昨日、第19回 フィットネスセッション という日本最大のトレーニング指導者向けのコンベンション、
私の担当の講座が昨日、無事に終了。



沢山の方に受講いただき、有難うございました。



受講者の方にお話を伺ってみると、
このblogから事務局サイトに飛んで申し込みをされた方もいて、
ネットとblogの力を改めて認識した。



中には、格闘技時代の私を、口伝で聞いて知っていて、
来場された方も数人いて、
世の中の狭さと、人のつながりについても改めて考えさせられた。



それはそれで良いのだが…



実は…   大失敗しちゃったんです…    




当日、ある実技に使うつもりで、
参加の皆さんに「ペットボトル」を持参いただくようにお願いしていたのだが、
それを使うドリルを実施するのを、すっかり忘れてしまったんですーっ!!!


皆さん、本当に申し訳ありませんでした――っ(土下座)



私、基本的には立ち直りが早い方なんですが、
今回ばかりは、完璧、且つ大きなミスで、
さすがに今日になっても後悔の念が拭えず…



しばらく落ち込む日々が続きそうです。



山にでもこもるか…


前回は 私自身をを「究極の雑草型トレーナー」として、「王道型トレーナー」の対比として解説してみた。
さて、前回の最後に書いた、「王道型」と「雑草型」の中間とは…?



私のような“明確な資格を持たないトレーナー”を「雑草型」として、
“中間”とは何らかの「国家資格」を持って、トレーナー活動を目指すルートである。
つまり、
「鍼灸師・マッサージ師・指圧師・柔道整復師・理学療法士・作業療法士」
などである。
これらは全て「国家資格」である。



以前のエントリーにも 書いたように、
日本では未だに「治療的処置(施術)」を求める声が多くのアスリート・チームにあり、
特に「鍼灸師・マッサージ師」はニーズが高い。
鍼灸師などは、鍼灸の団体で「鍼灸トレーナー」なる認定や教育なども始めており、
こちらの「医療類似行為」の方向から「トレーナー(的)」活動を目指すやり方もあると思われる。




このような日本の現状を睨んで、
NATAのATC資格 や、日体協AT取得 の後だったり、
同時進行で「鍼灸師」などの資格を目指す人も多い。
それだけ現場のニーズが高いわけで、
この「アスレティックトレーナー資格」と「鍼灸師」の資格の両方を目指す事が、
ある意味に於いては、「究極の王道型」と言えるだろう。





さて、私が大変お世話になっているこちらのトレーナーの方 より、
「理学療法士はどうなのか?」とのご質問をいただいたので、
少し書いてみたい。

(例によって、あくまでも私見なので、間違ってたら指摘して下さい。)




私の施術所に、患者さんとして理学療法士の方がいらっしゃっている。
(病院に勤めているのに、これはこれで問題かも知れないが。)
その方と、施術中に色々、そちらの業界の事を尋ねてみた。



理学療法士(リハビリテーション)は、学校を出て国家試験に合格すると、
いずれかの病院に就職をする。
基本的には、贅沢さえ言わなければ就職は100%だそうで。
実はその、「贅沢さえ言わなければ…」がミソらしい。



理学療法士の学校に入る人の中にも、当然「スポーツトレーナー」になる事を考えて入学する人も多い。
そうなると、卒業後もそれに絡んだ経験を積める病院を目指す事になるが、
病院の「リハビリ室」というのも、医師の「専門」のように、
その病院によって主に力を入れている部分が異なるらしい。



例えば、「回復期専門」とか、「脳麻痺専門」とか…。
ほとんど「老人」を専門にしている病院もあるし、ほとんどホスピスのような所もある。
また「整形」が中心、と言っても、
その中でも「肩関節」が多い、「膝関節」が多いなど、かなり特色があるらしいのだ。
そうなると、「トレーナー」を目指すとなると、数箇所の病院を渡り歩かなければならず、
それに希望通りの専門を扱っている病院にタイミングよく入れるとも限らず、
実態はなかなか難しいようだ。



