2024年6月8日(土)は、志賀高原の最高峰、岩菅山・裏岩菅山(標高2,341m)に登ってきました。

11年前の10月に岩菅山までは登っているのですが、その時は岩菅山までのピストンだったので、今回は裏岩菅山までの稜線歩きを楽しんできました。

 

GPSログです。

岩菅山登山口から岩菅山、裏岩菅山をピストンするルートです。

 

歩行距離:12.7km
累積標高差:±1065m
コースタイム:岩菅山登山口(7:40)→岩菅山(10:00)→裏岩菅山(10:45)→岩菅山(11:45)→岩菅山登山口(14:00)

 

7時30分に登山口に着いた時には駐車場は満車・・・

登山者で満車というわけではなくて、今がちょうど根曲がり竹のタケノコ採りのシーズンなのでした。

なので半分以上はタケノコ採り、山菜採りの地元の方々です。

 

幸い登山口から200mほど離れた駐車場に停めれたので無事スタート。

 

山頂までは1/4刻みで道標が立っています。

 

陽の光が差し込む明るい登山道。

 

すこし登ると、用水路沿いを歩く緩やかな道になります。

 

用水路はアライタ沢まで続いています。

 

ここで沢を橋をわたって、3/4です。

 

ここから本格的な登山道になります。

 

ひと登りして2/4、登山道の中間点です。

 

登山道脇にはイワカガミが咲いていました。

 

視界がひらけると目の前に岩菅山が聳えています。まだまだ距離がありますね。

 

「のっきり」まで登り切ると稜線歩きに変わります。

 

ここで1/4、あと少しですが、ここからの標高差200mが急登になります。

 

笹原の気持ちがいい登山道に見えますが、見上げるような急登です。

 

ザレた斜面を落石を落とさないように慎重に登ります。

 

一通り急登を登りきって振り返ると、志賀高原の山々。

 

登山口から2時間20分で岩菅山の山頂に到着。11年前と同じタイムで登れました。体力はまだ落ちていないようで安心です(*^^*)

 

さて、今日のお楽しみはここからです。

岩菅山から裏岩菅山までこの稜線を歩いていきます。時折笹原が広がる素晴らしい稜線ですね。

 

時折陽が差し込んで山肌が輝いています。

 

どこまでも歩きたくなる登山道です。

 

正面の小高い丘が裏岩菅山の山頂です。

 

岩菅山から45分で裏岩菅山に到着。この看板があるだけの静かな山頂です。

 

稜線は裏岩菅山からもまだまだ続いていて、烏帽子岳を通って山深い秋山郷まで続いています。が自分の体力で来れるのはここまでですね。

 

山頂からは対岸の焼額山がよく見えました。あちらの山頂には高層湿原が広がって、これまたオススメの山です。

 

山頂で15分ほど休憩して来た道を引き返します。帰りの道も絶景です。

 

だんだん岩菅山が近づいてきますが、まだまだ歩いていたいです。

 

最後に振り返って裏岩菅山。素晴らしい稜線歩きでした。

 

青い空と沸き立つ白い雲が夏山を感じさせますね。

 

岩菅山まで戻ってきました。ここで2回目の休憩。

 

名残惜しいですが下山します。「のっきり」に向かって急降下。

 

ザレた岩場を慎重に下って、ここまで来れば安全圏です。

 

見上げる高さになった岩菅山を横目に見ながら下っていきます。

 

沢音が聞こえてくると、アライタ沢はすぐそこ。

 

アライタ沢は綺麗なナメ滝です。

 

用水路脇にはニリンソウがたくさん咲いていてニリンソウロードでした。

 

登山開始から6時間40分で無事下山しました。今シーズン最長、最大標高差だったので流石に脚に来ました(*^^*)

 

駐車場に戻るとちょうど岩菅山が正面に見えるロケーションでした。朝来た時には気づかなかった。

 

今日歩いた稜線を見上げて今日の山行は終了。

 

体力的に標高差1,000m登り降り出来ることが確認できたので有意義な一日でした。

夏山シーズンに向けて更に体力をつけていきたいですね。