菅野貴夫の野球電鉄 -43ページ目

菅野貴夫の野球電鉄

俳優・菅野貴夫のブログです。
「どこ鉄」とは、友人から送られてきた鉄道写真を、それがどこで撮られたものかを推理・検索・悪戦苦闘しながら解いていくシリーズです。

こんにちは。


最近おかしいなと思っている事は、
「家での独り言はとても明瞭になってきたのに、たまに人と話すとメッチャ噛む」です。



皆様お元気でしょうか。



今回のどこ鉄は、ほとんど調べるまでもなく解明したものたちをお送りします。


あっさりしそうで、記事として面白いものになるか分かりませんが、やってみましょう。




まずは時間堂時代にいろいろお世話になった、中山侑子さんからの1枚。
東京にお住まいの方なら、見覚えがあるかも知れませんね。


では、そのやり取り↓

無駄に動画でお送りしています。
「ヌッ」て動くのみで、気持ち悪さを増幅していますね。


ご覧のとおり東急東横線・東京メトロ日比谷線の中目黒駅なのですが、何故すぐ分かったのかと言うと。


中山さんが東横線民だという事は折り込み済みで、僕の母方の実家も同じ駅なのです。
物心つく前から現在まで乗っている路線ですから、まさに親戚のようなもの。

具体的にはホームドアの形状と線路のカーブと勾配、逆に高さを増していくビル群が、「中目黒だよ」と言っていました。





お次はムーチョ先輩から。

やり取り↓

JR中央本線・相模湖駅。

これも完全に土地鑑系です。


大学時代、野球サークルの新歓イベントで、今は名前が変わってしまいましたが「相模湖ピクニックランド」に毎年行っていました。

ワイワイやっていたわけですが、そんな中でも人知れずキッチリと鉄道成分を記憶していたんですね。

なんと言っても、迫りくる山肌と線路のカーブが決め手。

確認のために見た画像。
このカーブは有名な撮影スポットでもあります。


なお、この問題は近所のスーパーでの買い物帰りに届き、家に着く前に信号待ちで解きました。
 




続きまして、鉄道手帳をくださった加瀬さんから。(2枚、同一駅)

これも、何となく東急だと思いました。


「雰囲気」としか言いようがありません。
鉄道会社によって違いますからね。


で、東急でホームドアがなく鉄柵を設置しているのは3両ローカルの2路線(池上線・多摩川線)だから、そこを調べて見ようかなと思いつつ、ちょっと画像を拡大してみた時に。

あら。

あらあら。これはこれは。


踏切名が、あられもなく見えてしまっていますね。


これでは、ひとたまりもありません。
というわけで東急池上線・戸越銀座駅、難なく確保。
(写真は踏切のストリートビュー)


一般的に踏切の名前というのは、下り方面に向かって、〇〇駅を過ぎたところから「〇〇1号」「〇〇2号」、次の△△駅を過ぎたらまた「△△1号」……と番号が振られていきます。
なのでこの踏切も、戸越銀座駅の直前なのですが、一つ手前の駅「大崎広小路」の名前が付いているわけですね。


このブログを読んでくださる方にはどうやら踏切好きが多そうなので、ぜひこの知識を生かしてくださいね。


加瀬さんからもう1枚。
これはね、分かる方も多いのではないでしょうか。





新宿ですね。


大塚商会の看板が目立ちすぎです。




ただJR新宿駅と答えるのも面白くないので、
「中央本線特急ホームからですね」と、しつこい一言を加えるのは忘れませんでした。




今回ラストはこちら。
俳優だけでなく演出・振付・セラピストなど、マルチな活躍をされている金崎敬江さんからの2枚(同一駅)。

この段差は特徴的ですね。府中本町かな?


