【No1801】任侠梵鐘 今野 敏 中央公論新社(2025/01) | 朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

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一冊とのご縁が、人生を照らす光になる。
そんな奇跡を信じて、ページをめくり続けています。

組織犯罪対策係の甘糟の出番もあった。

今回も阿岐本組の面々が活躍する話であり、義理人情に厚いヤクザの親分で組長の雄蔵、代貸の日村、組員の健一、稔、テツ、真吉。そして組長の兄弟分の永神が活躍する。

永神が阿岐本組にある相談事を持ち込んできた。

まずは神社に関することだった。神社でのお祭りの屋台が町内会でやることとなりいつものテキヤが祭に露店を出せなくなったことを憂えている。このことから、お近くのお寺で地元から除夜の鐘がうるさいというクレームが来ることにも発展していった。

必要悪と呼ばれる任侠。土地ブローカー暗躍の解決に向けて阿岐本組長の采配が光る内容であったなと。

 

今野敏さん

1955年、北海道三笠市生まれ。78年「怪物が街にやってくる」で問題小説新人賞を受賞しデビュー。以後旺盛な創作活動を続け、執筆範囲は警察・サスペンス・アクション・伝奇・SF小説など幅広い。2006年『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞、08年に『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞及び日本推理作家協会賞、17年には「隠蔽捜査」シリーズで吉川英治文庫賞を受賞。空手の源流を追求する、「少林流空手今野塾」を主宰。