ビタミンDを用いた新たながん治療法を紹介している。これが患者にとって福音となるか本物なのかどうか。これから症例を積み重ねていかないといけない。がんを克服するために可能性があるならば取り入れて対応をしていくべきだと思う。
34P「毎日ビタミンDのサプリを摂取していると、がんの種類に関係なくすべてのがんの死亡率を12%減じ得る」「がんを発症してから毎日ビタミンDを摂るようになった場合でも、がんの死亡率が11%も下がっていた」。
ビタミンDは基本的に日に浴びることやサプリメントで摂取できるものであり、副作用の心配がなく効果のおよぶ期間・部位は広範囲にわたるものだと書かれてある。
なぜ、ビタミンDががんに効くのか。ビタミンDとはなんなのか。ハーバードや著者の研究で得られた科学的エビデンスを基にして、ビタミンDががんに作用するメカニズムを解き明かすとともに、新たな夢の治療法として確立させるべく取り組んでいる最新の研究を紹介している。
<目次>
プロローグ~ビタミンDはがん医療のゲーム・チェンジャーになれるか~(白血病と私、「私ぬがん」と「私なないがん」、何が違う? ほか)
第1章 スーパービタミン「D」の驚くべき効果(ビタミンDの不思議、ビタミンDはビタミンにあらず! ほか)
第2章 「がんの新常識」を知って、正しく恐れよう(「がん」とはどういう病か、「がんは死ぬ病」という常識が覆った! ほか)
第3章 がんとビタミンDの関係―Dは「死ぬがん」ほどよく効く(ビタミンDは第6のがん治療となり得るか?ビタミンDの抗がん効果を検証する「アマテラス試験」をスタート! ほか)
おわりに
参考文献
浦島充佳さん
1962年、愛知県生まれ、東京育ち。東京慈恵会医科大学分子疫学研究部部長・教授。小児科専門医。86年、東京慈恵会医科大学卒業後、附属病院において骨髄移植を中心とした小児がん医療に献身。93年、医学博士。94~97年、ダナファーバー癌研究所留学。2000年、ハーバード大学大学院にて公衆衛生修士取得。13年より東京慈恵会医科大学教授。小児科診療、学生教育に勤しむ傍ら、分子疫学研究室室長として研究にも携わる。9・11米国同時多発テロに強い衝撃を受け、医師として大勢の尊い命を守るべく活動するようになる。専門は小児科、疫学、統計学、がん、感染症。現在はビタミンDの臨床研究にフォーカスしている。またパンデミック、災害医療も含めたグローバル・ヘルスにも注力している。
【No1826】ビタミンDでがんの再発・死亡を予防する!ビタミンDは副作用のない抗がん剤 浦島充佳 さくら舎(2025/01)