拡大すると↓
ありがたいことに、車両も写っております。
うむ、これは武蔵野線の車両ですね。


というわけで府中本町駅、確定です。

南武線と武蔵野線の乗り換え駅ですね。府中競馬場も近いです。
ほら、この通り。





「……だって何となく分かったから。」だけではアレかと思いますので、多少の解説を。



武蔵野線は、もともと都心を通過する貨物列車のバイパス線として建設された路線のため、すっかり通勤路線となった今でも、多くの貨物列車が走っています。


で、武蔵野線の起点となっている府中本町駅ですが(電車は北に向かって、ぐるーっと時計回りに都心の外周を走ります)、実は反対の南側にも、南武線とは別に「武蔵野貨物線」という貨物専用の路線が続いています。

府中本町駅の南側、南武線と分かれて山に突入しているのが武蔵野貨物線です。このように地図でも明確には表示されないので、一般的な知名度は低いかも知れませんね。



そしてこの北側の府中本町駅で、南武線と武蔵野線は路線がクロスする形になるのですが、貨物列車をスムーズに直通させるため、そして南武線との間でも転線できるように、駅付近で立体交差になっています。その段差(南武線が武蔵野線をくぐるため)が元の写真に表れていたわけですね。


あくまでも貨物優先の配線で、こういう構造を持った駅は珍しいので、すぐにわかる君だったというわけです。



伝わったかな……??


〜〜〜〜〜〜


今回は以上となります。



解いた時間より、余計なウンチクを書いて頭を悩ませている時間のほうがはるかに長い……
 


ちなみに、写真をくれた方にすぐ答えを返すと「瞬殺ー!!」というIKKOさんのようなリアクションがしばしば見られます。これが楽しいのです。



最後までお読みくださって、ありがとうございました。


ではまた。


いろんな写真も、お待ちしております。


こんにちは。



おかげさまで日々、いろいろな方が写真を送ってくださいます。
本当にありがとうございます。
どこ鉄は、1人では絶対にできませんので。



今回も手をスリスリと感謝しながらやっていきましょう。最近すっかり流れに呑まれている、海外編です。



まずは先日もお世話になった、日下諭さんが送ってくださった2問のうち、こちら。(3枚とも同じ駅です)


お!丸の内線の車輌ですね。


見た瞬間に、アルゼンチンのブエノスアイレス地下鉄だと想像がつきます。



とっくの昔に丸の内線で引退したあとも、長きにわたって地球の裏側で走っていた事は有名です。
何年か前に、落書きまみれになったこの車輌もとうとう2度目の引退を迎え、保存する日本に輸送されて綺麗に復元されたニュースが流れたので、覚えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。


そんなわけで、ブエノスアイレス地下鉄を調べます。

「B線」という路線で走っていたようです。



そして問題の写真3枚目をもう一度見ると、駅名のようなものが、モザイクからはみ出ています。
おそらく日下さんの優しさなのでしょう。
ただこれが公共の電波だったら、確実に案件ものですね。


さておき、頭文字はUのよう。
当てはまる駅名はひとつ。



ウルグアイ駅!



ウルグアイ駅??
アルゼンチンに??


(しかも2駅先はフロリダ駅だし)


多少、気持ちがドヨドヨしますが、とりあえず画像を探します。

ホームの中での位置は違いますが、独特の広告の形も写真2枚目と同じ。ここでしょう。


というわけでアルゼンチン・ブエノスアイレス地下鉄のウルグアイ駅、チリおたくの力を駆使して確保。



日本でいう元町・中華街みたいな感じに、ウルグアイ人街とかあるんでしょうかね。




2枚目はこちら!
ほう、これはなかなか難しい。


いいですね、重厚な電気機関車。広々としたアーチの駅構内に今にも轟音が聞こえてきそうです。前回も書きましたが、海外では機関車が牽引する客車列車が多いに活躍しています。




さて、まずは国を絞らないといけません。


右側に、かわいいカートに乗った係員さんが居ますね。
感じからして欧米の方でしょうか、とりあえずヨーロッパから当たってみます。


「ヨーロッパ 電気機関車」と検索しても、なかなか膨大で難儀。


いろいろ試したなかで、機関車の前面に書いてある「CD」と思しき文字を加えてみたところ、

あ、このロゴだ!!チェコ国鉄。


書いてみると非常にストレートな調べ方ですが、かなり様々な要素を入力して失敗した末です。



変化球をコースに投げ分けた末に直球をズドン、だから効果があるのです。(野球人としてマジレスすると、この例えはちょっと意味わかりません)




それにしても、チェコときたか……!!