また、病院としては「整形外科を中心に」扱っていても、
直属の上司が「アスレティックトレーナー」のようなものに興味が無い人がいると、
結局は現場でリハビリ以外の事をやるとかなり嫌な顔をされるらしく、
結局は自分のプライベートの時間で勉強するしかないそうだ。
我々は「理学療法士」と言えば「リハビリのエキスパート」と考えがちだが、
実は、経験のある部位以外については、意外に知らない事も多い。




ただし、そうは言っても医療機関での経験は大変貴重だし、
「アスレティックトレーナー資格」と併せていれば、重宝がられるであろう。
ただ、スポーツの現場、という事を考えると、
のんびりリハビリ、というわけにも行かず、
「リハビリなら病院に任せりゃ良いじゃん」となる可能性もあり、
現場のトレーナーは別の能力を、という事になるかも知れない。



だから「トレーナーになるには理学療法士は意味無い」という事ではなく、
他の何か(手技療術的な技術、トレーニングに精通している)の能力を持てれば、
やはり有効であるし、万一トレーナーに就けなくても仕事的には潰しが利くだろう。






まとめると、
「王道型」を通ってのトレーナーを考えるならば、
まずは何らかの(日本・アメリカ)アスレティックトレーナー資格を目指し、
次には、敢えて優先順位を付けるなら「鍼灸師」を取り、
時間・金銭の事情が許せば「理学療法士」が取れれば鬼に金棒、となるのではないだろうか。



少なくとも、今の日本では。



いかがでしょうか?





前回は 私見と独断で、
「王道型トレーナー」と「雑草型トレーナー」があると書いた。
(もし気を悪くされた方がいたら、お詫びします。)


さて、今回は私もそうであるが、「雑草型」について。
④日本独自規格のスポーツトレーナー や⑤“トレーナー”に対するオーダー(要望)は千差万別 のエントリーでも触れたが、
日本では単に「アスレティックトレーナー」という括り以外にも、
様々な「トレーナー的役割」が求められる。


そういう事情もあり、
私のような「雑草型トレーナー」も存在する。
簡単に言うと、
特に「アスレティックトレーナー」の資格も持たず、
かと言って国家資格の類い(鍼灸師、マッサージ師、理学療法士、柔道整復師、など)も持たず、
いわゆる「師匠」に付いたり、あるいは独学などで、
現場での「叩き上げ」で経験を積み、独自の活躍方法を模索して辿り付いた人々である。


現に、私も「国家資格」のようなものは一切持っておらず、
(「フィットネストレーナー」に属する民間資格のようなものは持っているが、
 今の実状には全く無意味。)
基本的には「完全無欠の無資格トレーナー」であり、「究極の雑草型」である。





私の経緯を簡単に話すと、
いわゆる「整体(手技療術)」の学校を出て、
縁あって、当時(25年ほど前)、日本でのトレーナーの草分けのような方と出会い、
(当時のバレーボール、バスケットボールのナショナルチームのトレーナーを務めていた方)
そこに“弟子入り”のような形で経験を積ませていただき、
その後は色々、紆余曲折があったのだが(フィットネスクラブに勤めたり)、
最終的に今のような形になっている。
“弟子入り”はしたものの、結果的にはほとんど“独学”に近かった。
(私は体育大学も、スポーツ系専門学校も出ていない)
それなのに曲がりなりにも現在のようなスタイルでいられるのは、
何と言っても、「運」と「出会い」に他ならない。
素晴らしい「師」に出会えれば、「雑草型」も有り得ると思う。



それと、⑤“トレーナー”に対するオーダー(要望)は千差万別 でも触れたように、
現在の日本では未だに「日本独自規格」の要望が存在するので、
それの動向を“読み”、それを睨みながら自分の理論&技術武装を心掛ければ、
「アスレティックトレーナー」では無くとも、
「トレーナー的活動」は出来るチャンスはあると思われる。

