「親の介護は突然やってくる」
介護の専門用語を使わずにわかりやすく、基礎から丁寧にきれいごとではなく現実的にものごとを教えています。
例えば、親の介護の準備について
親が老いていく兆候を見逃さず、早めに対策を講じることが推奨されています。
「介護が必要になる前に、親と介護についての話し合いを持つことが重要だ」
例えば、介護の経済的側面について
介護にかかる費用やお金の管理が重要であることが述べられています。
「親の介護費用は親自身が負担すべきであり、自分の生活に影響を与えないように計画を立てる必要がある」
例えば、親とのコミュニケーションについて
親と介護について話し合うためのタイミングや方法が提案されています。
「エンディングノートを利用して、親の意思や希望を確認することが重要だ」
親の介護は、親のためだけでなく自分のためになります。
親の介護を通して、老いを先に疑似体験できるからです。
27P 親が倒れたり認知症になったりしてからあたふたするんです。そうなる前に知っておくべき事、やるべきことをこの本でお伝えしていきます。老いた親のことがなんとなく気になっていてもそのまま見て見ぬふりをしている人が多いと思うんです。
84P 親のためにやるべきことはたくさんありますが、同時に自分の生活を守るための行動をする。結果として、それは親孝行になるし、自分のためにもなるわけです。
138P 親の老いを通して、自分がこれからどうなっていくかの予習ができる。些細な行動の一つひとつに時間と労力、お金がかかる母の姿は、30年後の自分の姿なんだと。この経験は無駄じゃない。
145P 親の老いを通して、若さや時間の大切さ、健康のありがたさを痛感するので、今という時間をより大切にするようになります。
156P 親の老いや介護を通して予習しておけば、その知識はそのまま自分の未来に活かせます。
<目次>
はじめに
第1章 自分のことをいちばんに考える
第2章 親の老いを通して自分の人生を考える
第3章 知らないと後悔する介護の休みの基本
第4章 いくらかかる?介護のお金のリアル
第5章 情報を制する者が介護を制す
第6章 介護の正論に振りまわされない
第7章 ストレスを減らして身軽になっておく
第8章 老いていく親は30年後の自分の姿
第9章 親と話をしやすい3つのタイミング
おわりに
工藤広伸さん
介護作家・ブロガー。1972年、岩手県盛岡市生まれ。2012年、40歳のときに認知症の祖母と母のダブル遠距離介護がはじまり、介護離職。その後、介護ブログを立ち上げ独立。新聞やWebメディアなどでの執筆活動を中心に、大手企業や全国の自治体で講演活動をしながら、現在も介護と仕事の両立を続けている。途中、悪性リンパ腫の父も介護し、看取る。独自の介護の工夫やノウハウが、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」など、多数のメディアで紹介される









