公務員 島田正樹 〜仕事と私事と志事と〜 -94ページ目

公務員 島田正樹 〜仕事と私事と志事と〜

仕事も家族・友人との私事も楽しみながら、魂を燃やして挑む“志事”で社会を変えていきたい! 地方公務員として働きながら、NPO活動、講演、執筆、ワークショップデザイナーなどに取り組む“公務員ポートフォリオワーカー”として活動しています。

 

私のように、仕事以外の活動(志事=こころざしごと)などをやっていることで、

 

人事当局からよくない印象をもたれるのではないか、

社内・庁内で出る杭は打たれるのではないか、

 

と心配する人がいます。

 

 

 

課外活動の当事者と人事当局やその他職場の人たちとの関係。

 

 

 

これについては、正解はないんだと思います。

 

 

 

以前、そのあたりのことを、下記のブログ記事でも書きました。

 

課外活動やってる暇があったら、本業を頑張れ!と思う人にぜひ知って欲しいたった1つのこと

http://ameblo.jp/shimada10708/entry-12242653239.html

 

 

 

 

 

以下、当時の記事からの転載です。(ちょっと長いので飛ばし読みでも結構です)

 

   宝石緑   宝石緑   宝石緑

 

課外活動やってる暇があったら、本業を頑張れ!と思う人にぜひ知って欲しいたった1つのこと

 

 

それは、課外活動をやめたからって、本業でより大きな成果が出るわけではないということ。
 
課外活動が本業の仕事との間で“食い合う”可能性のあるリソース(資源)は、その人の“時間”です。
 
しかし、課外活動をやめたことで確保した時間を仕事に投入したからといって、要は残業時間を増やすだけ。

課外活動をしていることで毎日2時間しか残業をしていなかった人が、課外活動をやめることで毎日の残業時間が4時間になったとして、それでより大きな成果が出るのでしょうか?
 
そこは、8時間+残業2時間に、さらに残業2時間を足すことによる僅かな作業の上積みは可能かもしれませんが、そもそも夕方までの8時間で効率的に終わらせるべきですし、課外活動をやめたことで上積みされた2時間分の作業結果は、残業代というコストに見合った成果なのか、よく考えるべきだと思います。
 
 
 
それどころか、課外活動をやっていることで、本業にいい影響があると、私は考えています。
 
例えば、どんな課外活動をやるかにもよりますが、職場の外の、バックグラウンドや考え方が全く異なる人と協力し合いながら進める活動であれば、異なる考えのメンバーと調整し合いながら活動を進める中で協調性や調整能力が高まったりする他、所謂、フラットな関係で活動を進める中でリーダーシップ(特にトップダウン的なものではなく、サーバント的な)も身に付きます。
 
加えて、本業と時間というリソースを食い合うという話を上述で持ち出しましたが、課外活動のために毎日1時間確保したいと思えば、本業の仕事を如何に17時までに効率よく進めて終わらせるかということを真剣に考えるので、結果的に仕事の効率性も高まります。
 
もちろん、課外活動なんかやらなくても仕事の効率性を考えて仕事をしている人は多いと思いますが、一方で、自分がやりたいと思うことのためなら、それまで以上に仕事を早く終わらせようと一所懸命に工夫し、努力できるということは、皆さん感覚として理解できるのではないでしょうか。
 
 
 
この手のことを、あまり推測で言うのはフェアでは無いかもしれませんが、「課外活動をやってる暇があったら、本業をもっと頑張れ!」と言う人の多くは、課外活動をやっている人のことを“仕事中であっても趣味のことで仕事が手につかず、暇さえあればネットで趣味に関する情報を眺めている”みたいな先入観で見ているのかな?って思うことがあります。
 
課外活動をやっている人を直ちに、「本業に集中できていないのではないか」と疑うのは、何だか非常に前時代的と言いますか、自分とは異なる考えを持つ人と本質的なところで向き合っていないのではないかと感じることも。
 
あとは、これも条件反射なのかもしれませんが、人生において頑張るのは仕事で、それ以外のことを頑張るということは、仕事への頑張りが減ると思っている人が、まだまだいるということ。
 
 
 
