2024年6月22日(土)は霧ヶ峰をハイキングしてきました。
梅雨入りしたものの、天気予報では土曜日の午前中は晴れ。家にいるのはもったいないので、近場で手軽に登れる霧ヶ峰に向かいました。
GPSログです。
行きは八島湿原からゼブラ山を経由して車山へ。帰りは車山から車山肩を経由して八島湿原に戻る時計回りのルートです。

歩行距離:13.6km
累積標高差:±560m
コースタイム:八島湿原(7:10)→車山(9:40)→八島湿原(12:15)
天気予報通り天気は晴れ、これだけでテンション上がりますね。

八島湿原とその先に広がる霧ヶ峰高原。清々しい景色です。

木道脇には早咲きのニッコウキスゲが。もう咲いているとは驚きました。

八島湿原から物見石に向かう道を左に分かれてゼブラ山へ。

ひと登りで最初のピーク、ゼブラ山に到着。

眼下には八島湿原が広がります。

ゼブラ山からの展望は最高でした。雨上がりで空気が澄んでいるからですね。
西には御嶽山。

南西には中央アルプス。

北西には北ルプス。槍穂高連峰と一番右に常念岳です。

穂高連峰のアップ。

槍ヶ岳のアップ。まだ雪を抱えつつ黒く天を突く姿がカッコいいいですね。

北には美ヶ原の台地。

北東には浅間山と高峰高原。

ゼブラ山は3回登っていますが、こんなに展望が有るのは初めてでした(*^^*)
展望を楽しみつつ先に進みます。眼の前のスカイラインを歩くと思うとワクワクしますね。

霧ヶ峰高原越しの南アルプス。甲斐駒ヶ岳、北岳、間ノ岳、仙丈ヶ岳です。

このあたりからレンゲツツジの群生が始まります。実はこの時期の霧ヶ峰にレンゲツツジが咲いていることは知らずに今回登りました^^;
夏の花の季節にはまだ早いかなと思っていたので、思わぬ出会いに感激でした。

どこを切り取っても絵になります。

2つ目のピーク北の耳に到着。後ろには蓼科山が見えています。

そこから右に目をやると岩峰が荒々しい赤岳と阿弥陀岳。

展望を楽しみながら3つ目のピーク南の耳。このあたりは緩やかなアップダウンが続く快適な登山道なのでまさにハイキングの醍醐味を味わうことが出来ます。

木の立っている角度と槍ヶ岳の穂先の角度が一緒だったので撮ってみました。

気象観測ドームがある車山が近づいてきました。

車山への最後の急登の脇にはコバイケイソウが咲いていました。

急登を登っていくと「車山高原SKYPARKスキー場」の全体を見渡すことが出来ます。
夏場は観光リフトが動いているので、観光客でも手軽に楽しめる百名山です。
しかし歩きとなるとこの最後の急登が地味にキツイです。

急登の階段を登りきって、車山神社と気象観測ドームがある車山山頂に到着。

展望テラスからは最高の景色を楽しむことが出来ました。


八ヶ岳山麓の先、甲府盆地を挟んで富士山も見えました。

こちらは南アルプスのアップです。名だたる名峰が一望でした。

多分7回目の車山山頂。百名山で一番多く登っている山です。ぽっかり予定の空いた休日に、思い立ってすぐに登るには最適な山です。

登山道をゆるゆると下って車山肩へ。

帰りは車山湿原を経由して戻ることにします。

こちらでも色鮮やかなレンゲツツジ。

どこまでも歩きたくなる登山道です。

初めて訪れた車山湿原ではコバイケイソウが風に揺れていました。

そして霧ヶ峰に来た時は毎回立ち寄っている「ヒュッテみさやま」へ。

ここで自家製パウンドケーキとコーヒーを頂くのがいつものお約束です。しっとりしたクルミ入りパウンドケーキと香り高いタンザニア産のコーヒーで疲れた体をリフレッシュ(*^^*)

「ヒュッテみさやま」で30分ぐらい休憩して、最後に八島湿原の花々を見ながらラストスパートです。
こちらはグンナイフウロ。

アヤメ。

ニシキウツギ。

イブキトラノオ。

最後にもう一度ニッコウキスゲを見ることが出来ました。

霧ヶ峰ぐるっと一周5時間強のハイキングでした。
春夏秋冬いつ来ても様々な表情を見せてくれる霧ヶ峰高原です。

広がる青空とどこまでも続く草原、レンゲツツジを筆頭に咲き誇る花々、360度の名だたる名峰の展望。
最高の休日を過ごした霧ヶ峰ハイキングでした!