こんにちは。FSD・セックスレス専門カウンセラーの松尾 聡子です。
夫から、こんなふうに言われること、ありませんか?
「夫婦にスキンシップは大事なんだ」
「オレにとって、スキンシップがどんなに大事なのかわからないだろう」
生きていると、うまくいかないことや、つらいこともいろいろとあるでしょう。
そんなときに、愛する人とのスキンシップがあれば、肌の温もりを感じられれば
それだけで心が癒されて、元気になれるし、またがんばれる。
セックスがどうしてもイヤなら、それはしょうがない。
でも、それならば、せめてスキンシップくらい、いいじゃないか!
と言われてしまった・・・という方、
じつは結構いらっしゃるんです。
たしかに、親子でもスキンシップは大事だと言われています。
夫婦なら、お互い支え合うのが当たり前だし、
夫がつらいならばと頑張ってスキンシップしよう!
ただ、ハグやキスには抵抗があるから、手をつなぐ、握手する、あるいはマッサージなど、
自分ができそうなスキンシップを提案し、取り組む方も多いです。
でも・・・
もともとしたくないので、頑張らないとなかなかできません。
そして、やる気がないので、すぐに忘れてしまい、
そうすると、夫がまた怒る、という悪循環が生まれてしまいます。
この悪循環を止めるために、見落とされていることがあります。
それは「妻側の気持ち」です。
この場合、スキンシップで安心、癒しを得られるのは夫だけです。
もちろん、それは悪いことではありません。
癒しを得る方法は人それぞれです。
だからこそ、みんながみんな、そうだとは限りません。
そして、それは相手をつらくしてまで優先されることではないのです。
つまり、自分の問題は、「誰かの我慢」で解決するのではなく、
自分で解決することが大事だということ。
そこが、見落とされているのです。
自分の気持ちのご機嫌は、自分で取ることが基本です。
もちろん、せっかく結婚した夫婦ですから、
それぞれのご機嫌は勝手にとってくれ、というのはちょっと寂しいというか、
人生において「お互いに」一番の味方でいられるといいですよね。
そして、一番の味方であるためには
相手が嫌がることを強要して自分が満たされようとしても
相手はそこに、失望と嫌悪しか感じられないのも当然です。
相手に癒してもらいたい、力になってほしい、
と思う気持ちは、大事にしていいと思います。
そういう自分の気持ちを大事にするのと同じくらい、
相手の気持ちも大事にすることを忘れないでいることも、大事です。
「癒してほしい」という気持ちを満たすための方法は
スキンシップ以外でも必ずあるはずです。
それを夫婦で探してみてくださいね。
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