SAKURA(36)

第一話
前回のお話

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SAKURA(回想編)

「あ。い、いや、そのつい・・」

坂下さんは小首を傾げるので
慌てて付け加える。

「その、、坂下さんのエプロン姿がとっても似合ってたので
こんな風に迎えられたらな、なんて・・
は、ははは・・」

ぽりぽりと頭を掻く

「そんな、、似合ってるだなんて・・
でも嬉しいです。お気に入りのエプロンなので」

な、何それ・・
でも嬉しいかも!キュンってなっちゃった!

「それにしても小金沢さんがなんでここに?
撮影じゃなかったんですか?」

と疑問をぶつける。

「あ!そ、そうだった。
実はですね。」

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


坂下さんの介添えもあって山本先生の許可も無事に得た
比較的おとなしめだということで
健太くん、まやみちゃん、そしておちびちゃん
あ、いや。もよこちゃんが選ばれた

最初はミッチーちゃんやよっちゃんの前だと
テンションが高かったのだが
よっちゃんがミッチーちゃんを抱き上げると

「あなたたち、ハウスさせるわよ!」

と劇中の声音で物真似するとおとなしくなった(笑)

撮影したものをタブレットで確認する。
きっとこれが一番の反響を呼ぶだろうと思うくらいの手応えだった
もっとも、俺にとっての一番の手応えは
坂下さんとあんなに話せたことだが・・

と格好つけて遅めの『ユリ特製ランチ』を食べながら
妄想している杜夫は、なぜかジャージ姿。
撮影に夢中でうっかり後ろにこけてしまった。
不運を具現化した杜夫。それだけでは終わらず
なんと牛の桃子のう○ちに、尻から思いっきりダイブしてしまったのだった。

もっともその甲斐あってか
子供たちの緊張がほぐれたのは言うまでもない

グッジョブ杜夫とエールを送っておくことにしよう

→SAKURA(37)

こっちを先に書いてみようかなと思い
読み返してきました
2012/08/08ぶりの更新となってました(滝汗
続きがいつになることやらですが(涙

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