朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~ -46ページ目

朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

読書とは――著者や主人公、偉人、歴史、そして自分自身との、非日常の中で交わす対話。
出会えた著者を応援し、
本の楽しさ・面白さ・大切さを伝えていきたい。
一冊とのご縁が、人生を照らす光になる。
そんな奇跡を信じて、ページをめくり続けています。

空き家の増加は全国で社会問題化しています。今月から相続登記が義務化になりました。

空き家をマイナスの負動産にしてはいけない。

実家の空き家問題の解決策は、解体して撤去を除くと、おおよそ以下の3つが考えられます。

1 売却、2 賃貸、3 移住

 

所有しているだけで固定資産税などの基礎的なコストがかかります。

誰かに貸すことができればよいのですが、そのままではなく貸すまえには全体の修繕のほかにこれからもずっと補修や維持修繕をしていかないといけない。借りた人がいつまで借りて住んでくれるのどうか。一旦借り住まわれると、勝手に解約できずに他の人に貸し出しや売却することが簡単ではないのです。

 

自分が住むにしても、そのままではなくリフォームや立て替えが必要な場合が多い。一戸建てかマンションかなど、現在住んでいる形によるが、それを売るのか、貸すのかどうしていくのか。

 

1周忌などを経て落ちついたあとに売却することができればベターだと思いました。しかしなかなか思ったような金額で売れるのかどうか、そもそも場所によっては買い手がつかないからどうしたらよいかと。

 

田舎の古民家だった、友人が地元で不動産をしていた、近所の親戚に割安で譲った、自宅の新築を頼んだ全国住宅メーカーに売却も頼んだ等々ヒントになる事例が紹介されていました。

 

相続があってから考えるというやり方があります。

転ばぬ先の杖です。

できるならばいまからやることを想定しておいたらよいのではないかな。

こんなお話を会う機会があるときにそっと真剣に話す機会があったら、親の意向をうまく反映していける可能性があるのではないかと思います。

 

 

 <目次>

はじめに 

第1章 なかなか売れない実家を売却する方法(親が亡くなったあとの空き家への対応が急務、「田舎の古民家」だったから売れた!しかし売値は1坪たったの3000円。地元の知人の紹介で田畑も含めた1000坪の土地と生家の売却が実現。 ほか)

第2章 売れない実家を売らずに有効活用する方法(売れない理由はいろいろ!売れない家なら貸し出そう、空き家の貸し出しには地方自治体や関連団体の支援もある ほか)

第3章 知らなきゃ売れない不動産売却の基礎知識(「登記」や「境界標」が不備な不動産には誰も手をつけられない!査定価格を高くつける業者を選んではいけない ほか)

第4章 空き家を心配する前に知っておきたい相続の常識(相続人は集まったものの遺産分割協議がまとまらないとどうなる?相続人はどこにいる?親からの相続の場合、戸籍を祖父の代までさかのぼって探すのが基本 ほか)

第5章 親の家を相続するときの基本手続きQ&A(親の家を相続できるのは誰だ?親の家の名義を変更するためにはどんな手続きが必要なの? ほか)

あとがき

 

【No1527】実家の空き家問題を解決する!売るか?貸すか?住むか?主婦の友社編 主婦の友社(2022/04)

自分にとってほどよい幸せとは!

 当たり前に生きていける毎日だな。

192P ほどよい幸せは人によって違う。果てしなく膨れあがっていく欲望を追いかけるのではなく、例えば大戸屋での食事やサウナでの健康法など、自分にとってほどよい幸せを見つけることだ。

 

失敗者とならないように、これを肝としておさえておかないと。

8P お金の哲学とは

コスト意識を持つ、分不相応な買い物のしない、足るを知る。

 

体得するにあたってある一定の量の時間が必要だ。

量質転化、量を積み重ねていくと質的な変化が起こる。

34P ただ単にひとつのことに長時間集中してコミットした

シンプルな話、人が3時間やるところを10時間やれば、人よりも3倍速く人生を進められる。何かをモノにするためには一定の時間が必要です。時間をかけて努力を重ねることです。それさえやれば特別な才能や特技がなくても、誰でもひとつのことをモノにすることは可能です。

 

