現役整体師セラピストが本音で語る「整体・リラクゼーション業界」について

現役整体師セラピストが本音で語る「整体・リラクゼーション業界」について

これから整体師、セラピストを目指す人の参考になりそうな情報を載せていきます

主に、
「就職先として見たサロン」の情報や
「技術と知識を学ぶ場としての整体学校」の情報を
載せていきます

整体学校の選び方や、整体院、サロンさんなどの就職先についての記事を書いてますが、

今回は、就職を目的にした場合の整体学校の選び方について記事を書いてみようと思います

 

東京都内の整体学校のおすすめランキングの記事を以前に書いて、

「わかりやすいっ」

「詳しすぎる」

などの評判をいただきました

 

(以前の好評をいただいた記事)

 

 

その時に、詳しく解説いただいたKさんと、

あらたにサロンオーナーさんであるSさんをお招きして、

そもそも、「整体師、セラピストとして就職するためには整体学校に通うべきか」から、

お話を聞かせていただきましたので、それを記事にまとめます
 

【 登場人物、以下の三名 】

 しゅり:聴き手の現役セラピスト

     (これから学ぶ人の目線で質問 )

 Kさん:元整体学校講師、元職業紹介会社代表

     (お仕事を紹介する側で回答)

 Sさん:サロンFCオーナーであり現役セラピスト

     (採用する側の視点で回答)

 

 

 

1.そもそも整体学校に通うか、お店の研修に入るべきか 

しゅり

さっそくですが、整体院やリラクゼーションサロンに勤めたい方から、

「『整体学校に通うか』または、『お店の研修からはじめるか』どっちがいいのか」
とのご相談をいただくことが増えてきました

お二人のご意見はいかがでしょう

 

Kさん

個人的には、お仕事をご紹介してきた経験上、

仕事につきたい方ご自身にとっては、整体学校に通ってから方が絶対にいいと確信をもっています

もちろん、お店の研修だけでお仕事に就いて、その後ご活躍される方もいらっしゃいます

ただ、店舗の研修だけで、長く施術者として活躍されるようになる方は、実際にはほんの一握りです

活躍されている方のことは目に見えますが、その影に、その何倍もの方が、

店舗研修後に就業されても、早期に辞められてしまわれています
辞められてしまった方は業界も離れてしまうので、目に触れないのですが、かなり多いと実感しています

 

おこなっていた整体師・セラピスト専門の職業紹介事業をとおして、
この業界の離職率が、ほかのサービス業などに比べて特に高いとは感じませんでしたが、

やはり、しっかりした整体学校に通っていない方は、店舗での研修後に、

短期間で辞める方が非常に多い印象を持ってます

 

辞められてしまう理由として、『思っていたのと違いました』というご意見が多かったです

 

Sさん

そうですね

私も同じ印象です

やはり、この仕事は、お客様に喜んでいただいて、リピートしていただけることでやりがいを感じられるのですが、

お店の研修だけでは、お客様を満足させるレベルまでに至らずに、
リピートいただけるようになるまで成長する前に、 いたたまれなくなってしまい辞めてしまうケースが多いですね

 

Kさん

そうなんですよ

そうすると、私から見て、お人柄や接客力が、人を癒すお仕事にすごく向いていると思える方も、
施術技術が未熟なまま現場に直面されてしまったことで、
『私、向いていないんだ』と感じてしまわれて、

お勤めされた店舗を退職されてのち、施術業界自体をあきらめてしまわれるケースに多く立ち合いました

 

Sさん

わかります

すごくもったいないんですよね。

お店側としては、新規のスタッフさんを雇用すると、どうしても、店舗全体の売上が一時的に下がることはなかなか避けられないですけど、それも覚悟して「一緒にお仕事したい」と思って採用するんですよ

だから、その方が成長するまで待つつもりなんですが、優しい方ほど、お客様に喜んでいただける結果や売上に結びつかないことに耐えられず、

充分成長される前に辞められてしまう
それを止められないんですよね

 

しゅり

「①施術をしっかり身につけてから、②現場に出るか」

「②現場に出ながら、①施術を身につけていくか」の順番の違いで、
施術者として輝ける可能性がある人でも、業界から離れてしまうということですか?

 

Kさん

そうなんです

まさに、その順番が違うだけで、幸せに施術のお仕事を続けていかれるか、
人によっては、業界自体を離れてしまうのかの差が出てくるんですよ
せっかく、「やりたいお仕事をしたい」「人を癒したい」って念願を叶ってセラピストになれたのに、

ゴリゴリに自己肯定感を削られてしまうので、続けていけなくなってしまのは辛いですよね

私は、これを業界全体の損失とも感じています

 

しゅり

多くの店舗で、就業前研修があると思うんですが、それでは足りないのでしょうか

 

Kさん

基本的に、店舗の研修と、しっかりした整体学校では、学びのゴールが違うと感じています

施術の学びには、
[① 手順を覚える]、
[② 上手になる(ただしく身につける)]、
「③ 上達する(リピートいただけるレベルになる)」
って、段階があると思うんですが、

店舗の研修では、①のあと、②に少し入ったら、それが完了する前に、できるだけ早く現場にデビューすることになります

これは、「採用した人に早くお仕事に就かせてあげたい」という店舗側の想いでもあるし、
スタッフさん側も、長く研修が続いて無給の期間が長引くことを望まないので、しかたのないことではあるのですが、

しっかりした整体学校では、きっちり、解剖知識も学べて、施術も③まで学ばせてくれるので、この違いは大きいです

 

Sさん

わたしは、FC本部の研修講師の方とお話することもあるのですが、
研修講師の方は、「もっと教えられることがあっても、早くデビューさせないといけない」というもどかしさもあるとも聞きました

この仕事は、施術や接客の技能の高さが、そのまま、お客様に感謝されること、やりがいにつながります

なので、逆に技能が低いままだと、せっかく、やりがいを得たくてこの仕事を選んだのに、結果が出せず、お客さまにたいして申し訳なく感じてしまい、むしろ辛くなってしまうお気持ちも、私も施術の現場にも立っているので、わかります

 

しゅり

では、お二人とも、「できれば、しっかりした整体学校で技術を身につけてから店舗に入った方が良い」というご意見なんですね

 

Sさん

はい。研修だけで成長されてゆく方もいらっしゃいますし、
ご本人だけでなく、長く在籍していただくための店舗側でのフォローも大事なんですが、
結果として長く続けられる方は、ほんとに一握りだと思います

『うまく結果が出せなくても、自分でそれを「なんとかしたい」と思わないまま続けられる方か』

『大変な期間もがんばって、さらに運よく環境にも恵まれて、乗り越えられた方だけ』

ですね

 

 

2.ワンデイ(一日)などの整体スクールでも良いか

しゅり

ありがとうございます
では、「しっかりした整体学校」ってなんでしょう?

技術を身につけてから現場に出ようとされる場合に、

技術を学ぶ場所の候補として、どんな整体学校を選べばいいのでしょう?
 

学ぶ方の立場として一番手軽な候補としては、最近では、ワンデイ(一日)での講座を開催するスクールさんも増えている印象があります

そういうスクールではどうでしょう?

 

Kさん

増えてますよね
でも、そういったスクールは、未経験からの就職という目的では、避けた方が良いと思います

 

そういったスクールに通うのは、目的がまったく違うんです

 

ワンデイのスクールさんって、本来は“すでに基礎がある人が技術を追加する場”なんですよ。

初心者の方が受けると、“なんとなくできた気になる”で終わってしまう

 

Sさん

現場に出ていただくうえで、身につけて欲しいのは、

『施術における正しい身体の使い方』
『施術で感じとれる感覚』
という施術においての基本的な技術なんですが、

ワンデイのスクールさんでそれらを身につけられることはまずなくて、
学べるのは、施術の手順の流れだけなんですよね

 

Kさん

そうなんですよ

まさに、施術における基礎の部分は『正しい身体の使い方』『感じとれる感覚』 なんですが、これらは修得するのに、正しい指導の下で、それなりに時間がかかります

 

その基礎が身についたうえで、スキルアップを目的に「新しい施術を学ぶ」ために通うには、ワンデイのスクールさんもアリなのですが、初心者の方が基礎から学ぶのには、適しているとは言い難いですね

 

しゅり

スクール選びは、順番や目的ごとの使い分けが大切ということですね

未経験の方が学ぶ場所としては、ワンデイで学べる整体スクールさんは避けた方が良くて、

しっかりした整体学校さんで基礎を身につけてから、スキルアップの選択肢のひとつとして、ワンデイのスクールさんを検討されるならアリということですね


 

 

3.オンラインの整体スクールは論外?

しゅり

個人的な印象としては、施術の修得のために、オンラインのスクールさんを選ぶ人は少ないかと思います

Kさんには、オンラインの整体スクールについて、以前にも伺ったことでもありますが、

(過去のブログ記事:東京の整体スクールと整体学校のおすすめ口コミ人気ランキングのまとめ

Sさんは、オンラインの整体スクールにはどんな印象がありますか?

