10月の失業率と有効求人倍率 | 名古屋で働く転職コンサルブログ

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名古屋で転職コンサルティング(転職相談)を始めて14年目となります。ブログを通して就活・転職・経済・経営のコト書いてます。

完全失業率・・・3.1%(前月比0.3ポイント改善

有効求人倍率・・・1.24倍(前月比変わらず


2011年1月の失業率 ・・・ 4.9% (有効求人倍率=0.61倍)

2011年2月の失業率 ・・・ 4.6% (有効求人倍率=0.62倍)

2011年3月の失業率 ・・・ 4.6% (有効求人倍率=0.63倍)

2011年4月の失業率 ・・・ 4.7% (有効求人倍率=0.61倍)

2011年5月の失業率 ・・・ 4.5% (有効求人倍率=0.61倍)

2011年6月の失業率 ・・・ 4.6% (有効求人倍率=0.63倍)

2011年7月の失業率 ・・・ 4.7% (有効求人倍率=0.64倍)

2011年8月の失業率 ・・・ 4.3% (有効求人倍率=0.66倍)

2011年9月の失業率 ・・・ 4.1% (有効求人倍率=0.67倍)

2011年10月の失業率 ・・・ 4.5% (有効求人倍率=0.67倍)

2011年11月の失業率 ・・・ 4.5% (有効求人倍率=0.69倍)

2011年12月の失業率 ・・・ 4.5% (有効求人倍率=0.71倍)

2012年1月の失業率 ・・・ 4.5% (有効求人倍率=0.73倍)

2012年2月の失業率 ・・・ 4.5% (有効求人倍率=0.75倍)

2012年3月の失業率 ・・・ 4.5% (有効求人倍率=0.76倍)

2012年4月の失業率 ・・・ 4.5% (有効求人倍率=0.79倍)

2012年5月の失業率 ・・・ 4.4% (有効求人倍率=0.81倍)

2012年6月の失業率 ・・・ 4.3% (有効求人倍率=0.82倍)

2012年7月の失業率 ・・・ 4.3% (有効求人倍率=0.83倍)

2012年8月の失業率 ・・・ 4.2% (有効求人倍率=0.83倍)

2012年9月の失業率 ・・・ 4.3% (有効求人倍率=0.81倍)

2012年10月の失業率 ・・・ 4.2% (有効求人倍率=0.80倍)

2012年11月の失業率 ・・・ 4.2% (有効求人倍率=0.80倍)

2012年12月の失業率 ・・・ 4.3% (有効求人倍率=0.82倍)

2013年1月の失業率 ・・・ 4.2% (有効求人倍率=0.85倍)

2013年2月の失業率 ・・・ 4.3% (有効求人倍率=0.85倍)

2013年3月の失業率 ・・・ 4.1% (有効求人倍率=0.86倍)

2013年4月の失業率 ・・・ 4.1% (有効求人倍率=0.89倍)

2013年5月の失業率 ・・・ 4.1% (有効求人倍率=0.90倍)

2013年6月の失業率 ・・・ 3.9% (有効求人倍率=0.92倍)

2013年7月の失業率 ・・・ 3.9% (有効求人倍率=0.94倍)

2013年8月の失業率 ・・・ 4.1% (有効求人倍率=0.95倍)

2013年9月の失業率 ・・・ 4.0% (有効求人倍率=0.95倍)

2013年10月の失業率 ・・・4.0% (有効求人倍率=0.98倍)

2013年11月の失業率 ・・・3.9% (有効求人倍率=1.00倍)

2013年12月の失業率 ・・・3.7% (有効求人倍率=1.03倍)

2014年1月の失業率 ・・・3.7% (有効求人倍率=1.04倍)

2014年2月の失業率 ・・・3.6% (有効求人倍率=1.05倍)

2014年3月の失業率 ・・・3.6% (有効求人倍率=1.07倍)

2014年4月の失業率 ・・・3.6% (有効求人倍率=1.08倍)

2014年5月の失業率 ・・・3.5% (有効求人倍率=1.09倍)

2014年6月の失業率 ・・・3.7% (有効求人倍率=1.10倍)

2014年7月の失業率 ・・・3.8% (有効求人倍率=1.10倍)

2014年8月の失業率 ・・・3.5% (有効求人倍率=1.10倍)

2014年9月の失業率 ・・・3.6% (有効求人倍率=1.09倍)

2014年10月の失業率 ・・・3.5% (有効求人倍率=1.10倍)

2014年11月の失業率 ・・・3.5% (有効求人倍率=1.12倍)

2014年12月の失業率 ・・・3.4% (有効求人倍率=1.14倍)

2015年1月の失業率 ・・・3.6% (有効求人倍率=1.14倍)

2015年2月の失業率 ・・・3.5% (有効求人倍率=1.15倍)

2015年3月の失業率 ・・・3.4% (有効求人倍率=1.15倍)

2015年4月の失業率 ・・・3.3% (有効求人倍率=1.17倍)

2015年5月の失業率 ・・・3.3% (有効求人倍率=1.19倍)

2015年6月の失業率 ・・・3.4% (有効求人倍率=1.19倍)

2015年7月の失業率 ・・・3.3% (有効求人倍率=1.21倍)

2015年8月の失業率 ・・・3.4% (有効求人倍率=1.23倍)

2015年9月の失業率 ・・・3.4% (有効求人倍率=1.24倍)


先週末(11/27)発表された2015年10月の完全失業率と有効求人倍率(速報)です。


このところずっと改善(上昇)を続けていた有効求人倍率は横ばいでしたが、

今回は失業率が大きく改善!!