 
仕事で頑張ることを否定するつもりは全くありません。
むしろ、仕事には全力で挑むべきだと私も思っていますし、私自身も全力で挑んでいるつもりです。
 
 
 
しかし、公務員であっても、民間企業の社員であっても、所謂“社畜”として、組織が求める作業を効率的にこなせる“人型タスク処理装置”としての処理能力を高めることがスキルアップであり、人材としての価値向上に繋がるという時代では、もはや無いと思うんです。
 
それよりも、「うちの組織にそんな経験、要るの!?」と思えるような経験をして、組織内で他に持つ人のいないような考え方や能力を持ちながら、それらの経験・考え方・能力をその組織のミッションやその組織の強みとどのように結びつけて相乗効果を生み出せるのかを考えられる人材が、その組織の社会での価値をより高められると思うのです。
 
そして、そういう人材こそが今いる組織で益々求められ、だからこそ、他の組織からも求められるようになる。つまりは、職業人として組織に頼ることなく、一人の人材として安定した存在になれる、そう私には思えてなりません。

 

 

   宝石緑   宝石緑   宝石緑

 

転載ココまで。

 

 

 

ここからが今日のブログ記事のメインです。

 

 

 

この転載したブログ記事は、主に

 

課外活動をやってる暇があったら、本業をもっと頑張れ!

 

人生において頑張るのは仕事で、それ以外のことを頑張るということは、仕事への頑張りが減ると思っている

 

という人に向けて書いた記事でした。

 

 

 

では、

活動をしている当事者の側に伝えるべきことはないのか、と考えたときに、思うことがあります。

 

 

 

 

それは、

当事者ではない人(例えば人事当局の担当者とか職場の同僚とか)の言うことや、言外の雰囲気とか、

 

気にする必要無いよね

 

ということ。

 

 

 

 

 

確かに人事当局や職場の人たちが認めてくれたり、応援してくれたら嬉しいし、心強いし、場合によっては組織として何らかの支援も得られるのかもしれません。

 

 

 

でも、

 

 

 

それって、無かったら活動ができないようなものかな~?

 

 

 

ある意味、居心地よく活動するとか、活動による影響力に下駄を履かせてもらえるとか、付加価値的な効果はあると思うのですが、

 

無ければできないのか

 

という点で言えば、少なからず「?」と思います。

 

 

 

 

 

よりよい活動にする為に、より当事者として気持ちよく活動する為に有効なことであることは認めますが、

 

いや、無くてもやっちゃえばいいじゃん

 

というのが私の考えです。

 

 

 

 

組織が認めてくれないなら、組織と繋がりのないところでやればいい。

組織を裏切りながらやる必要はないけれど、違法でも無く、職業倫理に反することでもないのなら、業務外のあらゆる活動を、イチイチ職場に掌握させる必要はありません。

 

 

 

もし人事当局や職場に認めてもらってないことを居心地が悪いと感じるとしたら、

 

 

あえて言えば、それは

 

やりたいという気持ちの強さと覚悟の問題

 

です。

 

 

 

 

強く強く強く強く強く強くやりたいと思っていて、それをやることが組織で温かく扱ってもらうことより大切だという覚悟を持っていれば、

 

 

無駄に空気なんて読まないし

人事の考えを忖度したりしない

 

 

と思うのです。

 

 

 

 

 

私は、いつか、こういう活動をしている人を見て

 

課外活動をやってる暇があったら、本業をもっと頑張れ!

 

とかいう人がいたら軽蔑されるような世の中を作りたいと思っています。

社会人として100年人生のキャリアを考えたら、そういう活動をしてなかったらおかしいでしょ、とか思われる世の中になるだろうと思っているんです。

 

 

 

そういう社会に向けて、今活動している人たちと一緒にやりたいなって思うのは、

 

萎縮せずに、威風堂々、顔を上げて前を向いて活動をして、その姿を多くの人に見てもらうということ

 

です。

 

 

 

 

そのためには、空気も読まないし、忖度もしないし、自分がやるべきと信じたことを、信じた限りにおいて全力を尽くすということだと思うんです。

 

 

気にしなければ何も怖くない。

むしろ気にしすぎて、やるべきことに全力を尽くせない方が怖い。

 

 

皆さんはいかがお考えでしょうか。

 