昔のサッカー選手くらいしか知りません。
ネドベド、ロシツキ、ヤン・コラーとかね。EURO(サッカーのヨーロッパ選手権)でベスト4入った時が懐かしい。



話が盛大に逸れました。読者の方がどんどん離れていく音が聞こえます。



さて仕切り直し、
チェコ国鉄に、あの機関車があるとこも確かめまして、まずは首都から、プラハを見てみます。


おや。
この左側の写真の駅舎。

アーチの感じなどが、元の写真に近いように見える……

もう少し迫ってみよう。


元の写真の拡大↓

プラハ本駅と比較↓
手すりのデザインも一致。


というわけで、チェコ・プラハ本駅、確保!!



……海外も…楽しいわ……あ言っちゃった!もう知らない!!





さてお次は、こちらもグリークスで共演した、椎名慧都さんからの海外編。

動画!


そして全く見たことない車両!!



海外編では、まず国を特定する事から始まります。

そのためには写っている車両をネットで探し出すことが大事なのですが、ここがいちばん難易度を左右するところです。



今回の車両は、見たところ検索しやすい要素がない。文字も書いてないし。



ただ、普通の鉄道とは違うかなと思いました。

路面が写っていないのですが、何となく、普通の線路を走っている電車には思えなかったので。



そこで「海外 新交通システム」から検索を始めます。


新交通システムというのは、東京の人なら「ゆりかもめ」だったり日暮里舎人ライナーだったり、埼玉のニュートラム、横浜ならシーサイドライン、神戸のポートライナーや広島のアストラムラインとか、普通の線路ではない構造で走る鉄道のことです。


特徴として車両がコンパクトなのですが、この車両もそう見えるので。




……「新交通システム」日本語バリバリで調べても、思うような画像は出てきません。



奮闘している最中、
おっ、こんなページが出てきました!
ほう、アジアとアメリカに輸出してるんだね〜




しかし、この全ての路線を当たっても、SUKA。


新交通システムの海外導入事例では、ないんでSUNE……。





ならばと、車両に書いてあるロゴを「9」だと仮定して社章など調べてみるも「社章」って時点で、日本のばかり出てくる。
「ロゴ」と入れても、かえって関係ないトレンディな会社の嵐。



日本から離れたい……。



そこで!(イーデザイン損保・織田裕二風)
もう一度動画に戻り、街並みを見てみます。

……向こうに見える建物の感じ、広々とした空、ヨーロッパそれも東欧系かな…?


あくまでも何となくの感覚ですが(行ったこともないし)、東欧を当たりながらロシアに絞ってみた時に。

あれ、この1枚目…??(相変わらず日本語検索ではすぐ日本の鉄道がしゃしゃり出てきます)



あと、いま書いててびっくりしました。※
↑これ見て書いたわけじゃないのに、さっき挙げた例の新交通システムがきれいに全部入ってる!!
俺、なかなかやるんだな。。



今回は雑音が多くてすみません。




とにかく、モスクワモノレールに照準を絞ります。


…モノレールだったか!!


新交通システムとは違いますが、線路ではない鉄道としては、合っています。


検索して、ひと駅ひと駅当たっていって……


それでは、元の動画↓


探し当てた写真↓
これは、ここだ!!!


というわけでロシア、モスクワモノレールの、ヴィスタヴォ・チニ・ツェントル駅、確保!!!



書いているだけで口に出していないけど、これセリフだったらちゃんと言えるかな?僕の今の滑舌では無理かも知れません。



それにしても難しい問題だった!



