お菓子教室S.F.O.B. -453ページ目

ケックオーテシトロン

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今月はどちらのクラスもケック(パウンドケーキ)。

本格フランス菓子クラスでは、

ケックオーテシトロン(国産レモンと紅茶のケック)と

クレームキャラメルを作ります。

こちらのクラスでは別立て法をご紹介しています。


レッスン後は共立て・別立て・シュガーバッター法の違いと作り方をご説明。

ぜひ、バターが手に入ったら他の方法でも作ってみてくださいね!

そしてお気に入りのケックを見つけてくれたら嬉しいです。


卵黄とバターの乳化に苦労しましたが、とてもおいしそうなケックが焼きあがりました♪

グラスアロー(正確にはグラスアローではないですが…)をかけてお化粧し

ピスターシュを散らしたらラッピングして出来上がり☆

OPPシートで三角包みにしてリボンをかけてお持ち帰りいただきました。

今すぐどなたかにプレゼントできそうな、とってもステキな仕上がりです!


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クレームキャラメルは、きっと誰もが懐かしく感じ、ほっとするお味の

いわゆる”プリン”を作りました。

スが入らないように、滑らかでぷるんとしたクレームキャラメルに焼き上げるコツをお伝えしています。

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うまっ♪

大人も奪い合うようにして食べた(苦笑&恥)、チビ太用ムース。

甥っ子は、「うまっ*^^*」っと言って嬉しそうに食べました。


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奥に写ってるヨーグルトのアントルメより、コレの方が人気だったのはちょっと複雑…


食物アレルギーのある甥がいることは以前書いたことがありますが

彼も1歳と5ヶ月になり、体の大きさも食欲も人並み以上なため^^;

私たちが食べているものは、もちろん何でも欲しがります。


今までは、たとえば私たちがフレジェなら

甥にはいちごのクリュンブルやいちごのゼリーなど

「同じだよ」と言えるものを専用に作ったりしてきましたが

やっぱり焼き菓子系か、ゼリー系になってしまうし

小麦・乳・卵がダメなため、食材がかなり制限されることもあり、

味がマンネリしてしまうことにも限界を感じていました。

味も食感も、いわゆる私たちが知っているお菓子ではなく

やっぱりアレルギーっ子用の、お菓子の域を出ないんです。

それに、いつか自分も”白い””クリームがのってる””ふわふわした”お菓子を

食べたがるのではないかという心配もあります。

それを我慢させたりするのだけは、伯母としてしたくない。


今回初めて、生菓子を作ってみました。

みんなと同じ見た目の、ムースを食べさせてあげたくて。


多少においが気になるとはいえ、まぁまぁおいしいのができました。

本人がおいしいと感じて、喜んでくれればそれでいいのか、

それともお菓子を作る者として、妥協せず味をも追及するべきなのか

そこはとても難しいところですが

少しずつ勉強して、おいしいものを作れるようになってあげたいと思います。


***


アレルギーっ子のためのお菓子、というテーマを追加しました。

まだまだ勉強が必要なので、レシピは載せられませんが

いつか食物アレルギーと上手に付き合うためのひとつのヒントになるような

テーマ内容になったらいいなと思います。


Des Gateaux et du Pain

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去年Montparnasseから歩いて

Pasteurのピエールエルメに行く途中に偶然通りかかったお店。

見るからにP=Hで働いてらした感じがして

なんとなく入ってみたのでした。


日本に帰ってきてから、雑誌で紹介されているのを見て

やっぱり~~ と納得☆

P=Hにいらしたパティシエールが開いたお店です。


スタイリッシュな店内には、パン、ヴェノワズリー、焼き菓子のほか

ガトーが美しく並べられています。

去年はパンオーショコラを買い、

今年はマドレーヌを買ってみました。


ここは焼きもの系が私はとってもおいしいと思います。

去年食べたパンオーショコラはビックリするほどおいしかったし、

マドレーヌは、シンプルに小麦のうまみを感じられる

滋味あふれるお味。

こういう素材の味をダイレクトに楽しめるお菓子を頂くと

シェフの、食べ物に対するリスペストを感じます。


ショウウィンドウには、

パティシエールらしい、かわいいピエスが飾ってありました。

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Des Gateaux et du Pain

63, Boulevard Pasteur 75015

M:Pasteur

休み:火


地上に出たら、坂を上った左手にあります。

Montparnasseからも歩ける距離です。