目を引く見出しに思わず手に取ってしまった東洋経済最新号。

 

 

結果的に、それほど目新しいことが書いてあったわけではありませんが、民間における残業についての問題意識や、残業縮減の取組などの概況を知るのにちょうどいい内容でした。

 

チラリと霞ヶ関のブラックさを紹介する匿名座談会の記事なんかもあって、ちょっと懐かしく思ったり。

 

 

 

残業を減らす努力って、企業でも色々となされていて、実は私の働くさいたま市役所でも残業を減らさなきゃ、という声かけはされています。

 

対策の中には、夕方に会議をやらないとか、毎日業務内容と必要な時間数を説明しないと残業を許可しないとか、確かに残業を減らす効果はあるのかもしれませんが、

 

残業のことで、あまり触れられることがない対策に、私は

 

早く帰ろうと思う理由を作る

 

ということがあると思っています。

 

 

 

 

早く帰りたいから、早く仕事を済ませたくなる、余計な仕事は生まなくなる。周りの人のことも頼れるようになる。

 

 

帰る理由がない人がダラダラと残業をしている、とまでは言いませんが、自分自身で考えても、友人との飲み会を控えている夕方の方が、そうではない夕方よりも集中して作業に打ち込み、迷いも少なく、素早く判断しながら終業時刻に向かって仕事を仕上げられている気がします。所謂、締め切り効果。

 

 

お子さんを保育園に迎えにいく共働きの夫婦なんかも、同じような締め切り効果の心理で仕事を素早く片付けようと努力しているのではないでしょうか。

 

 

帰る理由はなんだっていいんです。

 

 

保育園のお迎えのように、帰らなくちゃいけない状況はもちろん強力な動機付けになると思いますが、そうではなくても、遊びでも趣味でも学びでもいいと思うんです。

子どもたちと一緒に夕飯を食べたい、一緒にお布団に入りたいといった気持ちだって、とても強い動機付けになりますよね。

 

 

要は、ここ(職場)で仕事をしているよりも、楽しかったり必要とされたり、「自分が行かなくちゃ!」と思える何かを持つこと。

 

 

 

もちろん、どんなに強力な動機付けをしたって、帰れないことはあります。

 

 

 

でも、「そんな動機付けを考えたって帰れない日は帰れないんだよ」と諦める人よりも、帰ることができる日に早く帰りたくなるように、自分で自分のモチベーションをコントロールしようとする人の方が、実は生産性の高い働き方に対して、主体的に向き合うことが出来ているのではないでしょうか。

 

 

 

なんかね、思うんですよ。

 

 

 

残業に対する規制が厳しくなって、夕方に会議をしないだとか、「残業できないんだよな~」って思いながら申告せずに1時間だけサービス残業をしちゃったり、「そんなに残業するなっていうなら、終わってないけどもういいよ、うわ~ん!」って仕事を放り出して帰っちゃったりするのって、北風っぽくないですか? チカラで律しようとするところが。

 

 

北風と太陽の北風。

 

 

一方、帰りたくなる理由を自分で作って、自分の仕事や残業に向き合うモチベーションをコントロールしようとするのって、太陽っぽいと思うんですよね。主体性を発揮して、自分の心が自然に動くのに任せたら、その結果として残業が減ってるというか。

 

 

 

 

私は、残業が問題になってるのはそれはそうなのかもしれないなって思うんですけど、そうなのであれば、北風ばかりじゃなくて、もっと太陽の作戦を推してもいいと思うんですよね~。

 

 

 

それは極めて個人的な問題なのかもしれないけど、それを誘発するような取組は、組織としても出来ると思うんです。

 

 

 

例えば、

職員が仕事を放り出して参加したくなるようなオフサイトのイベントを人事当局が主導して開催するとか

 

自主的な社員(職員)の勉強会(自主研)を奨励するとか

 

そういう真面目っぽいのじゃなくても、

 

最寄の映画館の夜のタイムテーブルをイントラで掲示するとか

(チャイムダッシュすれば、●●時からのパイレーツオブ某に間に合う! とかね)

 

社員(職員)同士が飲み会に誘い合う掲示板をイントラで設置するくらいやってもいいんじゃないかな~。

(●●課と●●課の若手合同で●●屋に行きますので、一緒に飲める人合流歓迎! とか)