 

Sさん

わたし自身は、サロンを経営する側、スタッフさんを採用する側でもありますが、
今でも現場に立っている現役の施術者でもあります

その施術者の立場で感じるのは、
「施術技術をオンラインで学べるもの」
とは思っていただきたくないですね


なので、面接の時に、施術をオンラインで学びましたと言われると、正直なところ、むしろ印象が良くないです

もちろん、関心を持っていらしたことと、入り口としてオンラインででも学ぼうとされた姿勢は素晴らしいですが、それ(オンライン)で施術が身についたと思われるのは、施術者として、「正直、そんなに簡単ではないですよ」と伝えたいです

実際に面接の場で、そう厳しいことは言わないですが…

先ほどお話に出た、施術の基礎の部分が身についたうえで、スキルアップのための教材としてはアリなオンライン講座もあると思いますけどね

 

しゅり

やっぱり、立場や視点は違っても、
「初心者の方がオンラインで施術を学ぶ」
というのは、Kさんとおなじマイナスな印象なんですね


 

 

4.就職が目的なら、どんな整体学校が良いか 

しゅり

では、就職につなげていくのには、しっかりした整体学校ということでご意見が一致してますが
どんな整体学校を選べば良いのでしょう

 

Kさん

最低条件として、

①  6か月以上かけて基礎からしっかり学べること

②[学校側が教えて終わり]』ではなく、[学ぶ側にとって身につけるまで通える]こと

③  就職支援を具体的におこなっていること

を満たしている整体学校を選ぶことが大切だと思います

 

しゅり

①と②については、ここまででもお話しいただきましたが、

③の『就職支援を具体的におこなっていること』の、具体的にとは、どんなことでしょうか

 

Kさん

施術のお仕事は、実は幅広くて、

「癒し系のリラクゼーションサロン」

「痛い、辛いなどのお悩みに対応する整体サロン」

「きれいになるのをお手伝いする美容系サロン」

などがあります

 

それぞれに対応して、幅広い視点で就職ノウハウを提供できることが大事だと思います

 

具体的な就職支援としては、

「就職先の探し方」

「候補にした就職先の見極め方」

「面接前の準備」

「面接対応」

など、それぞれの場面において、適切な就職ノウハウを提供できることが大事です

 

しゅり

就職支援をしてくれる整体学校というと、
以前に、東京都内の整体学校をランキング付けした際

(過去のブログ記事:東京の整体スクールと整体学校のおすすめ口コミ人気ランキングのまとめ

に、Kさんが、ランキング3位とされた東京リエイチ整体アカデミーさんは、

買収されてお名前が変わる前のウィルワン整体アカデミーの頃から、

「就職に強い」と宣伝されてましたが、そういう整体学校が良いのでしょうか

 

Kさん

東京リエイチ整体アカデミーさんは、

職業紹介会社も運営されているので、その点においての強みがありますが、

正直なところ、それ自体が、生徒さんにとっては、マイナスになってしまっているかと思います

 

理由として、以下の二点です

① 東京リエイチ整体アカデミーさんでは、 紹介料を払う契約をされている就職先しか紹介できない

② 東京リエイチ整体アカデミーさんの紹介料が高額なため、採用率に影響が大きい

 

同業を経営していた頃から、東京リエイチ整体アカデミーさんの紹介料は、一般的なセラピスト専門の職業紹介会社よりもかなり高額とうかがっています

採用される側のサロンさんにとって、採用ルートのひとつとして東京リエイチ整体アカデミーさんの卒業生さんを検討されていても、紹介料の高さから、どうしても採用に二の足を踏んでしまうのではないでしょうか

 

Sさん

おっしゃるとおりですね

わたしも、サロンのスタッフ採用のために東京リエイチ整体アカデミーさんに問合せさせていただいたことがあるのですが、リジョブなどよりも、紹介料が高額なため、早々に諦めました

お付き合いのあるFCオーナーさんでも、利用されている方はいないですね
就職希望の生徒さんからすると、就業先が限定されてしまうので、むしろかわいそうだと思います

リエイチ整体アカデミーさんの生徒さんから、直接お問合せいただいた場合は、面接させていただいたことはあるのですが、学校から紹介料を請求されるのではと心配になってしまいますね

 

Kさん

そうですよね

わたしのお付き合いのあったサロンさんでも、たまたま東京リエイチ整体アカデミーさんの生徒さんを採用されたことはあっても、東京リエイチ整体アカデミーさんの職業紹介事業を利用されているところはありませんでした

 

しゅり

現場目線でもそうなんですね
そうすると、Kさんが以前に都内の整体学校ランキング1位とお話しいただいた東京整体学院いろは学舎さんは、就職目的で通われる場合でも1位なんでしょうか

 

Kさん

そうですね

就職支援担当の方が業界にもノウハウにも詳しいですし、生徒さんが就職しても、紹介料を取られていないので、就職目的の方にとっても、東京整体学院いろは学舎さんが圧倒的に1位という印象です

学院の中の就職支援がどこよりもしっかりされているので、職業紹介会社を経営していた時も、入り込めなかったですね

生徒さんに就職先を紹介される時も、紹介先から紹介料を取らないのでそりゃ勝てないですよ

 

Sさん

わたしも、生徒さんの就職支援をされている方にお会いしました

最初は、ほかのFCオーナーさんに紹介されたんですが、

就職支援担当の方の業界や就職にたいする知識量と、生徒さん想いなのはすごいですね

 

Kさん

すごいですよね

いろんな整体学校の卒業生さんに就職先をご紹介しましたが、その方たちに、学校選びについても訊いていたんですよ

だいたい、一校だけ見学して決める方と、二、三の整体学校を見学して決める方とが半々くらいなんですが、

比較検討して決める方で、東京整体学院いろは学舎さんを含めて見学した方は、いろは学舎さんを選んでますよね

 

Sさん

わかります

スタッフ採用のために都内の整体学校さんのほとんどにご挨拶にうかがいましたけど、自分が通う側だったら、間違いなくいろは学舎さんを選びますよね

 

しゅり

Sさんも同じ印象なんですね

ちなみに、Sさんの考える、就職目的で通う整体学校の条件はなんですか?

 

Sさん

そうですね

基本的には、さきほどKさんのおっしゃられた三点、

① 6か月以上かけて基礎からしっかり学べること

②[学校側が教えて終わり]』ではなく、[学ぶ側にとって身につけるまで通える]こと

③ 就職支援を具体的におこなっていること

は同感です

 

採用したスタッフの就業後の様子を拝見している立場で、あと二点追加するとしたら、

④ ワンデイのスクールでは身につかない、施術の基礎の部分が学べること

⑤ 卒業後も通えること

でしょうか

 

④ ワンデイのスクールでは身につかない、施術の基礎の部分が学べることについては、

基本、ワンデイのスクールでは、身体の使い方や触れ方の基礎は学べないので、

それはしっかりした整体学校で教えてもらうべきだと思います

 

また、整体学校でもなかなかないですけど、

⑤ 卒業後も通えることも大切そうに見えます

うちの店舗の場所柄、東京整体学院いろは学舎さんの生徒さんを何名か採用させていただきましたが、

施術でもお客様対応でも、困ったことがあると、「学校に相談してくる」と言っているそうで、

現場に出てからも、そういう相談できる場所があるのは、気持のうえでもすごい楽なんだと思います

 

しゅり

卒業してからも相談できる場所があるのは安心ですね

 

Sさん

さらに④と⑤について補足すると、

採用したスタッフさんがよく勘違いして期待されているのが、

「店舗に勤めて、スキルアップできる」

と思われている点です

 

実際のお客様に触れて、施術の数をこなすということは当然できるのですが、

学ぶ場ではないので、具体的なスキルアップは期待されない方が良いです

 

店舗による研修は、

「充分な研修をします」と謳っていても、

その『充分』へ過剰な期待に応えられるものではなくて、

一定の水準まで施術を学んだら、比較的早い段階で現場に立ちます

 

その先に、個別の店舗でもスキルアップが望めると期待されるスタッフさんもいるのですが、

まず、現場は、お客様とマンツーマンなので、新規スタッフさんの施術をほかのスタッフさんが見て、評価、指導することはできません

 

また、スタッフさん同士で練習するケースはありますが、あくまで練習であって、だれかが導き成長する場ではないです

現場は、個々のスキルアップの場ではなく、お客様により良いサービスを提供することが最優先の場です

 

お客様からのクレームなどが多くなった際に、本部研修に戻るケースもありますが、それは、プラスに成長する研修ではなく、マイナスになったものをゼロに戻すための研修です

 

なので、就職後に、施術のスキルアップができることを過剰に期待されても、それに応えるきることはできないので、卒業後も通える整体学校さんが望ましいです

 

しゅり

わかりやすく、ありがとうございます

そうですね

スキルアップを望むセラピストさんは、施術に真剣な方なので、店舗でスキルアップできると期待していると、それが叶わずにがっかりして、早期に退職されてしまうことも多そうですね

 

Sさん

そうなんですよっ

まさしく、まじめで優しい方で、セラピストに向いていらっしゃいそうなスタッフさんを、未経験の段階で採用した後、施術の修得に悩んで、それが一因で辞めてしまうことがあると、「本当に、整体学校で学んで、施術を身につけてから現場に出るって順番だったら、長くいてくれたのに…」と考えてしまうことがあります

 

しゅり

採用する側の立場でも、そう感じるんですね

 

 

 

5.まとめ

しゅり

まとめると、

できたら、就職する前に、しっかりした整体学校で基礎を身につけた方が良くて、

就職目的だったら、ワンデイのスクールは避けた方が良い

未経験から施術をオンラインで学ぶのは、辞めるべき

 

そして、就職目的で整体学校を選ぶ際は、

以下の条件で決めると良いということですね

 

【 就職に合う整体学校の条件 】

 ① 6か月以上かけて基礎からしっかり学べること

 ②[学校側が教えて終わり]』ではなく、[学ぶ側にとって身につけるまで通える]こと

 ③ 就職支援を具体的におこなっていること

 ④ ワンデイのスクールでは身につかない、施術の基礎の部分が学べること

 ⑤ 卒業後も通えること

 

Kさん、Sさん、それぞれ、整体学校の立場、就職支援する立場、採用する立場でのご意見をありがとうございました

 

Kさん

こちらこそ、ありがとうございました

Sさんとも、お会いできてよかったです

 

Sさん

ありがとうございます

Kさんが職業紹介事業をされている時期にお会いできていたら、さらによかったのですが、それでも、私もたくさん勉強になりました

ありがとうございました

 

 

ここまで、就職を目的にした場合の整体学校の選び方について、

技術指導する、紹介する、採用する、それぞれの立場の方をお招きしてお話をうかがいました

 

「整体師、セラピストとして就職したい」

「将来、サロン開業したい」

「とにかく資格が欲しい」

「まずは、施術を身につけてから将来を考えたい」

など、いろいろな目的で整体を学ぶ方がいると思います

その中でも、就職を目的に、整体学校を探している方にとって、今回の記事がご参考のひとつになればうれしいです

 

以下は、今まで、整体学校の選び方について書いた記事です

 

 

① 東京の整体学校ランキングも掲載しています 

 

今まで、いろいろな方にお話をうかがった集大成です。

今回、お話しいただいたKさんに、都内の整体学校をランク付けしていただきました

 

以下、上の記事で掲載した整体学校さんの情報です。

 

ランキング1位:東京整体学院いろは学舎
東京都北区赤羽3-3-3 ドミール赤羽2F

整体学校元講師のKさんが「ダントツで1位」と表現された整体学校さんです
まずは候補として見学されると良いと思います

 

ランキング2位:東京療術学院

東京都渋谷区幡ケ谷2-14-3

現存する中では、もっとも歴史もあり、
その分、卒業生さんも多い整体学校さんだと思います
 

ランキング3位:東京リエイチ整体アカデミー

東京都渋谷区 代々木1-21-10 インターパーク代々木 8・9F

以前は、就職支援に力を入れていた整体学校さんです

 

② やめた方が良い整体学校の基準をまとめた記事です

 

③ 買収により運営会社の変わった整体学校についてまとめた記事です

 