ちなみに僕が探し当てた写真、実は2つ前の駅の画像でGoogleのほうに投稿されていました。

なので確信にズレが生じ、色々ストリートビューなどで正解の駅と投稿された駅を調べたんですが、

どうも投稿者の方が、画像を貼る駅を間違えたようですね。



画像はちゃんと正しい駅に投稿して欲しいものですね。
こういう時に困りますので。




(「こういう」機会を持っているのは僕以外にあんまり居ないかも知れませんね)



なので誰も何も気にしないで下さいね。

〜〜〜〜〜〜

今回は以上です。



最後までご覧くださいまして、ありがとうございました。


(文中の※は、今回もっとも「心が鉄になった」瞬間です)


また次回。



こんにちは。


日常は徐々に戻りつつあるんでしょうか。
僕はまだ早いかなと思っていまして、週2コンビニと月1コンクリートのほかは、穏やかに暮らしていきたいと思っております。どこまで持つかな。

ま、演劇が戻ってくるまでは、僕の日常ではないので。




さて一方ですっかり日常となったこちらを、やっていきましょう。



まずは海外編の続き、Chieさんからの1枚。

メッセージ無しで写真だけペッと送ってくれたのですが、そこには「昔は海外は無理って言ってたよね?なんだ、やってるじゃん。じゃまずこれお願い」というメッセージが隠れていることを、すかさず正確に読み取りました。
ほう、路面電車と、特徴的な塔。


全く見当もつきません。海外編は大体そうですが。


まず「ヨーロッパ 市電 緑」で検索。

…なぜヨーロッパと思ったのか、4日前に解いた時の自分に聞いてみたい所ですが、街の感じから何となくそう思ったのでしょう。違ってたら4日の自分ごめん。


すると、ヘルシンキにあるトラム(路面電車)とのこと。


ほお、フィンランドね!


なんだか皆んな、オシャレな国に行ってるな〜(布団に寝そべりながら)



お次は「ヘルシンキ 塔!」
出ました。


中央駅ね!!


あとはストリートビューで捕まえるだけ。


元の写真↓

探し出した写真↓
フィンランド・ヘルシンキ中央駅そばの広場、サクッと到達!



着々と、海外の写真を送ってくださる方々が増えています。もう僕には流れを止められません。
Chieさんも、本当はとびきりの奴を何枚も持っているのでしょう。
なし崩し的に僕は、海外の写真にも取り組んで行くのでしょう。



そんな中で、久しぶりの日本の写真が。

以前も出て(出て?)くれました、帯金ゆかりさんからの1枚。
ああ、日本だ。落ち着くわ〜。





と言えたのは一瞬だけ。




無茶苦茶、難しいです。
今まで何度も「最強クラスきた」とか言っているので信用されないかも知れませんが、難易度を星5つで、みたいな指標を用いるとすれば、確実に4から4.5あります。



まず要素を見ていきましょう。
・電化されている
・ホームに挟まれた2本の線路(複線かどうかは不明)
・待合室がある(あちらが2番線)
・ホームの下が空いていて鉄骨で支えられている構造
・駅の向こう側は緑ばかり(道路はなさそう)




最初、線路の幅が広いように見えたので近鉄から探してみようとしたんですが(おなじみのスタート)、近鉄を見てみたら標準軌はこの写真よりぜんぜん広かった。
まだまだですね……この線路は狭軌(JR在来線含め日本の一般的な線路幅)です。



表示を隠すにも、人それぞれ色々なやり方がありますね。モザイクなんぞ駆使しやがって。



さて、振り出しに戻って狭軌の路線だとすると、毎度のこと途方もない範囲が目の前に広がります。

この数字、なんだろう…?


いろいろ検索を試みて、最終的に素直にアルファベットと数字を入力してみたら、
「これは線路からホームの高さ、近さを表している」というヤフー知恵袋に出会いました。そしてこの数値は「一般的な直流電化区間の、通勤・近郊電車の走る路線だと思われる」とのこと。
知恵袋さんありがとうございます!読んでいる方が理解できたか知りませんが僕には伝わっております!



