私(千田)も企業や自治体、労働組合からメンタルヘルス研修の講師の依頼があり行っておりますが、、今回このようなタイトルにしたのは、日常心理相談や鍼治療・心療鍼灸治療を行っていて、会社や自治体、労働組合が従業員や職員、組合員を対象にしたメンタルヘルス研修やストレス解消研修などが行われているのであれば、ぜひ、参加していただいて自分自身のストレスを解決する方法を手に入れていただきたいと考えて書かせていただきました。
また、ご家族の方がこのページを見られたのなら、ご主人や奥様に研修を進んで受けるように勧めてください。
今は健康な人からちょっと悩んでいる人、仕事のストレスや対人関係で体調が不調な人、そんな研修を受けても俺の問題・私の問題の解決に役に立たないと思っている人などなど、そのような悩まれたり、困られたりしている方が研修内容の中で使えるものを日常に用いることができれば、より深刻な問題に発展しないですむ場合がたくさんございます。
当ルームに来られている強い疲労感や自律神経失調症、心身症、うつ病、不安障害、その他・個人的な悩みなどについて、メンタルヘルス研修やストレス解消研修を受けられていれば、心理相談や鍼治療に来る前に解消・解決できていただろうという方も実は多くおられます。また、相談や治療と併用してそのような方法を個人的にお教えさせていただいております。
(ただ、会社や自治体、労働組合が企画していれば皆さんは「無料」で受けられている内容です)
研修内容については、会社や自治体、労働組合などが希望する内容と講師の立場によって決定されます。
例えば、講師業のみ(日常は人の相談をされていない方)を行っている方から日常心理臨床を行いながら講師も行っている方まで様々な方がおられます。
ただ、どのような立場の講師の研修であれ、皆さんに学んでおいてほしい内容が以下の3つです。
学んでおきたい(知っておいてほしい)メンタルヘルス研修
1、自分について知る
必要があれば自身を変えることにチャレンジする。
エゴグラム(パーソナリティーテストの一つ)など、現状の自分を知り、また、変化に用いれる心理テストを
使用する。
2、コミュニケーション
・自分にあったコミュニケーション ・立場にあったコミュニケーション
聞き方のトレーニングや4つのコミュニケーションなどを体験学習する。
4つのコミュニケーション
①うれしい気持ちを表現する ②建設的な依頼をする
③不快な気持ちを表現する ④能動的に相手の話を聞く
3、心の問題解決方法
認知行動療法、リラクゼーション方法などセルフコントロール・セルフケアの方法を
ひとつは知っておく。
パソコン作業や運転手、その他、同じ姿勢での仕事をされている方はもう一つプラス
4、身体の痛みや固まった筋肉を緩める方法
静的・動的ストレッチやトリガーポイントストレッチ等をセルフケアとして使えるようになるための研修を受けられると効果的です。
研修というと眠くなるものですが、この3つの内容であれば、起きて受けられるときっと皆さんの役に立つと考えます。
少し違う話ですが、メンタルヘルスには大いに関係することです。
仕事が始まる前や仕事中に体操などを入れて、やる気を引き出したり、気分を変えたりする企業をテレビなどで見ることがありますが、メンタルヘルスと仕事効率という視点で考えると「終わりの儀式」がとても大切です。
というのは、家に帰っても仕事のことを考えたり、また、土・日も仕事のことを考えたりする方というのは「不安」「慢性的な疲労」「憂うつ」な状態になる方が非常に多くおられます。
また、不安だから仕事のことを考えてしまうという方も多くおられます。
その他としては、気分に問題はないにしても結局、常に仕事のことを考えているので脳が疲労してしまい集中力や気力などが低減から仕事効率の低下が起こり、長時間の仕事をこなさないといけない(脳疲労のため残業)というネガティブなサイクルが形成されてしまいます。
メンタルヘルス研修から皆さんに手に入れてほしいのは、オリンピックは終わりましたが、アスリートの筋肉と皆さんの脳は同じであるということです。
アスリートはパフォーマンスを上げるためにトレーニングをしますが、トレーニングと同様に大切なものは筋肉の休息とケアです。
では、皆さんが健康でいながら仕事効率を上げるためには、職業研修や指導、教育、様々な環境からのストレスが必要ではありますが、それを生かすためには同じぐらいかそれ以上に実は脳の休息とケアが必要であるということです。
経営陣や人事、研修の企画担当の方が、もし見られたなら従業員、職員、組合員のために効果的なメンタルヘルス研修を行ってください。
会社内や労働組合などでメンタルヘルスを企画されている方やメンタルヘルスに興味を持たれて会社に伝えてみようと思われた方へ
リスタ・カウンセリング・ルームのメンタルヘルス研修ページ
http://www.y-sinrisoudan.ne.jp/eap2.htm
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