現役整体師セラピストが本音で語る「整体・リラクゼーション業界」について -2ページ目

現役整体師セラピストが本音で語る「整体・リラクゼーション業界」について

これから整体師、セラピストを目指す人の参考になりそうな情報を載せていきます

主に、
「就職先として見たサロン」の情報や
「技術と知識を学ぶ場としての整体学校」の情報を
載せていきます

(誤って、一年前に書いた記事を削除してしまったようなので、再掲載します)

 

数年前まで整体学校の職員だったという人に会い、
興味深いお話を聞けましたので、一部紹介させてください。

 

それは、

ここ数年の東京の整体学校の身売り、買収の情報

です。
 

そのお話を聞いて、

それぞれの学校にたいして、

なんとなく感じていた違和感
というか、

「なんか前までと変わったなぁ」
と感じていたことの理由が分かった気がします。

今回は、ネットで検索して、上位に挙がってくる整体学校で
個人的に規模の大きいと思うところだけです。

 

というか、

「数年前まで整体学校の職員だった人」(Aさんとします)のところにも、
いろいろとほかの整体学校のお話は入ってきたそうですが、

小さい整体学校や、個人でやっているような整体教室とかの話は

入ってこなかったそうなので、
Aさんから聞けるお話は、規模の大きい整体学校だけなのは当然なんでしょう。

 

また、
Aさんは、

「一か月や1DAYとかの短期間で資格を取れる系」
の学校のことも、あまりご存じないそうなので、
そういう通学期間の短いところも除外した内容です。

私も正直、「短期間で資格が取れるよ」って整体学校は
単なる資格だけで、実際には現場では使えない、評価されないと思っているので、
そういうところ情報はとくにいらないと思っています。

なので、今回のお話は、
・「東京の整体学校さん」で、
・「10年近く続いていて」、
・「複数の施術が学べて」、
・「半年以上、しっかり通う系の学校」で、
・「ここ数年で身売りされたり、買収されたりしたところ」

の情報です。

私も名前を聞いたこともある、
いわゆる業界大手の整体学校ばかりでした。

Aさんの解説も加えてご紹介します。

さて、その整体学校とは、

YMCメディカルトレーナーズスクール
リエイチ整体アカデミー
(旧ウィルワン整体アカデミー)
東京療術学院
の三つです。

さっそく、それぞれの情報にいきましょう。

 

YMCメディカルトレーナーズスクール

2015年の6月に、国内ファンドのポラリス・キャピタル・グループに買収されたそうです。
[ ▼参考URL▼ ]

https://www.polaris-cg.com/funds/fund3.html
https://bit.ly/39ZqvAT

 

Aさんのお話

YMCメディカルトレーナーズスクールは、
株式会社ビジョナリー・ライズという会社が運営していました。

この会社は、カラダファクトリーを運営する株式会社ファクトリージャパングループの子会社にあたります。

株式会社ビジョナリー・ライズごと、
親会社にあたる株式会社ファクトリージャパングループが買収されました。

ポラリス・キャピタル・グループは、投資家から集めた資金をもとに企業を買収し、
経営を掌握、改善し、企業価値を高めて企業を売却して、利益をあげる投資ファンド会社です。

現在のYMCメディカルトレーナーズスクールは、
創業時のメンバー3人のうちの一人の女性だけが残り、代表取締役社長を務めています。

親会社の株式会社ファクトリージャパングループの代表も同じ人が務め、
そのうえに代表取締役会長が就いているのですが、
その会長は、同じファンド会社に買収されたエステ会社にいた方です。

おそらく、ファンド会社からすると、カラダファクトリーのサロン事業に価値を置いて買収したのだと思います。
YMCメディカルトレーナーズスクールのスクール事業はあくまで、それに付随して買ったのだと思います。

ファンド会社の投資実績を掲載しているサイトを見ても、
YMCメディカルトレーナーズスクールにはまったく触れられず、
サロン事業のことだけに言及しているので、
スクール事業も一緒に買い取ることが売り手側の条件だったかもしれないと考えられます。

売る側も不採算事業だけ手元にあっても困りますもんね。

整体学校に関わっていた人の感じるところとしては、
スクールの経営者が変わるというのは、
そこで学ぶ生徒さんにとっても、とても大きな変化だと思っています。

スクール運営には、「こういう人に育てたい」という運営者の想いも強く反映されるのですが、
会社が企業価値を高める(利益をあげる)ことを優先し過ぎると、
「生徒さんの学ぶ環境をよりどう整えるか」
「生徒さんにどんなサポートをしていくか」
と生徒さんについて考えるより、
「どうしたら利益があがるか」
に力を入れていくようになるでしょう。

整体師、セラピストになりたい人の選択肢としては、残念になっていくでしょうね。

実際、もともとは整体を学べる学校であったのが、
今は、ヨガやベビーマッサージなど、女性ウケが良い、
要は売り出しやすいものを中心に講座を組んでいる印象です。

 

 

お話を聞いた感想-
 

そうなんですね。
私の中では、以前は、YMCさんは、カラダファクトリーの養成機関然としている印象でした。

昔は、
「YMCさんを卒業したら、カラダファクトリーに勤めることを誘われる」と聞いていました。

ただ、いつからかそれも崩れて、
「カラダファクトリーさんに魅力を感じない」(スクール生徒さん側)、
「YMCの生徒さんより、他の学校やスポーツトレーナーの学校の生徒さんに来て欲しい」(サロン採用担当側)
って、サロンとスクールの関係性がお互い相思相愛じゃなくなっているって聞いてました。

買収されたのは、さらにその後なんですね。
会社が変わった話しは聞いてましたが、買収された時期(2015/6)は、
カラダファクトリーさんのCMに佐々木希さんが起用された頃でしょうか。