④ ステマに惑わされずに整体学校を選んで欲しくて書いた記事です

 

⑤ ステマが禁止されて以降もつかっていた整体学校についてまとめた記事です

 

⑥ それぞれの整体学校さんに通った方、見学された方のお話をまとめた記事です

 

 ● 東京療術学院さん

 ● 東京リエイチ整体アカデミーさん

  ウィルワン整体アカデミー(現、東京さんリエイチ整体アカデミーさん)の口コミ評価①

  東京リエイチ整体アカデミー(旧 ウィルワン整体アカデミー)に実際に通っていた方の口コミ評価②

  ウイルワン整体アカデミー(現 東京リエイチ整体アカデミー)さんに見学に行った人の話

 

 ● 東京整体学院いろは学舎さん

  東京整体学院いろは学舎さんの口コミ評価①

  東京整体学院いろは学舎さんの口コミ評価② 通っていらした方からの評判

 

 ● 東京MTC学院さん

  東京MTC学院さんの口コミ評価① 実際の感想「通っている間と卒業後で学校への印象が変わりました」

 

 ● YMCメディカルトレーナーズスクールさん

  YMCメディカルトレーナーズスクールさんの卒業生さんによる感想、評価、口コミ①

  YMCメディカルトレーナーズスクールさんの全校閉校について整体学校元講師の人に話を聞いてみました

 

 

今後も、いろいろな方にお話をうかがい

ブログにまとめていきます。

これからも
整体やリラクゼーションの業界を目指す方にとって
整体学校の情報のほか
店舗や業界の情報を発信していきます。

引き続き、整体学校やサロンの情報を収集しています。

生徒さんや卒業生さん、整体院やサロンにお勤めの方で
整体学校やお勤め先サロンについて、
おすすめの理由や、逆におすすめしないなどのお声があれば
こちらアメブロやTwitterのDMにてお寄せください。

今回は、整体師・セラピストの就職先のコツや見極め方について、記事をまとめてみました。


ちょうど先日、元同僚の女の子、転職を考えていて、先輩整体師の方とお茶した時に、

そのお話になって、とても参考になったので、記事に起こしてみました。

 

題して、

「整体師・セラピストの就職先、どう選ぶ?」
~サロン女性店長に聞く、整体学校で教わった“職場選びのコツ”~
 

● 登場人物

 しゅり:現役セラピスト。今日は聞き手役。

 みなこ:セラピスト歴2年。転職を考え中。

 さゆり:リラクゼーションサロン店長。整体学校を卒業し、現在は採用担当もしている。

 

 就職に悩む整体師・セラピストへ

しゅり

今日は、整体師やセラピストの就職・転職について話していきたいと思います。

 

みなこちゃん、今ちょっと悩んでるって聞いたけど?

 
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みなこ

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はい…。今の勤め先のサロンも悪くはないんですけど、自分の成長とか将来のことを考えると、環境を変えたいなと思ってて。

 

でも、求人を見ても「どこが本当にいい職場なのか」がよくわからなくて…。

 

しゅり

うんうん、わかるよ~。

 

今日は、サロンの店長をしているさゆりさんに、いろいろ聞いちゃおう!

 
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さゆり

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よろしくね。

 

私自身も整体学校に通っていた時期があって、そこで教わった“就職の見極め方”が今でもすごく役に立ってるの

 

 

 ■ 整体学校で教わった「就職の第一歩」

しゅり

まず、就職活動の第一歩って何から始めたらいいですか?

 
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さゆり

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整体学校の先生に最初に言われたのが、「気になるお店には、お客さんとして行ってみなさい」ってこと。

 

これ、すごく大事なのよ。

 

みなこ

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えっ? お客さんとして行くんですか?

 

さゆり

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そう。求人票やホームページって、どれもキレイなことしか書かれてないでしょ?

 

でも、お店の空気とかスタッフの表情、施術の丁寧さなんかは、実際に行ってみないとわからないでしょ。

 

しゅり

なるほど。先生、なんて言ってたんですか?

 
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さゆり

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“就職の見極め方”を教えてくれたのは、施術の先生じゃなくて、就職支援担当の職員さんなんだけど、

「一緒に働きたいって思えるかがすごくだいじ」って。

 

すごく印象に残っててね。お店に行けば、“ここで働く自分が想像できるか”が肌でわかるの。

 

みなこ

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面接前に、お客さんとして行っても良いんですか?

 

さゆり

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良いのよ。

 

他のお仕事と違って、面接前に職場自体を見れるのが、サービス業の良いところでもあるんだから。

 

みなこ

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面接前にお客さんとして行くのは、お店の人に嫌がられると思ってました。

 

さゆり

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大丈夫。

 

整体学校の職員さんが言うには、

売上数字の意識が高いサロンさんとかでは、一部で嫌がるところもあるけど、

ほとんどのサロンさんは、サロンの雰囲気を気に入って面接応募して欲しいと思ってるって。

 

実際、私も、店長として採用に関わってるけど、

来店してお店を好きで応募してくれた方が安心できるし。

みなこ

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安心しました。

 

気になるお店には、行ってみようかな。

しゅり

お客さんとして行くのは、施術でも、接客でも、けっこう勉強にもなるもんね。

 
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 ホームページや求人票ではわからないこと

 

しゅり

さゆりさん、

お客さんとして行ったときに、

特にどんなところを見るといいかとかありますか?

 
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さゆり

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整体学校で教えてもらったコツとしては、
「『施術がうまいかどうか』より、
 『一緒に働きたいと思えるかどうか』や、

 『施術前後の接客』をよく見るように」
って言われたの。

 

接客は、自分が同じことをやらなくちゃいけないから、

次回来店や回数券とかのすすめ方が自分と合うかどうかがすごく大事。

 

みなこ

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本当ですね。

 

お客さんとして行くと、たしかに、施術の方が気になってました。

でも、働く場所としてみるなら、人や接客の方が大事ですね。

 

しゅり

求人票だけじゃわからないですよね。

他に、実際に見ないとわからないことってある?

 
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さゆり

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いっぱいあるわよ。学校でもチェックポイントを教わったの。

 

【求人だけでは見えないことリスト】

 スタッフ同士の雰囲気(ギスギスしてない?)

 教育制度の実態(「研修あり」とあるけど誰が教える?何時間?)

 休日やシフトの実情(本当に希望通り休める?)

 ノルマや物販プレッシャー(数字の話ばかりされない?)

 離職率(いつも求人出てる=人がすぐ辞める?)

 

みなこ

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これ、どれも面接のときに質問してみたいかも。

 

お客さんとして行った時、

ここまで踏み込んで訊いても大丈夫ですか?

 

さゆり

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うーん、ここまでのことは、面接の時に聴いた方が良いかも。

 

もし、「今、転職先を探してるんです」って、正直に伝えられて、

「だったら、うちもいいよ」って言ってもらえたら、訊いても良いかもだけどね。

 

ときどき、すごいオープンなセラピストさんもいるから。

 

みなこ

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わかりました。

様子を見ながら、訊いてみます。

 

すごい参考になりました。

 

しゅり

さゆりさん、ありがとうね。

みなこちゃんの表情がさっきまでとぜんぜん違って明るくなった(笑)

 
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このあと、さゆりさんには、

『面接に臨む心構え』

『 面接で使える「見極め質問」』

『ブラックな職場を避けるためのチェック項目』

についてもお話を聴きました。

 

でも、記事にしたら、文字数制限に引っかかってしまったので、

また、あらためて、別の記事にしようと思います。

たぶん、初めて、会話形式の記事にするのに、

「吹き出し」を多用してしまったからだと思います。

(やってみたかったんです。すみません)

 

このブログでは、
現役の整体師やセラピストさん、

または、これから、整体師やセラピストになろうとされる方の
参考になりそうなお話を記事にして載せています。

 

これからなる方に向けては、整体学校さんの情報も載せています。

良かったら、参考にしてください。


整体学校を探す方に人気の記事

 

今回は、

選んではいけない、
通ったら後悔する整体学校の特徴

についてです

今までは、「良い整体学校の見極め方」についての記事を多く掲載してきました。
特に、昨年、整体学校の評価をランキング形式でまとめて、
下記のブログ記事として掲載したところ、
驚くほどたくさんの反響をいただきました

 

(こちら、以下の『整体学校・整体スクールの信頼できるおすすめ評価ランキングまとめ』の記事もご覧いただくと、この記事の内容がより対比してわかりやすいと思います。「今、まさに整体学校を探している」という方や、手っ取り早くおすすめの整体学校ランキング上位を知りたい方、まだご覧になってない方は、ぜひ、あわせてご覧ください。)

 

同業界関係の方からの
「わかります!まさに同じ感想でしたっ」
などのお声の他、
整体学校選びをされている方からの
「参考になってホントに助かった」
「ここまで詳しい情報は見たこと無い。わかりやすすぎる!ありがとうございます!」
との感想をいただき、
掲載して良かったとやりがいを感じられつつも、

それだけ多くの方が、
整体学校選びに困っている、迷っていることを実感しました。

いただいたコメント、DMには、
うれしくなる ありがたい感想の他に
「なぜ、そもそも、あの3つの整体学校に絞ったの?」
というご質問や、
「おすすめランキングに入らない整体学校の『入らない理由』を教えてほしい」
というご要望の声もありました。

 

それでしたらと、
2025年になっても、去年からの一年間で、
ランキング順位に変動があったわけでもないので、

2024年の整体学校のおすすめランキングに
入らなかった学校の特徴、
ひいては、
『絶対避けた方が良い整体学校の特徴』
を、整体学校・整体スクール業界に詳しいKさんに
また、うかがってみることにしました。

 

目次

1.解説いただいた 元整体学校講師Kさんのご経歴

2.良い整体学校の要件とは

3.避けるべき整体学校の特徴7選 その1
   店舗(サロン・整体院)付属の整体スクール


4.避けるべき整体学校の特徴7選 その2
   代表講師一人(または3人以下)の整体学校


5.避けるべき整体学校の特徴7選 その3
   受講時間(やコマ)数が決まっている整体学校


6.避けるべき整体学校の特徴7選 その4

   短期(1日〜2週間)過ぎる受講期間の整体学校

7.避けるべき整体学校の特徴7選 その5
   施術に独自の道具を必要とする整体学校


8.避けるべき整体学校の特徴7選 その6
   取得できる資格を喧伝している整体学校

 

9.避けるべき整体学校の特徴7選 その7
   学校見学時に授業を体験させてもらえない整体学校


10.まとめ

 

 

