皆さんこんばんは✨
シャム猫に雇われているセラピスト
雫です💖
雫の歩んだ人生⏬⏬
久々に雫のライフヒストリーの話です。
過去のライフヒストリーを遡れば
わかるように
私はただの教員の母を持つ
しがない(貧しい)母子家庭でした。
しかし、母が急遽出家を決意しました。
その理由は
母方の父親、つまり私の母方の祖父は
お寺の出身です。
しかし十二人兄弟の末っ子でかつ
めちゃくちゃ優秀な人だったため
祖父は早くから東京に出て
中学の先生になり
最年少で東京都の
校長になリ大出世
私と母方の祖父母はいわゆる
スープの冷めない距離に
住んでましてある意味
二世帯住宅のように
身近に住んでました。
新百合ヶ丘という高級住宅街で
校長を退職後、初孫にデレデレしていた
おじいちゃんはきっと余生をゆっくり
新百合ヶ丘で過ごしたかったに違い
ありません。
しかし、祖父方のお寺を継いでいた
祖父の兄には子どもがいませんでした。
2300坪もあるお寺でしたから
子どもという後継者がいないとなると
当然後継者になりたいお坊さんが
僕が僕がと後継者に名乗りを上げて
いました。
事実上の世襲制である
お寺の仕組み。
お坊さんが利権のために
一生懸命争う姿を
まじまじと横で見てました。
10代のときに笑
祖父はあまりこのお寺を
子どもに継がせる気はなく
お寺の後継ぎとして母や母の弟を
育ててなんかいませんでした。
当然母の弟は超一流商社マンでしたので
年収1000万円以上の生活を手放して
お寺を次ぐつもりなんかはありません
でした。
そこで母が後継者として
名乗りを上げたのです。
そして晴れて住職と
なったわけなのですが
母が一人住職になってくれるなら
結構な話なのですが
そこで私の人生はがらっと
変わってしまいました。
将来はお寺を継ぎ
お坊さんとなる次男の
婿を取り
男の子を生み
その子どももお坊さんにさせる
このように私の人生は
勝手に決められてしまいました。
将来の夢を見ることも
女の子としての幸せを掴むことも
今まで努力をして勉強して
一生懸命頑張ってきたことを
発揮することも
全て奪われたのです。
そしてそれは仏の名のもとに
正しいことであると
思い込まされました。
私が修行に入るとき
母からも修行の指導員先生
からも言われた言葉があります。
お寺に生まれた子どもは
お寺で食わせてもらって
生きてきたんだから
嫌だったら飯を食うな
お寺を継ぐのが道理である
周囲のみんなは楽しく生きている。
希望をもって進路を探している。
しかし私にはその希望も夢もすべてを
お寺に奪われてしまった。。。
しかし、お寺、仏となると
どう考えても人として
間違っていることも
正義になってしまう。
そしてその正義に私は洗脳されながら
苦しむ日々を過ごしていく
地獄の日々が始まったのであった。
続く