それに、今はもう整体スクールではなく、完全にヨガスクールという印象が強いですね。
ホームページを見ても、なにに力を入れているのかが、すごく伝わってきます。
Aさんのお話を聞いて、なんとく「YMCさん、前と変わったなぁ」と感じていたことに、
時系列がついて、理由もわかって、スッキリしました。

 

リエイチ整体アカデミー(旧ウィルワン整体アカデミー)

2017年の11月に、株式会社エス・エム・エスに買収されて、その後、2020年の2月に、東邦マッサージグループにさらに売却されました。
[ ▼参考URL▼ ]

https://www.bm-sms.co.jp/company/history/
https://www.toho-massage.com/company/

Aさんのお話

ウィルワン整体アカデミーは、
柔整師や鍼灸按摩マッサージ師の職業紹介事業をおこなう

株式会社ウィルワンを母体とし、
それに付随してスクール事業を運営していました。

始まりは、スクール事業が先だったかもしれません。
すみません、職業紹介事業とスクール事業のどちらが先か、
私も不明です。

株式会社エス・エム・エスに買収される前後で、
ウィルワンの講師を辞められた方に会ったのですが、
そのころのスクール事業は赤字近くてやばかったと聞きました。

買った側の株式会社エス・エム・エスは、
介護業界や医療業界の求人サイトも運営していたので、
エス・エム・エスは、おそらく、ウィルワンの接骨院や鍼灸院の業界の

求人サイトの事業が欲しくて買収に踏み切ったのでしょう。

「買い手側が欲しがったのは、スクール事業じゃない方」

という点は、
買い手がファンド会社とIT系事業会社と違いがあっても、

YMCのケースと似てますね。

実際に、買収のその後の2年とちょっとで、職業紹介事業は残して、
ウィルワン整体アカデミー(スクール事業)だけを

売却しているので、そういう思惑だった可能性は高いと思います。

買い手側の株式会社エス・エム・エスにとっては、
スクール事業に企業価値を高く感じていなかったこと以外に、
もともとスクール運営のノウハウがないことも、
スクール事業だけ売却することにつながったのでしょう。

講師陣の移り変わりが激しいように見受けられるウィルワン整体アカデミーですが、
一時、講師の中に柔整師の方が多く見られたのも、関連があるのかと思います。

今後、いちサロン運営会社に経営が移ったことで、どう変わっていくかが気になるところです。

あらたにウィルワン整体アカデミーを取得した東邦マッサージグループは、
8店舗ほどのサロンを運営している会社さんになります。

代表の方は、サロンの受付、総務、経理を担当されてのち、
代表に就任された方で、施術の経験はないそうです。

職業紹介事業との連携は、ある程度残るでしょうし、
株式会社エス・エム・エスは介護系のスクール検索サイトも持っているので、
生徒さんを集めることには有利な手段は若干残るのでしょう。

ただ、
・赤字に近い運営だったとしたら、母体規模が縮小した状態でスクール事業の運営費が賄えるのか
・「特定のサロン事業の育成機関」となりえないか
・按摩マッサージ指圧師中心のスクールに偏らないか
などが懸念されます。

東邦マッサージグループにも内部スタッフ用の育成機関はあって、
一部講師の方がウィルワン整体アカデミーの講師にもお名前を連ねられたようで、
このようなもともともの育成機関との連携がどういう影響になっていくのかが今後の見どころのひとつでしょうか。

ただ、東邦マッサージグループに一般向けのスクール運営のノウハウがなければ、
徐々にスクール事業の赤字がサロンの粗利を食いつぶしていくのではないかと予想されます。

また、東邦マッサージグループが基本、あん摩マッサージ指圧師のみ採用しているようなので、
ウィルワン整体アカデミーを取得したことに、採用ルート確保という目的を課しているなら、
多少なりともスクールの方向性や卒業生への就職あっせん先にも影響が出ていくでしょう。

その点が、整体師、セラピストを目指す方にとっての選択肢として外れていくことも予想されます。

そのほか、最近のことですが、講師の先生がコロナに感染された噂も聞きました。

[ ▼参考URL▼ ]

https://search.knowledgecommunication.jp/
kuchikomi/s4043/


直近では、ついに、創業母体だった株式会社ウィルワンの名前も、
職業紹介事業の親会社株式会社エス・エム・エスに吸収されて無くなるようです。
[ ▼参考URL▼ ]

https://www.bm-sms.co.jp/info_20201001/

(2021/4/8追記)
そのためか、スクール名も、ウィルワン整体アカデミーから、

リエイチ整体アカデミーと変わられたようです。
「ウィルワン」という名前が、紹介事業からも、スクール事業からもなくなり、

これからあらたにリエイチとしてブランディングを進めていくのでしょうね。
 

 

-お話を聞いた感想-

 

あまりセラピストの間、少なくとも私の知る範囲では、
「ウィルワン整体アカデミーが売却された」という話は広まってなかったですね。

ただ、昔に通っていた人の話を聞くと、
”名物講師(いい意味で)”と生徒さんの間で言われていたような先生は、
軒並み辞められたとはよく聞きます。

もともと、先生の入れ替わりの激しい学校という印象はあって、
エス・エム・エスさんへの売却前からそういう話は聞いていましたが、
売却されてさらに加速したのでしょうか。

一時、柔整の先生が増えたとは聞いたことがあります。

マッサージグループに買収された今後は、
卒業後に国家資格の学校への進学を勧められるようになったりするんでしょうか。

あと、ウィルワンさんには、就職先を紹介してくれる担当者がいたって聞いたんですが、
そういう人たちがスクール事業(リエイチ整体アカデミー)じゃなくて、
職業紹介事業に所属されたようで、エス・エム・エスさんに残ったそうなので、
今後のリエイチ整体アカデミーでの就職支援がどうなるのか、
以前は、紹介料をもらう収益事業だったのが、
今後は、人員も少なくなった中で、専門の担当者もいない中、
生徒さんの就職支援を行っていくのかが懸念されます。

