趣味にお金を使う、行きたかった場所に旅行する、友達と楽しく過ごすなど、自分がやりたいことをしていき自分の人生を最後まで楽しみたいです。
「ゼロ活」のように、お金をゼロにしなくてもよいのではないかなと思います。相続税がかからない程度の金額の範囲内で、ある程度のお金を残すこともありなのではないかと。
また、50代以降では、次世代のために自分ができることをしていくような視点が大切ではないかと気づきました。
このゼロ活とは、人生設計を自分で描き、実践していくことのようです。
自分の持つお金を使い切り、資産セロの状態で天寿を全うする活動を指していました。自分が一生懸命働いて貯めた財産を人生の終わりまで好きなことに使いましょうと。
・人生後半をいかに生きるかの大方針を自分なりに決め実践する。
・自立を果たすこと、それは家族と一緒に暮らしていてもできる。
・人生の秋、つまり50歳から老いを迎えるまでに、やりたいことをやりつくし、悔いのない人生を満喫する。
・人生の冬、つまり75歳以上では年金収入内で生活し、お金に煩わされない。
・その結果、死亡時点において、お金はほとんど残らなくても気にしない。
・できれば、死にいたる老いの期間を心穏やかに豊かに暮らす、そのすべを身につける。
この健康寿命を見据えながら、自分がやりたいことをしていきたいな。
69P 平均寿命より健康寿命を考えよう
厚生労働省が発表した「令和5年簡易生命表」によれば、2023年に死亡した人の中で最も多い年齢である死亡年齢最頻値は、男性が88歳、女性が92歳だとされています・多くの男性は80代後半まで、多くの女性は90歳以上まで生きるのです。
(健康寿命は、男性が72.57歳、女性が75.45歳)
人が死ぬまでの寿命と、自分が元気で暮らせる寿命は違うということ。健康寿命と死亡最頻値の差だけを考えたならば、男性で約15.5年、女性は約16.6年もあります。この期間は、介護や医療のお世話にならないといけませんから、当然お金の負担も増えるでしょう。
キャリアアンカーだ。決して譲れない大切なものに気づく。自分の体の重石となっている価値観。これまでの過去を振り返りながらやっと気づけるものです。
84P 大事なのは自分の価値観を知ること
大切にしたいものは何か。やっていて楽しいことは何か。
自分は人生において、どんな価値観を持ち、どんなものを大切だと思っているのかをきちんと認識することです。
自分の心が喜ぶものは何か!その対象に向かって可能な限り、お金やエネルギー、時間を注ぎ込む、その意識こそが、ゼロ活を成功させる重要なポイントです。
<目次>
はじめに ~悔いなき人生を謳歌するために~
序章 2つの事例
1章 お金を使い切る幸せとは?
2章 自分の好きを見つける旅
3章 “やりたいこと”を働く理由に
4章 「あといくら」「あとどれだけ」―人生の残高を見直そう
5章 暮らしを軽くして、“本当に大切なこと”だけにお金を注ぐ
おわりに~老樹の桜を夢みて~
井戸美枝さん
ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)、社会保険労務士、経済エッセイスト。社会保障審議会 企業年金・個人年金部会委員歴任。国民年金基金連合会理事。講演や執筆、メディア出演を通じて、年金・税金・社会保険など身近なお金の問題について解説している









