12月の失業率と有効求人倍率 | 名古屋で働く転職コンサルブログ

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完全失業率・・・4.2%(前月比0.1%悪化

有効求人倍率・・・0.82倍(前月比0.02ポイント改善


2010年1月の失業率 ・・・ 4.9% (有効求人倍率=0.46倍)

2010年2月の失業率 ・・・ 4.9% (有効求人倍率=0.47倍)

2010年3月の失業率 ・・・ 5.0% (有効求人倍率=0.49倍)

2010年4月の失業率 ・・・ 5.1% (有効求人倍率=0.48倍)
2010年5月の失業率 ・・・ 5.2% (有効求人倍率=0.50倍)
2010年6月の失業率 ・・・ 5.3% (有効求人倍率=0.52倍)

2010年7月の失業率 ・・・ 5.2% (有効求人倍率=0.53倍)

2010年8月の失業率 ・・・ 5.1% (有効求人倍率=0.54倍)

2010年9月の失業率 ・・・ 5.0% (有効求人倍率=0.55倍)

2010年10月の失業率 ・・・ 5.1% (有効求人倍率=0.56倍)
2010年11月の失業率 ・・・ 5.1% (有効求人倍率=0.57倍)

2010年12月の失業率 ・・・ 4.9% (有効求人倍率=0.58倍)

2011年1月の失業率 ・・・ 4.9% (有効求人倍率=0.61倍)

2011年2月の失業率 ・・・ 4.6% (有効求人倍率=0.62倍)

2011年3月の失業率 ・・・ 4.6% (有効求人倍率=0.63倍)

2011年4月の失業率 ・・・ 4.7% (有効求人倍率=0.61倍)

2011年5月の失業率 ・・・ 4.5% (有効求人倍率=0.61倍)

2011年6月の失業率 ・・・ 4.6% (有効求人倍率=0.63倍)

2011年7月の失業率 ・・・ 4.7% (有効求人倍率=0.64倍)

2011年8月の失業率 ・・・ 4.3% (有効求人倍率=0.66倍)

2011年9月の失業率 ・・・ 4.1% (有効求人倍率=0.67倍)

2011年10月の失業率 ・・・ 4.5% (有効求人倍率=0.67倍)

2011年11月の失業率 ・・・ 4.5% (有効求人倍率=0.69倍)

2011年12月の失業率 ・・・ 4.5% (有効求人倍率=0.71倍)

2012年1月の失業率 ・・・ 4.6% (有効求人倍率=0.73倍)

2012年2月の失業率 ・・・ 4.5% (有効求人倍率=0.75倍)

2012年3月の失業率 ・・・ 4.5% (有効求人倍率=0.76倍)

2012年4月の失業率 ・・・ 4.6% (有効求人倍率=0.79倍)

2012年5月の失業率 ・・・ 4.4% (有効求人倍率=0.81倍)

2012年6月の失業率 ・・・ 4.3% (有効求人倍率=0.82倍)

2012年7月の失業率 ・・・ 4.3% (有効求人倍率=0.83倍)

2012年8月の失業率 ・・・ 4.2% (有効求人倍率=0.83倍)

2012年9月の失業率 ・・・ 4.2% (有効求人倍率=0.81倍)

2012年10月の失業率 ・・・ 4.2% (有効求人倍率=0.80倍)

2012年11月の失業率 ・・・ 4.1% (有効求人倍率=0.80倍)


昨日(2/1)発表された2012年12月の完全失業率と有効求人倍率(速報)です。


2011年秋から失業率は4%台前半から半ばで膠着状態でしたが、失業率悪化は8カ月ぶりに悪化(季節調整値)。


ただ。


有効求人倍率は5カ月ぶりに改善となりました。


《就業者数と完全失業者数》
・就業者数 ・・・ 6228万人 前年同月(2011年12月)比38万人減

・完全失業者数 ・・・ 259万人 前年同月(2011年12月)比17万人減

★完全失業者は、男性:161万人 / 女性:98万人 (実数)


《男女比較データ》
・失業率 ・・・ 男性:4.5% / 女性:3.9%

★先月と較べると、男性の失業率は0.2ポイント悪化、女性の失業率は0.1ポイント悪化


《年代別の完全失業率(原数値)》
・15~24歳 ・・・ 6.3% 対前年同月比1.6%改善
・25~34歳 ・・・ 4.8% 対前年同月比0.5%改善
・35~44歳 ・・・ 3.8% 対前年同月比0.1%改善
・45~54歳 ・・・ 3.0% 対前年同月比0.3%改善
・55~64歳 ・・・ 4.4% 対前年同月比0.2%悪化

★55~64歳を除いて完全失業率は前年同月比で改善!


なお、求職理由は「勤め先(会社)都合」は前年同月比2万人減り(71万人)、
「自己都合」退職が前年同月比13万人減少(85万人)で推移しています。


非労働力人口は4604万人で、これは前年同月と較べて41万人の増加です。


市場予測はおおかた失業率=4.1%とみてましたから、数字的には悪化したことになります。


今回の結果で、とりわけ注目したいのが、「求職理由」のところ。


前年同月比で「自己都合」退職が減少した半面、「会社都合」退職は増加。


電機業界をはじめとした企業の「リストラ」などが影響して会社都合退職者が増えています。


また、非労働力人口も2カ月増加しており、注視すべきは「15~24歳」の若年層における完全失業率

が大幅に改善しているものの、就職が決まったのか/就職を諦めたのかでは大きく意味が違ってきます。

※参考 → 『新卒ニート3万人 』、『3年以内の早期離職率の現状


ただ、有効求人倍率は、2012年7月・8月をピークに下降線でしたが、約半年ぶりに改善(前月比)し、

正社員の有効求人倍率は.53倍(※前月=0.52倍)と、前年同月比で0.06ポイント改善


正社員の有効求人倍率も堅調に推移していますが、『医療・福祉』分野の就業者数が相変わらず

増加しているのに対し、特に『製造業』分野の就業者数は減少の一途を辿っています。


貿易統計(2012年12月)


を見ても、目下、製造業は大苦戦中。

※ちなみに中国向けの『自動車』輸出額は、前年同月と較べ-52.8%


業種によりこれだけ就業者数にばらつきがあるのを見ていると、日本の産業構造がゆっくりとやはり

変化しているんだなということを痛感します。


現在は1ドル=92円台というずいぶん円安で推移していて、製造業にとっても追い風は吹いていますが、

次月(2013年1月)以降はどうなるのか。


引き続きウォッチしていきたいと思います。



★関連記事

・『12月のアメリカ雇用統計にみる今後の日本


・『ユーロ圏の失業率(2012年11月)


・『スペインの深刻な失業率問題


・『アメリカの長期失業者の問題について


・『世界の若年層失業率の問題



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