゼレンスキー大統領は何を守っているのか

 

 すでにその正当性に矛盾を抱えてるように見えるし、もう意地を張って譲歩できないようだ

 

 結果的にウクライナの国民を不幸に導いているだけかもしれない

 

 日本が北方領土を日本固有の領土と80年間叫んでも1mmも動かない状況になっている現状を見るともうどうにもならないような気もする

 

 最終的に領土問題は未解決のまま無条件停戦に帰結するしかないだろう

 

 米国による新植民地主義MAGAの発動

 

 

 

 トランプ関税はグローバル時代の象徴である自由貿易主義の終焉である

 

 80年前の大戦で欧米諸国の植民地であったフィリッピン、インド、ビルマ、ラオス、シンガポールなど東南アジやアフリカ諸国などは続々と独立を果たした 

 

 欧米がこれらの国から一方的に資源や労働力を搾取していた

 

 東西冷戦が終わり米国中心の世界が始まって、ロシアや中国を自由資本主義で民主化に導びこうと資金援助や技術支援を積極的に展開したが失敗

 

 WTOを軸に自由貿易の世界展開で結局は米国の経済は行き詰まり状態に陥ったし、中国の台頭による国防及び経済安全保障は揺らいでいる

 

 トランプ政権はメークアメリカグレートアゲイン(MAGA)のもと自由貿易から保護貿易に主軸を移す判断となり、国連をはじめWTO、WHOなど中国色主導の国際機関から距離を置き出した

 

 世界の紛争に関しても国連の安保理は全く機能しない、国際基準や国際協調、インターポールや国際司法機関などもその権威がどんどんと没落しているし、移民を排斥するも運動や政策も欧米の多くの国で始めている

 

 反グローバル社会である国家保守主義と論評する識者も散見される

 

 米国はすでに関税で境を支配する新植民地化政策(相互関税)を取り始めた

 

 これによって、西側の親米国から巨額の対米投資の確約を脅迫まがいに約束させている

 

 これによって、中国やロシアへの投資が相対的に減ってしまうことも同時に狙っていて かつ 米国内の産業が外国からの投資で復活振興し、国力が増強され、さらに国防費へ大きな予算も確保される

 

 そのデモンストレーションであるイランへのバンカーバスタ大空爆は米国の世界最強軍事力の誇示となって、その巨額の軍事維持の必要性を内外に納得させている

 

 まさに「偉大な米国を再びーMAGA」を実演させている偉大な大統領なのかも知れない