もちろん、これだけで絞れたわけではありません。
ただ雰囲気からJR東日本の直流路線だろうと、そして風景に山が見えないことから、千葉県あたりを見ていきます(これもワンパターン)。




壮大なSUKA。


いつも同じ技が通じると思ってるんでSUKA。





(無)





ならばと、次はホームの構造に注目してみます。
千葉県の路線はほとんどホームが全部コンクリートだったので、このような鉄骨の構造は何か特徴になるだろうと。



様々に調べた結果、この構造は「桁式ホーム」と呼ばれることがわかりました。
JR東日本によると、降雪地域で使われる事が多いとのこと。(除雪で寄せるスペース確保のため)


なるほど、柵や鉄骨が緑色なのも、以前の妙高高原駅の時に通じる…!


降雪が有名な地域をあたってみましたが、駄目。


そもそも、よく降る地域では線路の間に融雪溝がありました。この駅はもう少し暖かそうな地域にも見えます。




待合室を「水色」「白」「プレハブ」「波屋根」などで検索してみましたが、徒労。


基本的に、こういう検索で出てくるのは有名なもの、話題となったものです。

なかなか、このような素朴な待合室をネット画像で召喚しようとしても、逆にいえばズバリ「(ここの駅名)   待合室」くらいしか無いでしょう。


次は、この線路間のロープを掘り下げてみます。


調べてみると「タイガーロープ」と言うのだそう。



このロープを支える杭を作っている会社のことと、


撮り鉄がしばしば邪魔だからと切断して大騒動になるという残念な情報を、


知っただけでした。



〜〜〜〜〜〜
こういう写真の何が大変って、答えに直接繋がらない要素をたくさん調べて積み上げなければ、辿り着けないという事です。



本当に地味。苦痛。でもそれが趣味。なんなんだ俺は。




おぼろげな情報の集合から、関東甲信越地方に照準を定め、路線をさまよい、


今回の一連で配線略図.netさんという素晴らしいツールに出会い(検索の手間が省ける!!!)


特に中央本線・篠ノ井線あたりがいちばんピンとくるぞ!と思いましたが、目当ての駅はハズレで。




いつもなら、ここまで行き詰まる前に、諦めて明日以降に持ち越していました。





しかしこの日はちょうど、帯金さんの誕生日だったのです。


Facebookでよく「今日は誰々さんの誕生日です!」と出てくるのですが、朝それを知った瞬間に、絶対に今日中に解いてやろうと思っていました。



「お誕生日おめでとう!ほれ、◯◯駅(画像)」


と、やりたかったんです。



しかしどうしても(酒量も手伝って)、出来そうにありません。



夜の23:30になって、お祝いのメッセージと、その旨できなそうだという謝りを送りました。(夜分失礼)



しばらくして「もう1枚あったら解ける??」との返信。


すかさず「貰ってみようか」と返信(何目線)。




モザイク処理もやってくれたのでしょう、届いたのは23:55。



そこからの数分間は、こちら↓



なんとか間に合ってよかった!


中央本線・長坂駅(山梨県)、ある意味制限時間ギリギリで確保!!












あれ、中央本線は調べたんじゃなかったの?というツッコミは、もっともでございます。

完全に1度スルーしておりました。



(ここから言い訳タイム)長坂駅といえば、このアングルが鉄道マニアには有名です↓
まさか反対側(この写真の左手前側)にあのような平原が広がっているとは。



僕が瞬時に気づいたのも、帯金さんの2枚目に、この右側の土手が写っていたからで。



長坂駅の画像を検索すると、こちらも出てきました↓



まだまだです。


ま、とは言え、間に合ってよかった(笑)



精進の旅は続きます。



では。

こんにちは。

週末にコンクリート関連のお仕事に行ってきまして、間が空きました。


前回の記事の最後に「海外はもうこりごり!国内の写真をください!」と書いたのですが、そこから立て続けに海外の写真が送られてきました。本当にありがとうございました。
日本の「フリ」の文化をちゃんと考えられていなかった私のミスでございます。



まずはこちら、ムーチョ先輩が「うちの娘から」と1枚。
どこ鉄を親子で楽しんで頂けているようで、嬉しい限りです。
そして子供が期待してくれてるなんて、そりゃあやるしかないでしょう!
どこの国でしょうか。