そうすると、就職先の紹介はしてもらえなくなっていくのかどうかが気になりますね。
ただ、もともと、「就職率100%」とうたっていたのに、
実際の卒業生から、「就職できなかった」というお話は何回か聞いていたので、
あまり影響ないのかもしれませんが。

 

 

東京療術学院

1988に創業し、2012年には、たかの友梨ビューティクリニックの関連になっていて、
さらに、2015年の4月から現在、飛鳥交通グループの運営になっています。
[ ▼参考URL▼ ]

https://www.tsuushinsei.net/school_50.html
https://www.aska-web.co.jp/company/group_index
https://www.aska-web.co.jp/group#b-213193
https://www.aska-web.co.jp/history
 

 

Aさんのお話

こちらは、YMCやウィルワンほど、私の方にもお話は入ってきませんでした。
「たかの友梨さんのグループに入っているようですよ」
「たかの友梨さんの会社のビルに入っているようですよ」
というのは以前にも聞いたことあったんですが、その後のことは、
各学校を回っているあるサロングループの人事担当者から、
「東京療術さんは、今はタクシー会社さんが運営しているみたいですよ」
って言われて知ったくらいでした。

たかの友梨関連になった時は、
エステティックサロンは、新卒採用にも力を入れているところが多く、
東京療術学院は、通信制高校のサポート校という一面もあるので、
そこに魅力を感じられて買われたのかなと想像していましたが、
その後、飛鳥交通グループが取得したのは、「なんで???」な印象です。

本業との相乗効果がわからないのですが、内部的にはなにか理由があるのでしょう。
強いて理由を探すなら、飛鳥交通株式会社の本社所在地と学院が近いことくらいでしょうか。
生徒さんにとって、どんな影響があるのかもまったくわからないです。

もともと、外から見た感じでは、
東京療術学院は、生徒は、例えば、整体の授業にしても、
何人かの講師の講座の中から受講する講座を選択し、
学び終えたら次の先生をまた選ぶという流れと聞いていて、
統一された方向性のある整体学校というよりは、
各個々の先生の講座が置いてある授業のデパートのような印象を受けています。

整体学校に在籍していたころは、サロンのオーナーや採用担当者に会うと、
各整体学校の卒業生さんの出来について、よく質問していました。
その中で、東京療術学院の卒業生は、「基礎もできていない」とよく聞きました。
面接の技術チェックで、骨を押してしまっているというお話もあり、驚きました。

これは勝手な想像ですが、次の二つのことが考えられます。

 

1.各先生が技術的成長してきた中で独自の技術に寄っていった

2.生徒に選ばれるために、基本より独自の技術を教えていく


現場でお客様に選ばれるために、
「ほかとは違う施術ですよ」との技術的な差別化も図っていくのは当然です。
そのレベルまで身につけた先生が、今度は、生徒に選ばれるために、独自の技術を教えていく。

与えられた限られた指導期間の中で、基礎よりも応用となる独自の技術に指導時間を割かざるを得なくなっていく。

結果、基礎の抜けたまま卒業していく。

その点は、生徒さんにとって残念ですが、
授業のデパート化していること、各指導のノウハウは各先生方に保存されていることが、
買収後、スムーズに新しい経営者のもとでの運営に移行しやすいことにつながったのかと想像しています。

 

 

-お話を聞いた感想-

 

私の中では、東京療術学院さんは、
「初心者が通う学校」というより、
「現役の施術者で、スキルアップしたい人が、その方向性が合う先生がいれば選ぶ候補の学校」という印象でした。

実際、初心者から通った人で、「通って良かった」と言う人に会ったことは少なくて、
「残念だった」と言う人や、
学費が高いので、後悔しないように「自分にとっては良かったんだ」と思い込もうとしている人が多い印象です。
もちろん、「通って良かった」という人も中にはいるのでしょうけど、通う候補には上がりにくいです。

「老舗の学校ということを理由に安心があったから」と選んだという人はいましたが、
実際には何回も経営者が変わっていて、看板以外の中身は老舗ではないんですね。

タクシー会社さんに買われたんですね。
なんででしょう。


さてさて、
全体的に、整体学校の関係者からの視点でほかの学校をとらえた意見は、
なかなか聞ける機会もなくて、とても面白かったです。

ほかにもたくさん聞けましたが、こちらは、機会があれば、別の記事にしてまとめてみます。

 

 

Aさんによる総括

買収されること自体は、必ずしも悪いことではないと思います。
一時的にでも、運営資金が安定するので。


ただ、長期的にみると、買収されて経営者が変わるということが、
生徒さんにメリットとして働くことは少ないのが現実でしょう。

創業者には、「こんな生徒を育てたい」という理念のようなものが少なからずあるでしょう。

それが、まったく他業種の方が経営のトップに就くと、
スクール運営には理念の芯となるものもなく、
どうしても利益を求めることに偏ると思います。


できるだけ早く卒業してもらうかたちをつくり、

空いた籍に新しい生徒さんを招くという

回転率を高めることが、スクール事業の売上をあげる施策の一つなので。


「生徒さんによってより良い環境を整えること」と、
「生徒さんを集めること(利益を出すこと)」は、
スクール運営の両輪ですが、実際に整体学校にいた者としては、
この二つを両立させるのは結構難しいことだと実感しています。

具体的に、
・より良い備品を準備する
・より学びやすい教材をつくる

・より現場のニーズにそった授業を追加していく
・就職率を上げる
・開業の支援をする
などの生徒さんにとって良いことをするというのは、
直接利益に結びつくことはほとんどなくて、むしろ、手間や費用だけがかかるものです。

買収した側からすると、お金も人材も時間も、収益を上げることに投資したいのが当然なので、
相当、思い入れのある人が次の運営に関わっていかない限り、
事業としては儲かったとしても、生徒さんにとっては残念になっていくのかなと予想します。

