栗のアントルメ、2作目
モンブラン風のアントルメ、というご注文がほぼ同時に2件。
クレームドマロンをモンブラン口金でトップに絞り出すデコールは
自分としては美しく感じない(ごめんなさい><)。
さぁて、どうしようか!!
構成からデコールまで、悶々と考える日が続きました。
私のモンブランのクレームドマロン味が好きだとおっしゃってくださったので
配合をもう少しだけ変えてムースとして仕込み、
ブリュレと自家製渋皮煮を中に入れてみました。
表面にはチョコレートをうねうねとコルネで絞り
モンブランをイメージ^^
和栗のアントルメとはまた違った、
まったりとした栗のお菓子ができました。
1台目は、好評!
2台目を、明日から仕込む予定。
お口に合うといいな。
Boeuf Bourguignon
ご注文のお品の製作とその納品がいくつか重なり、
忙しくなるのが目に見えていたので
ちょうど少し寒くなってきたこともあり
煮込み料理を2点火にかけながらの作業となりました。
二人暮らしなのでおでんは一冬に1~2回。
いろいろなタネをたくさん入れたいのですが
そうともいかず、佃權のおでんだねセット+アルファ。
それでも今回は1時間茹でてにおいを取った牛すじを入れてみたりして
結構おいしいおでんができました。
そして2日かけてコトコト煮込んだBoeuf Bourguignon… もどき(笑)
ワインはブルゴーニュ産のを使ってないからです^^;
先日買った「旅」という雑誌に載っていたルセットを参考にして
カブやらきのこやらを加えて、ただただ煮込むだけ~
私は作業の合間のお昼ごはんに食べ、
家族は昨日の夜食べましたが、
まさか… 全部食べちゃうとは!!
2日かけて煮込んだブッフ ブルギニョン、数十分でなくなる…TT
Guimauve Exotic
”うすべにたちあおいの根、砂糖、アラビアゴムを煮詰めたものに
泡立てた卵白をくわえて整形したお菓子(引用 仏英独和洋菓子用語辞典)”
薬用植物で、のどの炎症を抑えたり、咳止めに効果がある。
英語ではMarshmallow,フランス語ではGuimauve。
現在ではたちあおいの根は使われず、ゴムの代わりにゼラチンが使われる。
リュクサンブール公園までの道沿いにあるパティスリーには
いつも巨大な(カットしていない)ギモーヴがたくさん並んでいて、
買ってみようかなぁ、どの味がおいしいかなぁ、一度作ってみたいなぁ、
と通るたびにガラス越しにじっと眺めてました(笑)
来年の3月に行った時には、買ってみよう。
冷凍庫に残ったピュレが結構あったので、
思い切って作ってみました。
本にあった某有名パティシエのルセットをちょっとアレンジしてみたところ、
う~ん… やっぱりアレンジしない方が良かった?的な出来上がり、
ではありましたが(苦笑)
まぁまぁおいしいです。
ただちょっと万人受けするお味ではないため、自家消費、かな~
フルーツのピュレとお砂糖だけで作るこのルセットは
アレルゲン除去中の人でも食べられるお菓子。
しかもフルーツのピュレを使うので、味もフレッシュでおいしい駄菓子。
もう少し研究してみようと思います。