●Kさんのご紹介

① 都内の整体学校に通われ
② 卒業後に、整体院やリラクゼーションサロンの施術現場に立たれ
③ 卒業した学校から請われて同学校の講師もされて
④ 退職後に独立し、整体師、セラピスト、柔整師の職業紹介事業を起業され
⑤ 現在は、サロングループの人事を担当されていらっしゃいます

 

そのため、整体学校にたいして
 生徒の視点
 講師の視点
 現場施術者の視点
 就職をお手伝いする視点
 採用する側の視点

など、
幅広い視点から見たお話を聞かせていただけるので、
過去にも、Kさんからうかがったお話を、
いくつもの記事にさせていただいています。
 

【 Kさんのお話をもとに掲載した過去の記事 】

● 整体学校・整体スクールの信頼できるおすすめ評価ランキングまとめ|元整体学校講師の本音
  
上でもご紹介している整体学校のおすすめランキング記事

● YMCメディカルトレーナーズスクールさんの全校閉校について整体学校元講師の人に話を聞いてみました

  最近閉鎖されたYMCメディカルトレーナーズスクールさんについて整体学校の元講師の視点で解説

 東京の整体学校 本音の辛口評価:整体学校の身売りした、買収された整体学校の情報
  意外に多い整体学校の買収、経営陣の変遷についてまとめた記事

 

 

しゅり)
Kさん、最初に、今回、お話を聴かせていただけた経緯をうかがっても良いでしょうか


Kさん)

今回のお話をお受けしたのは、
整体学校を卒業された方々の就職のお手伝いをしたり、
採用したりさせていただく経験の中で、
「卒業された整体学校に通ったことを後悔されている」
という方に多くお会いしたからです。

実際は、とても良い整体学校もあるんです


でも、そういった残念な声があがってしまうのは、
ご自身の目的にあった整体学校の選び方をご存じないだけなんだと思います

同じくらいの学費と学ぶ時間を掛けても、
選んだ整体学校が違うだけで
その後、施術の業界で活躍される方と、
遠回りをされてしまう方に分かれてしまうのを目の当たりにして、
それが非常にもったいなくて、残念でした

なので、
前回は、
「良い整体学校を選んでいただけるように」
ランキング記事にご協力させていただきましたが、

今回は、
「残念な整体学校を選ばないように」と、
ご協力させていただくことにしました。
 


しゅり)
ありがとうございます。
まずは、その「残念な整体学校」に共通することはなにかありますか

 

 

Kさん)

「残念な整体学校」に共通していることとしては、
整体学校側も、なにも悪意を持っていたり、
生徒さんをだますつもりで、
「残念な体制にしている」
というわけでは無いと感じています。

学校を設立、立ち上げた方や、講師の先生や職員自身は、
生徒さんのためを思って一生懸命であったり、
人柄はとてもよかったり、施術自体の腕はピカイチだったりもします。
なかには、本当に数は少ないですが、
熱意も誠意もないと思われる整体学校さんも一部あると感じましたが…
多くの整体学校に関わる方は、
「うちの学校は良いはず」と信じていらっしゃる印象です。

ただ、学校側の方たちは、良かれと思っていて、そこに悪意がないからこそ、
これから通おうとされる方にとっては、
良い学校かどうか、よけいに見分けがつかないんだとも思います。

問題なのは、育成する仕組みや、指導する技量が、
残念な状態であることに、整体学校側が気づかないまま
生徒さんに提供している学校さんが数多くあることだと思います。
 

 

しゅり)
ありがとうございます。
学校当事者が気づきにくい違いがあるんですね。


ではさっそく、
昨年のランキングに入れなかった整体学校のそれぞれ特徴について、
お話しを聞かせていただけますでしょうか。

 

 

Kさん)

まず、前回の整体学校のおすすめランキングのおさらいですが、
そのランキング順位の基準を、
生徒さんの目的を叶えられるか
に統一しました。

生徒さんの目的というのは、
主に、整体の技術を身につけた先の、
就職開業スキルアップがあると思っています。

そのためには、
A.目的にそったレベルでの技術修得ができることを基盤として、そのうえで、
B.就職や開業などのサポートの充実が必要だと考えます。

その基盤である
A.目的にそったレベルでの技術修得ができることを支えるものとして、

A-①.整体学校という”団体・組織”としての『シラバス面』と、
A-②.担当指導者である”講師個人”としての『指導技量面』
二つがあります。

 

『 シラバス 』 とは

学校教育の現場で用いられる用語で、
 「授業の目的、到達目標の設定」、
 「授業内容・進め方」、
 「成績評価の方法・基準」、
 などを指します。

 

例えば、
シラバス面』で、
受講期間が定められているタイプの整体学校の先生から、
「もっと教えたいけど、ここまででもう 卒業させなくてはいけない」
とうかがったこともあれば、

『指導技量面』が足りないのか、
卒業された生徒さんから、
「あの先生は、うまくできなくて相談しても、
 細かい説明もなく、できないのが悪いような言い方をされた」

とうかがうこともあります。



そこで、まず、

整体学校のシラバス面の良し悪しでいうと、

『卒業時の修得状況の評価基準(ゴール設定)を、具体的にどう設定』し、

『その評価基準に照らして、個々の生徒さんの修得状況をどう評価する』か、
そのために、『どのようなカリキュラムにして、どう進めていく』か、
と、【ゴール設定】から、【日々の評価】、【実際の指導】などを正しく設計するのは簡単なことではなくて、
本来は、経験豊かな複数の専門家によって検討を重ねてつくらなくてはなりません。

さらに、整体などの施術の指導は、
学術的な側面と同時に、
スポーツ競技的な側面があります。

体育の授業の跳び箱や鉄棒などを思い出していただくと、
簡単にできる子と、そうではない子もいることが
容易に想像できるでしょう。

施術の習得も同じで、
やはり、すぐ感覚をつかめる方と、
何度も練習を重ねてその感覚をつかむ方もいらっしゃいます。

施術の習得で重要な
「筋肉を正しく捉える」
「正しくからだを使う」

などは、非常に感覚的で、言語化が難しい部分でもあり、
それに統一的な評価基準を設けることは簡単ではありません。

生徒さんに「出来たつもりにさせてしまう」
ことは講師からしたら簡単なことで、
言葉巧みに褒めそやせば、自信を持ってもらえます。

早く卒業してもらい、新しい生徒さんを迎える、
いわゆる回転率をあげて収益性を高めるために、

褒めるのがじょうずで、生徒さんの将来に真摯な姿勢が欠ける整体学校もあります。


反面、
そこに誠意と責任をもって修得に導くためには、
正しいシラバス(目標、指導、評価の設計)が必要で、

本来は、生徒さん個々の修得スピードが異なるため、
理想は、受講期間に制限なく、修得するまで通える制度が求められると考えます。

しかし、多くの整体学校では、
経営上の観点からも、無期限にすることは難しく、
期限を設けて、気持ちよく卒業していただくためにも、
「出来たつもりにさせてしまっている」
というケースが多い印象です。

その状態で卒業した生徒さん側は、
現場で相当苦労されると思います。


続いて、

担当講師の指導技量面でいうと、

本来は、
「できないことを できるようにする」
のがうまいかどうかが、
指導技量における本質的な部分で、

そのために講師に必要な素質は、
理想でいうと、
「施術がうまく、現場実績(お客様のリピート実績)があり、指導もうまい」
のすべてを備えているのが望ましいです。

ただし、実際には、
「施術がうまい」のと、「現場実績がある」こと、
さらに、「指導がうまい」というのは
それぞれ全くの別で、

「施術はうまい」のに、
施術現場で指名やリピートの取れない施術者さんや、

「現場実績はある」のに、
教えるのは残念な講師の方もいらっしゃいます。

施術のスポーツ競技的な側面、
感覚的な側面について、先ほども触れましたが、

講師が施術がうまい場合、
講師自身がセンスで容易にできてしまったため、
簡単にはうまくできない生徒さんの課題に直面した場合、
その できない理由がわからずに、
「どう指導したら良いかがわからない」
というケースも多いです。

本来は、講師の指導技量の中には、
それぞれの生徒さんの つまってしまうポイントを感覚的にも捉え、
その解決方法の伝え方を、いくつものパターン持っていることが求められます。

 

 

しゅり)
ありがとうございます。

 

良い整体学校かの基準は、
生徒さんの目的を叶えられる
ことであり、


そのためには、
「A.目的にそった修得レベルまでの育成ノウハウと、
「B.目的(就職や開業)ごとのサポートの充実
が必要で、

そのうち、
「A.目的にそった修得レベルまでの育成ノウハウ
を支えるのは、
学校組織の構築する
シラバス面と、
講師の方個人の
指導技量面
2つが充実していること
ということですね。


とても わかりやすいです。

これを前提に、

避けるべき整体学校の特徴
について、うかがえますか。


Kさん)
はい。


避けるべき整体学校の特徴 は、7つあると思います。

 1.店舗(サロン・整体院)付属の整体スクール
 2.代表講師一人(または3人以下)の整体学校
 3.受講時間(やコマ)数が決まっている
 4.短期(1日〜2週間)の受講期間の整体学校
 5.施術に独自の道具を必要とする整体学校
 6.取得できる資格を喧伝している
 7.学校見学時に授業を体験できない


 

しゅり)
ありがとうございます。

では、それぞれ、ひとつずつ、ご説明していただけますか?