たとえ成金なっても生活水準を変えない。

車や高級腕時計は、自分の資産を減らすことはあっても増やすことにはならないとあった。

131P 資産を残すため生活水準を上げずお金は使わない。一時的に稼いだのに、事業で失敗する人はほとんどが生活水準を上げたことで、失敗者のほとんどが資金を使い切ったことによる自滅。

137P ショッピング、パーティ、旅行などでお金を使うことは同時に時間を失うことになる。その時間を使わなければ稼げたはずのお金があったのです。

 

 

 <目次>

本書はこんな人に役立ちます

はじめに 

第1章 月収18万円の元教員が起業1年目で月商3.6億円を達成するまで(バスケに明け暮れた中学高校時代、手取り18万円、激務の教員生活に疲弊 ほか)

第2章 感謝されながら最短最速で「億」をマネタイズする方法(さあ、ビジネスをスタートさせよう、マネタイズの基本は「価値を提供する」というシンプルな本質、短期間で一気に稼げ!みんなが間違えているスタートアップで大事なこと)

第3章 おさる式「億を稼ぐ」ロードマップ(最短最速で「ゼロから上位2%の人」になるための方法)

第4章 「お金持ち」を続けるための「おさる式お金の哲学」(お金の持ち方を間違えると永遠にお金持ちになれない、「他人の失敗」が教えてくれること ほか)

第5章 お金で不幸になる人・幸せになる人(他人軸の生き方ではいつまでたっても幸せになれない、ほどよい幸せが最上の幸せ ほか)

おわりに 

 

英語のオンラインスクールを運営する傍ら、各業界のトップインフルエンサーへのマーケティング指導を行う。手取り18万円の教員から起業し、1年目で月商3.6億円を達成。法人化1期目で年商5.2億円(税引前純利益4.7億円)、2期目で年商11億円(同10億円)、起業3年半で累計25億円を売り上げる。YouTubeチャンネル「英語コーチ‐イングリッシュおさる」「YouTubeマーケターおさる」運営。登録者数は合計40万人超。英検1級、TOEIC970点

 

【No1526】先が見えない時代のお金と「幸福」の黄金比 最短最速で結果を出して幸せに生きる!新しい「お金の思考法」 イングリッシュおさる KADOKAWA(2024/03)

NHK大河ドラマ「光る君へ」を楽しみにして毎週見ています。

これは事実と虚構が入り混じったエンターテインメントものとして私はとらえています。

ドラマでは直接言葉を交わしており、同じ日同じ時間同じ場所でいっしょに宴で戯れていました。この本にも書かれていましたが、文のうえでは清少納言の記述はありますが、清少納言が中宮定子の宮仕えを辞め内裏から下がって4年後ぐらいに紫式部が彰子の女房となっているので面識はなく、清少納言と紫式部は出逢っていなかったのではないでしょうか。

 

貴族たちがハマった全54帖の源氏物語はアバウトな感覚でしか知りません。

大人向けの源氏物語も人気があり、図書館では貸し出し中が多いです。

「平安京ってどんなところ?」「平安貴族はどんな暮らしをしていたの?」「貴族はどんな服を着ていたの?」フルカラーで豊富な史料と絵がありすべて漢字にふりがなが付いているなど小学生向きですが、小学生だけでなく大人が読んでも学びになります。

 

平安時代では、源氏物語で描かれた光源氏のような男性が理想だったのでしょう!

186P 平安時代にモテたのはこんな人!

平安時代の貴族社会では、男女とも容姿が美しい人がよいとされていたんだ。この容姿がよいというのは、単に外見だけでなく、内面の心ばえや才能なども合わせて持っている人だよ。そのため、この時代の理想の男性の条件には、身分が高いこと(天皇家に近い、家が名門)、よい役職についている、または出世の見通しがあること、絵画や踊りなどの芸術や学問の才能があること、性格がよくて、女性関係のごたごたがないことなどがあげられるよ。

平安時代の貴族は、「一夫多妻制」だったよ。家柄が見合ってしっかりした妻が1から3人、愛人が0から5人ぐらいというのが普通だったんだ。

 

 <目次>

本書の使い方

巻頭マンガ

紫式部はどんな人?

