2月の失業率と有効求人倍率 | 名古屋で働く転職コンサルブログ

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完全失業率・・・3.6%(前月比0.1%改善

有効求人倍率・・・1.05倍(前月比0.01ポイント改善


2011年1月の失業率 ・・・ 4.9% (有効求人倍率=0.61倍)

2011年2月の失業率 ・・・ 4.6% (有効求人倍率=0.62倍)

2011年3月の失業率 ・・・ 4.6% (有効求人倍率=0.63倍)

2011年4月の失業率 ・・・ 4.7% (有効求人倍率=0.61倍)

2011年5月の失業率 ・・・ 4.5% (有効求人倍率=0.61倍)

2011年6月の失業率 ・・・ 4.6% (有効求人倍率=0.63倍)

2011年7月の失業率 ・・・ 4.7% (有効求人倍率=0.64倍)

2011年8月の失業率 ・・・ 4.3% (有効求人倍率=0.66倍)

2011年9月の失業率 ・・・ 4.1% (有効求人倍率=0.67倍)

2011年10月の失業率 ・・・ 4.5% (有効求人倍率=0.67倍)

2011年11月の失業率 ・・・ 4.5% (有効求人倍率=0.69倍)

2011年12月の失業率 ・・・ 4.5% (有効求人倍率=0.71倍)

2012年1月の失業率 ・・・ 4.5% (有効求人倍率=0.73倍)

2012年2月の失業率 ・・・ 4.5% (有効求人倍率=0.75倍)

2012年3月の失業率 ・・・ 4.5% (有効求人倍率=0.76倍)

2012年4月の失業率 ・・・ 4.5% (有効求人倍率=0.79倍)

2012年5月の失業率 ・・・ 4.4% (有効求人倍率=0.81倍)

2012年6月の失業率 ・・・ 4.3% (有効求人倍率=0.82倍)

2012年7月の失業率 ・・・ 4.3% (有効求人倍率=0.83倍)

2012年8月の失業率 ・・・ 4.2% (有効求人倍率=0.83倍)

2012年9月の失業率 ・・・ 4.3% (有効求人倍率=0.81倍)

2012年10月の失業率 ・・・ 4.2% (有効求人倍率=0.80倍)

2012年11月の失業率 ・・・ 4.2% (有効求人倍率=0.80倍)

2012年12月の失業率 ・・・ 4.3% (有効求人倍率=0.82倍)

2013年1月の失業率 ・・・ 4.2% (有効求人倍率=0.85倍)

2013年2月の失業率 ・・・ 4.3% (有効求人倍率=0.85倍)

2013年3月の失業率 ・・・ 4.1% (有効求人倍率=0.86倍)

2013年4月の失業率 ・・・ 4.1% (有効求人倍率=0.89倍)

2013年5月の失業率 ・・・ 4.1% (有効求人倍率=0.90倍)

2013年6月の失業率 ・・・ 3.9% (有効求人倍率=0.92倍)

2013年7月の失業率 ・・・ 3.9% (有効求人倍率=0.94倍)

2013年8月の失業率 ・・・ 4.1% (有効求人倍率=0.95倍)

2013年9月の失業率 ・・・ 4.0% (有効求人倍率=0.95倍)

2013年10月の失業率 ・・・4.0% (有効求人倍率=0.98倍)

2013年11月の失業率 ・・・3.9% (有効求人倍率=1.00倍)

2013年12月の失業率 ・・・3.7% (有効求人倍率=1.03倍)

2014年1月の失業率 ・・・3.7% (有効求人倍率=1.04倍)


先日(3/28)発表された2014年2月の完全失業率と有効求人倍率(速報)です。


失業率は6年7カ月ぶりに3.6%へ低下、また有効求人倍率も6年6カ月ぶりの水準となりました。


非常に人材の引き合いの強い状況へとなっています。


《就業者数と完全失業者数》
・就業者数 ・・・ 6283万人 前年同月(2013年2月)比41万人増  【14カ月連続の増加】

・完全失業者数 ・・・ 232万人 前年同月(2013年2月)比45万人減  【45カ月連続の減少】

★完全失業者は、男性:140万人 / 女性:92万人 (実数)


《男女比較データ》
・失業率 ・・・ 男性:3.7% / 女性:3.3%

★前月と較べると、男性の失業率は0.2ポイント改善、女性の失業率も0.2ポイント改善


《年代別の完全失業率(季節調整値)》
・15~24歳 ・・・ 5.8% 対前月比0.7%改善
・25~34歳 ・・・ 4.8% 対前月比0.1%悪化
・35~44歳 ・・・ 3.5% 対前月比0.1%改善
・45~54歳 ・・・ 2.9% 対前月比0.1%改善
・55~64歳 ・・・ 3.3% 対前月比0.1%悪化

★15~24歳の失業率は大きく改善しました。


なお、求職理由は完全失業者のうち「勤め先や事業の都合による離職」は前年同月比

17万人減り(49万人)、「自発的な離職(自己都合)」退職が前年同月比10万人減少

(90万人)で推移しています。


非労働力人口は4588万人で、これは前年同月と較べて3万人の減少。


これで非労働力人口は14カ月連続で減少しており、一方、雇用者数は増加し続けています。


《男女別就業者数》

・男 ・・・ 3596万人 前年同月(2013年2月)比14万人増

・女 ・・・ 2687万人 前年同月(2013年2月)比27万人増


依然として女性の就業者数は大きく増加していますが、減少傾向にあった男性の就業者数も

ずいぶんと増加に転じてきています。恐らくは消費税増税前による自動車や住宅関連の

駆け込み需要に伴う人材ニーズが活況で男女ともに雇用環境はかなり改善した格好です。


ちなみに、失業率=5.7%という史上最悪を記録した今から約3年半前の2009年7月と

現在とを比較してみました↓


《労働力調査 -2009年7月と2014年2月との比較-》 ※総務省発表資料より

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             2009年7月           2014年2月

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完全失業率       5.7%             3.6%

       (男:6.1%/女:5.1%)  (男:3.7%/女:3.3%)

完全失業者       359万人            232万人        

勤め先都合退職    121万人            49万人

自己都合退職     110万人            90万人

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★一時期は「完全失業者」が47都道府県中10番目の静岡県と同等数くらいあったのが、

 そこからマイナス120万人以上、「勤め先都合退職」の数字は半分以下。

 これらの数字を見れば、今がどんだけ良くなったか一目瞭然だと思います。


今回の調査結果では、、、


◎2013年11月から4カ月連続で男性の就業者数も前年同月比で増加していてその増加数は

 月を経るごとに大きくなっている


が特徴と言えます。


正社員の有効求人倍率は.67倍(※前月=0.67倍)と、前年同月比で0.13ポイント改善


正社員の有効求人倍率も継続して力強く堅調に推移しています。

(2年前の2月=2012年2月時は、0.49倍でしたから、それを考えるとずいぶん高くなっています)


業種・職種によっては未だ求人熱の温度差が相当ありますし、依然として非正規雇用の求人数の

ほうが圧倒的に多いのだとは思いますが、なんだかんだ言って数字上ではリーマンショック前まで

の水準、景気が良かった水準に雇用環境は戻りました。


次月(3月)以降はどうなるのか。


引き続きウォッチしていきたいと思います。



★関連記事

・『2月のアメリカ雇用統計にみる今後の日本


・『ユーロ圏の失業率(2014年1月)



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