パン、毎日食べるもの
好きなパンのタイプは、
粉の香りがぷ~んとして、粉のうまみが口いっぱいに広がるもの。
バゲットなら皮はまるで揚げたかのように香ばしくて薄くてぱりぱりしているのに
中はしっとりも~~~っちりしているもの。
塩気を感じるくらいの方が好き!!
おいしいバゲットは、
よく焼いて膨らんだお餅に香りも味も似ている、と言ったお友達がいたけれど、
私も本当にその通りだなぁと、思います。
翌日でも、冷めても、おいしいのはおいしいのです。
日本では残念なことに焼きすぎてバリッバリになってしまい
中はすっかすかで乾燥しすぎたバゲットが多い気がします…。
お好きなパンのタイプ、どんなのですか?
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パンを自宅で焼くようになって7年くらい。
最初は岩のような、っていうか岩、が、オーヴンから出てきました~…
習っている間はいろいろな種類のパンを作りましたが、
ここ数年は、シンプルな、毎日食べるパン。
ずっとはるゆたかを使ってきましたが、最近フランスの小麦に変えてみました。
これこれ、この味このにおい!!と言いながら、食べてます♪
粉、水、さとうきび糖、塩、白神こだま酵母。材料は、これだけ。
仕込み水は、お気に入りのパリのパン屋さんのひとつのバゲットB.P.をもらってます^^
時々、レーズンなどのドライフルーツやゴマやけしの実などが入ったり、
スキムミルク、牛乳、生クリーム、卵などが加わったりもしますが
一番のお気に入りは、炊いた玄米☆
ある日の朝食は、この玄米パンをタルティーヌ風に。
いちじくと栗のコンフィチュール。
ガトーバスク、秋ヴァージョン☆
バスク地方は、フランス南西部からスペイン北東部にかけて広がり
独自の文化や言語があります。
チョコレートがもたらされた最初の地でもあり、
ショコラティエがたくさんあり、また、夏のヴァカンスシーズンともなると
あちらこちらから太陽と海を求めて人々が押し寄せてきます。
このバスク地方(主にフランスサイド)で作られているのが
とっても素朴でシンプルながらおいしいお菓子、ガトーバスク。
さくらんぼのコンフィチュール入りがオリジナルですが
フランジパーヌ(クレームパティシエールとクレームダモンドを合わせたもの)入りと
チョコレート味の3種類を必ずと言っていいほどどこのお店でも見かけました。
私はさくらんぼ入りが一番好きです^^
大好きなガトーバスクを実際にバスク地方へ行って食べてみたい!
と思っていた去年の夏。
たまたまパリで借りたお部屋のオーナーマダムのご実家がBiarritzにあり
一緒に行きましょうよ、と誘ってくださって
なんともまぁ図々しくおばあちゃまのお宅に4~5日お世話になってしまったのデス^^;
初めて会う、しかも外国人の私を
快く迎えてくれたおばあちゃまと、明るいマダム。
そのおおらかさはなんといってもフランス的、いやバスク的、なのかもしれません。
先日のモンブランレッスンの時に出た余りの栗のペーストと
去年買ってきたイッツァスーのコンフィチュールデスリーズを詰めて焼いてみました。
ちょっと甘めの仕上がりだったけれど、おいしい秋のガトーバスクの出来上がり。
こんな風にアレンジしてみても、やっぱり伝統的な地方菓子は
オリジナルが一番なのだなぁ、と思うのです。
ブルゴーニュの秋をまねて
今BSで毎日やっているブルゴーニュの小さな村シリーズ。
とっても楽しく見ています。今晩の放送も楽しみ。
見逃さないように、視聴予約しています^^
栗とぶどうのマリアージュがすばらしい、と紹介されていたので
早速チキンとワインを買ってきて
先日頂いた栗と一緒にコトコト煮込んでみました。
みじん切りにしたにんにく、たまねぎ、にんじんを炒めた後、
チキンと栗とワインを入れて煮込むだけ☆
ワインは日本産の亜硫酸塩無使用のもの(数百円の手ごろなものです~)を
一本全部投入。水気が少なくなったら、水を加えてさらに煮込みます。
テレビではあまり野菜を入れていませんでしたが、
そこはちょっと私流にして^^ きのこ、ズッキーニ、パプリカを加えました。
翌日さらに煮込みます。
激しくかき混ぜないように、そして煮立たせないようにすれば
栗もそんなに煮崩れなかったです。
炊いた玄米を加えたパンを焼いて、ちょっと簡単ですが夜ご飯。
昨日は豚塊肉ににんにくと塩コショウ、ハーブで下味をつけたものを
オーヴンで2時間じっくり焼いたものに
お庭で採れたりんごを使って作ったソースを添えたお料理が紹介されていました。
これまたとってもおいしそうで…
でも今晩は、和食です。