『源氏物語』人物関係図

第1章 誕生と成長、初恋

第2章 若かりし頃のあやまち

第3章 栄華の極みへ

第4章 花から花へ数多の恋路

第5章 晩年の親心と恋心

第6章 人生は因果応報

第7章 光源氏の子孫たち

さくいん

協力者一覧・参考文献

 

 

国語講師。東進ハイスクール・大学受験Gnobleで教えるほか、カルチャースクールや公民館での古典入門講座、古典や和の習い事が楽しめる場「三鷹古典サロン裕泉堂」の運営、音声配信メディアVoicyでの「毎朝古典サプリ」放送など、幅広い人に古典を届ける活動を行う。東京大学卒業、放送大学大学院修了

 

【No1525】光源氏の物語 貴族のくらし 吉田裕子 佐藤亮子 JTBパブリッシング(2023/12)

 

新しいことをやりたいという好奇心精神を持っていると、脳の前頭葉を使うのでボケにくいと聞いています。(精神科医の和田秀樹さん本より)

スマホを使いこなせたらいいな!と思っています。日頃あまり使いこなせなくても、かつて読んで知っていることがあれば、とっさのときに頭の隅っこに出てきて役に立つときがくるかもしれません。

これまで「習うより慣れろ!」の精神でスマホを使ってきました。

あえて基本的・基礎的なことが知りたかったから。

知っている人にとっては超当たり前なのかもしれませんが、初心者の方の悩みから「はっとして!」役に立つこともあります。

タップする、アカウント、アプリ、アップデート、ログイン/ログアウト、ロック画面など日頃普通に使っている基本的なスマホ用語の意味について丁寧にわかりやすい説明がありました。

例えば、電子メールやメモなどで音声マークをタップして、しゃべった言葉をそのまま文字に記録できる「音声入力」という機能を使うことなどが勉強になりました。使っていなかったので早速使用していきます。

 

加齢の悩みをスマホで解決します

1 物忘れが多くなった → 物忘れは記憶ではなく、記録で解決できる!

2 孤独感・孤立感がある → 孤独にはスマホでコミュニケーションの手段を増やして対抗する!

3 災害時に頼れる人がいない → スマホですばやい情報収集ができて、自分の身が自分でまもれる!

4 息子・娘とギクシャクするようになって → 忙しそうな子どもに頼るよりも、物知りなスマホに頼ろう!

5 日々の買い物が億劫になった → スマホで買い物をすれば、労力ゼロで楽しい!

6 体力が衰えて、体のあちこちが不調だ → スマホ・デジタル機器を使えば、楽しく持続的に体力増進!

7 することがなくて毎日が退屈だ → スマホを使ったインターネットは“楽しい”の宝庫!身近なことを調べよう!

 

 

 <目次>

はじめに 増田由紀

序章 スマホを十分に使いこなせていないアナタへ…“スマホ苦手意識”がすっと消える7つの新発想

第1章 困ったら、まずはスマホに聞いてみる!スマホの「検索グセ」が身につけば、老け込まずに済む!

第2章 スマホは、シニアの心強い相棒!体と心の衰えは、スマホで十分にカバーできる!

第3章 電話やメールよりも便利で楽しい!家族・社会といつもつながれる!スマホらくらく交流術

第4章 ネットショッピングから、スマホ決済まで―シニアの買い物は、スマホでもっと楽しくラクになる!

第5章 災害大国ニッポンで暮らすシニアの新常識 災害のときに必要なのは、まずはスマホです!

第6章 遺される子ども世代の負担を軽くするために…「デジタル終活」は、スマホ利用者の新常識

おわりに 牧 壮

 

【No1524】老いてこそ、スマホ 年を重ねて増える悩みの9割は、デジタルで解決する 牧 壮 増田由紀 主婦と生活社(2023/10)

和田秀樹さんは、悟っておられます。

老年期の生き方に関しては名人の域です。

最近ついつい手に取って読んでしまう和田さん本からまた新しい発見があるのと同時に、既存の知識の拡張や理解がさらに深まるような傾向があります。読んでいて納得できる内容が多いです。

 

「孤独」「健康」「お金」の老後の不安の3Kもあるが、60歳からは好き放題に生きていい → 本当に?好きなことばかりしてもいい。

悲観的で固定観念にとらわれて、したいこともせず我慢している人は、老化のスピードが明らかに速い → 楽観的で一観念にとらわれずしたいことをしていけばいい!