(それを「トレーナー」と呼ぶかどうかは、考えは様々。)


ただし、このような「独自規格」の「トレーナー的」な人たちが存在すること自体を問題視する人や動きも多く、
私などは、あくまでも「謙虚に」「ひっそりと」存在するに過ぎないが…。



この状況を問題視する人たちの考え方は、
要は「一定の教育を受けていない“自称トレーナー”」が増えてしまうと、
日本のトレーナーの質の均一化が図れず、質の向上に繋がらず、
引いては、トレーナーの社会的地位の向上にもならない、というものだ。
これはこれで、もっともな意見であるし、私もこれについて反論するつもりも無い。
これから日本でも、様々な資格制度が出来たりして、制度化が加速するだろう。
そういう意味では、これからこの世界を目指す人たちは、
状況が許すならば、出来るだけ「雑草型」ではなく、「王道型」に近い形でのルートを通る事をオススメする。


だが言えることは、「トレーナー」と呼ぶか否かは別にして、
「様々な要望に応える“トレーナー的”人材」は、これからもやはり必要とされるだろう。
これは、「医師」が存在しても、「鍼灸師」がいなくならないのと同じ理屈である。



現代の「アスレティックトレーナー」の仕事は、
ベースになっているのが「西洋医学」であり、「欧米式トレーニング」である。
だが、最も普及しているものが必ずしも「最も優れているもの」とも限らず、
「東洋的」な考えに基づいた医学や鍛練方法にも優れている面が多々あるからである。



これは昨今、
「武術的トレーニング」として「ナンバ歩き」や「身体操法」などが注目されたりして、
陸上の末次慎吾選手や野球の桑田真澄投手が
パフォーマンスを向上させた事にも繋がる「事実」であるし、
未だに現場からは、「鍼灸師の方を求む!」という声が多いのも、そういう実態があるからである。





さて、私は自分の事を「究極の雑草型トレーナー」と書いたが、
この「雑草型」と「王道型」の中間的に位置するトレーナーの目指し方もある。


今までにも既に書いている事だが、
次回、それを整理したい。




前回までに、私見ではあるが
一般的な「トレーナー(主にはアスレティックトレーナー)」の仕事や、
その他、仕事内容が混同されがちな「トレーナーに類する仕事」を解説してきた。


そもそもこの「スポーツトレーナーになるには」のカテゴリーは、
読者からの「トレーナーになるにはどうしたら良いか?」のメールがきっかけになったものであるので、
いよいよ本題に入ってくる、という事になる。




まず、何度か書いている事だが、
「トレーナー」と言えば、この世界で一般的に捉えられるのは「アスレティックトレーナー」と言う事になる。
前回も書いたように 、「スポーツトレーナー」というと、
様々な「トレーナーに類する仕事」が含まれてくるので、
トレーナーを目指す場合、「どの“トレーナー”を目指すのか?」によって
行動の仕方が変わってくることになる。




ちなみに、私の主観で言わせてもらうと、
私が考えるトレーナー像は、
「医師でなければ出来ない事(投薬・診断・手術)以外の人体に関わる判断や処置を
行う、全ての仕事」に携わることを「トレーナー」と考えている。
そういう意味では、かなり幅広いことになるし、
逆にそれを目指す方法も、私の感覚では多種多様であると言える。


そのように捉えた場合、私は大きく二つに「トレーナー」は分かれると考えている。

「王道型トレーナー」と「雑草型トレーナー」である。


「雑草型―」とはネーミングがあまりよろしくないが、
自分もこの分類に入るので、実態が分かりやすいという意味で、ご容赦願いたい。



「王道型」とは、前述の通り、
トレーナーの一般形、「アスレティックトレーナー」を筆頭に、まっとうな過程を経て教育を受け、資格を取得し、トレーナーを目指す方法である。
このパターンを目指すのであれば、その中でも最も王道と言えるのは、


