天気予報でみている限りだと、昨日あたりから一気にあたたかくなって春到来かな！
と思ってたら、もう全然極寒なNY。
まったく油断のならない街です。
風邪もだいぶよくなり、ちらほらまた動き回っています。
とにかく心がエネルギー爆発していてじっとしていられないここ最近。
NYにいるとすごく実感するのは
こう見えて、やはり本来はあまり外交的な性格ではない、すごく内向的な自分、かつてアスペルガーで、友達と一緒に遊ぶということがまったくできなかった私、の名残を
はっきりと感じます。
それは日本でもずっと感じてきたことですが
魂の性質として
「一匹狼」
であるということを痛感する人生。
もちろん、大好きな友達がたくさんいるし
よき仲間もたくさんいてくれるし
応援してくれるファンの人も、少しずつ増えてきていて、その応援のあたたかさにいつも支えられています。
が、例えばですけど
NYで新しいミュージシャンやアーティストの人と知り合いました、
っていうシチュエーションで
私の個性というか、方向性が、出会う多くのひとと、ぱっと一緒にジョインしにくい
ということをめちゃくちゃ痛感します。
ソロ、ピアノ弾き語りのシンガーソングライター
となると、1人で完結できすぎちゃうんだね。
人が入りにくい。
人に入りにくい。
ジャズはみるのは好きだけど、自分がやりたいとは思えない、とか
そういうわがままな自分を曲げられない。
時間があれば勉強して損することは何もないと思うけど、それならその時間、自分の内に秘めているものをもっと表現するほうに先に時間を割きたい
と願ってしまう自分の気持ちを強く感じる。
みんなでわいわい
みたいなのに
いつもいいなーって憧れてるけど
私はそこにはうまく入れない。
すごく寂しさを感じるけど
やっぱりうまくまじれない性質なのかなぁ。
と思いつつも
みているだけでもすごく励まされたり
「いやはや！私ももっとがんばれることあるわ！」
って士気を引き揚げられたり
っていう感じで、二次的、間接的に
心はとても影響を受けていると思います。
正直、去年2月から始まった人生初のNYでの挑戦では、期待してたほど
「すっげー強い奴ら」
みたいな人たちに出会えなかったんです。
ええ、、、、
こんなかんじなのか。。。
みたいな。
(これなら日本のが平均レベルは高いかも。。とか)
いるところにはいるんだろうけど
なかなか見当たらない。。という感じでした。
でも今回は、たくさん「強い奴ら」遭遇してます。
これですこれ。
私がNYに求めていたのは！
人は鏡の法則で、自分の姿を知ります。
映す鏡がどんなんかによっても
見えてくる自分の姿は変わるんです。
だから、私の場合は
できるだけすんげーーーー「強い奴ら」
という鏡にうつした自分の姿を見て学びたい。
そういう意味で、今回は叶い始めてるといえます。
ああ、自分がやっぱりほかの人と混じりにくい性質なんだなってことも
そういう人たちの鏡に映って見えた自分の今。
それからいろんな人と話したり
パフォーマンスを見たり、アマチュアナイトに参加してみたりとかのここ最近の
様々な個人的実験の反復の結果
あらためて再確認できたことがあります。
私は、やはり
日本語で歌うべきだと思う。
まぁ、英語対応のものも書いていきますけどね。
戦いの方針としては
日本語が正解だと、
最初から予測は立てていたんだけど、予測以上にやはり日本語なんじゃないかと思った。
日本人にしてみても
たとえば、ビートルズやなんか、洋楽聴いて
「かっけー！！」
って思うけど
歌詞がなんていってるかわかんない
とか
普通ですよね？
じゃあ、外国人にとっても
それは同じことに決まってるじゃん。
実際、去年から
ほとんど日本語で挑戦しているんですけど
日本語だからダメだった、と感じたことが
まったくないんです。
それどころか、歌詞に、言霊を込めれば込めるほど
聴き手がぐいっと私の世界に引き込まれる
手応えをいつも感じるし、
Let it Goの25ヶ国語バージョンで
松たか子さんの日本語部分が世界的に美しいと話題になった、
ということがありましたが
あれは、
私は
「日本語が美しいからだ」と考えています。
(もちろん松さんの歌は素晴らしいですが
海外の人の評価の最重要ポイントはそこではないと思う。)
25ヶ国語バージョンを、完コピしている私なんで、これは確実に実感できた事実なんですが
世界的に見て
おそらく、