 

 

 

 

もちろん私は、常にいくつかの課外活動(志事)の事務作業や資料作成などを抱えているので、早く帰ってその作業もやりたいし、ブログも書きたいし、原稿も書きたいし、帰りたくなる理由には事欠きません。

 

 

 

それでも今週は残業が多くなってしまいましたが(汗)

 



先日、こちらの記事でも、少し触れていましたが、

http://ameblo.jp/shimada10708/entry-12285792374.html

 

8月に関西のとある自治体の職員研修で、講師としてお話しする機会をいただきました。

 

 

 

ご依頼いただいたのは、

 

本業以外の活動について

そして、

そのための時間の使い方や家族との関わり方

そして、そして、

それらの本業への影響

 

これらについて講演会スタイルでお話しするというものです。

 

 

 

細かい事情は確認しておりませんが、こうやって毎日書いているブログ二枚目の名刺のオウンドメディアhttp://magazine.nimaime.com/shimadamasaki_interview/)、受験ジャーナルの連載などでお伝えしていることを見ていただいて、話を聴いてみたいと思っていただいたとのこと。

 

 

 

依頼の連絡をくれた担当者の職員さんが、上記で読めるようなコンテンツをとてもよく目を通してくださっていて、

 

「●●の記事に書いてある●●については話してほしい」

「あと、●●で書いていた●●についても話してほしい」

・・・・・・

 

といくつも指定してくださったのが、とてもとても嬉しくて、情報発信を重ねていることの効果だな~って思っています。

 

 

 

おかげさまで、何を話したらいいかな~という悩みは小さいのが救いです。(どこをコンパクトにお伝えしたらいいか、とか、どういう順番で組み立てたらいいか、という悩みは尽きませんが・汗)

 

 

 

この展開は、我ながらちょっと意外だな~と思います。

 

 

 

本業で、他の自治体に呼んでいただいてお話をするような成果を出していないのはもちろん自覚があるのですが、公務員キャリアデザインスタジオとして、とか、NPO法人 二枚目の名刺として、とか団体名義ではなくて、課外活動(志事=こころざしごと)に取り組む一人の公務員個人としてお声がけいただくというのは、正直、あまり想定していませんでした。

 

 

 

でも、素直に嬉しいです。

 

 

 

自分が、これからの自治体職員の生き方として大切だと思っていることを、直接自治体職員の皆さんにお伝えできる機会をいただけるのですから。

 

 

 

正直、100名ほどの受講者を前に、壇上から講演をするというのは、私にとっては挑戦です。

 

これまで環境部門での仕事として何度かそういった機会はありましたが、随分とブランクもありますし、お話しするのは100%私自身の言葉。

 

 

 

どんな言葉を選ぶと受講者の皆さんの心に響くのか。どういう順序でお話しすると腹落ちして納得してもらえるのか。どんな例え話を挿むと自分事として理解してもらえるのか。

 

 

一人でも多くの受講者が、本業以外に活動するということに関心を持ち、すぐに実行できるベイビーステップを自分の中で宣言してもらえるように頑張ります!

 

 

そのためにも、しっかりとプログラムをデザインしなくては!

 

 

 

そして、私自身にとっても

せっかくいただいた少し背伸びをする機会。

少しでも成長できたらと思っています。

 

 

 

 

【おまけ】

今回の関西行きに合わせて、一緒におしゃべりしながらランチをしてくれる人をfacebookでゆる募するかもです。今のところ、ランチは8月19日@神戸の予定。この機会に島田ってやつとランチしてやってもいいぜ、っていう奇特な(!?)人がいらっしゃいましたら、ぜひぜひご一緒してください。(ゆる募は別途)

 

 

 

 

【宣伝です】

こんな私が、僭越ながら、公務員が自主研など役所の外での課外活動に取り組む効果について書かせていただきました。

(ブログでも掲載については書かせていただきました

http://ameblo.jp/shimada10708/entry-12285210913.html )

よろしければご笑覧ください。

 

公職研『地方自治職員研修』7月号(vol.700)

 

地方自治職員研修 2017年 07 月号 [雑誌]

 