ちなみに、
「東京でここ10年以上にわたって運営されている整体学校で、
 複数の技法が学べて、買収されていない(創業者が運営している)ところ」は、
ほとんどなくなってしまいました。
現状で残っているところは以下の二つくらいでしょうか。

・東京整体学院いろは学舎
・ソフィア整体アカデミー

東京整体学院いろは学舎
(
http://iroha-seitai.com/)

『サロンの開業』や『就職』のイベントなどで、整体学校が関わっているのを見かけて、

「どこがやっているんだろう」と思うと、ここが関わっているということがほとんどです。

昔から、就職、開業に力を入れている印象です。

悪い話は聞いたことがないです。
あまりネットでお金をかけた宣伝はしていないようですね。
残念なのは、都内でも山手線内から外れた赤羽という立地でしょうか。
通える人にとっては、安心の出来るいい学校だと思います。

 

 

 

ソフィア整体アカデミー
(
https://seitai-gakko/)

長く、オステオパシーも含めて教えている学校ですね。
良い卒業生さんに会ったこともあります。

ただ、以前よりお金をかけた広告や授業内容、開催日数が減っている印象があります。
前は、こちらの学校が業者に依頼して作成してもらったような

「整体学校ランキングサイト」をたくさん見かけたのですが、
ステマが規制されるようになってから、最近見なくなりました。


また、単発のセミナーなどの開催をよく見かけるのが、

以前のメディックスボディバランスアカデミーの流れを彷彿させます。
もともと、長期スパンでしっかり通えるスタイルの整体学校だったのが、

徐々に「単発・短期の受講で資格発行をするスタイルの整体スクール」に変わっていきました。
同じようにならなければいいのですが。

 

以下は、けっこう人気があったのに、何度か消えてしまったブログ記事です

整体学校の評価、ランキング、口コミのサイトの嘘?ステマ?について

 

その他、卒業した人に直に聞けた各整体学校の評価を書いたページです

 

ウイルワン整体アカデミー

ウィルワン整体アカデミーさんの評価① 2.2点 / 5点満点

ウィルワン整体アカデミーさんの評価② 2.5点 / 5点満点

ウイルワン整体アカデミーさんに見学に行った人の話

 

YMCメディカルトレーナーズスクール

YMCさんの評価① 2.1点 / 5点満点

 

東京療術学院

東京療術学院さんの評価①  2.1点 / 5点満点

日本医療整体学院さん と 東京療術学院さんに見学に行った人のお話

 

東京整体学院いろは学舎

東京整体学院いろは学舎さんの評価①  4.1点 / 5点満点

東京整体学院いろは学舎さんの評価②  4.5点 / 5点満点

 

 

▼ ▽ ▼ 追記 ▼ ▽ ▼

今回は、『買収された整体学校』でまとめましたが、
『通う方にとって、いい整体学校はどこか』という視点で、
2023年度版、整体の学校・スクールの比較・おすすめのまとめを掲載しました。

今まで集めた情報の集大成です!!
ご参考になればうれしいです。

 

今回は、元整体学校の職員だったAさんにうかがったお話をまとめました。
まだまだ、情報収集中なので、
整体学校を卒業した人、通われた方、学校の関係者の方、採用された方、
各整体学校の情報をお知らせください。

 

東京都内の整体学校・スクールの卒業生さんから、
卒業した学校のお話を掲載させていただいてますが、

今回は、

東京MTC学院さんです

 

情報源となっていただいた方は、

職場で一緒だったこの整体学校の卒業生さんです

30代女性

 

以下、
・通われた感想

・各評価

です。

______________________

① 通われた感想:

 

卒業するまではとても楽しかったし、学びがいも感じられてました。

今でも先生個人にたいしては悪い印象は持っていないです。

 

ただ、卒業してから強く後悔したのは、
『教わって学んでいた内容では、まったく現場では足りない』と感じたことです。

 

今になって考えると、

先生も、教える経験は長いんですが、現場で施術をした経験がなくて、

先生ご自身としては、精一杯教えてくれていただいたんだと思いますが、

経験にもとづいたバックボーンが無くて、
MTCの学院のカリキュラムをなぞるだけだったんだと思います。

 

そして、カリキュラムの内容が残念でした。

 

在学中は、もちろん初心者なので、
教わる立場として、気づけなかったんですが、

現場に出たうえで振り返ると、教わった知識も実技もレベルが低くて。

 

実技は、20分以内に学んだ施術の手順ができればスクール卒業で、

知識も、骨と筋肉についての三種類のプリントが二回満点取れれば合格。

 

卒業するまではすごい褒めてくれるし、
実際にそれがうれしくて楽しく通えたんですが、

自信満々で現場に出たら、
最初は散々で、自信のあった分だけよけいに落ち込みました。

 

実技も知識も、もっとしっかり教えてくれる整体学校があったので、

そちらで学びなおしました。

 

これから整体学校、整体スクールに通う人に勧められるかというと、

短期間でさらっと施術の学びに触れたいという人には、楽しいし良いかと思うのですが、

少しでもお仕事にするかもしれないという可能性がある人には、ほかの整体学校を勧めますし、

あの内容であの学費はもったいないと思います。

 

「趣味からはじめる」という人も、

「やって楽しかったら、自信がついたら、お仕事にするかも」という人が

ほとんどだと思います。
 

東京MTC学院さんでは、仮の自信は一時的につくと思いますし、雰囲気は楽しめると思うのですが、

本当の自信ではないし、楽しいのは学校に通うことであって、
「施術の楽しさ」には、あまり触れられないので、

最初からもっとしっかりした整体学校を選んだ方が良いと思います。

わたしも、次に通った学校で、「施術の楽しさ」がわかった気がします。

________________________

 

② 各評価:

 

講師・スタッフの質: 1点 / 5点満点中

 先生の人柄は良かったんです。

 ただ、深く教えてくれるか、とか、教える技術でいうと、

 現場での施術のご経験も浅く、浅かったです。

 

