無題、なので
大変忙しくて、休みは無いし、それどころか貴重な休みも出勤に代わるし、
退院した母上の面倒も見なくちゃならないし、
そもそも観たい映画もあんまし無いし、
PCいじる暇もないのでブログが書けない。
そのうち時間見つけて、映画以外のネタで何か書く。
ちょす
海神祭2024、なので
5月25日㈯、海上保安大学校の海神祭(わたつみさい)に家族で出かけました。
例年より約2週間も開催時期が早いですし、ステージは例年屋外でやってたのが体育館内になり、食堂は立入禁止になったけども別の場所にフードコートが出来たり、整理券の必要なイベントに一人で5枚予約出来るようになったり(従来は一人一枚)かつてないほどのリニューアルが施行された祭礼となりました。駐車場も場所が変わってたし。
開始時間は10:00ですから、8:00には家を出て8:30には正門前に並びましたが既に何十人も並んでます。
妻と岳飛には【潜水訓練実演】の整理券の列、晴日には【water民(わたみ)】(男子シンクロナイズドスイミング…のようなモノ)の整理券を任し、俺は【洋上クルージング】を担当し、それぞれ4枚ずつ整理券ゲットできたのです。
まず腹ごしらえ。
ホットドック(とドリンクのセット)、それに唐揚げを買ってフードコートで食べます。
11:00【特救隊救難実演】を観覧します。↓
特救隊ですからね、映画海猿2以降の主戦場ですよね。
11:30潜水プールに移動です。【watar民】を鑑賞します。
終わったらまたフードコートでフライドポテトとか色々食べたりします。ステージ企画も観賞したりします。
13:00いよいよ【潜水訓練実演】です。
ここでお手元に5月26日付の【中国新聞】があれば20ページを開いて下さい。
呉・東広島地域欄の左上2段目に潜水実演場面の報道写真が載ってます。
写真内、プールサイドの一番左端にしゃがんで写ってる黒シャツ・紺キャップ・白マスクしてるのが、俺です。
まぁ400%に拡大しても判別は難しかったのですけど(笑)
潜水訓練は最高に面白いです。
終了間際に訓練生の一人が「ちょっと待ったーーっ」てストップかけて、観客内に居る自分の彼女に公開プロポーズした時なんかにゃ感動で滂沱の涙で前が見えませんでしたよ。
また、今回の潜水訓練には、なんと海上保安庁始まって以来初めて女性の隊員が参加していました!
歴史の変わる瞬間ですよ!このまま潜水士になれたなら!!
それからまたフードコートに戻ってわかめうどんを食べたりステージ企画を観に行ったりします。
15:10【洋上クルージング】です。大型の『いつもり』という船で呉湾の周遊です。
護衛艦かが。凄い迫力でした。
二河川の河口付近より呉市内。
(だれかさんのマンションの上層階が写ってるかもしんないが気にしない事)
船から上がったら今度は焼きそばとか食べたり【潜水氏資機材展示】に行ったりして学生らと歓談したりする。
【ドキュメンタリー】を観、【集団制圧展示】を観覧します。
20:00【花火】。去年は水中花火でしたが、今年は本来の三ツ石山からの打ち上げです。
例年より2週間早いってことは、夏至より更に2週間遠ざかるってことですので、例年よりも夜空が暗くて花火の見映えが良かったですね。また、花火も年々進化してるんでしょう、見たことない種類の花火がいくつかあって、非常に楽しめました。
晩御飯は外食して21:30頃に帰宅しました。
疲れました。
ちょす
ボブ・マーリー、なので
21日㈫、『ボブ・マーリー:ONE LOVE』を妻と観に行きました。
レゲエの神様ボブ・マーリーの生涯を綴った映画ですが、『ボヘミアン・ラプソディ』のように虚実織り交ぜたアート作品ではなく、あくまで史実の再現に徹したノンフィクションと見受けられます。
ボブ・マーリーというと俺らからすると漫画『迷走王 ボーダー』の蜂須賀さんを通してのイメージが大きい。
原作者がそもそも【狩撫麻礼】(かりぶ・まれい)ボブ・マーリーとその母国ジャマイカの浮かぶカリブ海からとったペンネームである。よっぽどボブ・マーリーになりたかったんだろう。
『迷走王 ボーダー』でも主人公蜂須賀さんが、5億円を払って東京ドームを貸切にして、故ボブ・マーリーの妻リタらを招聘して【ラスタマン蜂須賀&ウェイラーズ】として一夜限りのライブコンサートを開くエピソードがクライマックスだった。
正直あんましレゲエ音楽はわからない。が、ボブ・マーリーの曲とかメッセージとかは感動するほどに突き刺さってくるのは実感だわ。見応え十分、いや十二分。
こないだ父母とは『鬼平犯科帳』の話で盛り上がってた昔を書いたが、『迷走王 ボーダー』の話題はおそらくその数倍は語り合った事だったろう。なので、母上はまだ入院中だが(そろそろ退院らしい、明日相談に病院に呼び出された)退院したら連れて行ってあげたい映画だ。