①体育系大学に入学し、正規のカリキュラムで教育や経験を積んで、日本体育協会のAT(アスレティックトレーナー)資格 の取得を目指す。
②スポーツ系専門学校に入学し、同様に勉強をして、日体協AT 取得を目指す。
③アメリカの正規の体育系大学に入学し、アスレティックトレーナーの最高峰資格と言われる、
NATAのATC資格 取得を目指す。
(①および②の過程を経て、③に行く人も多い)


まあこれが最も“王道”であろう。




ただし、NATAのATCも難関だが(まず「英語力」という高い壁があるが)
日本体育協会のATもかなり高い壁で、合格率はかなり低い。
体育系の大学や専門学校に行かないで取得する道も無くはないが、
現場での指導経験や、各種競技団体の推薦など、
まず試験を受ける為の関門が高いので、学校に行かないとかなり難しい。
(不可能、では無いが)
正規カリキュラムの学校であれば、学校にいる時点で受験資格は得ることが出来るので、
この道を行くなら、お金と時間の問題さえクリアできれば、
学校に進んだ方が良い。


(私も、時間の問題さえクリアできれば、今からでも学校に入りたいぐらい。
 この話は、またいずれ。)



ただご理解いただきたいのは、
「この資格さえあれば、トレーナー職が待っている」という訳では無い、という点だ。
これは昨今、「MBA(経営学修士)さえ取れば職が…」とは行かないのと同様だ。


逆に言うと、「運転免許が無ければタクシーの運転手になれない」のとは違うので、
今の現状だけで言えば、「運転免許が無くても運転手になれる」道も有り得るが、
(情熱のある先生がいる大学で勉強して、認められて先生のツテで…など)
徐々に日本でもそうなりつつあるように、
近い将来は「何らかのAT資格を持ってる人に限定」という条件の方が主流になることも考えられ、
そういう意味では、純粋に「アスレティックトレーナー」を目指すのなら、
やはり資格取得を最優先に考えた方が良いと思う。
(数年前ならこうは言わなかったかも知れないが。)






…以上が王道中の王道だが、
アスレティックトレーナーでは無いがその他、前回に述べた他のトレーナーへの道 もある。
「フィットネストレーナー」などは、さらにATほどの明確な資格は無い。
「健康運動指導士」 や「ACSMのHFI」 、「NSCAのCPT、CSCS」 などが、
それに準ずることになるだろう。
だが、これらはAT以上に「運転免許」にはかなり遠い存在なので、
必須とも言えないが、最近はフィットネスクラブやパーソナルトレーナー採用条件に、
これらの取得者を優遇する記載もあったりするので、持っているに越したことは無い。



だが、基本的に「フィットネストレーナー」は、どこかの「フィットネスクラブ」に入社する事が出来れば、ほぼ自動的にその立場になれるし、
フィットネスクラブ社員採用は、必ずしも「体育系学校卒」でなければ、という条件は少なく、
最近は特に、近い将来の店舗マネジメントを睨んでの採用が多いので、
むしろ異業種経験が買われる事も多いのが実状。



とは言っても、「フィットネストレーナー」も「トレーナー」の一部であるには違いないので、
「とにかくトレーナーを」と言うのであれば、このような道を選択し、
現場経験を積んで、その中で資格取得をして、ステップアップしていくのも一つの方法である。
ただし、最近はどの企業も「正社員採用」は狭き門になっていることは否めないが。




長くなったので、今回はこれで。

「雑草型」(私もこれです)については、次回に。





さて、前回は
「トレーナーと言っても、現状の日本では仕事内容について様々なオーダーのされ方があり、
良くも悪くも、それが日本のトレーナー業界の大きな特色になっている」
といった内容を書いた。


ここで、日本における「トレーナー的」職種を、様々な名称から整理してみたい。
(日本の場合、それぞれの職責が明確でない事が多い)