就職サポート:2点 / 5点満点中

 就職先の紹介はしていただけましたが、

 聞いたところによると、紹介先から紹介料をもらっていたそうで。

 それ自体は学校の収益源となるのでしょうから別に良いんですけど、

 数の少ない『紹介料を払ってくれる就職先』だけでなくて、
 もっと幅広い中から、生徒にあったところを紹介して欲しかった。
 次に通った整体学校が、きめ細かいサポートをしてくれたので、
 比べてしまうと残念でした。

 

開業サポート:1点 / 5点満点中

 開業に関するのサポートはとくに無かったです。

 

修得システム:1点 / 5点満点

 これが一番問題で、浅かったとしか言えない。

 卒業後も通える制度があるということだったけど、

 わざわざ再受講して、現場で困ったことの質問をしても、

 応えてもらえるようなレベルの整体学校では無いと思う。

 先生は、あくまで学校で教える一定の範囲についてのみわかっているという印象。

 

学べる手技の幅の広さ:3点 / 5点満点

 東京MTC学院のHPには、多くの手技が学べるように掲載されていても、
 実際には、掲載されている手技の全部がどの学校でも学べるわけでもなかった。

 

学べるレベルの高さ:1点 / 5点満点

 低い。

 

立地:5点 / 5点満点

 家の比較的近くにもあったのがよかった。

 

学ぶ設備・環境:3点 / 5点満点

 一緒に学ぶ生徒さん数は少なく、この点は、個人的には良かったと思う。

 ただ、ある程度学んでいくと、同じ人の身体以外も触れたくなるので、
 もう少し、多い人数、6~8人くらいが本当はちょうどいいと思いました。

 

授業・学校の雰囲気:2点 / 5点満点

 通っている間の先生の雰囲気は良かった。

 生徒さんもいい人が多かったと思う。

 でもだからこそ、現場で通用しないという

 一番大事な欠点に気づかなかった。

 

卒業生の評判:2点 / 5点満点中

 就職した人もいるけど、学校への感想については、

 「現場では通用しなかった」という私と同じ意見の人が多い。

 

コストパフォーマンス:1点 / 5点満点

 最初、卒業するまでは安いと感じたけど、今では高かったと感じている。

 

総合

平均 1.9点 / 5点満点

 

※点数は5点満点です

※評価基準の詳細は、こちらを確認ください

 

以上、

『東京MTC整体学院さんを卒業されて、現場に出られて、

 再度、ほかの学校に通い直された』
という、職場が一緒の方からうかがった感想でした。

 

東京MTC学院さんについては、
過去にも、卒業生さんからや、
卒業生さんを採用されたサロンオーナーさんからも

お話をうかがえたことがありました。

 

入学前の見学は、新宿の本校でのみ受け付けていて、
実際に受講する各校舎は、それぞれマンションの一室にあるそうですね。

フランチャイズ(FC)のサロンを経営されているオーナーさんから、
東京MTC学院さんの卒業生さんを採用されたお話をうかがいました。

卒業生さんのお人柄は、すごい素直で純粋な方が多いそうです。
ただ、東京MTC学院さんで身についた施術技術のレベルに関しては、
入社前の施術研修に時間のかかるケースが多く、
あまり高いとは感じられないそうです。

過去にお話をうかがえた卒業生さんからは、
やっぱり現場に出てすぐは大変だったという方と、
知り合ってしばらくは、卒業した学校のことをお話されなくて、
だいぶ経ってから、
「実は卒業したのは東京MTC学院なんです。
 でも、あんまり、整体学校を卒業したとは言えない気がして」
とおっしゃる方でした。
その時は深く触れなかったんですが、
そう言われた理由が、今回のお話と関係あるのかもしれないですね。

未経験で整体学校に通う方がほとんどだと思いますが、
未経験ではわかりにくいことで、卒業後に気づけたというお話を聴けた

貴重な機会になりました。

整体学校選びは、この方のように、
「1校目の整体学校が残念だったから、もう1校、通い直す」
ということができないことの方が多いと思います。

“整体学校はどこの学校も同じ”ではなくて、
それぞれの学校ごと、かなり違いがあるので、
学校選びは、しっかり比べてごらんになることをお勧めします。

ほかの記事も参考になればうれしいです。

 

▼ ▽ ▼ 追記 ▼ ▽ ▼

2024年度版、整体の学校・スクールの比較・おすすめのまとめ

を掲載しました。

整体学校の元講師の方からうかがったお話をもとに、

東京の主要な整体学校のおすすめ情報をまとめました。

今まで頑張って集めた情報の集大成です!!
ご参考になればうれしいです。

 

2023年度版もあります

まだまだ情報収集中なので、整体学校を卒業した人、通われた学校の情報をお知らせください。

口コミ や ネットの書き込みに惑わされない

 整体学校の評価基準や見極め方 

を私なりにまとめてみています。

通う目的を
整体や施術をお仕事としていけるようになるため
と定義づけして、
全部で5つの視点に分けて。

【5つの視点】
①なにを
②どのレベルまで
③だれから
④どのように
⑤いくらで


前回までに、みっつ目の視点まで掲載しました。


Q① なにを学べる 整体学校がいいの?

▶ A① 必須の手技とプラスアルファの手技の両方が学べる学校

 

Q② どのレベルまで学べる整体学校がいいの?
▶ A② 段階的に基礎をしっかり、そしてリピートいただけるレベルまで

1.手順と基礎が学べて

2.上手といわれるレベルまで学べて

3.変化、結果を出せるレベルまで学べる

 

Q③ どんな先生から学べる整体学校がいいの?
▶ A③ 段階的に基礎をしっかり、そしてリピートいただけるレベルまで

1.実際にリピートが取れていること

2.基礎からじょうずに教えてくれること

3.相性が合うこと

 

 

 

今回は、

Q④

どんなふうに通える整体学校を選ぶべきなの?