日本語はもっともシンプルなサウンドを持つ言語だと思います。
歌でいっても
1音に対して、1つの音を乗せるのが基本です。
単純に考えて
1母音(5種)、もしくは
1子音× 1母音(50種)
こんなにシンプルな言語は他の国にはない。
(シンプルだけど母音の種類が異様に多いとか、
子音の種類がすごく多いとか。)
ロシア語なんて1音にいったいいくつの子音と母音が入ってるのかわけわかめの早口言葉みたいですよ！
なので、25ヶ国もばっと並んだ時に
くっきり際立って世界の人がハッとするくらいには
シンプルでまっすぐで飾りのない
日本語の音は、ストレートに海外の人の心に届いたんじゃないかなと思うのです。
まぁ、これは
すでに証明された例を用いての説明ですよ。
私が感じたことを、説明するのに
あっそういえばLet it Go 25ヶ国語バージョンは
わかりやすいお手本だった！
と今思いついた。
アマチュアナイトの挑戦でわかったこと
というのをこの前いろいろ書きましたが
彼らの土俵で戦うための
彼らの勝ち方、みたいな一定のルールや
スタイル、メソッドがあることがわかりました。
でも、それは
英語か日本語かは
正直関係ないと確信しました。
日本語だとダメだというのだとしたら
タップダンスは見たことないからダメだ
というのと同じ意味になると思います。
幸運なことに
オーディエンスは別に英語かどうかを判断基準にしているようには全く見えませんでした。
英語で歌ってるめっちゃくそうまい歌手が
ブーイング受けてたりしたわけですから。
んで、日本人のHuman BeatBoxerがぶっちぎり優勝したりしたわけです。
It's not about languages.
言語だけじゃない
ボディランゲージ 含むすべての Languageに
評価は含まれているという事実を
私は私の中で、今たびたび確認しています。
「英語じゃないと戦えない」
という可能性も常に念頭に置いて
実験を繰り返してきたのですが
まったく関係ありませんでした。
(とりあえずNYでは、と言っておきます。)
しかしですね
それなのにもかかわらず、
未だにほとんどすべての人が、
「英語でないと戦えない」
と思い込んでいるのを
たくさんたくさんたくさん目にしているんです。
そりゃー
あっちの土俵で戦うには
一番理にかなった方法だと思いますが
一番簡単で難しい方法だよね。
(日本人にとって、やはり英語は相当ハンディキャップになるので。発音も発声もハードル高い。
ただ、現地の人らと交わるにはとにかく手っ取り早いんです。)
一方、私が日本語で戦うのは
おそらく
一番難しい一番簡単な方法なんです。
みんな無理だとなぜか思ってるから
誰もやらない。
言霊のこもってない英語より
200%練り込める日本語で、魂ぶっこんだろう
と考える人はなぜこんなにもいないのだろうか？
私は、やはり孤独な道なのかもしれないけど
みんなが思う、
「こうしなきゃ成功できないんだよ！」
っていう方法を右へならうよりも
私が信じる
私が一番強く伝えられる方法で
戦って勝ちたいと改めて思いました。
少なくとも
「それは無理だよ！」
という人がいたら
いや、まずやってみてダメだった人にしか
私は言わせないし聞かないよ。
なんか
逆に不思議に見えてきたよ。
あああ、まじでネイティヴ級にしゃべったり歌えてる人はそれでいいと思います。
でも、アメリカで英語で歌うのって
それってあまりに当たり前で普通で
目新しくなさすぎない？？？？
だって、みんなやってることなんだもん。
みんなやってること
面白くない。
そう思ってしまうのも
また私らしいなと思いますが。
やっぱり、みんなが無理だよ（笑）
って思い込んでるとこに
堂々と自分のやり方で殴り込みに行って
どっしぇーーーーー！？！？！？
なんじゃこいつ！？！？！？
って思われるような
戦い方と勝ち方をしたいなと思います。
うむうむ。
順調に、欲しかった学習と実験を重ねているのではないかと思います。
そうしたら
次に学ぶべきことが見えてくるからね。
楽しみです。
楽しみにしててください。
世界を驚かせよう！！
しほり
【楽曲提供】
・4/5 発売 水瀬いのり 1at Album 収録
「コイセヨオトメ」
作詞作曲:しほり、編曲:齋藤真也
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