 

「好きな人としか付き合わない、納得できることしかしない」は、若いときにはできなかったので、60歳からそれらができてくるころなのかと思います。

気の合わない人とは付き合いたくないという気持ちはよく分かりますしそうしていきたいものです。

 

◎32P 収入や職種にこだわらなければストレスはもっと減る

お金の心配がないなら、やりがいや張り合いを動機とした「幸せな再就職」ができる。過去にこだわると幸福を逃す危険あり。

 

60代からの再就職をかんがえるうえでの基本は、「お金をとるかストレスフリーを取るか」

まだまとまった額の収入が安定的に必要ならば、もといた会社で仕事を続けつつ、少々のストレスは我慢するというのが妥当な線です。

住宅ローンも返済し終わって、子どもも成人しお金が多くかかる時期が一段落しているならば別です。収入はさほど多くなくていいから、煩わしい人間関係に悩まされなくていい仕事を選ぶことができます。

お金のためでなく、やりがい、楽しさ、人の役に立つ喜びなどを目的として働くとき、幸福度は大きく上がります。

社会と関わり続けることで生活に張り合いがでますし体や頭の衰えも防げます。

 

ひと昔は、定年後に再就職先を見つけることはなかなか困難でした。しかし今は空前の人出不足時代です。人口減少と、団塊世代が定年によって大量に退職したことで現役世代だけでは仕事が回らない状態なのです。

 

収入さえ気にしなければ、働き先はいくらでも見つけられます。

視野の広がる仕事をすれば、定年後の人生が輝く。

 

 

 <目次>

はじめに

第1章 人間関係は「好きな人としか付き合わない」(定年退職は人間関係のストレスを解消するチャンス、孤独になるのは全然悪いことではない、働き続ける場合も、定年後は人間関係のストレスが減る ほか)

第2章 健康づくりは「納得できることしかしない」(医者の言うことを鵜呑みにしない、処方されるがままに、たくさんの薬を飲まない、薬の副作用で意識障害が起こることもある ほか)

第3章 お金は「自分が何に使いたいかしか考えない」(老後に毎月使える金額の上限を計算しておく、収入が足りていても、定年後も働くという選択肢も、医療費は心配しなくていい ほか)

おわりに 老後の不安をなくすには?

 

 

 

精神科医。1960年、大阪府生まれ。1985年に東京大学医学部卒業後、東京大学医学部附属病院、国立水戸病院、浴風会病院精神科、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェローなどを経て、立命館大学生命科学部特任教授。映画監督としても活躍している。

 

【No1523】60歳からは、「これ」しかやらない 老後不安がたちまち消える「我慢しない生き方」 和田秀樹 PHP研究所(2023/12)

和田秀樹さんは、悟っておられます。

老年期の生き方に関しては名人の域です。

最近ついつい手に取って読んでしまう和田さん本からまた新しい発見があるのと同時に、既存の知識の拡張や理解がさらに深まるような傾向があります。読んでいて納得できる内容が多いです。

 

「孤独」「健康」「お金」の老後の不安の3Kもあるが、60歳からは好き放題に生きていい → 本当に?好きなことばかりしてもいい。

悲観的で固定観念にとらわれて、したいこともせず我慢している人は、老化のスピードが明らかに速い → 楽観的で一観念にとらわれずしたいことをしていけばいい!

 

「好きな人としか付き合わない、納得できることしかしない」は、若いときにはできなかったので、60歳からそれらができてくるころなのかと思います。

気の合わない人とは付き合いたくないという気持ちはよく分かりますしそうしていきたいものです。

 

◎32P 収入や職種にこだわらなければストレスはもっと減る

お金の心配がないなら、やりがいや張り合いを動機とした「幸せな再就職」ができる。過去にこだわると幸福を逃す危険あり。

 

60代からの再就職をかんがえるうえでの基本は、「お金をとるかストレスフリーを取るか」

まだまとまった額の収入が安定的に必要ならば、もといた会社で仕事を続けつつ、少々のストレスは我慢するというのが妥当な線です。

住宅ローンも返済し終わって、子どもも成人しお金が多くかかる時期が一段落しているならば別です。収入はさほど多くなくていいから、煩わしい人間関係に悩まされなくていい仕事を選ぶことができます。