ざっと私の頭に浮かぶだけでも、以下の通り。


スポーツトレーナー
アスレティックトレーナー
フィットネストレーナー
メンタルトレーナー
メディカルトレーナー
コンディショニングトレーナー
ストレングスコーチ
フィジカルコーチ
トレーニングコーチ


などなど。




<スポーツトレーナー>
いわゆる「トレーナー」と名の付く職業の総称と考えられる。
場合によっては(人によっては)「トレーニング指導」を担当するコーチも含む場合もあり、
必ずしも限定されるものではないようだ。


<アスレティックトレーナー>
本来は「トレーナー」とは、この「アスレティックトレーナー」を指すと考えて良い。
特にアメリカでは「トレーナー」と言えば、ほとんどは「アスレティックトレーナー」のこと。
基本的には資格認定がなされており、アメリカの場合は世間的にも認知され、
確立もしているが、
日本ではまだ始まったばかり。
「自称」も数多く存在し、確かに技術・能力に乏しい者もいるようだが、
中には高い能力を有している人物もおり、
このような事を言うと認定団体からは睨まれるかも知れないが、
アメリカや日本の団体認定を持たなくとも、
必ずしも「怪しい、モグリ」とは限らないのが現状。

詳しくは、このカテゴリーの第1回を参照のこと。


<フィットネストレーナー>
多くの場合、一般人の健康づくりを目的とした運動の指導を担う職業。
フィットネスクラブなどにいるスタッフを指すことが多い。
最近、注目を浴び始めている「パーソナルトレーナー」も、
大多数はこのカテゴリーに入る。


<メンタルトレーナー、メディカルトレーナー>
「メンタル」は心理面の指導を行うスタッフ。
基本的にはカウンセラーの資格や心理学の専門家がこの名称を名乗るが、
他の職種同様、独自のやり方で行っている人もいるようだ。
「メディカル」は、医療施設で「アスレティックトレーナー的」な仕事をする人に
この呼称が付いているらしい。
任意団体で「メディカルトレーナー」という資格認定をしていたりするが、
確立されている訳ではないようだ。
スポーツ系専門学校でも、この呼称でのコースがあるが、
仕事内容が明確にはなっていない。


<コンディショニングトレーナー>
人によって、担当している仕事内容は様々。
明確な基準めいたものは存在しない。
それだけに最も便利な呼称のひとつ。
私もよく利用している。
相手に自分のやっている仕事を、
分かりやすく伝える為に使われるケースが多いようだ。
「コンディション全般を担当しています」で、幅広い分野を網羅している事を伺わせられる。


<ストレングスコーチ、フィジカルコーチ、トレーニングコーチ>
要はトレーニング関連全般を担当する職種。
一般的には「ストレングス」が筋力トレーニング系の専門家。
「フィジカル」が持久系や巧緻性トレーニング系の担当だが、ストレングスを兼ねている場合もあり。
「トレーニング」は、上記のいずれかか、どちらか一方か、団体やチームで異なる。
この辺りは呼称の問題だけで、この仕事を「トレーナー」が兼ねている場合が
日本では多い。
その為に、日本では「トレーナー」が「トレーニングコーチ」と混同される事が多い。
もちろん両方出来れば一番良いのだが、
日本では主に「人件費抑制」の為に両方担当するケースがほとんど。





いかがでしたでしょうか。
例によって、詳しく調べている訳ではないので、
おかしい点は指摘してください。
即刻、訂正&削除致します。






さて、そろそろ次回ぐらいから、いよいよ
「トレーナーになるには、どのような方法があるか?」について、
今までのエントリーを踏まえつつ、私独自の主観を思いっきり混ぜて
書いてみたいと思う。