まずは紺色の看板の「Sortie」なる言葉を調べます。

フランス語で「出口」とのこと。


ほう、フランスね!
フランス語が公用語の国はいくらかあるでしょうが、このオシャレそうな雰囲気からフランス本国と仮定しましょう(無知丸出し)。


そしてこの大きなスロープ。
空港など、スーツケースを持った旅客が大規模に移動する拠点の駅でしょう。右側にチラリと広場のようなものも見えます。


というわけで、まずはフランスの空港アクセス駅を当たってみます。
パリのシャルル・ド・ゴール空港とオルリー空港を見てみて、そのデカさに度肝を抜かれました。日本より土地が広いとはいえ、これは迷子になったら絶対に助からないですよ。


海外に対しての過度な恐怖心も手伝い、捜索も空振り。


もう1度写真に戻ります。

看板の表記から、おそらく3番線ホームと思われます。
それにしては他にホームも見当たらず、不思議な構造…。

そして白飛びしていますが、線路の向こうに大きなドーム状(半円状)の建築物が見えます。これは大きな特徴。ストリートビューなどで確認する時の大きな手がかりです。



「フランス 空港 3番ホーム」と実直に入力。
「3番ホーム」なんてフランスで通用するのかって感じですが、他にやり方があるなら教えてください。



そんなわけで検索した画像を見ていったところ、気になるものが出てきました。
なんとなく、線路の向こうに見えた建物に似ている気がします。

アヴィニョンにある駅だと。
アヴィニョン……世界的な演劇祭で有名な都市です。


パイセンは映像作家。


ここだな!!!



アヴィニョンの大きな駅は、歴史ある「中央駅」と新しい「TGV駅」がありますが、先ほどの写真ではTGV駅とのこと。
TGVというのはフランスの新幹線みたいなもので、昔から日本の新幹線と最高速度を競い合って?います(現在はどちらも最高320km/h)。


さて鉄道マニアなら小学生でも知っている知識をひけらかした所で、元の写真↓

探し出した写真↓
というわけでフランス・アヴィニョンTGV駅、ボンボヤージュ。



どうかな、娘さんに楽しんでもらえたかな…?




お次は、またもグリークス女子の奥村そらさんからの2枚(同じ駅)。ブログを読んで真っ先に外国の写真を送ってきてくれました。熱心な読者に恵まれて僕は幸せです。

まず、斜めなのが気になります。





それはさておき、国を特定するところから!
塗り潰されているのは、おそらく駅名などの決定的な表記でしょう。
1枚目の写真の看板から「Peron」を調べます。
ポーランド語で、プラットホームの事だと。


ポーランド!!

またいい感じの国を……!!



しかし隣の「Tor」も調べたところ、ドイツ語で「門(ゲート)」と出てきました。


あれ、、、ドイツとポーランドは隣合わせとはいえ、どうしよう。国境地帯の駅かな……面倒なことになりそうだ…


海外を航空写真でつぶさに当たるのが大変なのは、前回の記事に書きました。馴染みのない国なのでなおさらです。


とりあえずポーランド1本に絞っていこう。
ドイツって、デカそうじゃないですか。ポーランドのほうが絞れそうな気がしません?



次は、車両に注目します。
日本では、車両を見た瞬間に大まかな地域の特定は済むのですが、海外の車両は知らないので優先順位が変わります。
独特の色遣い。色で調べようにも、どう入力したらいいものやら。


僕が注目したのはこの車両が「客車」じゃないかという点。

客車というのは、大まかに言うと「自らは動力を持たず、機関車に引っ張ってもらう車両」のことで、客車の花形であったブルートレイン亡き現在の日本では、SLにくっついて観光路線で走っているくらいで、ほとんど残っていません。


海外では普通に走っているんですね。鉄道文化の違いです(世界的には日本が特異なようです)。


なぜ客車と思ったかといえば、なんとなく構造がブルートレインに似ているな、って程度なのですが、
とりあえず「ポーランド 客車」で調べてみます。
これだ。

模型とはいえ、これだ。


PKP InterCity という、ポーランドの鉄道会社で走っている車両ようです。


よしよし、絞れてきたぞ!!!


