私が韓国に来てびっくりした事の一つに「歌」があります。

 

日本で言う演歌が韓国だと「トロット」に当たると思うのですが、
どう考えてもトロット世代じゃない若い子たちも
何かの集まりでトロットが流れ始めると
一緒に楽しそうに踊りながら歌ってる光景を何度か見たからです。

 

テレビ番組でもそうですし、実生活でもそうです。

 

今年のチュソク(韓国のお盆)の休みの日のことです。
姑さんと夫の家族と義理のお姉さんの子供たちみんなでカラオケに行きました。
祖母、親、孫という3代でカラオケに行くという事だけでも軽くびっくりしました。
でも歌を歌い始めたらさらにびっくり。
姑さんの歌をみんなが一緒に歌うんですよね。
踊り付きで楽しそうに。

 

トロットって韓国人の魂?

 

姑さんも孫たちの歌う歌に手拍子したりしながら参加。
孫たちの歌うK-popは姑さんは知らないはずなのですが、だからと言って黙ってみてはいないんですね。

 

そっか、
ポップスや流行りの曲は若者のもの、
演歌は中高年のもの
みたいな固定概念がないのかも。

なんでも楽しめればオッケーなのかもしれないと思いました。

 

でもそれ以上に手段がなんであるとしても
誰とそれをして、どう楽しむかが大切なんでしょうね。

 

画像 コモンポストさんよりお借りしています。

韓国で買い物をしていると「1+1」というセールをよく見かけます。
1つの値段で2つ買えますよ、という意味です。

 

いってみたら半額という意味にもなりますが、
私が韓国に来たばかりのころは50%offという表示はほとんどなく、
1+1という売り込み方でした。


半額より、1つでも多い方が韓国人には売れるんですね。

理由は…
韓国人は一人で何かをするより一緒に何かをするのが好きです。
広告などを見ても
「○○銀行があなたと共にします」
「○○協会があなたと共にします」
「○○スーパーがあなたと共に」という売り文句が多く、
共にすることが好きで、そこに価値をおいてることに気付きます。

 

日本の広告で「○○銀行があなたと共にします」とか聞いたことないですよね?

 

子供たちを見ていても、みんなで分けて食べるのが当たり前。
公園で遊んでいても
初対面なのに突然お菓子を分けに来てくれる子がいたり、
うちの子供も一つしかないガムとかでも、
半分に割って一緒に食べようとします。
何か持って帰ってきても、
お父さんも一緒に食べるんだと夫が返ってくるまで待っていて、
小さなものでもちゃんと分けて食べます。

 

だから
誰かと一緒にという考えが根本にあるので、
数は多い方がいいという事なんじゃないかなって思ってます。

 

まぁ、おまけが好きという国民性もあると思いますが。

 

最近は韓国も核家族化が進んでいますし、
若い層の人は個人主義が浸透し始めてきちゃってますが、
こういう文化が守られていったらなんかあったかいなと思います。

多文化家族へのサービスで、キムジャンを一緒にして、できたキムチはお持ち帰りできるというイベントがあるのですが、
お隣の町、ピョンテクはその規模がすごい。

 

キムジャンは今日と明日で行われているようです。

キムチをつける場所は小学校のプール。
最初に白菜に大量の塩をまぶして、時間をおいて、
白菜がしなびたら水で洗って
そこに薬味を入れていくのですが、
その白菜をどうやらプールで、消防車を使って洗うようなのです。

 

というのはその数なんと白菜2~3000個!

 

私の妹の家では100個の白菜をつけると言っていましたが、二三千ってどんだけなんだろう…行ってみたい。

 

このキムジャン、期間も2日間で、
一日目は白菜に塩をまぶして洗う作業、
二日目は白菜に薬味を入れていく作業らしいです。

 

私も行けば参加させていただけたのですが、子供が熱を出してしまい断念。
話のタネに行ってみたかったです。

 

プールで消防車の水で白菜を洗う様子、動画撮りたかったなぁ。

 

キムジャンの3点セットと言われる
暖かい格好
エプロン
ゴム手袋(長いやつ)
にプラスして、長靴も必要でしょうね~。

↑画像お借りしてます。

 