★
新田次郎の小説『アラスカ物語』を最近読んでた。こないだ横川駅近くを歩いてたら古ぼけた本屋で文庫版を見つけたので衝動買いしたのだ。古本屋ではない。奥付を見ると文庫初版が昭和55年でこの本は平成3年の刷であるから、実に33年もの間この棚に刺さったままだったのだろう。店主は数分かけて埃を拭って売ってくれた。
ハードカバーの『アラスカ物語』は小学校一年生当時の愛読書であった。
だが二年生になったら愛読書は松本清張の『砂の器』に移ったので、以来49年読んでなかったので、もう内容はすっかり忘れてしまってて(笑)実に新鮮な気持ちで読みました。
(ちなみに小3ではアレックス・ヘイリーの『ルーツ』全3巻、小4では『今昔物語』を原文で読み、小5では『古事記』『日本書紀』が愛読書であった。)
『アラスカ物語』とは、明治に東北で生まれた青年フランク安田がアラスカへ単身渡ってその地に根をおろし、現地のエスキモーと結婚して自身もエスキモーとなり、獲物のとれなくなった海岸から数百人を率いて山脈を越えて、内陸に新しい村を築いて指導者として生きた実話。フランク安田は昭和32年に90歳で亡くなるのだが、出国以来ついに帰国することなく人生を終えた。
で、その横川で同時に買ったのが『ベロ出しチョンマ』(斎藤隆介作・滝平二郎絵)こちらは40年以上売れ残ったままで、今なら1650円する本が当時の価格740円で買えたからシメた物だろう。
明日からこれ読むが、実はまだ積ん読状態の本が他にも数冊あるわー。
ちょす
碁盤斬り、なので
17日㈮、夜勤明けに妻と行こうとしてたんだけど、職場での金銭的なトラブル(俺には一切責任ない)が発生して、約30分退勤時間が遅くなってしまう。
急いで帰宅して妻を迎えに行こうとマイカーをカッ飛ばしてたんだけども、東呉道が事故で一部通行止めになっており、一般道は迂回のクルマで大渋滞を起こしてて、予定は遅れに遅れた。
映画のチケットは既に昨日買っていたので無駄にはしたくないので遅刻覚悟で急行したが、結局映画の冒頭4分ほどを見逃してしまった。屈辱の遅刻である。
冒頭見逃しを踏まえて語るのは切腹ものwだが勘弁してほしい。
『碁盤斬り』
名作である。こないだの『鬼平犯科帳』も良かったが、甲乙つけがたい傑作である。
原作は落語なのだそうだが、本作の落語は知らなかった(弟が落語家だったのにな)。
でも噺の筋を知らない方がいいこともあるよね。
もう終盤はドッキドキの展開がこれでもか!!!ってほど続く。
ええっ!?この決闘どうなるのっ!?
ええっ!?この斬首どうなるのっ!?
ええっ!?この身請どうなるのっ!?
ハラハラドキドキさせ過ぎですよ(笑)
大変に楽しめるホントに佳い映画でした。
機会があれば冒頭から見直してみたい。
ちょす
鬼平犯科帳 血闘、なので
14日㈫、夜勤明けに一人で『鬼平犯科帳 血闘』を観に行きました。
あんまし期待はしてなかったです。(客も俺含めて2人だけだったしな。)
松本幸四郎だとやはり中村吉右衛門の貫禄とか迫力にはまだ到底及ばないと思ってたからです。
しかし間違ってました。
最高の時代劇映画です。
完全に予想を遥かに上回った出来で、もう面白くてたまりませんでした。
思えば『鬼平犯科帳』とは長い付き合いです。
子どもの頃の松本白鴎や丹波哲郎や萬屋錦之介のバージョンはまぁ省きます。
90年代中村吉右衛門のからは今は亡き父と一緒にドハマりしました。
ある時、父の誕生日祝いを口実に『鬼平犯科帳』文庫全巻をまとめ買い(外伝含めて25冊以上)して親子で回し読みしたもんです。
母もそのうちハマったもんで、親子3人で鬼平談義するだけで何時間も潰してました。
池波正太郎作品は『真田太平記』は既に持ってて(今だに読み返してる)その後『仕掛人藤枝梅安』『剣客商売』なども全巻揃えまして、一作家で百冊以上も本棚に並んだのは池波作品だけかもしれない(小説家では)。そのうち中山七里作品が追い抜くとは思いますが(笑)
その池波作品でも(真田太平記は別格として)『鬼平犯科帳』は特別なお気に入り枠です。
TVドラマも一本一本がまるで映画並みにクオリティーが高く、キャストも脇役まで隙のない布陣だったし。音楽もいいし。
で今回の松本幸四郎心機一転の新バージョン、決して中村吉右衛門バージョンに負けてないです。
映像も非常に美しいです。
多少の設定変更もありますが、それは吉右衛門バージョンでも有ったこと。許容範囲です。
キャストも音楽も素晴らしいです。
うわー、こりゃパンフレット買わなきゃ!…と売店へ急ぎましたが2420円もします。
迷わず買いました(笑) ※パンフは映画のみならず、TV含めての第一シーズンのパンフレットでしたが。
ああ~、こりゃ妻も連れてってやりゃ良かった、と後悔しました。
今後の展開も待ち遠しいです。
ちょす