お金のためでなく、やりがい、楽しさ、人の役に立つ喜びなどを目的として働くとき、幸福度は大きく上がります。

社会と関わり続けることで生活に張り合いがでますし体や頭の衰えも防げます。

 

ひと昔は、定年後に再就職先を見つけることはなかなか困難でした。しかし今は空前の人出不足時代です。人口減少と、団塊世代が定年によって大量に退職したことで現役世代だけでは仕事が回らない状態なのです。

 

収入さえ気にしなければ、働き先はいくらでも見つけられます。

視野の広がる仕事をすれば、定年後の人生が輝く。

 

 

 <目次>

はじめに

第1章 人間関係は「好きな人としか付き合わない」(定年退職は人間関係のストレスを解消するチャンス、孤独になるのは全然悪いことではない、働き続ける場合も、定年後は人間関係のストレスが減る ほか)

第2章 健康づくりは「納得できることしかしない」(医者の言うことを鵜呑みにしない、処方されるがままに、たくさんの薬を飲まない、薬の副作用で意識障害が起こることもある ほか)

第3章 お金は「自分が何に使いたいかしか考えない」(老後に毎月使える金額の上限を計算しておく、収入が足りていても、定年後も働くという選択肢も、医療費は心配しなくていい ほか)

おわりに 老後の不安をなくすには?

 

 

 

精神科医。1960年、大阪府生まれ。1985年に東京大学医学部卒業後、東京大学医学部附属病院、国立水戸病院、浴風会病院精神科、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェローなどを経て、立命館大学生命科学部特任教授。映画監督としても活躍している。

 

【No1523】60歳からは、「これ」しかやらない 老後不安がたちまち消える「我慢しない生き方」 和田秀樹 PHP研究所(2023/12)

社会的な問題として空き家は他人事ではありません。

これからも少子超高齢社会なので、空き家問題は、誰にでも起こり得ることではないでしょうか。

 

タレントの松本明子さんは1966年生まれです。彼女の実家じまいの顛末が書かれた本でした。

 

「墓じまい」は、いまあるお墓を解体・撤去して更地にしその使用権をお寺さんなど墓地の管理者に返還することです。その一方、「改葬」は新たに別の場所にお墓を移す、お墓の引っ越しのことです。改葬は、遺骨を移転し新たな場所で供養することになります。

 

空き家になった彼女の実家の維持費に25年間で約1800万円かかっていたのです。それにもかかわらず、売却時の初回査定額は約200万円で、実際には約600万円で売却されました。いったいなぜこんな風になってしまったのかを知りたかったのです

 

173P 実家じまいは法事や神事を節目に考える人が多い

仏教なら三回忌(満2年)や七回忌(満6年)、神道なら三年祭(満三年)や五年祭(満五年)が済むまでは、そのままにされる人が多い。

 

節目にしまう人が多いのは参考になりました。

いつかは片付けなければならないと思いつつ、ついつい先延ばしにしてしまいますから。

 

松本さんの貴重な体験からつらく大変なお気持ちがわかるようになってきました。不安もありましたが少し解消してちょっとだけ実家じまいへの心構えや想定問答ができあがってきたと思います。

 

55P 親が元気なうちに実家の話をする

実家の先々のことを話せせるようでないと、後々、家財や遺品の整理も難しくなります。実家には子どもたちが想像する以上に物が溢れています。

私たちの親の世代は、とにかく物を持ちたがる。捨てようとしない。使いもしない何十年も前の結婚式の引き出物とか、お葬式の香典返しとか、「それ、残しておいてどうするの?」という物が山ほどありました。

それらが手付かずのまま残っていたら、いざ実家じまいをする時、冗談ではなく、死ぬほど整理に苦労するはずです。若いうちはまだいいのです。親の年を心配する頃にはコドモだって40~50代です。だんだん体力が落ちてきますから、溢れる物と格闘するのも大変になるのです。とにかくキツイ。実際に経験したので間違いありません。

それを避けるためには、親は元気なうちに、、少しでもいいので、物を整理できるようにすること。ただし、現実にはこれが難しい。大抵の親は、物の整理に抵抗するからです。「少しは片づけようよ」などと言おうものなら、すぐにへそを曲げる。