はっきり言って、一般論ではありません。



たまに自分へのご褒美に、仕事の帰りに一人でフラッと飲みに行った時、


グラスをお通しなどの器に「チン」と当てて、
「お疲れさん」と、自分につぶやく事。


また、それをやる時、
従業員の人に見られないように、
一応視線を気にしながら、オドオドしながらやってる事。


はぁ…




子どもの健康状態が最近問題になっている。


以前ならば成人がなるはずの生活習慣病(旧成人病)や、
最近は偏頭痛も多く、昨日の読売新聞でも大きく取り上げられていた。


当施術所にも何人かのお子さんが様々な症状で来院されているが、
症状はどうあれ、要は身体を「どういう状態にしておけば良いのか」が重要である。
以前からこのblogで訴えているように、
肝心なのは、体内の「循環」をいかにして良好に保つか?である。
その為には、「捻れたホース状態」を改善する必要がある。


お母様方に話して、薦めているのが、「くすぐり」。


子どもをくすぐってやると、当然くすぐったがって、「キャッキャッ」言いながら、逃げ回る。
この時、人間と言うのは、無意識のうちに「楽な方へ、動きやすい方へ」動く習性がある。


人の身体は、「楽な方へ、動きやすい方へ、気持ちの良い方へ」動くと、
筋などの緊張バランスが改善され、
歪んだ身体が正体に戻る、という作用があるのだ。
ただ、子どもに「楽な方へ動きなさい」と言っても分からないので、
くすぐってやることで、無意識のうちに楽な方へ動く状況に誘導出来るのである。


ちなみに、寝るときの「寝相」も同様。
寝るときは無意識に「楽な方へ、気持ちの良い方へ」動く。
それによって身体のバランスを夜のうちに修正しているという、
いわば「自動メンテナンス機構」なのだ。


しかし、この「くすぐり」も、
大人にはあまり通用しないようだ。
何故かというと、大人の場合、
頭で色々考えてしまい(カッコ悪い、恥ずかしい、など)
純粋に素直に、自分の感覚のままに動く、という事が出来ないことが多いからである。
そういう意味では、子どもでも、
このくすぐりが有効なのは幼稚園まてだろう。
それ以上だと無意味ではないが、やはり効果は落ちることは否めない。



さあ、お子さんのいる皆さんも、
10秒を2~3セット、我が子を毎日くすぐってやりましょう!


喘息のお子さんは気をつけていただきたい。
あまり笑い過ぎると発作を誘発する恐れあり。


あとは、くすぐる時にあまり押さえ付けずに、
自由に動かしてやる事がポイント。


ダマされたと思って、まずは明日から実行。




以前に「コンバインド(複合)選手」のトレーニングについて書いた時、
身体の「中心感覚」「軸感覚」について書いた事があった。


それについて、ノルディックスキー複合のコーチからご質問をいただいたので、
お答えしたのだが、
(「軸」「中心」についての解説と、器具を使わないで出来る「軸」感覚の高め方)
せっかくなら、と、多少アレンジ&抜粋してエントリーに載せる事にした。
以下、どうぞ。

 





「体軸」「中心」の感覚というのは、
結局は「感覚」の問題になってしまうので、
「正解」は有って無いようなもんなんですね。
究極は、その選手の「主観」には入っていけないわけで、
「分かった」って言ったって、本当に「分かって」るかは確かめようが無いし。
指導者が客観的に見て「変わった」かどうかを判定するしか無い事になります。
だから、このメールの文面で説明するのは難しいですねぇ。
 
 
それと「道具を使わないトレーニング」というのも、説明が難しい。
方法が無いわけではないのですが、
その方法はあまりにも単純な方法なので、
「身体の中に“ホッピング”をイメージして、身体の中で“弾め”」
という話になってしまいます。
言葉にすると。


ただ、その方法だけを説明しても、誰もやらないと思います。
その前提の話を色々してあげないと。

例えば、ナイフでりんごの皮を剥く、という作業も
「軸」の感覚が身体に備わっていないと、うまく行かないんですね。
あれはりんごの「中心がどこにあるか?」の感覚があるから、
それに対して常に何度程度の角度にナイフを当てて、
その角度を保ちながらナイフを動かすには、どの程度の力を加え続けるか、
という複雑な作業なので、ある意味では一流の料理人は「軸感覚」が優れていることになります。