 

 

Kさん)
はい。
順番に説明させてもらいますね。



避けるべき整体学校の特徴7選 その1
店舗(サロン・整体院)付属の整体スクール

店舗付属の整体スクールの場合、
リスクとしては、
 ① 施術が独自過ぎる
 ② 店舗の採用を目的にしている
 ③ 店舗の売上が足りなくてスクール開校している

などがあり得ます。

それぞれ説明しますね。

① 施術が独自過ぎる

運営母体である店舗が、
他店舗との差別化を図っていくなかで、
施術を特徴あるものにされるケースがあります。

そして、その特徴的な施術を
スクールでも指導します。

教える側は、
「差別化の図れる素晴らしい施術手技」
として、『良かれと思って』そうされていることが多いのですが、

運営母体に勤めるつもりの無い、
一般的な生徒さんからすると、
結果的に、
『ほかの店舗では使えない独自過ぎる手技』
を教わって後悔することになります。

以前、就職をご支援させていただいた方の
卒業された整体学校は、
女性や小柄な方でも体重圧が加えられやすいように、
通常より相当低い施術ベッドで、
お客様を跨いでおこなう施術を指導されるところでした。

その方は、その施術が一般的なものだと思い、
就職を希望されていらしたのですが、
卒業された整体学校の付属院でしか
用いられることのない技法で、

一般的な整体院、サロンではまったく使えず、
せっかく通い、卒業されたのに、
初心者と同じ扱いになってしまいました。

技術自体は良い面もあるのですが、
入学時に「うちの系列でしか使わない独自技法です」
などと説明されることもなく、
「ほかの職場で使えないことが、
 わかっていたら最初から通わなかった」

残念そうにおっしゃっていたことを記憶しています。

ここまで特徴的でなくても、
多かれ少なかれ、
店舗付属の整体学校では、
「一般的な就職では使えない、使いにくい技法」
に偏った施術を指導されるケースが多いです。

中には、見学時に、
「うちの技術は、就職する方には使いにくいよ」
とキチンと説明されるご自身のスクールを客観視できていて、
誠実に対応されるスクールさんもありますが、それは本当に稀です。

多くの場合、指導されているサロンオーナーは、
ご自身ではその独自性の高さが招く
生徒さん側の抱えるリスクには気づかず、
「ほかには無い、とっても良い技法を提供している」
と、良かれと思ってやっていらっしゃることがほとんどで、

生徒さん側の目指す目的(就職や開業)には
則したシラバスにはなっていないですね。


② 店舗の採用を目的にしている

一般的に、整体院やサロンにおいて、
施術者を採用するのには、
結構、お金がかかるものです。

施術家、セラピスト専門の就職サイトなどは、
一人の方を採用するごとに、
だいたい8〜12万円くらい、
採用店舗が費用負担をすることで利用されています。

そこで「経費をかけるくらいならば」と、
スクール運営事業にも乗り出すところもあります。

そうすると、自然と、
「うちで働いてくれそう」
という生徒さんと、そうではない生徒さんでは、
卒業時の修得レベルに差がでたりすることが起こり得ます。

また、付属店舗での就業を前提とし、
修得レベルがそれほど高く無いまま卒業となる傾向が強い印象です。


③ 店舗の売上が足りなくてスクール開校している

時々あるのが、そもそも店舗の売上が芳しくなく、
より収益を確保するために、
空き時間を利用するカタチで、
スクール運営に乗り出すケースです。

これは、育成にかける想いも薄く、
3つのケースの中でも、
そもそもシラバス面でも、指導技量面でも、
高い水準にする意思の最も低いスクールのパターンになります。


以上、『店舗(サロン・整体院)付属の整体スクールを避けた方が良い理由』の
3つのパターンのリスクを説明しましたが、

これらのケースはいずれも、
『生徒さんのためのスクール』
ではなく、

『運営母体のためのスタッフ育成機関』となってます。

困ったことに、指導側、運営側は、
単に、『生徒さんのため』を掘り下げて考えていないだけで、
そこに、まったく悪気がないケースが多いです。

見学に行っても、
『悪意のないミスマッチ』なので、
そのミスマッチに気づけず、
卒業してから、
「自分の身につけたい施術では無かった」
と気づくケースが多発します。

また、なんていうんでしょう、
そのような学校は、
「自社運営店舗」を基準にしているため、
業界全体への視野が狭くなっている印象も強いです。

シラバス面、指導技量面ともに低いケースが多く、
さらに、実際がどうかを、入学前に見抜くことは難しいため、
あえて、これらのリスクを抱える必要はなく、
通う整体学校の候補から外して良いと思います。

強いて言えば、
ひとつ以上のしっかりした整体学校をすでに卒業し、
施術の基礎を身につけられたうえで、

スキルアップを目的に、
その付属の整体院・サロンの施術に惹かれて、
その技術を身につけたいという理由であれば、
候補に入れても良いかと思いますが、
最初に通う整体学校としては、避けた方が良いでしょう。


補足ですが、「サロン付属の整体学校」で
もっとも気をつけないといけないのは、
整体業界、カイロプラクティック業界に
長年いる方にとっては、悪い意味で有名な団体さんもあり、
(名称を出すことは控えますが、「カイロ 悪徳商法 寝具 全国」
 などと検索すると出てくる団体さんなどがあります)


そういったところは、
付属の店舗から生徒さんを集めるスキームを持っています。

ネットですぐに悪評の見つかるような有名どころでなくても、
同じような手法を取る団体さんも、未だ存在するので、

たとえ、その整体院・サロンの施術に惹かれたとしても、
そのようなグループに該当しないかは、しっかり確認しましょう。



避けるべき整体学校の特徴7選 その2
代表講師一人(または3人以下)の整体学校

このような整体学校の場合、
講師の方ご自身は、熱い想いをお持ちであったり、
お会いした先生の中にはお人柄は優しく柔らかく、
講師の方ご自身の施術スキルは高いケースもあります。

ただし、シラバス指導技量の両面で、
安心できないことが多く、

シラバス面では、講師一人で構成するため、
卒業時の評価基準が曖昧で、生徒さんごとに、
到達レベルがバラバラであったり、

施術スキルが高いからこそ、
生徒さんのつまづきやすいポイントを解決できるだけの
指導技量が足りないケースがあったりします。


まだ、シラバス面については、
入学前の見学時に、
「卒業、合格の評価基準」
を質問するなどで、確認はできますが、

修得過程で、うまくできないことがあった際の
指導がじょうずかどうかは、
入学前に確認することが難しく、

個人的な繋がりがある、
事前に指導技量面についても知っている
などの特殊なケースをのぞいて、
あえて候補にする必要はないかと思います。

見学時に、卒業生の活躍についてうかがっても、
うまくいったケースしかお話しされることは無いため、
うまく修得できなかったケースは、伏せられがちなため、
卒業後の実態が確認しにくい懸念もあります。

また、個人で開催されているスクールは、
やはり、通学途中での閉鎖のリスクもあります。


X(旧ツイッター)で、「整体スクール」と検索されると、
今は動いていないアカウントが驚くほど見つかります。
そのスクール名を検索してみると、
すでに何年も前に閉鎖しているスクールが数多くあることがわかります。

私の知る範囲でも、年に2,3件は、
「スクールを開くことにしました」
という報告や相談をいただき、
ふと気づくと、知らないうちに閉校しています。

Xで見つけられる範囲でも、
かなりの数が見つかるので、
実際、年間、相当数の整体スールが
できては潰れていると思います。

 

つまり、一人運営のスクールは、
「今、存在していても、無くなってしまう」
という可能性が、
しっかり4人以上の講師がいる学校に比べて、
圧倒的に高いので、そのリスクも把握して検討しましょう。



避けるべき整体学校の特徴7選 その3
受講時間(やコマ)数が決まっている

「わたし、身につくまでに時間がかかるかも」という不安がある方は、
特に、受講時間や期間、コマ数の制限が無い整体学校を必ず選びましょう。

通学している過程で、期間の終わりが近づくほど、
どんどん焦りを感じてくるので、
本来、施術は楽しみながら学ぶべきなのに、
気持ちがきつくなってしまいます。

また、「わたしは覚えるのが早い」、「自信がある」という方にも、
無期限で通える整体学校がおすすめです。

以前に、通学期間が決まっている整体学校で
講師をしていたという整体師さん(前述の方とは別の方)
とお話ししたのですが、

「決められた通学期間の終わりが近づくにつれて、
 まだうまくできてない生徒さんにも、
 『できたつもりになってもらう』ようにと、
 『いかに どう褒めるか』のコツを先輩講師から指導された」

そうです。

整体学校講師経験のある方から、似たようなお話を聞いたのは、
2件や3件ではないので、

ほかに、元整体学校講師だった複数の方から、
「もっと時間があれば、もっと教えられることがあるのに…」
というジレンマは、当然のように頻繁にうかがいます。

やはり、理想でいうと、
受講時間や期間、コマ数の制限の無い学校が
もっとも望ましいです

ただし、そういう無期限で受講できる整体学校は、
そもそもの数が少なくて、

ホームページなどの表記上、無期限となっていても、
実際には卒業後は月額制、年額制であったり、

そもそも、卒業時の到達レベルが低いから無期限制でも、
実質の受講期間が短いケースだったりします。

受講期間無期限で、
卒業時の到達レベルもしっかりしたシラバスを組めているのは、
それこそ、前回の記事でランキング1位とした
東京整体学院いろは学舎さんくらいです。

なので、シラバスがしっかりしているかをはかるのに、
せめて、ご入学される前の学校見学時に、
1.「生徒さんの施術を受ける機会をもらう」(受講結果の確認)
2.「卒業時の評価基準を尋ねる」(評価基準を言語化、一般化できているかの確認)
3.「もし、期間までに合格水準に至らなかったら、どうなるのか」

 (スクールの考える『指導責任』を確認)
だけでも、しっかり確認しましょう。



避けるべき整体学校の特徴7選 その4
短期(1日〜2週間)の受講期間の整体学校

これは、避けるべき整体学校の特徴その3の
『受講時間(やコマ)数が決まっている』より、
もっと残念なケースで、まず避けるべきで、
そもそも候補に入れるべきではありません。

施術の修得は、スポーツ競技的な側面があることは触れ、
そのため、感覚的に捉える部分が大きいです。

「筋肉を捉える感覚」、
「施術者自身の体感覚」、
「適切な圧、圧の方向」、
「適度な脱力」など、
それらの修得を経て、適切な技能の修得に至るわけですが、

そこに至る前の、「手順の流れを覚える」
という段階までしか至れないので、
施術が身につくことはなく、
「出来たつもり」になるだけなので、
まず、避けた方がいいです。

以前に、そうアドバイスをさせてもらった知人がいたのですが、
うまく伝えられず、

「二週間とかじゃだめなんだ。それじゃあ」
と、
身体の部位ごとに、それぞれ二週間、
合計で3ヶ月ほどで学ぶ整体学校に通ったそうですが、

それでも、卒業後にまたお会いしたら、
「あのね、卒業したときは出来たつもりだったけど、
 最初に学んだ脚への施術は、卒業した時には、忘れちゃったよ」

と、あっけらかんと話してくれました。

ちょっと、例えとしては外れた話しかもしれませんが、
要は、
「卒業した時は出来たつもりでも、
 感覚的なものは修得できないから、すぐに忘れてしまう」

ということです。

ただし、このような整体学校が、
誰にでもだめというわけではなく、
施術の基礎が身についた状態の施術者が、
スキルアップのために学ぶなら、
選択肢としてアリな学校もあります。