でも、親であれば、誰だって子どもに迷惑をかけたくないと思っているもの。こんなに荷物を残して親が亡くなったら、あとで子どもが大変なんだよね、ということを、上手に話して理解してもらうのが、結局は一番いいのかなと思います。

 

 <目次>

第1章 「空き家」ってこんなにお金がかかるとは!(空き家の維持に25年、かけた費用は1800万円!父の思いに揺れた実家じまい、ついた売り値は600万円 ほか)

第2章 教えて専門家の人!実家の「空き家問題」はどうすればいいですか?(実家の空き家問題とは何か?「負動産」にしないための実家の空き家対策 ほか)

第3章 教えて専門家の人!思い出の品はどうしたらいいですか?(遺品整理を上手に進めるコツ、生前整理は「終活」の考え方を取り入れるとうまくいく ほか)

第4章 教えて専門家の人!先祖のお墓をどうしたらいいですか?(墓じまいはどうやればいいの?、引っ越し先のお墓や供養はどうするの?)

おわりに 

 

1966年生まれ。香川県出身。82年に日本テレビ「スター誕生!」チャンピオン大会に合格したことがきっかけで、翌年、歌手デビュー。その後、元祖バラドルとして人気バラエティー番組「DAISUKI!」「進め!電波少年」(日本テレビ系)などに出演し、明るく親しみやすいキャラクターで人気を確立する。現在は、バラエティー番組の他、ドラマ、映画、舞台と幅広く活動中。こうした活躍の裏で、25年にわたり累計約1800万円を費やして高松市にある空き家となった実家を維持する日々を送っていたが、放置された空き家の危険性や物だらけの実家の問題などを取り上げたテレビ番組に出演する中で、実家じまいを決意。2018年に実家の売却と2トントラックで10回分の遺品整理を行なった。近年は、自身のしくじり経験をもとに、実家じまいの重要性をメディアで発信している。

 

【No1522】実家じまい終わらせました!大赤字を出した私が専門家とたどり着いた家とお墓のしまい方 松本明子 祥伝社(2022/06)

人生において、光の部分よりも影の箇所に目が向くようになってきたのは歳を重ねてきたからだけではない。

自己責任だけではなく、社会の歪みによって無縁となったのではないか。高齢者に起きている事実に背を向けているのではないか。目をそらして問題を未来に先送りしているのではないか……。

末路をたどっていくと、終わりには誰に頼っているのか、何に寄り添うのか、どのような結末となったのか、その事例を知って将来誰か人のために活かしていきたい。

4P 考えなければならないのは、今の日本では、“無縁高齢化”とも呼ぶべき状況が起きているということだ。年齢を重ねるにつれて、家族や地域との関係性が弱まっていき、やがて命綱が切れてしまうように社会から切り離され、濁流の中を漂流する。

高齢者の中には、運悪くたまたまそうなった者もいれば、自らの所業によってそうなった者もいる。病気や障害があったり、社会の不当な差別を受けたりすることで、人間関係が切れた人もいる。

そんな彼らが最後に漂着するのが、高齢者(老人)福祉と呼ばれる場所だ。そこには、実に様々な人の姿がある。

介護虐待を受けた認知症の老人、家族全員を失くした障害者、無銭飲食を繰り返す者、80歳を超えた性的マイノリティの人、余命宣告されたホームレス、人生に絶望した自殺未遂者……。

 

 

この言葉が強く心に残った。

「人は他者によって生かされている」

自分独りだけで決して生きているのではなく、独りで生きていけるはずもない。周りのみんなにお世話になっている。自分が生まれた時と同様に亡くなったあとも誰かのお世話に必ずなるはず。どんな立場においても、できるだけ負担をかけないようにしたいというのは素直な気持ちなのかと思う。

61P

「僕としては、誰もが人生の終わりの光景を想像しておくべきだと思っています。

特に中高年はそうです。遺品をどうするのか、ペットをどうするのか、仕事の処理を誰に頼むのか、その費用をどうするのか。きちんと自分の死後のことを考え、やるべきことをやっておきさえすれば、周りの人はつらい思いをしなくて済むのです」