今年3月から3.3% ⇔ 3.4%を言ったり来たりしていましたから、たぶん頭打ちだろうなと

思っていただけに、3.1%という失業率の低さに大きな衝撃を受けます。

(1995年7月以来、実に20年3カ月ぶりの低水準だそうです)

《就業者数と完全失業者数》
・就業者数 ・・・ 6432万人 前年同月(2014年10月)比42万人増

・完全失業者数 ・・・ 208万人 前年同月(2014年10月)比25万人減  【65カ月連続の減少】

★完全失業者は、男性:129万人 / 女性:78万人 (実数)


《男女比較データ》
・失業率 ・・・ 男性:3.4% / 女性:2.7%

★前月と較べると、男性の失業率は0.2%改善、女性の失業率は0.4%改善


《年代別の完全失業率(季節調整値)》
・15~24歳 ・・・ 5.5% 対前月比0.4%改善
・25~34歳 ・・・ 4.1% 対前月比0.2%改善
・35~44歳 ・・・ 3.0% 対前月比0.2%改善
・45~54歳 ・・・ 2.6% 対前月比0.5%改善
・55~64歳 ・・・ 2.8% 対前月比0.3%改善

★25~34歳という「若手・これから」といった層は6月に大きく悪化したものの、7・8・9月、そして

 10月も改善しました。また、9月は悪化となってしまった15~24歳といった「若い年齢層」の

 失業率も大きく改善されました。

 (ここまで月毎に増減があることは歓迎すべきことではありませんが…)

なお、求職理由は完全失業者のうち「勤め先や事業の都合による離職」は前年同月比

7万人減り(39万人)、「自発的な離職(自己都合)」退職は前年同月比4万人減少(87万人)で

推移しています。


非労働力人口は4437万人で、これは前年同月と較べて17万人の減少(5カ月連続の減少)です。


《男女別就業者数》

・男 ・・・ 3642万人 前年同月(2014年10月)比15万人増加

・女 ・・・ 2791万人 前年同月(2014年10月)比27万人増加


男性就業者数は、、、


14年 1月 ・・・  2万人増

14年 2月 ・・・ 14万人増

14年 3月 ・・・ 34万人増

14年 4月 ・・・ 17万人増

14年 5月 ・・・ 23万人増

14年 6月 ・・・  1万人増

14年 7月 ・・・  7万人増

14年 8月 ・・・ 23万人増

14年 9月 ・・・ 19万人増

14年10月 ・・・  1万人増

14年11月 ・・・ 17万人減

14年12月 ・・・ 11万人増

15年 1月 ・・・ 19万人増

15年 2月 ・・・  9万人増

15年 3月 ・・・ 12万人減

15年 4月 ・・・ 16万人減

15年 5月 ・・・ 18万人減

15年 6月 ・・・  2万人減

15年 7月 ・・・  4万人減

15年 8月 ・・・ 12万人減

15年 9月 ・・・  1万人増

15年10月 ・・・ 15万人増


女性就業者数は引き続き堅調に増加が続いていますが、10月は男性の就業者数も年初以来の

増加ぶりです(それだけ色々な業種で就業者数が増えているのかも知れません)。


ちなみに、リーマンショックの傷跡がまだまだ深く、失業率が依然として高かった5年前=2010年の

10月と現在との比較↓ですが、


《労働力調査 -2010年10月と2015年10月との比較-》 ※総務省発表資料より

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              2010年10月           2015年10月

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完全失業率       5.1%              3.1%

       (男:5.4%/女:4.6%)  (男:3.4%/女:2.7%)

有効求人倍率     0.56倍            1.24倍

完全失業者       334万人            208万人        

勤め先都合退職    101万人            39万人

自己都合退職     108万人            87万人

========================================================

★一時期は「完全失業者」が47都道府県中11番目の茨城県以上にありましたが、

 そこからマイナス100万人以上、「勤め先都合退職」の数字は半分以下。

 何よりも、有効求人倍率の回復ぶり(2倍以上)は目を見張るものがあります。

 これらの数字を見れば、今がどんだけ良くなったか一目瞭然ですね。


正社員の有効求人倍率は.77(※前月=0.68倍)と、前年同月比で0.09ポイント改善


正社員の有効求人倍率も(やや高止まり感がありますが)底堅く堅調に推移しています。


3年前の10月=2012年10月時が0.51倍 → 2年前の10月=2013年10月が0.61倍

それを考えると、ずいぶん高くなったものです。


もちろん、業種・職種によっては未だ求人熱の温度差があるでしょうし、依然として非正規雇用の

求人数のほうが圧倒的に多いのだとは思います(失業率改善の主因も精査する必要はあります)。


とりわけ15~24歳や25~34歳といった次世代の労働力を担う年齢層の失業率が月によって

振れ幅が大きいのがとても気懸りで注意が必要です。


・・・まぁとはいえ、『勤め先や事業の都合による退職』はかなり低いですし、今回(10月)は

男性の就業者数も大きく増えており、明るい材料が多いように思います。


失業率はかなり昔の水準に戻り、“売り手市場”と呼ばれる状況であることは間違いなく景気は

中国経済の減速など、やや不穏な空気が流れているものの、人手不足感は極めて深刻です。


さぁ、次月(2015年11月)以降はどうなるのか。

(中国経済を発端とする世界経済の影響をどう受けていくのか気になります)


引き続きウォッチしていきたいと思います。



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