伝統の逸品【玉露】
皆様、こんにちは
おいしいお茶で癒しと健康をお届けする【下総屋茶舗】五代目の金久保です。
各地で雪が降り真冬の寒さですね。
風邪を引かないようにご注意くださいね。
かなり気温が低い時は、血圧が気になる方はトイレやお風呂など
急に寒い思いをしないよう注意が必要ですね。
お茶は寒さに弱いので、温暖な地域で栽培されています。
しかし、鮮烈な香りと甘み豊かなお茶は標高の高い地域で採れます。
寒暖の差が適度にあり、朝霧がかかるような場所が最適な栽培環境と云われます。
で、その代表と云えば【玉露】です。
玉露の有名な産地は、福岡の八女、京都の宇治、静岡の朝比奈です。
福岡県八女市でできる玉露は生産量も日本一と言われています。
特に星野村が有名で、ここの玉露は味が濃厚で旨み成分が凝縮されているのが特徴です。
新芽が2~3枚開き始めた頃、茶畑をワラなどで覆い20日程光を遮断して育てるのが特徴です。
遮光することで、茶葉がゆっくりと養分を吸い上げながら育つので
葉肉が厚く柔らかで、香りも味も濃厚でテアニンと云ううま味成分がたっぷりです。
このうま味成分は、天然のグルタミン酸で「味の素」が目指したうま味です。
口の中に含むと、甘みとコクがじんわりと広がり
飲んだ後もまろやかなうま味が舌の上にのこります。
渋み成分カテキンが少なく飲みやすいお茶でもあります。
八女は高温多湿で霧が多くお茶を育てる上で最も適した気候にある為、
より美味しいお茶ができる産地として有名なのです。
次に静岡ですが、静岡で玉露といえば朝比奈川流域が一番の産地です。
岡部町が八女に並んで有名ですが、特に昔ながらのコモ掛け生産が盛んで
渋みがなく甘いのが朝比奈地区の玉露の特徴となっています。
個人的には、こちらの玉露の方が関東の水には合うと思います。
宇治の玉露も上品で繊細でおいしいです。
これらのデリケートなお茶は、その持ち味を活かすように淹れるのはなかなか大変です。
一般的にうま味成分を活かして淹れるため
玉露の一煎目の適温は約50℃です。
ぬるいくらいの湯で、じっくり時間をかけて甘みとコクを抽出するのです。
もちろん水質にも大きく影響されます。
基本的に宇治のお茶は宇治の水で淹れるのがベストです。
採れた所で飲むのが一番おいしいってことですね。
年が明けたら、友人たちを招いて
【至福の一服・最高の玉露を味わう会】を催す予定ですよ~
そのために、あちこちの玉露を飲み比べているんです。
誰かを喜ばすために、自分の五感を研ぎ澄まし究極を求めるって楽しいです。
こういうお茶の楽しみ方もありだなと思うと、幸せな気分です。
リクエストをくれた友人たちに心から感謝しています。
あなたも年末や年始に、日頃の感謝と共に誰かを喜ばせるお茶選びをしてみては…?
お茶のアレンジを楽しむ
皆様、こんにちは
おいしいお茶で癒しと健康をお届けする【下総屋茶舗】五代目の金久保です。
関東地方は、一雨ごとに寒さが増していく感じですね。
こんな時は熱~いお茶が美味しい♪
厚手のゴッツイ湯呑みだとお茶が冷めにくいって言います。
掌にも温かさを感じながら、湯気を感じながら
ふーふーと息を吹きかけながら少しずつすするお茶の味わい。
本来、味覚的には熱いと味がわからないんですが…
熱さの中にも香りや渋み、後に残るわずかなうま味が広がるんですよ。
上煎茶ほどうま味やコクが多いのですが
熱いお湯で淹れちゃうとせっかくの甘みやうま味がよくわからない。
で、渋みはもともと少なですから
少しパンチが物足りなく感じたりもしちゃいます。
だから熱々を飲みたいときは、あっさりとした風味の中級煎茶や番茶が良いです。
寒い夜なんかは、ほうじ茶もいいですね。
ほうじ茶にレモンやハチミツを入れて飲むのもありです。
体がポカポカと温まりますね。
すりおろした生姜汁やしょうがを乾燥させた生姜チップをお茶にブレンドして
飲むのも温まりますね~
誰ですか? 焼酎で割ったらもっとおいしく温まると言った人は…
でも、これからの季節
焼酎の緑茶割りや番茶割りがさっぱりとしていておいしいですね~
うちのお得意様の焼き肉店さんでは、焼酎の抹茶割りを出していますよ~
それも茶道の先生方がちゃんとしたお茶席でよくお使いになる
高級なグレードのお抹茶ですよ。
そのままお抹茶で頂いた方が美味しいのに…
と思ってしまいますが、これが美味しくて大人気だそうです。
僕はたまに焙じ茶に母が作った自家製の柚子ジャムを入れて飲んだりします。
温めたミルクとハチミツを入れてラテにするのも
おしゃれで、ほんのり甘くてクリーミーでおいしく温まれますね~
そう、お茶の楽しみ方だってアレンジ次第でこんなに楽しくなるんですよ。
もちろん、ちゃんとした淹れ方で
そのお茶本来の持ち味を楽しむのが一番ナチュラルで繊細な楽しみ方ですけど…
時にはルールを無くして、その時の気分に合わせてブレンドやアレンジを楽しむのもお勧めです。
そいいう冒険をしたときこそ、お茶の別の魅力や可能性に出会えたりするのではないでしょうか?
