お菓子教室S.F.O.B. -487ページ目

ショコラ

チョコレートは加工せずにそのままいただくのが断然好きだった私。

だからあんまりチョコレートケーキとか、ブラウニーとか

ショコラショーとかココアとか、好んでは選ばなかったのです。



でも去年パリでモエルーショコラやパンオショコラ、

ムースオショコラ、タルトオーショコラなどを食べてから、開眼!!

レッスンでご紹介するお菓子や、ご注文のお菓子、

はたまた差し上げるお菓子やおやつにいたるまで

あれやこれやと作ってます^^



小さな小さな子供が、危険を冒してカカオの木に登りカカオポッドをとります。

朝から晩まで、安い賃金で一日中働かされるカカオ農園。

10mにもなる木から落ちて、怪我を負ったり、最悪亡くなってしまう子もいるそうです…

いろいろな事情で、労働を余儀なくされているとは言え、

「これって、なぁに?何になるの?」

と、カカオポッドが何なのかも知らないなんて

本当に胸が締め付けられる事実です。本当に悲しいです。

このことをテレビで見て知ってからは、

チョコレートはどれもみなありがたくいただき、

ボールやスパチュールについたものもきれいにぬぐうことにしています。



レッスンでも、口うるさく(苦笑)ボールや道具についた材料を

きれいにぬぐって使いましょう、と申しておりますが^^;

こんな悲しい事実からと、環境を汚染する油を少しでも減らしたいのです。


2006


豊かな生活は、決して雲の上に成り立っているのでは、ないのです。

必ず弱い者から、何かしらの形で、搾取しているのです…。




りんご、整列~


Tarte aux Pommes


生地でふたをしていないものをタルト、
表面を生地で覆っているものをパイ、と本来は定義されているようです。

お菓子の本で、以前読みました。


日本では基本的にフォィユタージュをパイ生地と呼ぶので

これもアップルパイ、になるのかしらん?

フォイユタージュにクレームダモンドピスターシュとりんご。

仕上げにナパージュをかけて見目麗しくつやつやに。

それだけなんだけど、サクッ&ジュワヮヮヮ~、のおいしい二重奏♪

姪は喜んでくれるかな~



タルト オー ポンム。

こんな風にスライスしたりんごをきれいに並べて

焦げてる?!位に焼くのがフランス風☆

表面を生地で覆うパイタイプって見たことないけど

もしフランスの普通のブーロンジュリーやパティスリーで見かけたよ、

という方がいらしたら、ぜひご一報を^^




Moelleux Chocolat 3種。

一息ついたので、やっととりかかれました。



Moelleux a la Fraise


大好きな、Moelleux Chocolat。モエルーショコラ、柔らかいチョコレート。

その名の通り、中がトロ~っとしていてとろけます~。

いろいろな作り方、配合がありますが

大好きなArnaud Larher氏のルセットで作っています☆

特別なことは一切しないし、常温でとろけるこのお菓子。

今回はNature(プレーン)、Fraise(いちご)、Framboise(木いちご)の3種類を焼きました。

配合や混ぜ方を変えてみたけれど、オリジナルに近づいたかなぁ…?

3月にまたパリで食べられるのが楽しみ♪



先日頂き物をしたお礼。


お口に合うといいな。