初心者の方の場合は、選択肢からは外したほうがいいです。



避けるべき整体学校の特徴7選 その5
施術に独自の道具を必要とする整体学校

一部の施術は、手などの自分の身体以外に、
道具を必要とし、それにより、より効率的に
施術効果を出せるものもあります。

ただし、それが生徒さんの目的、
就職や開業に活かせるかというと、
難しいケースが多々あります。

そのことについて、
入学前に、キチンと説明されていれば良いのですが、
中には、騙すかのように、言わない整体学校も、
残念ながらあったりします。

基本、初心者の方は、当然、業界のこともご存知ないので、
多くの現場では使われない道具を用いるとしても、
「就職に活かせる技術ですよ」
と言われると、そう信じて入学されます。

そして、授業が進むにつれて、
独自の道具の購入を勧められたり、

場合によっては、
「買わなくても大丈夫だけど」
と言われながらも、
授業はその道具を持っていることを前提として進み、
空気的に買わざるを得ない雰囲気にしていく学校も、
今でも実際に存在します。

また、中には、似たような道具は、
その学校以外でも、より安価に購入できるにもかかわらず、
その学校から買わなくてはいけない決まりごとに
なっていたりもします。

その道具が低額ならまだしも、
数十万〜数百万円したりもあります。

リンパ療法と整体の学校を
それぞれ有するグループの卒業生さんから、
「入学時には道具を購入するようなことは説明受けなかったけど、
 授業が進むにつれて、ブレスレットなどの装飾品や、
 独立のために必要だからと、純金素材の道具などを、
 購入するように勧められたんですけど」

と相談されたこともあります。

正直、整体学校業界全体の評判を落としかねないと、
憤りを感じながら、相談にのっていたのを覚えています。

 

ネットでその学校を調べると、弁護士に相談したり、

訴訟を検討しているケースが多くて驚きました。


もう、これらのケースは、
スクールの収益モデルとして、
一人の生徒さんから、道具や物品を購入されることも、
売上予算として計算しています。

同じ整体学校業界にいた者としては、
そういう学校は、整体学校ではなく、
物販ビジネスの商法のひとつの形態だと感じています。

そういうが実際にあることは、
業界全体の心証を悪くしていると感じるので、
非常に歯がゆい想いです。

昭和の時代からあるような商法スタイルですが、
今でも、一部の整体学校さんでやられているそうなので、
学校見学時に、必ず授業も見せてもらい、
なにか特別な道具を使ってないかを確認しましょう。

なお、そういう学校では、
卒業後に、学校の卸す商品を、
お客様に販売をすることを
勧められることもあります。

聞いてみないと、答えてくれないケースもあるので、
入学前の見学時に、道具を購入する必要があるのか、
キチンと質問して、本当に見極めて避けるようにしましょう。



避けるべき整体学校の特徴7選 その6
取得できる資格を喧伝している

施術業界に長くいる方や、
良識ある整体学校関係者は、
「特定の民間資格を取得していること自体が、
 就職において有利に働くわけではない」
ということを知っています。

多くの場合、面接の際に施術の習得具合を確認されます。
まっとうな整体学校を卒業されていれば、
店舗研修が免除されたり、軽減されたりします。
また、しっかりと解剖学を学び、施術に必要な身体の使い方を身につけることで、
入社当初から、自信を持って施術に向かえ、
指名やリピートをいただけることができ、
一生やりたい仕事として続けていけるようになることが、
本来、整体学校を卒業して得られる未来です。

そのため、民間資格の証書自体に効力があるわけではなく、
あくまでも、身につけた知識と技術が実際に意味を持ちます。

それでも、これから施術を学ぶという初心者の方にたいして、
「うちの資格を持っていれば、就職に有利ですよ」
と説明する整体学校や整体スクールがあります。

面接担当者は、整体学校に通っていたことにたいして、
「一定水準以上の技術が身についているんだろう」
「施術にたいして、真摯に考える方なんだ」
という期待はしても、

資格名そのものは、なんの判断基準にもせず、
実際の施術をしてもらう時間を設けて、
その技量により、判断します。

整体学校の関係者で、
そのこと知っていてもなお、
「うちの資格さえあれば」と喧伝するところは、
生徒さん側に寄り添って考えることはしない傾向にあるので、
あまり信用されない方が良いです。

 

まっとうな整体学校では、
取得資格自体の有用性を強調することはありません。



避けるべき整体学校の特徴7選 その7
学校見学時に授業を体験させてもらえない

整体学校を選ぶ上では、
「どんな風に教わるのか」
「どんな人から教わるのか」
を確認するのに、
授業そのものに参加させてもらうのが、
一番わかりやすいです。

とくに、無期限で通える整体学校だと、
すでに卒業生して、就職している生徒さん、
開業している生徒さんも受講している可能性があるので、
「卒業後の活躍」にも触れられるので、
さらに安心して入学することができます。

『授業を体験いただくのが、一番いい』のは、
整体学校側も誰もがわかっているのですが、

実際には、それができない、または、しない学校も多いです。

様々なできない理由がありますが、
『学校側に都合が悪いから』
というケースもあります。

これは、大きい学校でも、小規模な学校でも、
どちらでもあり得ます。

在籍生徒さんとも触れ合うことで、
生徒さんから学校への不満を耳にさせてしまうことを危惧する場合や、
パンフ資料や、ホームページの説明と実態に差がある場合は、
まず、授業そのものは、入学してからしか触れられないようにしています。

なので、学校見学時に、授業自体にも体験参加させてもらえる整体学校のみに絞るのが、一番安心です。



-まとめ-

しゅり)
ありがとうございます。
『避けるべき整体学校の特徴7選』
のそれぞれについて、
また、見学時に確認されると良いこと、
について説明させてもらいました。

各スクールさんの、講師の方の人柄やスキルだけではなく、
学校のシラバスの面、講師の指導技量の面から解説いただき、
とてもわかりやすかったです。



Kさん)
そうですか、ありがとうございます。

講師おひとりおひとりの人柄は、
素晴らしい方にもお会いしましたし、
生徒さん想いな方も多くいらっしゃいます。

また、施術技能は、私なんかよりも全然優れた先生もたくさんいらっしゃいます。

ただ、施術のスキルと、教えるスキルは、まったく別であること、
また、各学校の規定するシラバスに大きく差があり、

それが、今回挙げた7つの特徴を有する学校さんにおいては、
通って残念だったという結果につながる環境をつくってしまっています。

記事の内容の特性上、
ちょっと業界のマイナスな印象につながるお話になってしまいましたが、
ぜんぜん、まっとうな整体学校もたくさんあります。

ただ、上記のような、
『避けるべき整体学校の特徴』に該当しない整体学校は、
東京都内には、5校にも満たないと思います。

「運営母体のサロングループの採用を目的にしていなく」、
「講師が4名以上在籍していて」、
「一定期間以上かけてしっかり学べて」、
「10年以上の学校運営実績の中でシラバスを磨いていて」、
「独自の施術技法以外に、基礎からしっかり学べる」


そのような条件を満たす整体学校の中でも、
上位と考えられる整体学校を、
昨年、ランキング形式でお話させていただきました。



しゅり)
5校から、さらに絞り込んでいただいての
昨年の
整体学校ランキングの記事ということですね。

あらためて、ありがとうございました。


一年経っても、多くの方にご覧いただいている記事なので、
今回の記事のお話しと合わせて、整体学校を検討している方の参考になればうれしいです。

 

▼ ▽ ▼ 整体学校関連のほかの記事 ▼ ▽ ▼


今回は、『絶対やめた方が良い整体学校の特徴』でまとめましたが、

以前には、『通う方にとって、いい整体学校はどこか』という視点で、
整体の学校・スクールの比較・おすすめのまとめた記事も掲載しました。

今回の記事の冒頭でも触れましたが、

今まで集めた整体学校情報の集大成です。
「どこの整体学校に通おうか」と検討される方のご参考になればと、
がんばってまとめた記事です。
今回の記事と見比べていただくと、いっそう整体スクール選びのご参考になるかと思います。

 

以下、上の記事で掲載した整体学校さんの情報です。

 

ランキング1位:東京整体学院いろは学舎

東京都北区赤羽2-10-3ザアベニュー21ビル3F
(令和7年4月に移転されたそうです
 https://iroha-seitai.com/news/2025/04/post-117.html
 新所在地:東京都北区赤羽3-3-3 ドミール赤羽2F)

整体学校元講師のKさんが「ダントツで1位」と表現された整体学校さんです
まずは候補として見学されたりされると良いと思います。

 

ランキング2位:東京療術学院

東京都渋谷区幡ケ谷2-14-3

現存する中では、もっとも歴史もあり、
その分、卒業生さんも多い整体学校さんだと思います。
 

ランキング3位:東京リエイチ整体アカデミー

東京都渋谷区 代々木1-21-10 インターパーク代々木 8・9F

以前は、就職支援に力を入れていた整体学校さんです。
 

「これから整体学校に通う方にとってわかりやすい記事を」と、
「ランキング形式」での掲載を望まれる声をいただき、
Kさんにご協力いただきまとめました。


▼2023年度版はこちら▼

まだ「ランキング形式」にせず、「各学校ごとの詳細をまとめ」た形式の記事です。

 


▼その他、人気のある記事▼

 

2015年以降相次いだ整体学校の経営者が変わった事例のご紹介記事です。


2010年代に多くあった、各整体学校のステマ広告による自作自演の整体学校のランキングについてご紹介した記事です。


2023年にステマ広告が法令により規制されて以降も継続された自作自演のランキングサイトをご紹介した記事です。


それぞれの記事が、これから整体学校を探す方の参考になればうれしいです。

引き続き、整体学校の情報の他、
整体師さん・セラピストさんの就職先になる
整体院、サロンの情報を掲載していきます。

下記の2024年度版の東京の整体学校・整体スクールの信頼できるおすすめ評価ランキングの記事について、

 

【2024年に掲載した整体学校のおすすめランキング記事】

 

コメントやメッセージ、X(旧ツイッター)にて、
沢山のご意見や、
整体学校を検討されている方からの「参考になった」、
以前整体学校に関わられた方やご卒業生の方からの「同じように感じていた」
などのご意見をありがとうございました。

2024年内も、
閉校する規模の大きい整体学校や、
新しい取り組みを始める整体学校など、
いろいろな動きがありました。

また、就職先の整体院やリラクゼーションサロンも、
さらに、開業される個人サロンもどんどん増えています。

それらをふまえて、
また、多くの方の意見を反映し、
2025年度版の整体学校・整体スクールの信頼できるおすすめ評価ランキングの記事を
作成する予定です。

「こんな視点でランキング付けして欲しい」
などのご意見や、
各整体学校さんの情報がありましたら、
引き続き、アメブロ内のメッセージや、Xにてお寄せください。

YMCメディカルトレーナーズスクールさんの全校閉校について、
『閉校する理由』や、
『これから通う整体学校が閉校しないかを見極める方法』を、
整体学校の元講師の人に聞いてみました

