眠れない夜・・・
誰もが経験あるんじゃないだろうか?
寝る前の無意味な思考が止まらなくなる時・・・
実際私は、眠りも浅いが、寝つきも悪い。
正直仕事に支障が出ないか不安になる時だってある。
眠れないことが不安なのか・・・
不安があるから眠れないのか?
それとも、もっと別の何かで眠れないだけなのか・・・
はたまた、眠れないことを深く考え過ぎなんだろうか?

眠れない夜に、社会から少しずつ押し出されていく感覚
眠れない夜が続くと、それだけで世界から置いていかれるような気がしてくる。
ただ眠れないだけなのに。
誰かを傷つけたわけでも、怠けたわけでもないのに。
それでも現実はこうだ。
不眠
↓
働けない
↓
時間に縛られる仕事ができない
↓
評価されない
↓
お金が稼げない
↓
価値がないと見なされる
↓
居場所がなくなる
……生きられなくなる。
極端な話じゃない。
静かに、当たり前の顔で起きている現実だ。
眠れないストレスと、ストレスで眠れないという地獄
「ストレスがあるから眠れない」
よく聞く言葉だけど、実際は逆もある。
眠れないから、ストレスが増える。
体は重いし、頭は冴えてしまう。
考えなくていいことまで考えてしまう。
「明日どうしよう」が何度も再生される。
眠れないこと自体が、人を追い詰めるストレスになる。
この状態で
「気にしすぎだよ」
「リラックスしよう」
なんて言われても、無理な話だ。
火事の中にいる人に
「落ち着いてください」
と言われているようなものだから。

お酒という逃げ場所
だから、人は逃げる。
だから、私はお酒を飲む頻度が増えたのか・・・
ただお酒が好きなのは否定できないのが、私の残念なところ。
お酒に。
動画に。
SNSに。
何も考えなくていい時間に。
逃げ場所は必要だ。
誰にでも必要だ。
でも、逃げ場所は、
誰にでも用意されているわけじゃない。
合法で、安全で、翌日に首が飛ばない逃げ場所。
それが無い人ほど、「依存」と呼ばれる場所に流れやすい。
責められる話じゃない。
生存本能の話なんじゃないだろうか?

心療内科に行けば救われるのか?
眠れない事や、ストレスの話しをすると、すぐに精神的な問題にする人が居る。
すぐに誰かに相談しろって言う人が居る。
でも、心療内科や病院は、魔法の場所じゃない。
不安の「原因」を取り除いてくれる場所でもない。
社会の構造を変えてくれる場所でもない。
心療内科ができるのは、
これ以上壊れないように
症状を下げることだけ。
それは逃げ場所を作ってくれる訳でもない、延命の方法を教えてくれる訳でもない。
「今のままでは削れ続ける」
そのラインを一度止めるための装置だ。
だから、不安そのものが消えるわけじゃない。
だって、その不安の多くは、
自分の内側から生まれたものじゃないから。
不安は、誰かから与えられている
人は、本来そんなに不安で生きていない。
生まれた時、子供の頃から不安だけを抱えて生きている人なんて出会ったことが無い。
確かに、小さなころから不安や心配を抱えている人は居る。
でも、生まれた時には何も考えず笑顔になることが出来ていた。
しかし、いつからか不安っていうモノ、心配っていうモノを持つようになる。
それは、他人から不安は植え付けられるから・・・
教育や、親の言葉や、周囲の言葉や、セールスや、コマーシャル・・・
怪我をしないように、事故に合わないようにから始まり・・・
将来の為にっていう不確定な言葉を使って、
・働けなかったら終わり
・稼げなかったら価値がない
・役に立たなければ居場所がない
そう教えられ、そう扱われ、そういう空気の中で生きてきた結果、
眠れない夜に「自分はダメだ」という声が聞こえてくる。
でもそれは、あなたの声じゃない。私の声でもない。社会の声だ。

「一時退避」という考え方
ここで大切なのは、
「元気になるまで頑張る」でも、「完全に立て直す」でもない。
一時退避という発想。
戦場から、少しだけ離れる。
完全に逃げなくていい。
でも、撃たれ続ける場所からは出る。
・毎日働かなくていい
・毎週安定しなくていい
・できない日があっていい
「継続」と「固定」を正義にしない。
月単位で、年単位で、波打ちながら生きていい。
それは負けじゃない。
自分に出来ることを取捨選択することでの、延命措置だ。
今の日本で生きていくには毎月20万円前後は最低必要になるだろう。
その為の方法の模索はあってしかるべきだ。
単一化しない収入の先と、地域の支援を効率よく受けるための窓口探しなどがいい例だろう・・・
あくまで例えの話しだが・・・
①固定ライン(主軸)・・・約12万円
夜勤警備 or 倉庫夜勤(週3〜4)
② 可変ラインA・・・約5万円
単発・派遣(倉庫・工場・引越補助)
③ 可変ラインB(非同期)・・・約3万円
文章・記録・代筆・AI補助
あくまで理想でしかないし、拘束時間は不安定でしかも長くなることもある。
後は、地域の支援窓口に行くのは必須になる。
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地域包括支援センター
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社会福祉協議会
-
相談支援専門員
-
NPOの生活相談窓口
大切なのはこれ。
「困ってから行く」のではなく「困る前提で整理しに行く」
書類・交渉・説明を肩代わりする存在は、確実にいる。
ただし、自分から行かないと出てこない。
価値と意味を、奪い返すということ
私は思う。
弱者を否定しない。
非適合者を恥じない。
自己啓発も、マインドフルネスも、スピリチュアルも、多くは「適合者向け」の言葉だ。
それが効かない人がいて当然だ。
眠れないだけで、働けないだけで、
価値も意味も奪われる社会のほうが、どうかしている。
不安と心配は、私のものじゃない。
誰かが植え付けたものだ。
それに負けてしまう夜があっても、
それは人として自然なことだ。

だから私は、問い続ける
どう救われるか、じゃない。
どう生き延びるか。
どう適合するか、じゃない。
どう削られずに済むか。
眠れない夜に、
「それでもまだ考えている自分」がいるなら、それはもう十分、生きている証だ。
一時退避を探すことは、諦めじゃない。
生きるための、静かな選択だと思っている。
今日は、眠れなくてもいい。
考えすぎてもいい。
不安に負けてしまう夜を、「甘え」や「怠け」とは呼ばない。

不安は、あなたの本質じゃない。
外から与えられた重りだ。
それを降ろそうとすることは、逃げでも、敗北でもない。