ホームページを見てみよう。
手に負えない画面が出てきました。


そこでポーランド語の「地図」を調べて追加します。(またmapaだった!)
おお、思ったよりシンプル!!

これは行けそう!


ここで、実はずーっとチラチラ見ていたこちらを↓
塗り潰されているとはいえ、ほんの少しだけ文字が見えます。
おそらく、そらさんの優しさなのでしょう。
「ほんの少しくらい、読ませてあげよう」って。


もう1枚の同じ部分と照らし合わせると、どうやら1文字目がMかNで、最後がKに読める。




上の路線図と照らし合わせて、該当しそうな駅名を探す。



当てはまった駅は、ただ一つ。




さあ、元の写真↓

どこにも出掛けずに探し出した写真↓

こっちも↓

というわけで、
ポーランド・マルボルク駅、はじめましての握手!!!



(絶対言わない……海外も楽しいな…とか、絶対言わない……)



いや本当に、海外と日本では調べ方が全然違います。同じ競技と呼んでいいものか。(競技?)



今回もお読みくださり、ありがとうございました。


最近また久しぶりに国内の写真も頂いたのですが、非常に難儀しております。


なんなんだろう。


ではまた。

こんにちは。


緊急事態宣言が全国で解除されましたね。


ワタクシは当面週2夜勤のみですが、まあ今はこんなもんでいいかと。それとは別に月イチの動画出演の仕事もはじまりまして、ゆるやかに世間に合流できればと思っております。



さて、少し間が空いてしまいましたが、今回もやっていきます。

もう13.4年くらい前に共演した、大野遙くんからの1枚です。
夕暮れ時の素敵な写真。

幾条も並べられた線路、ゆるやかなカーブが夕焼けに照らされています。
ちょうど明かりが灯りはじめる時間帯なんでしょうね、近くの家から夕餉の匂いが漂ってきそうです。


このような余計な表現は、この遊びに関係ありません!!



…と言いつつ、どこ鉄的に大事な要素も含まれています。
正面が夕焼け空という事は、この線路は西に向かって、なおかつ右にカーブしている。
(右側のマンションの明かりの数から朝焼けではないと推測できます。そうでないとしたら、とんでもない早起きマンションです)


また設備の感じから、立派な都市型の路線と思われます。そしてガイシの数から直流電化路線と推定。


まず、彼のテリトリー(勝手に思った)常磐線から捜査開始。
常磐線は茨城県の取手駅まで複々線(上下線それぞれ2本ずつ)なので、その区間を入念に。
写真には線路が5本ありますからね、駅付近や貨物線などで線路が1本増えることもあるでしょう。



空振り。

念のため土浦まで追跡し、断念。



それならと、近所の総武線(こちらも錦糸町〜千葉駅が複々線)も当たってみたものの、SUKA。
横須賀線と繋がっているだけに。





……ちょっと嫌な空気が漂います。




元の写真は鉄道要素が全体に写っていますが、具体的な土地などを匂わせる手がかりが何もないのです。簡単に言えば「難しい」。



まあ初めの目論見が外れた時は大体そう思うのですがね。
本領発揮はここからです。


次に注目したのはこちら。
これは、乗務員が車庫などで乗り降りする時のホーム(ステップ?)ですね。


…あれ?そうするとこの線路は留置線?複々線じゃないってこと?

向こう側を見ると、内側の線路に3つ、低い位置に信号がありますね。

これは入換信号機というものです。最近さんざん色んな写真を調べているうちに覚えました(笑)
本線ではなく車庫などに設置されています。


ということは、やっぱり内側の3線は留置線か…!