人は他者によって生かされている。だからこそ、自分が死んだら終わりではなく、死後に周りの人たちに負担をかけないように、できることをしておくことが大切なのだ。遺品整理や特殊清掃の現場に身を置いているからこそ、酒本氏の言葉が重く響く。

 

 <目次>

はじめに

第1章 黒い黄昏(刑務所という終の棲家―累犯者、暴力化する介護―高齢者虐待、腐朽する肉体―孤独死)

第2章 過ぎし日の記憶(海の怪物との戦記―捕鯨、黒いダイヤの孤島―炭鉱)

第3章 日本最大のドヤ街の今(ドヤ街の盛衰―就労支援、命の牙城―LGBTQ高齢者介護、名のない墓碑―葬儀)

第4章 忘れられた日本人(隔離と爆撃―ハンセン病、闇に花を咲かせる―ハンセン病、祖国は幻か―中国残留日本人)

第5章 高齢者大国の桃源郷へ(死の淵の傾聴―自殺、もう一つの実家―介護、村はなぜ、女性長寿日本一なのか―寿命)

 

1977年東京都生まれ。2005年にアジア諸国の障害者や物乞いをルポした『物乞う仏陀』でデビュー。ノンフィクションを中心に、小説や児童書など幅広く執筆活動を行う。

ほかの著書に「漂流児童」「遺体」など。

相続のまえに遺言書を書くメリットが多く書かれてありました。

その反対に、相続では情が通用しない、遺言がなかったためにトラブルが起きた事例があります。

過去の戸籍からどんな関係者が現れるともわからない。亡くなった方を基準に考えると、例えば、別れた妻との間に子どもがいる、認知した子がいる場合などです。

また、兄弟で土地等を共有にした場合です。不動産はなかなか分割できないので相続では単独所有にするべき。さらに、内縁の妻の場合、法律上戸籍を入れていないと配偶者ではないため法定相続人には決してなれない。

そのほか、未婚の人だけでなく、結婚して子どもがいない人、夫も両親も既に死去、兄弟姉妹もいない人、つまり相続人が一人もいない人です。遺言書に日付が明記されていなかったために無効となった事例もありました。

 

「付言事項」は、とくに勉強になりました。残された相続人を傷つけない争族を巻き起こせない大切な遺言の一部です。遺言に財産を誰にあげるかという法的な効果を持つ部分のほかに、付言事項という法的効果がないことを書く部分があります。「家族への感謝や自分の葬式の形式」など、あとに残された相続人に自分の想いをことばで伝えられるか、それによってトラブル、争族を防ぐことが可能となります。

 

知っていると良かったなと思うことや知っていて得することがあります。

相続にあたっては、遺言に関してそのメリットが顕著になるかと思います。

相続事項を補完するために、例えば、行政書士や司法書士などの法律の専門家に相談することも選択肢の一つです。

 

遺言と遺書を混同してはいけません。死亡した時に財産をどのように分配するか法的な効果を発揮する「遺言書」は、死を覚悟した人が死後のために書き残す文書「遺書」とは違います。

 

自分が50歳ぐらいになると、親が高齢となり体が弱ってくるような年代ではないかと思います。

自分にとっても知力と気力と判断力、決断力などが充実している年代のうちに遺言を書くメリットを強く感じました。自身の意思表示をしておくため、残された者に迷惑がかからないようにするため、あとの争いを未然に防ぐためにも必要なのです。

この本に書かれてあったとおり、子どもがいない夫婦などで連れ合いが亡くなってから義兄・義姉などとの間でまさに争族とならないために、事前に遺言書を認めるなど、息災なうちにできることをする、何をなすべきなのかを考えさせられました。

 

97P 相続争いはごく一般家庭にこそ起こるもの

家庭裁判所申し立てられる年間1万2千件の遺産分割調停のうち、実に全体の33%が1千万円以下の案件という。全体の約75%が遺産額5千万円以下の案件が占めている。

自宅があって、老後の預貯金があって、というごく普通の家庭こそが相続争いが最も勃発しやすいのだということを認識してください。

相続人同士のデリケートな話し合いの遺産分割協議をカットするツールが「遺言書」なのです。遺言書を用意することによってこうしたリスクを回避できる、遺言書には非常に大きな効果があります。