の基準を書いてみます。


たとえ、

現場で使う手技のほとんどを、

結果を出せるレベルまで、

教えるのがじょうずな先生から学べる学校だとしても、

 

そもそも、身につくまで通えなければ意味がなくなってしまいます

 

では、どんな風に通える学校なら、身につくまで学べるのでしょう

次の4つをあげてみます

1.予約不要で通えること
2.一緒に学ぶ生徒の人数が適切
3.卒業後も通えること
4.就職支援や開業支援の充実



どのように通える学校か その1

予約不要で通えること
 

私も含めて、整体学校に通う人は社会人や主婦の人はが多いと思います
つまり、なんらかの日常生活で日々必要な仕事があって、

その合間で整体学校に通います


若い学生生活を終えたばかりの人ならまだしも、

数カ月に渡って整体学校を優先できるのは現実的ではないでしょう

そうすると、仕事のイレギュラーもある中で、毎回予約して通うのは実際には難しいです

当日にキャンセルの連絡を入れるときには、

「私が予約しなかったら学べた人がいることを思うと申し訳ないことをした」と感じてしまいます。

また、実際に、知人で予約制の学校に通っていた人から話を聞きました

入学前に何度も確認して、

「予約を取れないことはない。当日でも予約可能」と言われたのに、

実際にはなかなか受けたい授業の予約が取れず、

一ヶ月半以上一度も授業に参加できない時期もあったと嘆いていました

退学と返金を申し出ても、学びたくもない授業を指して、

「これらに出ようと思えば出席できたのだから」と応じてもらえなかったそうです

だから絶対に予約無しで通える学校がいいです

どのように通える学校か その2
一緒に学ぶ生徒の人数が適切
 

少なすぎても、多すぎてもだめです。
6人から8人くらいがベストでしょうか

手順を覚えて終わりでは無いので、

学校にいる間にいくつかのパターンのからだに触れる機会はあった方がいいです

それが3人や4人ではちょっと心もとないです

ホントに人のからだはそれぞれ違うので、

いろんな人のからだに触れて、それを先生に見てもらって、

間違っていることがあったら直してもらえるのが学校だと思います

マンツーマンの学校に通った知り合いは、

結局最後まで人に施術しているところを確認してもらえなかったと言ってました

また、多すぎても、先生も見きれないのでだめです。

相モデルで施術して、先生が一度に見れるのは、

ベッド4床分くらいじゃないでしょうか
 

そうすると10人超えたあたりから難しくなってきます

ちょうどいいのは6人から8人くらいでしょう
 

それが卒業までに人が入れ替わって2、30人くらい触れたらベストです

どのように通える学校か その3
卒業後も通えること
 

学校は、施術でもなんでもわからないことがあれば、

先生に聞くことができます。

ただ、在学中に浮かぶ疑問と、現場に出てからぶつかる課題はまったく違って、より具体的で、緊急性の高いものになります。

だから、卒業後も通える学校を選びたいです

できれば、卒業後の通学が有料ではなくて、気軽に質問に行けるのであればベストです。

どのように通える学校か その4

就職支援や開業支援の充実
 

求人票が張り出されているだけでは就職支援としては厳しいです。

求人情報はすぐ更新されます。
学校見学の時に求人情報も見られるなら、求人票が古くなってないかも見てみましょう。


この整体師、セラピストのお仕事はいろいろあり幅広いです。
わたしも働くようになってからそのことを知りました。

なので、求人票があるだけでなく、業界に詳しい人が、求人情報の見極め方などもサポートしてくれるととてもうれしいです。

 

開業についても、集客や接客など、専属の人がいてくれる学校を選びましょう。

 


見極め方

紙面ではなく、実際の見学で見極めましょう


1.予約不要で通えるか
2.一緒に学ぶ生徒の人数が適切か
3.卒業後も通えるか
4.就職支援や開業支援の充実しているか

これらは、パンフレットに書かれていることもあります。

でも、
予約不要だけど人数制限があったり、
卒業後も基本通えるけど、設備使用料がかかったり、

就職支援はしてくれるけど、担当者が知識不足だったり、

書いてあることと実際がかなり違うことがあります。

 

直接話を聞いて、対応を見て、信頼できるかを確認しましょう。

授業に参加して、通っている生徒さんがなにか不満を持っていないか確認してみることができたらなおいいです。
 

_________________

 

次回は、

どのくらいの学費が良いの?

について私なりの意見を書いてみます。

 

不思議なことに、

「学費が高い方」=「質がいい」

と勘違いしやすいです。


技術ですので、

安すぎるのはもちろんいいものは身につかないでしょう。

ペラペラな認定証だけもらっても意味ないので。

 

実際に、

何は重視して、

何は重視しない方がいいのか。


それをまとめてみます。
 

これから整体師、セラピストを目指す人にとって、

参考になれば幸いです。

口コミ や ネットの書き込みに惑わされない

 整体学校の評価基準や見極め方 

を私なりにまとめてみています。

通う目的を
整体や施術をお仕事としていけるようになるため
と定義づけして、
全部で5つの視点に分けて。

【5つの視点】
①なにを
②どのレベルまで
③だれから
④どのように
⑤いくらで


前回までに、ふたつ目の視点まで掲載しました。


Q① なにを学べる 整体学校がいいの?

▶ A① 必須の手技とプラスアルファの手技の両方が学べる学校

https://ameblo.jp/shmu1335/entry-12580917053.html
 

Q② どのレベルまで学べる整体学校がいいの?
▶ A② 段階的に基礎をしっかり、そしてリピートいただけるレベルまで

1.手順と基礎が学べて

2.上手といわれるレベルまで学べて

3.変化、結果を出せるレベルまで学べる

https://ameblo.jp/shmu1335/entry-12582316152.html

 

 

今回は、

Q③

どんな先生から学べる

整体学校を選ぶべきなの?

