以前にカロリー神話のお話しもしました。
カロリーは熱量を表す単位で、物理学エネルギーです。
よくコンビニ等で、カロリーを計算しながら食事を購入している肥満の方をお見かけします。
カロリー計算はしてもいいけれど、ダイエットにはあまり効果はありません。
「どの食品で摂ってもカロリーはカロリー」というわけにはいきません。
「太りにくいカロリーと太りやすいカロリー」があることを知っておきましょう。
三大栄養素はたんぱく質、脂質、糖質です。
たんぱく質
食事を摂ると体内に吸収された栄養素が分解され、その一部が体熱となって消費されます。たんぱく質のみを摂取したときは摂取エネルギーの約30%、糖質のみの場合は約6%、脂質のみの場合は約4%が消費されます。(たんぱく質は太りにくい!)
脂質
どの脂肪も1gあたり9キロカロリー。しかし、よい脂肪と悪い脂肪があります。
よい脂肪のオメガ9系脂肪酸(オリーブオイルなど)、オメガ3系脂肪酸(魚脂のDHA、EPA、エゴマ油、アマニ油)、摂るのに注意した方がよいオメガ6系脂肪酸(コーン油、大豆油)、そして悪い脂肪のトランス脂肪酸、酸化した油(開封して時間がたった油、使いまわしの油)。
よい脂肪は体にとって役に立ちますし、悪い脂肪は体にとって害になるのはもちろんのこと、ダイエットの邪魔をします。
糖質
体が使えないほど多く摂り過ぎれば、そのエネルギーの余りは脂肪として蓄えられていきます。
太りやすいカロリーです。
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