ちなみにこの真っ赤な薬味と生の白菜で頂く茹でた豚肉、絶品です。
キムジャンの時に好んで食べられる料理です^^

韓国は移民者家族を多文化家族と呼び、地方自治体ごとにいろんなサービスを準備してくれています。

 

無料の韓国語教室をはじめとして、
今の時期であればキムジャン(大量のキムチを漬ける作業)体験、
そしてキムチの提供、
韓国の文化が体験できるような野外授業
(これは近くの観光地へのツアーだったり、
姑さんとの関係をよくするための温泉旅行だったり、
スキーツアーだったり、多種様々です)
標準より小柄な子供や妊婦さんに対して
お米・卵・野菜・牛乳などの食料品を
定期的に提供してくれるサービスなど
地方によって様々です。

 

しかし、これらのサービス、知らない人は受けられません。

 

というのは日本のように「こんなことやってますよ」という告知があまりされないのです。

 

ですから常に自分でどんなサービスがあるか把握して、申請して、受けられるようにしないといけません。

 

サービス内容は素晴らしいのですが、そんなサービスがあることが知らされないという…主体性の強い韓国らしく、「来たい人は来てね。来たら大歓迎!」って感じです。

 

サービスを知るための手段、人脈が必要です。

 

基本的な姿勢が、「待つ」のではなく「自分から行く」というところが実に韓国らしいなぁと思います。

 

主体性を持つことを訓練させられますね^^;

私が今まで子供を預けてきた家庭保育園の先生は、純粋に子供が好きで、仕事をされているというのが伝わってきます。

 

私が下の子を出産して入院していた時のことです。


韓国は2泊3日で退院です。


当時色々な事情で退院後に手伝ってくれる人がいない状態でした。
退院したら家事育児をどうしていったらいいだろう…不安に思っていたら
退院当日貧血で倒れました。

 

急きょ入院延長になったのですが、子供を見てくれる人がいません。

 

そんな時、入園して1カ月しか経っていない家庭保育園の園長先生が
「私が上の子預かりますよ」と言ってくださったのです。
しかも何の見返りも求めず。

 

というわけで、上の子は園長先生の家から先生の出勤とともに保育園に行き、
先生が勤務が終わると一緒に園長先生の家に連れて行ってくれました。


先生には大学生の娘さんもおられて、
その娘さんたちも歓迎してくれ、可愛がってくださり、
一緒にお風呂に入ってくれたり、遊んでくれたり、お菓子をくれたりしていてくれたようです。

 

2年たった今でも娘は「お姉ちゃんが遊んでくれて、お姉ちゃんのお母さんが美味しいものくれた」と話してくれます。

 

その上送り迎えも大変だろうと3ヶ月位は同じアパートだからとうちまでお迎えに来て下さり、終わってからもうちまで送ってくれました。

 

先生は未だに大学に行って講義を受けたりしながら勉強もされておられるのですが、
「大学でバザーをしていたので買ってきました」と娘にあう服を買ってきてくださったり、
誕生日やイベントごとに娘にプレゼントをくれたり、
娘の担任の先生も全く義務ではないのに、娘が可愛いと言ってキャラクターの可愛いネックレスを買ってくれたりして下さってました。

 

担任の先生が毎日カカオトークで送ってきてくれる娘の写真も多いときは10枚を越えました。
私と同じテンションで「今日はこんなことしたんですよ~、かわいいでしょ?」と。


その写真を見ながら、「愛されてるんだな」と感じていました。

 

しかし、経営が厳しかったのか園児が少なくて、生まれたばかりの下の子を入園させてほしいと4カ月くらいから言われ続けてました。
1歳を過ぎるまでは家で見るつもりでしたが、そんな事情もあり、下の子も同じ保育園に10カ月から通うことになりました。

 

家庭保育園というだけあって、その雰囲気もすごく家庭的です。


外国人だから早く韓国人のいる環境に入れたほうがいいとか、嫌なプレッシャーをかけられたりしたこともありますが、
この家庭保育園にはすごく感謝しています。

 

韓国人の親が子供にかける情もすごいのですが、家庭保育園の先生も一人の人に投入する情のすごさと温かみを感じます。

韓国には保育園と幼稚園と家庭保育園というのがあります。

 