の基準を書いてみます。


前回の「どんなレベルまで学ぶべる整体学校がいいの?」の答えが、

基礎からリピートいただけるレベルまで学べること

と書きました。

 

ということは、

教えてくれる人の条件として、

1.実際にリピートが取れていること
2.基礎から教えてくれること

が挙げられます。
 

では具体的にはどんな人なのでしょう。

 

3つのポイントと見極め方を書いてみます。

 

 どんな先生から学ぶのか その1 ▶ 

実際にリピートが取れていること
 

先生のできることの中から学んでいくので、

 

「先生のできること」≧「学べること」
という図式が成り立ります。

そのためには当然、先生が優れている必要があります。
 

どのくらい優れていればいいのでしょう。

 

客観的な指標として、
現場でリピートが取れていることが基準になります。
 

そういう先生だと、

施術を指導しているときにも、

「この手順の時にこういうお声がけをすると、

  お客様もリラックスしてくれるよ」

と現場に即して具体的に教えてくれます。

 

 

 どんな先生から学ぶのか その2 ▶ 

基礎からじょうずに

教えてくれること

施術家として優れているかどうかと、
教えることが優れているかは別モノ
です。


そのため、

未経験の人に基礎から教えられる能力

も先生には求められます。

実は、どの施術技術にもいえるのことですが、
「どう圧を加えるか」と同じくらいに、
「からだの状態をどう感じ取れるか」も大切
です。
 

感じられる手を作っていくには、

必要なからだの部位には力をいれつつも、

手の平などは適切に脱力をすることも必要になります。

 

とても感覚的な部分ですが、

そのような基礎もわかりやすく指導できる能力も

先生を選ぶ評価基準としては重要になります。

 

 

 どんな先生から学ぶのか その3 ▶ 

相性が合うこと

なにかを学ぶのに、

この人から学びたい

と思えないと身につかないので、
人柄や相性も学校見学時には絶対に確認しましょう。

 

せっかくのためになるものも、

自分と相性の良い先生からでないと、

身についていきません。

 

無理に学校や先生に合わせる必要もなく、

自分に合う先生を見つけることが大切です。

 

 

以上、

整体学校を比較検討する際の評価ポイント 三つ目(全部で五つ)の

どんな先生から学べる

整体学校を選べばいいの?

についての私なりの答えは、

1.実際にリピートが取れている

2.基礎からじょうずに教えてくれる

3.相性が合う

の三つをクリアした先生から学べる整体学校

を選びましょう

 

 

では、これらはどうやって確認できるのでしょう

 

 どんな人から学べるのかの見極め方 

学校見学のときに、

授業も体験させてもらいましょう
 

Q①のなにを学べるのか

 ▶A① 必須の手技とプラスアルファの手技の両方

が学べるかどうかを確認するのは、

資料請求や学校のホームページで確認できます。

 

Q② どのレベルまで学べる整体学校がいいのか

 ▶A② 基礎をしっかり、そしてリピートいただけるレベルまで

学べるかどうかを確認するのは、

直接学校に見学に行って確認しましょう

と書きました。

 

どんな人から学べるのか

の確認は、

学校に見学に行って

さらに、

授業も体験させてもらう必要があります。

 

実際の授業を体験させてもらい、

先生と触れ合うことで、

教え方が上手なのか、

自分に合っているのか

を確認しましょう。

 

残念ながら、学校見学時に、

実際の授業を体験させてくれない学校もあります。

 

一室で担当者が説明してくれて、

講師が初心者用の施術を教えてくれたり、

施術をしてくれたりして、見学が終了する。

実際の授業には触れられない学校見学の形式をとっている学校です。

 

そうすると、実際に入学してから、

・ 見学の時と違い、

  直接触れる先生とは相性が合わなかった

・ 大人数過ぎて先生に質問できない、

  施術を見てもらえない

などの入学してから思っていたのと違ったという事態になります。

 

私たちが学費を納めるのは、

授業を受けるためですので、

かならず、

学費の対価である実際の授業

受けさせてもらってから

入学を検討しましょう。

 

学校見学の実施方法は、

学校を運営する会社の意図によるのでしょうけど、

しっかり入学前に授業を確認できる学校が好印象だし

のちのちのことを考えると安心です。

 

そういう学校の方が、

入学後に、「ここにして良かった」と思えるし、

ほかの学校にすれば良かった」と後悔することもないでしょう。

 

なので、

かならず、

実際の授業を体験して、

どんな先生から学べるのか

を確認しましょう。

 

_________________

 

次回は、

どのように通える整体学校が良いの?

について私なりの意見を書いてみます。

 

たとえ、

学びたいものを

基礎から結果を出せるレベルまで、

尊敬できる先生から学べるとしても、

その学ぶ環境によって、身につけられるかは左右されます。

 

ときどき、

せっかく教える人「先生」は良いのに、

ずっとは学べなかったり

受講予約が取りにくかったり

大人数で質問が出来なかったりと、

その学校の「受講システム」は良くない

というケースがあります。

 

なので、次回は、

「どのように通える整体学校が良いのか」

評価するポイントと、その見極め方

の詳細を書いてみます。

 

これから整体師、セラピストを目指す人にとって、

参考になれば幸いです。

 

▼ ▽ ▼ 追記 ▼ ▽ ▼

2023年度版、整体の学校・スクールの比較・おすすめのまとめ

を掲載しました。

今まで集めた情報の集大成です!!
ご参考になればうれしいです。

 

 

 

まだまだ情報収集中なので、整体学校を卒業した人、通われた学校の情報をお知らせください。

口コミ や ネットの書き込みに惑わされない

 整体学校の評価基準や見極め方 

を私なりにまとめてみました。

通う目的を
「整体や施術をお仕事としていけるようになるため」
と定義づけして、
全部で5つの視点に分けて。

【5つの視点】
①なにを
②どのレベルまで
③だれから
④どのように
⑤いくらで


前回は
Q① なにを学べる 整体学校がいいの?

