ケックオーテシトロン
今月はどちらのクラスもケック(パウンドケーキ)。
本格フランス菓子クラスでは、
ケックオーテシトロン(国産レモンと紅茶のケック)と
クレームキャラメルを作ります。
こちらのクラスでは別立て法をご紹介しています。
レッスン後は共立て・別立て・シュガーバッター法の違いと作り方をご説明。
ぜひ、バターが手に入ったら他の方法でも作ってみてくださいね!
そしてお気に入りのケックを見つけてくれたら嬉しいです。
卵黄とバターの乳化に苦労しましたが、とてもおいしそうなケックが焼きあがりました♪
グラスアロー(正確にはグラスアローではないですが…)をかけてお化粧し
ピスターシュを散らしたらラッピングして出来上がり☆
OPPシートで三角包みにしてリボンをかけてお持ち帰りいただきました。
今すぐどなたかにプレゼントできそうな、とってもステキな仕上がりです!
クレームキャラメルは、きっと誰もが懐かしく感じ、ほっとするお味の
いわゆる”プリン”を作りました。
スが入らないように、滑らかでぷるんとしたクレームキャラメルに焼き上げるコツをお伝えしています。
うまっ♪
大人も奪い合うようにして食べた(苦笑&恥)、チビ太用ムース。
甥っ子は、「うまっ*^^*」っと言って嬉しそうに食べました。
奥に写ってるヨーグルトのアントルメより、コレの方が人気だったのはちょっと複雑…
食物アレルギーのある甥がいることは以前書いたことがありますが
彼も1歳と5ヶ月になり、体の大きさも食欲も人並み以上なため^^;
私たちが食べているものは、もちろん何でも欲しがります。
今までは、たとえば私たちがフレジェなら
甥にはいちごのクリュンブルやいちごのゼリーなど
「同じだよ」と言えるものを専用に作ったりしてきましたが
やっぱり焼き菓子系か、ゼリー系になってしまうし
小麦・乳・卵がダメなため、食材がかなり制限されることもあり、
味がマンネリしてしまうことにも限界を感じていました。
味も食感も、いわゆる私たちが知っているお菓子ではなく
やっぱりアレルギーっ子用の、お菓子の域を出ないんです。
それに、いつか自分も”白い””クリームがのってる””ふわふわした”お菓子を
食べたがるのではないかという心配もあります。
それを我慢させたりするのだけは、伯母としてしたくない。
今回初めて、生菓子を作ってみました。
みんなと同じ見た目の、ムースを食べさせてあげたくて。
多少においが気になるとはいえ、まぁまぁおいしいのができました。
本人がおいしいと感じて、喜んでくれればそれでいいのか、
それともお菓子を作る者として、妥協せず味をも追及するべきなのか
そこはとても難しいところですが
少しずつ勉強して、おいしいものを作れるようになってあげたいと思います。
***
アレルギーっ子のためのお菓子、というテーマを追加しました。
まだまだ勉強が必要なので、レシピは載せられませんが
いつか食物アレルギーと上手に付き合うためのひとつのヒントになるような
テーマ内容になったらいいなと思います。
Des Gateaux et du Pain
去年Montparnasseから歩いて
Pasteurのピエールエルメに行く途中に偶然通りかかったお店。
見るからにP=Hで働いてらした感じがして
なんとなく入ってみたのでした。
日本に帰ってきてから、雑誌で紹介されているのを見て
やっぱり~~ と納得☆
P=Hにいらしたパティシエールが開いたお店です。
スタイリッシュな店内には、パン、ヴェノワズリー、焼き菓子のほか
ガトーが美しく並べられています。
去年はパンオーショコラを買い、
今年はマドレーヌを買ってみました。
ここは焼きもの系が私はとってもおいしいと思います。
去年食べたパンオーショコラはビックリするほどおいしかったし、
マドレーヌは、シンプルに小麦のうまみを感じられる
滋味あふれるお味。
こういう素材の味をダイレクトに楽しめるお菓子を頂くと
シェフの、食べ物に対するリスペストを感じます。
ショウウィンドウには、
パティシエールらしい、かわいいピエスが飾ってありました。
Des Gateaux et du Pain
63, Boulevard Pasteur 75015
M:Pasteur
休み:火
地上に出たら、坂を上った左手にあります。
Montparnasseからも歩ける距離です。