家庭保育園は普通のおうちやアパートなどに玩具や本、教材などを揃えて
子供たちがいられるような環境を作って子供たちを預かってくれます。


ですので園児も多くなく、多くて20人、少なければ10人以下のところもあります。

 

アパートの中にいくつも家庭保育園があり、
そこに通うと自分が住んでいるアパートと同じ環境に玩具などが準備されている状態になっています。


ですので、見慣れた環境の中で、先生と数人のお友達と過ごすのです。


私の子供が通っていた保育園は家族写真をお部屋に飾ってくれていました。
それを見て安心して子供が遊ぶのだそうです。

 

園児も先生もかなり小規模なので「もう一つの家」に通う感覚です。

 

兄弟がいない子でも、園に行けばいつものお友達がいて、先生が遊んでくれます。

 

家庭保育園は0歳から預けられます。
しかも国が補助してくれるので保育料はかかりません。
(オプションで何かの教育があったりするところは、オプションを選ぶとその分払わないとですが)
なぜか年齢を追うごとに国が負担してくれるお金が少なくなり、小学校に上がる前の子が一番負担金がかかります。

 

外国人の私にとって家庭保育園はありがたい存在でした。

 

一人で見ているとイライラしてしまったりすることもありますが、
先生は冷静に子供の立場で見てくれます。

 

しつけにおいても、なかなか子供に伝わらなくて、どう伝えていいか相談した時も
「まず子供の立場に立って共感してあげることです。
 そうすれば子供は分かってもらえたと思って、お母さんの言うことも聞くようになりますよ」
とアドバイスいただいたり。

 

自分の子供という責任や日々の雑事のイライラから子供への対応が自己中心になってしまう時も
励まし、アドバイスを頂いてきました。

 

離乳食期から今に至ってもあまり食べてくれないうちの子たちでも
保育園に行くと、
ほかの子たちが食べているのを見て、自分も一生懸命食べたり、
先生がほめてくれるので自分も褒められたくて食べてくれたりしていました。

 

こういう家庭保育園という場所を無料で使えるというのはありがたいです。

 

あまりお金にならないと言われている家庭保育園、ほぼボランティアのようなものだと聞いたことがあります。


先生方は子供が好きで見てくれていて、維持して下さってることもありがたいなと思います。

ちなみに写真は息子の保育園の体育の授業の様子です。

 

今日はちょっと一息、食べ物ネタです。
夜勤明けの夫とチュオタン食べに行ってきました^^


チュオタンとはドジョウ鍋です。


ドジョウをゆでて、粉々にしたものを、シレギ(ダイコンの葉)やエゴマの葉、そしてもちろんニンニク、唐辛子粉を入れ、韓国のみそ、テンジャンで味を整えます。

 

姑さんの家で作ってみたことがあるのですが、
ドジョウをゆでて、
ざるにあげ、それをお玉などでこして骨をとり、
骨をすべて取った状態でまた身を鍋に戻し、
あらかじめ用意しておいたニンニクや唐辛子粉で味付けしておいた
一緒に煮込む野菜(シレギやエゴマの葉など)を入れて、ぐつぐつ煮ます。

 

この過程が匂いはするし、手間がかかるしで
おうちではなかなかやる気にならず、
外食で頂きます^^;

寒くなればなるほど体があったまる食べ物が多くて、
韓国にいる幸せを感じます*^^*

情の深い韓国は家族関係がかなり濃いです。
そして親族の結束も強いです。

 

私はちょっと失敗してしまいましたが、
夫の家族だけでなく、兄弟ともかなり仲良くして
一緒にお出かけしたり、
お互いお泊りに行ったりする人も多いです。

 

何かあったときは夫の兄弟を頼りなさい
というのも何度も言われてきているし、
実際何かあると氏族で助け合うのは当然という考えがあります。

 

2012年にあった
「ハイキック!短足の逆襲」というドラマの中でも
借金に追われ、夜逃げした家族が
行く先なく最後に向かったのが奥さんの兄弟の住む家。
二人の弟が住む家に突然お姉さん夫婦と高校生の子供が押しかけます。
でも弟たちはお姉さん夫婦を受け入れ、奇妙な共同生活が始まります。
というドラマでした。