先日ご報告しましたが、株式会社公職研の発行する月刊誌『地方自治職員研修』という情報誌に記事を掲載していただきました。

 

 

自治体職員のための“越境”のすすめ(掲載報告)

http://ameblo.jp/shimada10708/entry-12285210913.html

 

 

 

『自治体職員のための“越境”のすすめ』と題したこの記事で書いたのは、

 

地方公務員にとっての職場の外での活動、特に自主研というプライベートな時間を使っての自主的な研修・研究活動が、これからの自治体職員にとってとても大切な能力開発の機会になるのではないでしょうか

 

ということです。

 

 

 

でも、この原稿に書き切れなかった部分があります。

 

それは自主研に留まらず、その先にあるものを考えてみませんか、ということ。

 

 

 

自主研に参加する目的は、自分が学び、知識を得たり、仕事だけでは得られない人脈を得ることなどが挙げられると思います。(自主研を主催者として企画・運営する場合は、また別です)

 

 

 

では、学び、知識を得たり、仕事だけでは得られない人脈を得るのは、何のためでしょうか。

 

 

 

それは、きっと社会においての価値を生み出すため。

(単純に友達を作りたいという人もいるかもしれませんが・・・・・・)

 

 

 

自主研自体は、とても大切な活動であり、価値ある場であり、そこに参加することもとても意味のあることだと思います。日ごろ、自分の時間を費やして自主研を運営している方々を私は尊敬しています。

 

 

 

だからこそ、多くの人たちにはっきりと伝えたいと思います。

 

 

 

自主研に参加して満足、

ではなくて、

大切なのはその先。

 

 

 

自主研で学び、知識を得て、人脈を広げたら、それを使って何をするのかが、本番であり、真の目的なんだろうと思うんです。

 

人によっては、それは職場での仕事で今まで以上のパフォーマンスを発揮することかもしれません。

 

人によっては、それは職場の外で新しく社会的な活動に挑戦することかもしれません。

 

 

 

私の場合は、仕事で発揮することももちろんありますが、それに加えて志事(こころざしごと)と自称する社会的な活動があります。

 

例えば、

公務員キャリアデザインスタジオ も

NPO法人 二枚目の名刺 も

SAITAMA TOMIN LABO も

社会的な活動であり志事。

 

これらは自主研ではなくて、入り口として自主研から入り、目の前に広がった広い世界の中で私が今の時点でたどり着いた場所です。

 

 

 

 

地方自治職員研修での記事でも書きましたが、確かに自主研は参加することでも自治体職員として能力開発につながりますし、参加するだけではなく企画・運営まですれば更に大きな効果が期待できます。

 

 

 

でも、それだけではありません。



自主研って、役所の外の世界への入り口なんだと思うんです。




自主研に参加しているだけでは、何だか途中の場所に留まっている感じが否めませんが、自主研の先、そこで得たものを使って価値を生み出すフェーズに踏み出す入り口として、自主研には自主研の役割があるんじゃないかな~って思うんですよね。

 

 

皆さんはいかがお考えでしょうか。

 

 

それは、9時5時でラクな仕事だと思ったから。

 

 

 

 

当時、私は民間の就職活動でもらった内定にどうしても納得がいかなくて、結局、内定を辞退し浪人しました。

 

 

 

何をやりたいという明確なものがあるわけでもない。

でも、この会社で一生働くのは違うと思う。

 

 

 

今思えば、とても幼くて、とてもワガママで、とても無謀で、その結果、内定先の会社にも迷惑をかけて。

 

 

 

最低の学生だったと思います。

 

 

 

何をやりたいということでもない。

 

唯一あったのは、学生時代にずっとホームページなどでライターの真似事をしていた延長で燻っていた、漠然とした“書きたい”という気持ち。

 

それで公務員なら仕事が終わった後や休日に、そういう書き物の趣味も続けられるのではないか、そんなデタラメな思いで公務員の試験勉強をしたのでした。

 

 

 

 

運よく、今のさいたま市役所に拾っていただき、市役所の化学技師として公害対策の業務に携わることになるのですが、ここが恐らく公務員人生で最大の転機。

 

 

 

 