そして、本来の持ち味や魅力にも惹かれていくことができるのかも
そう、冒険から原点に立ち戻るって
よくあることではないでしょうか?
日本の伝統食品って、健康にも良いし奥が深いってとこが魅力かな。
そんな日本の伝統食品のお茶を通して、あなたの健康のお役に立ちたいです。
では、風邪など引かぬよう沢山お茶を飲んでお元気にお過ごしくださいね~
新海苔の季節で~す
皆様、こんにちは
おいしいお茶で癒しと健康をお届けする【下総屋茶舗】五代目の金久保です。
寒くなってきましたね~
これからが「新海苔」が採れる季節です。
海苔は、日本の伝統食品ということと乾燥食品という点でお茶と共通点があり
昔から多くのお茶屋さんで取り扱っているのです。
海苔は10月半ば過ぎ海の水温が22~23℃ぐらいから始め
寒くなり海水温度が12~13℃になると伸び伸びと育ちます。
近年は温暖化の影響で、年々海水温が下がらない状態が続いています。
海苔の主な産地は、大部分が太平洋側の沿岸域(宮城~三重)
瀬戸内海(和歌山から大分)、有明海及び八代海(福岡~鹿児島)ですが
新のり生産は、気候が寒い北の地方から順に始まります。
で、昨日は有明産の初入札がありました。
各地の色んな見本を食べ比べていますが
うちは、品質の良さから有明産を買い付けています。
今年は例年よりも海水温度が高く海苔の育成が遅れているので
生産量がまだまだ少ない状況です。
でも海苔の摘み取りって、午前2時頃の深夜や午前5時頃の早朝から始まるんですよ。
これくらいで寒いとか言ってられませんね。
やっぱり厳しい自然環境の中で育つものっておいしいものが多いですね。
最近は「焼き海苔 」の状態で販売されているものがほとんどですが
火入れをしていない「干し海苔」を炙って食べるのが最高においしいんです。
今はどの家庭でもガスコンロや電磁調理器がほとんどだから
「干し海苔」を上手に炙るのは難しいですからね。
うちでは、茶釜をかける電熱器で炙っています。
二枚の海苔を表どうし合わせて手に持ち、裏側を万遍なく炙ります。
すると何とも香ばしい磯の香りが漂い始めます。
赤黒っぽい色が少し青黒く(濃い緑色)になると焼き上がりです。
パリッとして、口の中で優しく溶けながら磯の香り、
うま味とほんのり自然の甘みが口の中に広がります。
品質の良い海苔ほど、パリッとしているけれど口溶けがよく柔らかいのです。
逆に悪い海苔は、ゴワゴワと硬く味も薄くていつまでも口に残ります。
熱々のご飯に、醤油をちょっと付けた海苔をのせて食べるのがシンプルですが
ご飯にイクラやタラコ、明太子などをのせて海苔で巻いて食べるのも最高ですね~
手巻き寿司なんかもパーティーや集まりの時には良いですね
なぜか昔はラーメンにも良く海苔が乗ってましたよね。
海苔はビタミンが豊富だから野菜嫌いのお子さんなどにはお勧めですよ
おにぎりやお弁当にも必須って感じですよね。
何よりも、海苔は自然そのもので添加物が一切ないですから安心です。
日本の伝統食品って、健康に良いものが多いですね。
そんな日本の伝統食品を通して、あなたの健康のお役に立ちたいです。