 

これはドラマの世界だけでなく、
私の知り合いでも、
夫の兄弟夫婦が働いているので、子供を昼間預かったり、
兄弟のうちの一人が感染する流行り病にかかった時も
ほかの兄弟に移らないようにと何日も子供を預かったりしてて
先週からずっと一緒にいるんだよとかいう話もよく聞きます。

 

そんなわけで私も、買い物していてもいつも
何か安いとお姑さんだけでなく、お姉さんの分もと意識が行きます。
夫がそれを望むし、お姑さんやお姉さんもそうして下さるからです。

 

関係構築に苦労したりもしますが、
氏族で結束してきた歴史をひしひしと感じます。

情の深い韓国は家族関係がかなり濃いです。
そして親族の結束も強いです。

 

私はちょっと失敗してしまいましたが、
夫の家族だけでなく、兄弟ともかなり仲良くして
一緒にお出かけしたり、
お互いお泊りに行ったりする人も多いです。

 

何かあったときは夫の兄弟を頼りなさい
というのも何度も言われてきているし、
実際何かあると氏族で助け合うのは当然という考えがあります。

 

2012年にあった
「ハイキック!短足の逆襲」というドラマの中でも
借金に追われ、夜逃げした家族が
行く先なく最後に向かったのが奥さんの兄弟の住む家。
二人の弟が住む家に突然お姉さん夫婦と高校生の子供が押しかけます。
でも弟たちはお姉さん夫婦を受け入れ、奇妙な共同生活が始まります。
というドラマでした。

 

これはドラマの世界だけでなく、
最近娘の友達のお父さんがなくなったようなのですが、
娘曰く「おばちゃん(亡くなった方のお姉さん)の家から通ってるんだよ」だそうです。

 

ああ、リアルにもそうなんだなと感じた出来事でした。

 

私の知り合いでも、

夫の兄弟夫婦が働いているので、子供を昼間預かったり、

兄弟のうちの一人が感染する流行り病にかかった時も

ほかの兄弟に移らないようにと子供を預かったりしてるという話もよく聞きます。

 

そんなわけで私も、買い物していてもいつも
何か安いとお姑さんだけでなく、お姉さんの分もと意識が行きます。
夫がそれを望むし、お姑さんやお姉さんもそうして下さるからです。

 

関係構築に苦労したりもしますが、
氏族で結束してきた歴史をひしひしと感じます。

私が韓国に来て驚いたのはお店の移り変わりの早さ。

 

軽井沢生まれの私は物心ついたときから銀座通りは結構行ってて、
去年まであったお店がなくなってたという経験をしてきてはいたけど、
韓国はもっとすごい。

 

1年でお店が2回、3回と変わることもあります。

 

ちょっと前まで携帯屋さんだったのに、
気がついたらジャジャン麺のお店になってて、
と思ったらカフェになってた。

とかよくある話でして。

 

その関連性のなさにもびっくりします。

 

何人かの韓国人に理由を聞いてみたのですが
「経営がうまくいかないからでしょ」
と当然のことのように答えるます。

 

経営うまく行かないからってそんなに改装ばかりしてて大丈夫なのか?

と他人事ながら心配になります。

 

しかもその改装もあっという間。
数日のうちに終わってしまいます。

 

何事も「早く早く!」が口癖の
韓国人の仕事の早さにもびっくりします。

 

韓国は改装会社がかなり大活躍ですね。
あんなに頻繁にやってるので需要はありそうです。

 

でももしかしていい場所を探し求めて自ら改装しつつさまよってらっしゃるのか?

韓国の方はたくましいので、それもあるかもなと思ってしまう私です。

 

というわけで、韓国で老舗って言葉あまり聞きません。
美味しいもの食べに行こう!と言っても
「最近○○に○○のお店が出来たらしいよ、行ってみる?」
って感じが多いです。

 

いろんなところのいろんな味を楽しめるのもいいのですが、
美味しいものは厳選して食べたいという願望もある私にとっては、
「まぁ行ってみよう!」という感覚はちょっと残念に思ってます。