1月の失業率と有効求人倍率 | 名古屋で働く転職コンサルブログ

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完全失業率 ・・・ 2.5%(前月比+0.1pt
有効求人倍率・・・1.63倍(前月比変わらず

 

2015年1月の失業率 ・・・3.6% (有効求人倍率=1.14倍)

2015年2月の失業率 ・・・3.5% (有効求人倍率=1.15倍)

2015年3月の失業率 ・・・3.4% (有効求人倍率=1.15倍)

2015年4月の失業率 ・・・3.3% (有効求人倍率=1.17倍)

2015年5月の失業率 ・・・3.3% (有効求人倍率=1.19倍)

2015年6月の失業率 ・・・3.4% (有効求人倍率=1.19倍)

2015年7月の失業率 ・・・3.3% (有効求人倍率=1.21倍)

2015年8月の失業率 ・・・3.4% (有効求人倍率=1.23倍)

2015年9月の失業率 ・・・3.4% (有効求人倍率=1.24倍)

2015年10月の失業率 ・・・3.1% (有効求人倍率=1.24倍)

2015年11月の失業率 ・・・3.3% (有効求人倍率=1.25倍)

2015年12月の失業率 ・・・3.3% (有効求人倍率=1.27倍)
2016年1月の失業率 ・・・3.2% (有効求人倍率=1.28倍)
2016年2月の失業率 ・・・3.3% (有効求人倍率=1.28倍)

2016年3月の失業率 ・・・3.2% (有効求人倍率=1.30倍)
2016年4月の失業率 ・・・3.2% (有効求人倍率=1.34倍)
2016年5月の失業率 ・・・3.2% (有効求人倍率=1.36倍)
2016年6月の失業率 ・・・3.2% (有効求人倍率=1.37倍)

2016年7月の失業率 ・・・3.0% (有効求人倍率=1.37倍)
2016年8月の失業率 ・・・3.1% (有効求人倍率=1.37倍)

2016年9月の失業率 ・・・3.0% (有効求人倍率=1.38倍)
2016年10月の失業率 ・・・3.0% (有効求人倍率=1.40倍)
2016年11月の失業率 ・・・3.1% (有効求人倍率=1.41倍)

2016年12月の失業率 ・・・3.1% (有効求人倍率=1.43倍)

2017年1月の失業率 ・・・3.0% (有効求人倍率=1.43倍)

2017年2月の失業率 ・・・2.8% (有効求人倍率=1.43倍)
2017年3月の失業率 ・・・2.8% (有効求人倍率=1.45倍)
2017年4月の失業率 ・・・2.8% (有効求人倍率=1.48倍)

2017年5月の失業率 ・・・3.1% (有効求人倍率=1.49倍)

2017年6月の失業率 ・・・2.8% (有効求人倍率=1.51倍)
2017年7月の失業率 ・・・2.8% (有効求人倍率=1.52倍)

2017年8月の失業率 ・・・2.8% (有効求人倍率=1.52倍)

2017年9月の失業率 ・・・2.8% (有効求人倍率=1.52倍)

2017年10月の失業率 ・・・2.8% (有効求人倍率=1.55倍)
2017年11月の失業率
 ・・・2.7% (有効求人倍率=1.56倍)

2017年12月の失業率 ・・・2.8% (有効求人倍率=1.59倍)

2018年1月の失業率 ・・・2.4% (有効求人倍率=1.59倍)
2018年2月の失業率
 ・・・2.5% (有効求人倍率=1.58倍)

2018年3月の失業率 ・・・2.5% (有効求人倍率=1.59倍)

2018年4月の失業率 ・・・2.5% (有効求人倍率=1.59倍)

2018年5月の失業率 ・・・2.2% (有効求人倍率=1.60倍)

2018年6月の失業率 ・・・2.4% (有効求人倍率=1.62倍)
2018年7月の失業率 ・・・2.5
% (有効求人倍率=1.63倍)

2018年8月の失業率 ・・・2.4% (有効求人倍率=1.63倍)

2018年9月の失業率 ・・・2.3% (有効求人倍率=1.64倍)
2018年10月の失業率 ・・・2.4
% (有効求人倍率=1.62倍)
2018年11月の失業率 ・・・2.5
% (有効求人倍率=1.63倍)

2018年12月の失業率 ・・・2.4% (有効求人倍率=1.63倍)

 

先日(3/1)発表された2019年1月の完全失業率と有効求人倍率(速報)です。

 
失業率は、ココのところ2.4と2.5を行ったり来たり。今回(1月)は0.1ポイント悪化しました。
 
「ミスマッチによる失業」が3%程度と言われていますが、こうして見ると2018年は一貫して2%半ば
をキープし、昨年から完全雇用の状態が続いていており、極めて低い水準で失業率は推移しています。
 
一方、有効求人倍率は、、、3カ月続けて1.63倍をキープ。
(依然として非常に高い求人倍率が続いています)
 