 

 

●お話を聞いた『元整体学校講師Kさん』のご経歴

 

しゅり)
今回、お話をうかがえた Kさんのご経歴からご紹介しますね。


Kさんは
 整体学校に通われ、
  → 卒業後に施術現場に立たれ、
   → 通われた学校の講師もされて、
    → 退職後に独立し、
      整体師、セラピスト、柔整師の職業紹介事業を
    起業されてのち、
      → 現在は、サロングループの人事を担当されていらっしゃいます。

 

その
「生徒さん」
「現場経験者」

「整体学校講師」

「採用する側」
などの様々な立場に立たれた視点からの意見をうかがいたくて、
過去のいくつかの記事でも、お話を聞かせていただきました。

 

[ 以下、以前にKさんにお話をうかがって書いた記事です ]


 整体学校を探されている方にとって必見の記事、

『整体学校・整体スクールの信頼できるおすすめ評価ランキング|元整体学校講師の本音』

 2024年1月28日掲載



YMCさんも含む「整体学校が買収された事例の解説」を掲載した
『東京の整体学校 本音の辛口評価:整体学校の「身売りした・買収された」情報』
 2023年3月29日掲載

 

では、さっそくKさんに、
『YMCメディカルトレーナーズスクールさんの突然の全校閉校』
について、お話を聞かせていただきます。

Kさんが整体学校に通われていらした時期や、整体学校で講師をされていらした時期には、
すでに、YMCメディカルトレーナーズスクールさんはあったかと思います。

その頃は、同じ整体スクール業界にいらして、どんな印象をもたれてましたか?

 

Kさん)

そうですね。

競合である大きな整体学校のひとつとして、

それも、都道府県を跨いで多くの拠点を
構えている整体学校グループは、
当時、3つくらいあったのですが、
そのなかでは後発ながらも、
「一番、広告にお金をかけて、じょうずにインターネットを活用しているな」
と拝見していました。
「生徒さんの募集のやり方や、宣伝においての学校の見せ方、アピールのしかたが非常にうまいな」

という印象でした。
実際、すごい勢いで学校の数を増やして事業を拡大されていかれてました。

 

 

しゅり)
そうなんですね。
急拡大、急成長されていらしたんですね。
ではいきなり本題ですが、

YMCさんの全校閉校のお話を聞いて、率直に、どう感じましたか?

 

Kさん)

本当、最近なんですよ。

閉校されるのを知ったのは。

9月に発表されていらしたそうなんですが、その発表に気づいたのがここ最近で、知った時は、昔の勢いを思い出して、

「少し、さみしいな」と感じました。
 

ただ、それよりも、私自身も整体学校に属していたので、

「今、通っていらっしゃる生徒さんは大丈夫なんだろうか」

という心配がすぐ浮かんできましたね。


あくまで想像ですが、
恐らくは、経営陣はスクールを閉じることに向けていろいろと準備された上で
「閉校される2か月前での発表」ということで、

できるだけ生徒さんに迷惑の掛からないように

しっかりと対応されているのだと思います。

 

受講期間が、長いコースのもので、平均14ヶ月とのことなので、

さすがに、残りの12か月通えない方には、
学費返還などの対応をされるのでしょう。
対応されないのだとしたら、生徒さんは相当お辛いのだと思いますが。

 

会社として倒産をされるわけではなく、
親会社の整体サロン事業は継続されていく、
つまりスクール事業のみ閉じるということなので、

会社グループ全体として信頼を損なわないため対応(学費の返還等)をされるだけの資金もあっての判断だと思います。

 

 

しゅり)
資金もあるのに、
なんで閉校されるのだと思いますか?

 

Kさん)

関係の無い外部の人間があれこれ憶測で言うのもなんですし、

同じ業界にいた者の考えられる範囲として、

「たぶんこうなんだろうな」

という想像の話ですが、

 

単純に、採算の取れている事業、これから伸ばしたい事業に注力するために、

不採算事業、もしくは、今後チカラを入れないと決めた事業から手を引いたのだと思います。

 

振り返ると、

 創業者の方が、2001年に整体サロン事業のカラダファクトリーとともに

 スクール事業のYMCメディカルトレーナーズスクールを開始され、
 その後、2015年にファンド会社に売却
 (整体学校と並行してヨガスクール事業も展開)
 2020年、ファンド会社がYMCさんとは別に買収したエステ事業会社の代表が代表就任
 2022年、また別のファンド会社に売却
 2024年、現在の代表の方が就任

と、
ほかの整体学校グループの 東京療術学院さんや、東京リエイチ整体アカデミー(元、ウィルワン整体アカデミー)さんと同じくらい、経営陣が何度も何度も変遷しています。
 
グループ運営企業のファクトリージャパンさんの事業の柱としては、
整体サロン事業と、スクール事業の二本がありますが、
単純に、株主であるファンド会社からすると、
二本うちの一本、整体サロン事業の方だけ欲しくて買収したんだとみています。

二回売却されているうち、
すでに一回目の売却の時点でもその傾向を感じていました。

一回目に買収したファンド会社のウェブサイトでの
買収案件を紹介するページの記載でも、

スクール事業のYMCメディカルトレーナーズスクールさんには触れず、

整体サロン事業のカラダファクトリーにしか触れていなかったので。

 

今年、2024年に就任された代表の方の経歴を拝見しても、
多店舗展開するスポーツクラブ、ヘアサロンの経営と
どちらかというと、整体サロン事業に近い、
サービス利用者向け事業の経験が豊富な方で、
そんなご経験からうかがえる得意な事業領域にたいして、
教育事業、スクール運営事業は重荷だったのかと予想します。

事業が売却されるというのは、
往々にして、経営が傾いていたケースがほとんどですが、
経営陣や資本が変わることで、持ち直すケースもあって、
持ち直したケースばかりがよく美談として取り上げられるのですが、
多くの場合、あたりまえに持ち直せないことがほとんどだと思います。

今回のケースも、単純に見て、
「安定している」、または、「これから伸ばしたい」と考えられているサロン事業に比べて、
スクール事業は存続させることが難しく、
その赤字や負債がサロン事業へ影響することを懸念しての閉校という判断なんだと思います。

就任されたその年のうちに閉校に至ったのは、
着任されて早々に即そのように判断されたか、

着任される前から、株主、ファンド会社さんの意向を反映する形で、
サロン事業への一層の注力と、スクール事業の閉鎖が、
既定路線として決まっていたのではないでしょうか。

むしろ、株主、ファンド会社さんの意向で方向性が決まって、
その方向性にそった代表の方を新しく選任したと考えるのが自然かもしれません。

代表の方の立場で考えても、

採算の取れている事業、
これから伸ばしていこうとしている事業の足枷になると判断したら、
迅速に切り離さなそうと決断せざるを得ないのは、
複数の事業を展開されている責任がある以上、
企業全体の経営のかじ取り役として当然なのかと思います。

 

 

しゅり)
会社にとって、サロン事業とスクール事業はそんなに違うんですか?

 

Kさん)

ぜんぜん違いますね。
 

もちろん、
「人材を育成して」、
「良いサービス(スクールの場合は主に授業カリキュラム)を提供して」
「お客様(スクールの場合は生徒さん)に満足いただく」
という大本は一緒でしょうけど。

私もサロン事業とスクール事業の両方に関わってきましたが、
こんなこと言っていいかわからないですが、
スクール事業は、
「生徒さんにとって良い環境にしようとすればするほど、企業としての利益は少なくなる」
という側面があります。

サロン事業も、スクール事業も、広い意味でのサービス業としては、一緒なので、

「提供するサービスの質を良くしたら、コストがかかる」
というのはどちらにも共通しますが、
スクール事業の方が、いっそうその傾向が高いと感じます。

生徒さんの修得する技能のレベルを高くすればするほど、
その分、生徒さんの在籍期間が長くなりますし、
教育する難易度も上がり、その分コストもかかっていきます。

未経験の方にとっては、ご入学されるときには、
「卒業時に到達できるレベルの高さ」のスクールごとの違いが分かりにくく、
学校からしても、入学いただく前にその「価値の差」を伝えることが難しいです。

また、生徒さんの通学される主な目的である、
就職や開業をサポートすることに、どれだけ力を注いでも、
学校の利益にはなりにくいです。

例えば、飲食店で、より美味しく、よりサービスの質を高くしていこうとして、
お客様の見えないところで、食材やスタッフ教育の質を良くしたら、
材料費や、設備費、スタッフの教育費が、収益を圧迫していくのをイメージするとわかりやすいでしょう。

そして、提供するサービスの質の高いか低いかが、
飲食店より、スクール事業は、お客様、生徒さんにとっては、わかりにくいと思います。
「通って良かったか」は、在学中より、卒業してから実感できるので。

そして、ほかの店舗と比較しやすい飲食店とは違い、
たいていは一つの整体学校しか通わないので、
競合他社(他店・他校)との比較して質を評価してもらうことも難しいと言えます。

なので、内部の人間は、「良い学校っぽく見せる」広告などの見せ方の部分では、他校を意識しますが、
通っている生徒さんに提供するサービス(授業やサポート)の質を高くすることは、意識しにくく、
さらに経営トップがそこに意識を向けられるケースは、大規模になるほど、少ないと思います。

それらを、生徒さんのことを想って解決し、乗り越えていくには、
利益を追い求めることのみを重視する経営スタイルでは難しいです。

創業者が関わっている間は、生徒さんへの想いが強くても、
買収されて以降は、どうしても利益追求に経営方針が偏っていくのは避けられないと思います。

特に、今回のYMCさんのように、買収したのがファンド会社さんの場合は、
「企業価値を高めてさらに売却することも視野に入れて経営する」
のが当然なので、利益追求にいっそう目がいく経営スタイルになるでしょう。

お話をサロン事業と、スクール事業に戻すと、
もちろん、どんな事業も、創出する、または提供する商品・サービスのクオリティの担保と、

利益のバランスを取っていくことは難しいでしょうけど、
少なくとも、サロン事業とスクール事業では、
バランスの取り方はだいぶ違うと感じます。

実際に、ほかの売却された整体学校のひとつである

ウィルワンさん(現、リエイチ整体アカデミーさん)を見ても、
 

あちらも、2回売却されてますが、
1度目に売却されたあと、

買収した企業さんは、スクール事業とは別の求人紹介サイト事業は手元に残して、
スクール事業は早々に手放したので、


その点から考えて、第三者から見ても、
「スクール事業で、クオリティを維持しつつ、採算を取っていく」というのは、
創業者のスクール設立時の情熱というでしょうか、
「こういう人を育てたい」という強い想いがないと難しいのは明らかだと思います。

 

以上から、買収した側がファンド会社であるYMCさんのケースでは、
買収した事業の価値を高めて、また売却することも視野に入れられているので、
利益重視の運営になっていくのは、ある意味当然と言えるでしょう。

 

 

しゅり)
そうなんですね。

経営者が変わると、「教育」よりも、「経営」に意識が向いて、
『利益の確保、安定した学校経営』 と、『生徒さんへの提供するサービスの維持、向上』の
ふたつのバランスが偏りやすいんですね。

ちなみに、わたしの印象だと、

YMCメディカルトレーナーズスクールさんは、
たくさんネット広告も出されていて、
さらに、カラダファクトリーさんとの関連もあり、知名度も高く、
整体学校としては、けっこう大きい方だと思いますが、

今回の全校閉校は、ほかの整体学校や 整体学校業界に影響があるかと思いますか?

