源氏物語 光源氏の物語 貴族のくらし 吉田裕子 佐藤亮子 JTBパブリッシング(2023/12) | 朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

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読書とは――著者や主人公、偉人、歴史、そして自分自身との、非日常の中で交わす対話。
出会えた著者を応援し、
本の楽しさ・面白さ・大切さを伝えていきたい。
一冊とのご縁が、人生を照らす光になる。
そんな奇跡を信じて、ページをめくり続けています。

NHK大河ドラマ「光る君へ」を楽しみにして毎週見ています。

これは事実と虚構が入り混じったエンターテインメントものとして私はとらえています。

ドラマでは直接言葉を交わしており、同じ日同じ時間同じ場所でいっしょに宴で戯れていました。この本にも書かれていましたが、文のうえでは清少納言の記述はありますが、清少納言が中宮定子の宮仕えを辞め内裏から下がって4年後ぐらいに紫式部が彰子の女房となっているので面識はなく、清少納言と紫式部は出逢っていなかったのではないでしょうか。

 

貴族たちがハマった全54帖の源氏物語はアバウトな感覚でしか知りません。

大人向けの源氏物語も人気があり、図書館では貸し出し中が多いです。

「平安京ってどんなところ?」「平安貴族はどんな暮らしをしていたの?」「貴族はどんな服を着ていたの?」フルカラーで豊富な史料と絵がありすべて漢字にふりがなが付いているなど小学生向きですが、小学生だけでなく大人が読んでも学びになります。

 

平安時代では、源氏物語で描かれた光源氏のような男性が理想だったのでしょう!

186P 平安時代にモテたのはこんな人!

平安時代の貴族社会では、男女とも容姿が美しい人がよいとされていたんだ。この容姿がよいというのは、単に外見だけでなく、内面の心ばえや才能なども合わせて持っている人だよ。そのため、この時代の理想の男性の条件には、身分が高いこと(天皇家に近い、家が名門)、よい役職についている、または出世の見通しがあること、絵画や踊りなどの芸術や学問の才能があること、性格がよくて、女性関係のごたごたがないことなどがあげられるよ。

平安時代の貴族は、「一夫多妻制」だったよ。家柄が見合ってしっかりした妻が1から3人、愛人が0から5人ぐらいというのが普通だったんだ。

 

 <目次>

本書の使い方

巻頭マンガ

紫式部はどんな人?

『源氏物語』人物関係図

第1章 誕生と成長、初恋

第2章 若かりし頃のあやまち

第3章 栄華の極みへ

第4章 花から花へ数多の恋路

第5章 晩年の親心と恋心

第6章 人生は因果応報

第7章 光源氏の子孫たち

さくいん

協力者一覧・参考文献

 

 

国語講師。東進ハイスクール・大学受験Gnobleで教えるほか、カルチャースクールや公民館での古典入門講座、古典や和の習い事が楽しめる場「三鷹古典サロン裕泉堂」の運営、音声配信メディアVoicyでの「毎朝古典サプリ」放送など、幅広い人に古典を届ける活動を行う。東京大学卒業、放送大学大学院修了

 

【No1525】光源氏の物語 貴族のくらし 吉田裕子 佐藤亮子 JTBパブリッシング(2023/12)