その22:5つの重要なホルモンから導き出されるダイエットの大原則 | 肥満治療を行う外科医のブログ

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先のブログで5つのホルモンについて説明しました。

ここで、ホルモンをダイエットの味方にする大原則についてお話しします。

 

1.お腹が空くと「グゥーッ」と鳴りますよね。それを「食べなきゃ」の合図にしてはいけません。もう少し待ちましょう。その間はエネルギー消費のチャンスです。

 

2.さぁ、いよいよ食べようかとする時、まず口にするのは、糖質がメインではいけません

食物繊維多め、もしくは、たんぱく質・脂質食前食として口にしてみてください。

食前食と書いたのは、それがメインの食事ではないからです。

メインの食事の前(15分程度)に、食物繊維たんぱく質・脂質つまみ食いしておくことで、胃や腸へ刺激が伝わり、グレリン(空腹ホルモン)の量が減っていきます。逆に満腹ホルモンのPYYGLP-1の分泌が促されます。

 

3.そして、メインの食事はやはり糖質少なめ、おかず多めでどうでしょうか。おかず多めと言っても、食前食を口にしている貴方は、いつもより「お腹が空いてないな」と感じているはずです。

 

4.問題になるようなインスリンの大量分泌は糖質を摂りすぎることにより起こりますインスリンが適度に出ている状態を作りだすことはダイエットには重要なポイントです。

 

5.このような食べ方をしばらく続けた貴方には、きっとレプチンが本来の力を発揮します。日頃の食欲は抑えられ、なおかつ活動的になりますから、ダイエットがうまくいく可能性が高くなるはずです。

 

ダイエットはホルモンを味方につけましょう!

 

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