 

Kさん)

正直なところ、ほとんどないと思います。

YMCメディカルトレーナーズスクールさんの整体の講師の方や関係者の方にとっては、失礼な言い方かもしれませんが、

最近のYMCメディカルトレーナーズスクールさんは、成り立ちこそ整体学校ですが、
ここ数年は、整体学校というより、ヨガスクールとしての印象が強くて、

 

今回の閉鎖について発信されているXなどSNSのコメントを見ても、

ヨガ関係者の方のコメントが圧倒的に多くて、

整体関連の方は、昔を懐かしむような、

以前に通われてた方のコメントが少し見られるくらいです。

そんな点からも、最近のYMCメディカルトレーナーズスクールさんは
ヨガスクールさんとしての印象が強いので、

ほかの整体学校さんや整体学校業界に与える影響は少ないと思います。


また、

2006年の西日本総合整体学院さんや、

2015年の東京国際整体医学院さんが突然閉校した時は、
学費の返還などに問題があり、
整体学校業界全体においても、
信頼を損ねるような影響があったと感じましたが、

今回は、しっかり対応されるのだと思うので、
その点からも、ほかの整体学校への影響は無いと思います。

実際にどのような対応をされているかは未確認ですが。

その点は、外部からはわからないので、
通っていらした方への対応が適切なのかどうかは、
これから見えてくるのかもしれません。
 

とはいえ、もちろん、YMCさんがどんな対応をされていらしたとしても、
通い始めたばかりの方や、授業を受講途中の方にとっては、
突然のことに驚かれ、夢が断たれたと感じられることもあるでしょうから、
とてもお辛いことだと思います。
 

実際のところは、そこまでのことはされないでしょうけど、
通学途中でいらした生徒さんには、
信頼できる他の整体学校への紹介などまでされていらしたら、
救済措置としてはさらに良いのでしょうね。

 

 

しゅり)
そうですね。
生徒さんのために、そこまでされていらしたら、
閉校される手順としては、素晴らしいですね。

では、今回の突然の閉校を踏まえて、

これから整体学校を選ぶ人へは、なにかアドバイスなどありますか?

 

Kさん)

「過去に売却された整体学校は、ぜったいに避けた方がいい」

とまでは言わないです。

 

逆に良い点、メリットとして、売却されることによって、

『経営資本が増えて一時安定する』という側面や、

学校運営において、『より客観的・多面的な視点が増える』という面もあると思います。

 

ただ、

『創業者の熱い想いが薄れる。または継承されなくなる』
という点、
 

『利益追従型の運営になりやすい』

という点、

さらに、
『一度は経営難に陥ったと想像されるので、
 その原因となる経営課題がすぐに改善される可能性は低く、
 またいずれ、事業売却されるか、引き受けてくれる会社が無ければ、
 今回のように閉校になるかもしれないリスクが高い』

という点は、

生徒さんにとってメリットをはるかに越える大きなデメリットになると思います。

 

前にもお話した

(ほかの記事記載です(しゅり))

 

YMCさん以外に、過去に売却を経た整体学校には、
東京リエイチ整体アカデミー(旧:ウィルワン整体アカデミー)さんや、

東京療術学院さんがあります。

 

東京リエイチ整体アカデミーさんは、

最近、講師の方のお一人を代表にしたエステスクールを立ち上げられたようですね。


こちらが、

「一般的なニーズがあって」、または「生徒さんからの要望」を背景に立ち上げられたなら良いですが、

「整体学校運営が立ちいかなくなって」が理由で新たな事業に着手されたのだとしたら、

通われる生徒さんからすると、少し今後が心配になるでしょう。

 

東京療術学院さんは、

整体や施術、サロン事業とはまったく関連の無い親会社になっている点は、

ファンド会社と同じく、利益最優先の運営になっていかないかは少し気になります。



ちなみに、

YMCさんに通われて、卒業までに至らず今回の学校閉鎖に直面された方や、
YMCさんに通おうとされていらして、通学先に迷われている方がいらしたら、
本当にお困りだと思います。

『10年以上運営されている整体学校』で、

『創業者のまま、設立時の想いが継続されているだろう』
という要件を満たす整体学校は、東京では、
東京整体学院いろは学舎さんと、
ソフィア整体アカデミーさん
があります。

 

それぞれタイプが異なりますが、
YMCメディカルトレーナーズスクールさんへの入学を検討されていらした方、
通われて施術の習得が中途半場になってしまわれた方にとってお勧めできる整体学校は、

ベースとなる整体の技法に共通点が見受けられる点、
また、
(YMCさんと同様に)カイロプラクティック、パートナーストレッチ、
リフレクソロジーがある点などから、

東京整体学院いろは学舎さんの方だと思います。


授業における違いとしては、

YMCさんの特色のひとつ、ベビーマッサージ等は無いですが、

逆に、YMCさんにはないリンパドレナージュ、タイ古式マッサージがある点、
さらに、より主訴(お客様の抱えるお悩み)にダイレクトに対応できる整体技法などが学べる点があり、

また、
生徒さんのサポートにおいては、
YMCさんが「受講して修了」という受講システムなのにたいして、
いろは学舎さんは「修得するまで、また卒業後も通える」という点があるので、
就職や開業など、お仕事にしていきたい方にとっては、
むしろよりいい環境と言えるでしょう。

経営母体の資金規模としては、
おそらくYMCさんに及びませんが、
施術のお仕事を目指されるうえでは、
学べることはYMCさん以上に実践的でしょうし、

 

就職や開業をされるまでの支援は、
いっそうチカラを入れている点からも、
通われる生徒さんにとっては、
むしろ、YMCさんの上位互換の学校として、
まず検討されると良いと思える整体学校です。

東京整体学院いろは学舎さんについては、昨年もお話しましたが、
(しゅりによる補足:
 実際には、「昨年」ではなく、今年初めのブログ記事、
整体学校・整体スクールのおすすめ評価ランキング
 の中でのお話のこと)

先ほど挙げた、「企業としての利益追求型の経営」より、
いろは学舎さんは、「生徒さんにとって良い環境」の方を
重視されている取り組みを多くしている点でも好感が持てます。

 

ただし、
先生や教室の雰囲気、一緒に学ぶ生徒さんなど、

ご自身とマッチするか実際に確かめて、検討されていくといいでしょう。
まずは、ご見学されて比較すると良いと思います。
 

 

しゅり)
ありがとうございます。

ほか、自分の通う学校が突然閉校となったらかなり辛いことですが、

閉校の兆候を見極める方法などはありますか?

 

Kさん)

これは正直なところ難しいですよね。
 

YMCさんを含めて、閉校という判断も、
当然したくてされるわけではないですし、

経営陣も、閉校が決定してから告知をされるまで、
できるだけ計画的に秘密裏に進める中で、

これから入学する方が、それを見極めるのは、なかなか難しいと思います。

 

これは、整体学校を問わず、どんなサービスもそうですよね。
利用者さん、消費者の立場で、サービスの終了を事前に把握することは難しいです。

 

しいて言えば、

学校見学の際に、
『最近、入学された方がいらっしゃるかどうか』
を直接確認することでしょうか。

 

閉校される場合の大きな原因のひとつとしては、やはり、
「生徒さんが集められなくなったから」
という点が挙げられます。

わたしが知っている、ほかの整体学校の閉校のケースでも、
全盛期は、常に10~15人くらいの生徒さんが通っていらしたのが、
最後、閉校する直前は、一人、二人くらいの生徒さんしかいなかった状態でした。

そういった意味でも、
以前からよく言っているのですが、

『学校見学の時に、授業自体も体験させてもらえるか』

がとても大切です。


授業を見学、できれば体験参加されてみないと、
入学してから、「あれ、ほかに生徒さんほとんどいないの?」と
不安になってしまうかもしれません。


見学に行くと、

基本、「担当者から学校の説明を聞いて終わり」、
もしくは、「講師の施術を少し受けて終わり」で、
授業に触れることがあったとしても、
「遠巻きに少し見学して終わり」、

という見学の形式をとっている整体学校がほとんどです。

 

それでは、

『通っている生徒さんが、授業内容に満足しているのか』、
という大事なことが確認できないですし、


今回ご提案した 対策、

『最近、入学された方がいるのかどうか』
も確認できません。

 

なので、

『実際の授業を体験させてくれる整体学校』に絞って、

「授業を体験させてくれないところは、選択候補から外す」

くらいに考えてもいいと思います。


 

しゅり)
そうですね。

ある意味、そこ、「授業そのもの」と、
「その授業を受けている人の感想」が
一番大事な判断材料ですね。

 

ありがとうございます。

 

今回は、

YMCメディカルトレーナーズスクールさんの全校閉校について、
「想像されるその背景」や、
「整体学校業界への影響」、

「突然の閉校リスクの無い学校選びのコツ」
などについて、整体学校元講師の人に話を聞いてみました。

 

Kさん、ありがとうございました。

 

__________

 

▼東京の整体学校ランキングも掲載しています▼

今まで、いろいろな方にお話をうかがった集大成です。

今回、お話しいただいたKさんにランク付けしていただきました

整体学校を探しているという方のお役に立てばうれしいです。

 

 

また、2025年に入り、以下の記事も掲載しました。

 
2026年には、「就職を目的にした場合の整体学校の選び方」をまとめました

 

 

今後も、いろいろな方にお話をうかがい

ブログにまとめていきます。

これからも
整体やリラクゼーションの業界を目指す方にとって
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引き続き、整体学校やサロンの情報を収集しています。

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