さらに今の拡大写真をよく見ると、信号機のそばにもステップがあります。

手前のステップとの距離をみると、どうも編成は長くなさそう。


首都圏を走る路線は、JRの最大15両編成を筆頭に、私鉄でも8〜10両ある所が多いです。


しかしこの写真で見る限り、この留置線は5〜6両編成くらいの長さでしょう。


かなり絞られてくるぞ。


また線路脇にいくつか標識が立っているのですが、ことごとく向こう側を向いていてイライラします(笑)
ま、向こう側に駅があって、こちら側が留置線の終端ということなんでしょう。


というわけで、6両と言えばとすかさず東武野田線に着手。
なぜか常磐線近辺からは離れない執着心。



航空写真で数往復。

壮大なSUKA。




なぜだ!けっこう良い筋道だと思ったけどな…



他に何か手がかりはないかと、写真を彷徨います。
これはキロポストですね。

「8」すなわち起点の駅から8キロと。

うむ、起点の駅から8キロなんでしょうね(停止)


「本線に挟まれた3本の留置線」みたいな検索も試みましたが、さすがに出て来ず。

これ、もし本当は西日本とかだったら終わるぞ……




ここでしばらく放置。




何事も、行き詰まった時は少し離れることが大事です。




気を取り直して、再度写真を眺めながら、
西向きのカーブ…留置線…6両編成くらい…起点から8キロ…
ぼんやり考えていた時、来ました。電流が。


……東武の北千住…!!!!



北千住駅を通る東武伊勢崎線(スカイツリーラインとか言わせています)は、私鉄最長の複々線区間を擁するほどの大動脈で編成も長いんですが、起点の浅草駅が昔ながらの狭い駅のため、浅草〜北千住間の区間列車には6両編成が多く使われています。

そうだ、その事を忘れていた…!


かなりの確信を持って、航空写真を見ます。
線路のカーブ、向き、左上の(見えないけど)北千住駅から延びてくる留置線……


いつもながら、思い描いていた通りの「画」を見つけると、興奮します。


それでは、元の写真↓


ストリートビュー↓

東武伊勢崎線・牛田〜北千住間の道路沿い、フェンスの網目から確保!





そして。

旅する演出家・黒澤世莉氏からの1枚。
完全に海外ですね。


海外は専門外なのですが、しぶしぶやってみまして。

renfeというのはスペインの国鉄で、この車両はセルカニアス(日本語だと近郊線)と呼ばれる系統の列車で、マドリード・バルセロナをはじめとした主要都市で走っている所までは調べたんですが。



あまりに日本と勝手が違うのと、Googleマップで路線が「線」で表示されない調べづらさ、言葉も分からない、何より途方もない範囲。そんな様々な要素から諦めようと思っていました。




で、今、断念する理由をつらつら書いていまして。
ズラズラ書いていたら、、、なんか言い訳みたいでカッコ悪いなと自分で思ってしまって。※


もう少しだけ、見てみようかなと思い。



どうにか苦労して、問題の写真と全く同じ車両(707M編成)を見つけ出しました。
マラガという都市の名前が目につきます。


僕は特に2000年代前半あたり、スペインサッカーが大好きだったので、ある程度の都市の名前は知っています。


で、日本語のウィキペディアにはセルカニアス マラガは載っていないので、「Cercanías Malaga」で検索。

全く読めないホームページが出てきました。
コロナの警戒感だけは伝わってきます。


さらにmapa(スペイン語の「地図」)を付けて。
お、2路線しかないのか!
これなら何とかいけるかも!!


とりあえず水色の、終点の「フエンヒロラ」とかいう駅から検索してみました。


そして、、、


元の写真↓

遠い国から探し出した景色↓
やべー!
我ながらやべー!!

しかもあれですよ、電車の中からサッと撮ったような写真を!!


これはなんだ「カルバハル駅」というのかな?

とにかく、スペインの駅も確保!!


まだ世莉さんから答え合わせ貰ってないんですが、興奮してるので上げちゃう。
(追記:無事に正解でした)


もう海外の写真はこりごりです!


国内の写真をください!


今回もお読みくださり、ありがとうございました。


なお文中の※は「今回のベストオブ心を鉄にしたポイント」です。