 

 <目次>

はじめに 

第1章 いざこざは「遺言がない」から

第2章 トラブルを防ぐ基礎知識

第3章 遺言書がないばかりに生じた争い

第4章 遺言を書いたのに起きたモメ事

第5章 さらに遺言を活用する

巻末資料 遺言書を作成してみよう

自筆証書遺言作成のポイント

公正証書遺言作成のポイント

 

 

辻・本郷税理士法人相続部部長。税理士、1級ファイナンシャル・プランニング技能士。東京都出身。慶應義塾大学卒業後、2009年に独立系税理士法人の最大手で、相続税申告件数日本一の辻・本郷税理士法人に入所。2012年から2年半にわたりメガバンクのプライベートバンキング部門へ出向し、富裕層の資産承継にかかる税務顧問を担当。帰任後は相続部に在籍し、相続・資産承継コンサルティングをメインに、相続や贈与の税務申告はもちろん、セミナー活動、執筆活動を精力的に行う。

 

【No1520】55歳になったら遺言を書きなさい 17のケーズで学ぶ死ぬ直前じゃ間に合わない「遺言のススメ」 井口麻里子 あさ出版(2020/04)

 

あっという間。

相続の発生から相続税の申告までの期間は10カ月しかない。

実家に自分が住むか、売却するか、人に貸すか、いずれかを選択することになる。

相続の方針が決まらず期間が過ぎてしまうと、親の家が空き家となってしまう可能性がある。

全国では7戸に1戸が空き家となっており、2033年には3戸に1戸が空き家となる可能性があるとのこと。

不動産が負動産にならないために、そうなる前に事前に大まかな方針を決めておいて、スムーズに相続できるための対策を考えておかないといけないと思った。

 

36P 空き家を放置していたらどうなるか。空き家の放置にはデメリットしかない

・不審者の侵入

・放火による火災

・ゴミ等の放置や不法投棄

・建物が劣化し通行人などにけがをさせる などのリスクがある。

近所に迷惑をかけるばかりか、自分の空き家が原因で他人に損害を与えれば賠償問題にもなる。自分が亡くなると、その子に所有者が移ることになり孫に負担を押し付けることになる。共同名義にしていた場合は、二次相続が発生した時に所有者の数が増えてしまい、トラブルになる可能性がある。

 

「空家等対策特別措置法」

自治体が空き家の管理状況を調査し、危険や有害、景観を損なっている、放置することが不適切だと該当すれば、特定空き家に対して管理や修繕の指導が出される。

固定資産税が6分の1になる軽減措置がなくなる。更地と同じになる。

また、行政代執行で家が解体されその費用が請求されることもある。

 

 <目次>

はじめに 

1章 あなたの「家」、これからどうなる?(「親が亡くなった」…突然直面する“実家問題”、日本は「空き家だらけ」という現実 ほか)

2章 「家」と相続の話―親子で決めておくべきこと(相続トラブルを招かないために「実家」「自分の家」の未来を考えよう!準備が9割!「負動産」にしないために、いつからどんなことを決めておく? ほか)

3章 “住む”実家のどこを直せばいい?(相続した実家に住むとしたら、リフォームを考える時期はいつ?まずはどこから手をつけるのがいいか ほか)

4章 “売る”上手に売るにはどうする?(その家、売る?売らない?どっちが得?相続した不動産を売却する流れ ほか)

5章 “活用する”実家の有効活用を考えよう(賃貸経営の基礎知識、不動産活用をするなら管理会社選びが重要 ほか)

付録 明るい未来のために今すぐ始めよう!「家」を活かす準備

 

株式会社コジマ代表取締役社長。1968年、埼玉県出身。大学卒業後の1991年、フジサンケイグループの不動産建設会社に入社。98年に退職後、父の経営する株式会社コジマに入社。2004年に代表取締役に就任。不動産の管理、売買・賃貸の仲介・代理、コンサルティング、リフォーム、土地の有効活用など、不動産の専門家として幅広く活動。空き家・空き地問題、相続の問題に積極的に取り組んでいる。2021年に「片付け整理ドットコム」を立ち上げ、不動産・建築の視点に基づき「家の整理」全般のサービスを提供