《就業者数と完全失業者数》
・就業者数 ・・・ 6628万人 前年同月(2018年1月)比66万人増  【73カ月連続の増加】
・完全失業者数 ・・・ 166万人 前年同月(2018年1月)比7万人増  【105カ月ぶりの増加】
★完全失業者は、男性:95万人 / 女性:71万人 (実数)
 
《男女比較データ》
・失業率 ・・・ 男性:2.5% / 女性:2.5%
★前月と較べると、男性の失業率は-0.1%、女性の失業率は+0.2%
 
《年代別の完全失業率(季節調整値)》
・15~24歳 ・・・ 3.2% 対前月比-0.1%
・25~34歳 ・・・ 3.5% 対前月比+0.2%
・35~44歳 ・・・ 2.5% 対前月比+0.1%
・45~54歳 ・・・ 1.9% 対前月比-0.1%
・55~64歳 ・・・ 2.4% 対前月比変わらず
10月頃から「15~24歳」や「25~34歳」の変動の激しい世代も含め、穏やかに変動しています。
 
なお、求職理由は完全失業者のうち「勤め先や事業の都合による離職」は前年同月比
2万人減り(22万人)、「自発的な離職(自己都合)」退職が前年同月比5万人増(72万人)
となりました。
 
非労働力人口は4294万人で、これは前年同月と較べて78万人の減少(44カ月連続の減少)です。
 
《男女別就業者数》
・男 ・・・ 3692万人 前年同月(2018年1月)比11万人増加
・女 ・・・ 2935万人 前年同月(2018年1月)比53万人増加
男性就業者数は、、、
17年 1月 ・・・ 20万人増
17年 2月 ・・・ 18万人増
17年 3月 ・・・ 31万人増
17年 4月 ・・・ 20万人増
17年 5月 ・・・ 12万人増
17年 6月 ・・・  9万人増
17年 7月 ・・・ 13万人増
17年 8月 ・・・ 28万人増
17年 9月 ・・・ 26万人増
17年10月 ・・・ 10万人増
17年11月 ・・・  8万人増
17年12月 ・・・  3万人増
18年 1月 ・・・ 25万人増  ←今年に入って二ケタ増!
18年 2月 ・・・ 47万人増
18年 3月 ・・・ 55万人増
18年 4月 ・・・ 47万人増
18年 5月 ・・・ 58万人増
18年 6月 ・・・ 44万人増
18年 7月 ・・・ 30万人増
18年 8月 ・・・ 33万人増
18年 9月 ・・・ 36万人増
18年10月 ・・・ 43万人増
18年11月 ・・・ 76万人増
18年12月 ・・・ 57万人増
19年 1月 ・・・ 11万人増
 
男性就業者数は18年から一気に前年同月比で増加したので、それほどの伸びは相対的に
感じなくなりました(一方、女性就業者の伸びは相変わらずすさまじいものがありますね)。
 
ちなみに、リーマンショックの煽りを受け、失業率が圧倒的に高かった9年前=2010年の1月と
現在との比較↓ですが、
 
《労働力調査 -2010年1月と2019年1月との比較-》 ※総務省発表資料より
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             2010年1月           2019年1月
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完全失業率       4.9%              2.5%
       (男:5.2%/女:4.6%)  (男:2.5%/女:2.2%)
有効求人倍率     0.46倍            1.63倍
完全失業者       323万人            166万人        
勤め先都合退職    103万人            22万人
自己都合退職     100万人            72万人
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★一時期は「完全失業者」が47都道府県中10番目の静岡県のちょい少ないくらいあったのが、
 そこから半分手前、24番目の鹿児島県の人口くらいまでに減り、「勤め先都合退職」なんかは
 1/5近くにまで減りました。
 何よりも、有効求人倍率の回復ぶりは目を見張るものがあります。
 これらの数字を見れば、今がどんだけ良くなったか一目瞭然ですね。
 
正社員の有効求人倍率は1.14倍と、前年同月比で0.07ポイント改善。
 
統計を取り始めた2004年11月以降、初めて1倍を超えた昨年6月からこれで20カ月連続です。
 
正社員の有効求人倍率もこの一年でまためっきりと上昇しています。

2013年1月=0.55倍

2014年1月=0.67倍

2015年1月=0.70倍

2016年1月=0.80倍

2017年1月=0.92倍

2018年1月=1.07倍

2019年1月=1.14倍
 
恐らく失業率は2.5%前後が適正でしょうからここから大きく変動はないような気がしますが、
転職市場は「非常に良好」というより人手不足感がスゴイですね。
 
アメリカの保護貿易政策やイギリスのEU離脱問題など、景気が冷え込む不安要素がゼロでは
ありませんがどうなんでしょうか。
(今後注目されるのは、人手不足→賃金上昇→・・この先の“インフレ”が始まるかどうかだと思います)
 
相変わらず需要過多にあるなと今回も感じた統計結果でしたが、今後はどのように推移していくのか?
 
引き続きウォッチしていきたいと思います。