自然にわき起こる感情は90秒で消える
『奇跡の脳』でも紹介されていますが、
科学的に感情は90秒で消えるといわれています。
もし感情が90秒以上続いている場合は、
自分がそれを選択しているということになるのです。
感情には、自然にわき起こる感情と、
思考でつくっている感情があります。
自然にわき起こる感情は90秒で消えますが、
思考から生まれた感情はそれ以降も続くのです。
たとえば、
「不安だな」
という感情がわいたあとに、すぐ
「不安と思ってはいけない」
と感じる。
この場合、後者は思考から生まれた感情にあたります。
この思考がつくり出した感情は、
自分でつくったものなので、
自分で消すこともできます。
ある受講生が、これを聞いて
「え! 90秒で消えるんですか!?」
と衝撃を受けていました。
感情はすぐに消えないと思うほうが普通の感覚でしょう。
本来の人間は、喜怒哀楽がはっきりしていて切り替え上手
感情はすぐに消えるという例で、
ブッダは、
大仏の姿から静かなイメージを持っている人や、
悟ったのだから穏やかな人なのだろうと思っている人も多いのでは
でも、喜怒哀楽があるのが人間です。これがない人はいません。
ですから、ブッダにも喜怒哀楽があって当然なのです。
ただ、ブッダの場合、
そこに執着がないのです。
だからこそ、とても人間的で天真爛漫な人でありながら、
すぐに気持ちが切り替わる、
これが、人間の本来の姿なのです。
どんな感情を抱くかは、事実をどうとらえるかで決まる
「お坊さんの川下り」いう逸話を聞いたことがありますか?
このお話からも、
ある日、お坊さんとお弟子さんが川岸にいました。
そこに若い女の人がやってきて、
お弟子さんはなんとかしたいと思いましたが、
修行僧は女人に触れてはいけないことになっているため、
どうしたらいいのか、悩んでしまいました。
ところが、お坊さんは
「大変やの~」
と言って、ひょいとその娘さんを抱きかかえて、
川を渡って行ったのです。
それを見ていたお弟子さんは
「女の人に触っていいのか?
どうなっているんだ?
この師匠はおかしいんじゃないか?」
と戸惑いと怒りを感じながら川を渡り、
道を歩き続けました。
お弟子さんの様子がおかしいことに気づいたお坊さんが、
何かあったのかと尋ねるとお弟子さんは、
「先ほどの川辺で、女性を抱いて渡った行為はよかったのか」
と言いました。
すると、お坊さんはこう答えたのです。
「おー、そうか。お前はまだあの女性を抱いていたのだな。
わたしは川を渡ったらもう置いたぞ」
お弟子さんは、
女性に触れて渡ったお坊さんの行為に、
ずっと腹を立て考え続けていましたが、
お坊さんは、
女性をおろした時点で何の感情も残していませんでした。
つまり、お弟子さんが執着していただけなのです。
いかがでしょう。
お弟子さんの姿から、
自分が勝手に感情をつくっていることが理解できたでしょうか。
事実はひとつですが、
それに付帯する意味づけや感情を、
人は自分でつくっています。
そして、事実をどのように理解するのかは、
人それぞれの「認知」によって変わるものなのです。
お読みいただき感謝♡
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どんずば☆セッショニスト 塩入和代
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