9時5時で早く帰宅できればいいや、と思っていた私ですが、任せていただく仕事はイチイチ面白く感じて、もちろん新人だからそんなに大した仕事は任されていないのですが、それでも毎日、公用車の排ガス性能を台帳で整理したり、規制対象事業者のための研修会の準備をしたり、協議会の会議ロジを準備したり。

 

 

 

しかも、そのときの係長さんが、私にとってはとても相性のいい上司で、どんどん仕事をやりたがる私に

 

うちはやる気のある人には

どんなに若くても

どんどんやってもらうから

 

という人で、その言葉に嘘は無く、新人の私にも色々な仕事を任せてくれました。

 

 

 

 

そうやって仕事の面白さを知って、時にはワーカホリック気味になりながら、従来の仕事に加えて、新しく国のモデル事業を勝ち取って市として初めての事業も2年目で進行管理させてもらうなど、

 

ある意味 やりたい放題(笑)

 

ホント、自動車のエコ化に関することなら止められることなく何でもやらせてもらいました。どんどん新しい事業の企画書を書き散らして、事業を立ち上げて、予算がなくても国や財団などの協力・支援を取り付けて、実行していく日々。

 

 

 

 

今思うと、あのときの係長さんも課長さんもすごいよな~と思います。

 

 

 

 

そうやって仕事をしていたら、いつしか、自分がどうして公務員になりたかったのかも忘れてて、9時5時で早く帰宅して趣味の書き物をしたかったなんて、そういえばそんなこと思ってたかもってくらいに忘却のかなた。

 

 

 

 

私は運が良かったんだと思います。

 

 

 

こういう上司に出会わなければ、望むままに9時5時で帰り、それこそが公務員の魅力だと勘違いし、難しい仕事に挑戦することも、挑戦してヘコまされてもっと成長しなきゃって渇望感を覚えることもなく、内閣府に派遣されることもなく、色々な外の人たちと繋がることもなく、

 

今頃、定年までの年数と貯金残高と年金支給額と子どもたちの教育コストを数えながら、職場の上司や窓口の面倒なお客さんの愚痴を肴に、19時頃には自宅で晩酌でもしていたかもしれません。

 

まあ、そういう幸せを求める人がいることを否定はしませんが、それは今の私から見ると私にとっての幸せではないので、そうではない今の自分でいることを心底ありがたいと感じています。

 

 

 

 

私は運が良かったんだと思います。

 

 

 

一歩間違えば、公務員の職業の魅力は9時5時で一生涯安定していることと、勘違いしていたかもしれません。

 

そして、時に異動などでハードな仕事、きついプレッシャーにさらされて、公務員という仕事を嫌いになってしまったかもしれません。

 

1週間168時間のうち、少なくとも40時間を費やすのに、仕事を嫌いになったら、人生の4分の1が嫌いなことのために費やす時間になってしまいます。

 

 

 

私はそうはなりませんでしたが、公務員の仕事のリアルを知らずに就職して、やっぱり思っていた仕事のイメージと、実際の仕事の現実とのギャップに苦しむ人は少なくないと聴きます。

 

 

 

本当を言えば、公務員になる理由なんて、どんな理由だっていいのかもしれない。元気に、充実して仕事に取り組めるのなら。

 

でも、事前にどんなイメージを持っていて、どんな魅力を感じて、どんな動機を持って就職するかによって、現実とのギャップの大きさや質は変わってくるのも現実。

 

その結果に差が現れるのも自然なことだと思います。

 

 

 

 

だから、運が良かった私と同じように、運がいい人ばかりでは無いと知っているから、運任せではなくて、事前の公務員に対するイメージを少しでも現実のものに近づけてから就職してもらいたくて、私は公務員キャリアデザインスタジオを立ち上げました。

 

 

 

 

その原点は、

 

うちはやる気のある人には

どんなに若くても

どんどんやってもらうから

 

という当時の係長の言葉です。

 

 

 

 

もともと私の中にあったのかもしれない、その仕事に打ち込みたいという気持ちが、花開くキッカケをくれた、私にとってとても大切な言葉です。

 

 

 

私も、あの日の係長のように、

 

私よりも若い世代の人たちが人知れず内側に秘めている蕾を咲かせるような、そんな言葉をかけられるオッサンになりたい。

 

今はそんな風に思っています。