を書きました

 

答えは、
A① 必須の手技とプラスアルファの手技の両方が学べる学校
を選ぶべきです

詳細は
https://ameblo.jp/shmu1335/entry-12580917053.html
にて。


今回は、
Q② どのレベルまで学べる整体学校がいいの?
について、私なりの考えを書いてみます。

 

残念ながら、「手順だけ教えて終わり」という整体学校もあります。

整体学校の規模の大小を問わずに。

理由はわかりませんが、たぶん、

 ・早く卒業してもらうことで回転率が高くなり、

  売上が上がるから

 ・講師に教えられるスキルがないから

 ・そもそも「仕事としてできるようになるためには

  手順を覚えたその先を教えないといけない」

  という認識がないから

とかでしょうか。

 

また、「これから学ぶ初心者」の人にとっては、

学んだものがすべてと思ってしまうので、

「その先に学ぶべきことがある」とはほとんどの場合気づけません。

 

だから、最初の整体学校選びは慎重にして欲しいです。

 


そんななかで、

「どのレベルまで学べるのか」も選択基準としてとても大事です。

 

整体学校で学んでいく段階を3つのステップにわけてみますね。

 

整体などの施術を学ぶステップ その1 ▶

手順と基礎を覚える段階

手順と基礎を覚える
これをステップ1とすると、
まだその先に、ステップ2も3もあります。

手順を覚えた「その先」には、
「上手に施術できるまで」、
「ビフォーアフターの変化が出せるまで」、

学ぶことが大切です。


整体などの施術を学ぶステップ その2 ▶

「うまいですね」

言ってもらえるレベルまで
 

お仕事としてやっていくためには、

上手に施術ができるようになって、

お客様に喜んでもらえるレベルまで身につけたいですよね。


言われると当たり前のことですが、
前述しましたが、初心者の段階では、

教えてもらった「手順のその先」があることに

気づきにくいです。

手順を覚えたら、「できた」と思ってしまいがち。

現場に出るようになってから、「学び足りなかった」と気づくのですが、

それは、とてももったいない学校選びになります。

この段階は、

お客さま目線で言うと、「気持ちいい」と思ってもらえる段階ですね。

 

ここでは、正しい圧の強弱、リズム、方向をキチンと学ぶ必要があります。

同時に、実は、「どう圧を加えるか」と同じくらい、

「お客様のからだをどう感じるか」も重要になります。

そのために、感覚器官としての手の使い方や脱力も学ぶ必要があります。

触れられただけで「あ、この人うまいな」と思う整体師やセラピストは、

この手の使い方や脱力が上手な方です。

 

同じ職場で働いていても、

居心地よく働けるのには、やりがいのあることが大切です。

お客様から評価してもらえるレベルまで身についていれば、

やりがいをもって毎日お仕事ができるようになります。

整体などの施術を学ぶステップ その3 ▶

結果を出せるレベルまで


続いて、「もっと先」には、

「ビフォー・アフターで変化の出せるレベルまで」学ぶことが大切です。
お客さま目線で言うと、「また来たい」と思ってもらえる段階ですね。

これから整体師やセラピストを目指す人には
厳しいことを言います。

 

プロの仕事 と 趣味 の違いは、

お仕事の完了に対する意識だと思っています。

 

お仕事の完了 =(イコール) 施術の終了

ではなくて、

キチンとプロとして仕事のできる整体師、セラピストは、

お仕事の完了 =(イコール) リピートしてもらう

とわかっています。

 

リピートしてもらうのには、

「なんとなく良かった」ではなくて、

明確な変化があって、

「ここに来て本当に良かった」

と思ってもらうことが重要になります。

 

同じ職場で働いていても、

居心地よく、やりがいのあることが大切と書きましたが、

この段階まで身につけられれば、

お客様からの評価も確実にいただけるようになって、

ぶっちゃけ稼ぎも違ってきます。

 

そのために、

しっかりビフォーアフターで変化の出せるレベルまで

施術を学べる学校を選ぶといいです。

 

 

なので、整体学校を比較検討する際の評価ポイント 二つ目(全部で五つ)の
Q② どのレベルまで学べる整体学校がいいの?
について、私なりの考えは、

1.手順と基礎が学べて

2.上手といわれるレベルまで学べて

3.結果を出せるレベルまで学べる

そんな整体学校を選ぶべきです。

 

では、そんな整体学校をどうやって見極めるのか。

「どこまで学べるのか」の見極め方

前回の「なにを学べるのか」については、

整体学校のホームページや、スクールパンフレットを取り寄せることで分かります。

 

それに対して、

「どこまで教えてくれるのか」は学校に直接見学に行って見極めましょう。

 

見学の際にこんな質問をしてみるといいでしょう。

 

「どこまで教えてくれるんですか?」

上記の質問に答えてもらって、

「そのためにしている取り組みはありますか?」

とより具体的に質問してみましょう。

 

また、しっかり教えてくれる場合には、

「身についたかどうか」の評価基準も持っているはずです。

「卒業(修了)の評価基準は何ですか?」

 

義務教育である小学校や中学校には、

「ここまで教える」という基準を定めた

学習指導要領というものがあります。

 

民間資格である整体師を育成する学校には、

各学校ごとの考えがあるはずなので、

うえの三つの質問でその考えを確認しましょう。


また、適切なレベルまで教えてくれるためには、

それだけの施術技術と指導技術がある先生と、

学べる受講システムがあることが前提です。

 

それも大切な選択基準のひとつになります。

次回は、

「だれから学ぶのか」の基準について、

私なりの考えを書いてみます。

 

これから整体師、セラピストを目指す人にとって、

参考になれば幸いです。