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※管理人Shinは知財保護において個人による「特許」のようなものを好まず、「全公開」を旨とします。(巻末詳細)

「常識」を見直せ
★これはMEMSマイクを使った一般マイクを作ろうとしたとき、最初に決める問題です。
この図、動作原理としては正しいが MEMSマイクでは従来常識のこれを使ってはいけない
なぜそんなことをいう?
「MEMSマイク」は正面向き音空間に音穴をさらす設計ではない。
一般マイクに使われる、などまったく考えられていない音響パス(距離)を備えた「機器組み込みデバイス」であるからです。
音響構造がちがう
大きさがちがう
極小の無指向性サウンドセンサーである
そして
あなたの頭には(図1)がスリ込まれている、そして「なんとなく見た目」で結論を出している。
振動系サイズ1mm以下のMEMSマイクと34mmや25mm径の大きなユニットと同一に考えるべきでない。
なぜならば
・MEMSマイクはその実装機器の音穴を「正面」とする、すなわち機器組み込用の音響設計であるため「音響パス」を重視した「音響ポート」を介すことを大前提としている、ここで重要なのはMEMS音穴との「音響パス」(距離)である。
まして露出した音空間にさらす収音上の設計ではない。
・正面を向けるとMEMSマイクの光電作用により調光照明光でノイズを発生する。(音穴の大きい機種ほど不利となる)
・この音響素材をどう使いこなすか、がMEMSマイクの一般マイク化実用のカギとなります。
したがって
MEMSマイク「単一指向性」化のカギはMEMSマイクの「非正面向き」にあることを、「正面向き試作」をマジメにやってみてあらためて確認した。
記事:2404、2405は、やはり無指向性で禁忌のはずにもかかわらず双指向性MEMSを正面向きに置いたことで重大な欠陥が浮かび上がった。
それは「光電ノイズ」を避けることが不可であり、十分な「音響パス」が確保できていないからです。
「試作」記事ですが、それ以外の内容が重要なため、あらゆる問題を許容した、「試作」としてご承知ください
以上
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MEMSマイク使用、話題のProbeⅡ Probe-T L-730mems など、読者のみなさまからのご注文により優秀機種の手づくり製作・領布を承っておりますのでお問い合わせください
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