5月の失業率と有効求人倍率 | 名古屋で働く転職コンサルブログ

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完全失業率・・・4.4%(前月比0.2%改善

有効求人倍率・・・0.81倍(前月比0.02ポイント改善


2010年1月の失業率 ・・・ 4.9% (有効求人倍率=0.46倍)

2010年2月の失業率 ・・・ 4.9% (有効求人倍率=0.47倍)

2010年3月の失業率 ・・・ 5.0% (有効求人倍率=0.49倍)

2010年4月の失業率 ・・・ 5.1% (有効求人倍率=0.48倍)
2010年5月の失業率 ・・・ 5.2% (有効求人倍率=0.50倍)
2010年6月の失業率 ・・・ 5.3% (有効求人倍率=0.52倍)

2010年7月の失業率 ・・・ 5.2% (有効求人倍率=0.53倍)

2010年8月の失業率 ・・・ 5.1% (有効求人倍率=0.54倍)

2010年9月の失業率 ・・・ 5.0% (有効求人倍率=0.55倍)

2010年10月の失業率 ・・・ 5.1% (有効求人倍率=0.56倍)
2010年11月の失業率 ・・・ 5.1% (有効求人倍率=0.57倍)

2010年12月の失業率 ・・・ 4.9% (有効求人倍率=0.58倍)

2011年1月の失業率 ・・・ 4.9% (有効求人倍率=0.61倍)

2011年2月の失業率 ・・・ 4.6% (有効求人倍率=0.62倍)

2011年3月の失業率 ・・・ 4.6% (有効求人倍率=0.63倍)

2011年4月の失業率 ・・・ 4.7% (有効求人倍率=0.61倍)

2011年5月の失業率 ・・・ 4.5% (有効求人倍率=0.61倍)

2011年6月の失業率 ・・・ 4.6% (有効求人倍率=0.63倍)

2011年7月の失業率 ・・・ 4.7% (有効求人倍率=0.64倍)

2011年8月の失業率 ・・・ 4.3% (有効求人倍率=0.66倍)

2011年9月の失業率 ・・・ 4.1% (有効求人倍率=0.67倍)

2011年10月の失業率 ・・・ 4.5% (有効求人倍率=0.67倍)

2011年11月の失業率 ・・・ 4.5% (有効求人倍率=0.69倍)

2011年12月の失業率 ・・・ 4.5% (有効求人倍率=0.71倍)

2012年1月の失業率 ・・・ 4.6% (有効求人倍率=0.73倍)

2012年2月の失業率 ・・・ 4.5% (有効求人倍率=0.75倍)

2012年3月の失業率 ・・・ 4.5% (有効求人倍率=0.76倍)

2012年4月の失業率 ・・・ 4.6& (有効求人倍率=0.79倍)


今日(6/29)発表された2012年5月の完全失業率と有効求人倍率です。


2011年秋から失業率は4%台半ばで膠着状態ではありますが、3カ月ぶりに改善し、

有効求人倍率もこれで12カ月連続で改善(*)。


(*) ・・・ 2011年12月以前の数値は季節調整値の改定に伴い変更


《就業者数と完全失業者数》
・就業者数 ・・・ 6297万人 前年同月(2011年5月)比30万人減

・完全失業者数 ・・・ 297万人 前年同月(2011年5月)比17万人減

★完全失業者は、男性:174万人 / 女性:123万人 (実数)


《男女比較データ》
・失業率 ・・・ 男性:4.8% / 女性:4.3%

★先月と較べると、男性の失業率は0.3ポイント改善、女性の失業率は0.1ポイント悪化


《年代別の完全失業率(原数値)》
・15~24歳 ・・・ 8.5% 対前年同月比0.2%悪化
・25~34歳 ・・・ 5.7% 対前年同月比0.1%改善
・35~44歳 ・・・ 4.2% 対前年同月比0.2%改善
・45~54歳 ・・・ 3.5% 対前年同月比変わらず
・55~64歳 ・・・ 4.1% 対前年同月比0.6%改善

★15~24歳では対前年同月比で悪化、対する55~64歳では大幅に改善


なお、求職理由は「勤め先(会社)都合」は前年同月比12万人減り(71万人)、
「自己都合」退職が前年同月比2万人減少(101万人)で推移しています。


非労働力人口は4494万人で、これは前年同月と較べて21万人の増加です。


おおかたの予想では、失業率は4.5-4.6%とされていました。


また、有効求人倍率も、継続して上昇基調にあるため決して悪くはない状況です。


正社員の有効求人倍率は.43倍と、前年同月比で0.09ポイント改善


求職活動を再開した人たちが恐らく増えているということもあり、失業率は昨秋から

横ばいのペースですが、着々と雇用環境は数字上では改善しています。


ただ、世代(年代)間の温度差がかなりあるのが気掛かり。


失業率の改善幅が大きいのは、55~64歳といった年代で、これからが嘱望される

20代前半までの若手の就職環境はあまり改善されていない状況のままです。


そして、団塊世代が定年の65歳に差し掛かっており、労働力人口は減る一方。

(5月でいくと、労働力人口は前月比20万人減り、就業者数は10万減っています)


長期的な持続成長のためには


若者の雇用安定なくして成長はなし


です。


世界的に経済がどう推移していくのかということと、今後の失業率・有効求人倍率

がどのように変わっていくのか・・・今後も引き続きウォッチしたいと思います。



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