ネコネコ物語。
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カフェで無事にご対面した
マリコとネコオくん。
プロフィールに使っている写真が
アイコンになって
毎晩メッセージをしていたので、
リアルなネコオくんの登場に
はにゃ?となったけど、
髪型が違うだけなのかな。
まぁ、別にいいか。
すべてがネコオくんに見える
妄想メガネをかけて
過ごしてみました。
表参道のテラス席とはわけがちがう。
台風が近づいていて、
そこそこ風が強く、波が高い日。
海沿いカフェのテラス席で
私の顔はベタベタでドロドロ。
だがしかし、もうどうしようもない。
手遅れである・・・。
そして、ネコオくんは
ネコオ君で・・・
汗が滴り落ちて止まらない。
きっと遅刻で急いできたから
だと思うけれど、
一向に汗がひかない。
否
そうではない、そうではないのだ。嗚呼、色白でもやし系男子のネコオくんには、きっとこのテラス席は暑すぎるんだ、何も言わないし、ずっと笑ってくれているけれど、手に握りしめたハンカチが手放せない。絶対、もう暑いにきまっている。追加のビール注文が止まらない・・・。もはや一気飲みが続く飲み放題コースか!っていうくらい・・・。
マリコとネコオくん
ドロドロとポタポタ
真夏の熱い試合である
会話は弾んでいるのかいないのかすら、たぶん、お互いにわからない。それくらい、自分の内的会話に必死な私たち。(ネコオくん:暑い、暑すぎる。休日は家で勉強ばかりしているし、僕は日光に当たることが少ないんだ、なんなんだココは、目の前の海はとても綺麗だ、こんな景色はいつぶりだろう。とてもいい景色。だが、暑い、汗が止まらない、汗よ、僕の汗よ、いい加減に止まってくれ)(マリコ:ああ、私の顔はもうテカテカを通りこしてベタベタ。普段しないメイクもしたし、どれだけ崩れているんだろう、このおしぼりで顔を拭きたい、手のひらで頬を隠して、かわいく隠せばいいかな。ってか、それはそれでおばさんがキモいよね、もうこれはどうしたらいいの?)
どちらかも先制攻撃を受けていないのに、追い込まれている私たち。もう、あのとき、何の話をしたのか、全然思い出せない。お互いの婚活の経験談、さらに元妻・元夫との馴れ初めとか、もうテンパっている私たちは、離婚理由ではなく、なぜか馴れ初めですよ、馴れ初め!過去の出会いについて語り合う私たち。
ばか、ばか、ばか、ばか、まりこのばか。あぁ、冷静になって振り返ると、ほんと、なんて話をしてたんだろう。これも、きっと婚活ではなく「猫友」枠だからかもしれませんね。そう。だって、ネコオくんからは婚活していません、って、最初に言われてたしね。話の節々からも、それはちょっと伝わってくる。
大人の片思いかぁ。これ、どうやって攻略していけばいいんだろうなぁ。恋活でもいいかなぁ、でもなぁ、ネコオくんって、マリコの3ミリしかないストライクゾーンに入ってるんだよなぁ。。。んーーーー、こういう場合、ってどうしたらいいんですかね。
そして、ランチの時間は終了です。
さぁ、勝負!
このあとどうしますか?
+++
いつもだったら、ここで解散。
でも、マリコのマは、「負けない」のマ。
勇気を出して、聞いてみたのです。
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つづき、書きました。