つまり、アスリートも、
地球の「中心」が分かっているからこそ、
りんご同様、どの方向にどの程度の力を掛けて行くべきで、
その時の自分の「身体の軸」を、ナイフで言うとどの程度の角度で
地球という「りんご」に当て続けるべきか?が無意識に理解されているはずなのです。
練習は「意識的」に。実戦は「無意識的」に。
だから練習では、コーチの「言葉」が重要なのです。

ラーメンの湯切りもそうです。
あれを腕だけでやっている職人は三流。
身体の軸上に沿って、あくまで身体で振らないと、
短時間に完璧な「湯切り」を完成させることは出来ません。
長い時間、空気中に麺を出していては、味が落ちてしまいます。
札幌のラーメン店は詳しくは知りませんが、
色々見てみることをオススメします。


音楽家や画家などの芸術家の動きにも同様の意識が見て取れます。
特に音楽家は分かりやすいですね。
ヴァイオリニストやピアニスト、ヴォーカリスト、
誰を見ても、明らかに「中心軸」で楽器や声を奏でています。
(TVで目にするところでは、森山直太郎さんの“高音”を出す時などは、
 身体の軸ピンとさせて声を通す、というのがとても分かりやすいですね。
 これ以上言うと、「怪しい奴、危ない奴」と思われるので、止めときます。)
 

ただし、普通にこんなことを選手に言ったって、
「何?それ。コーチ、バカじゃないの?」と思われるのがオチで。
一見バカバカしかったり、単純そうな事を、
どのように選手に「理解・納得・感心・関心」させるかが重要なので、
その「説明技術」が大切だと思います。
スポーツに懸け離れたように見える理論や、道具を使わない単純な方法ほど、
指導者の力量が問われるのでしょうね。

 

 

 

 


これだけで分かりますかねぇ。

どうでしょ。


実は最近分かった事なのであるが、
トレーナーがよく行なう「テーピング」も、
実は「身体で行なう方が上手く行く」事が分かった。
文章で詳しく説明するのは難しいのだが、
常に自分の身体の正面にテープ(皮膚に貼る面)を持って来るようにすると、
ズレが少なく、かなり美しく巻ける。
最低でも自分の身体の「幅」の中で行なうようにする意識が肝要であるようだ。
まさしく、一流の料理人や芸術家のように、「身体で」行なう感覚である。


こういう事が分かると、結構、感動ものっすよ。

 

 

 


今日、全日本から、
今季のスケジュールの連絡が届いた。
あっという間のオフだが、選手諸君はすでに各自で自主トレに入っている。


来年はトリノオリンピックという事もあり、
早めに始動する。

 

詳細は書けないが、
6月後半には7月からの海外遠征メンバーを決定する予選会を行なうそうだ。
トリノもそうだが、次のバンクーバー五輪も睨んで、
若手も積極的に派遣する意向らしい。


私はあくまで、関東にいるパートタイムトレーナーだが、
お役に立てる部分で粉骨砕身、貢献したい。

 

 

 

今日は午前中~午後の施術の後、
明治大スキー部の合宿所に移動して、
合宿中の選手のトレーニング状況の確認と指導に。

 

 

今日いたのは、ジャンプ・コンバインド(複合)・クロスカントリーの選手達。

 


同じ「スキー部」とは言っても、
これにアルペンの選手を加えると、それぞれ全く違う要素の競技の為、
プログラムや指導がなかなか難しい。
現実には、4種目の選手に対して、
合宿中のプログラム&個別トレーニングプログラム、の
それぞれを用意しなければならない。
チーム、と言っても、基本的には個人競技であるので、
最終的には個別指導にならざるを得ない。

 


また、他の仕事の兼ね合いで、
全ての合宿に立ち会うことも難しく、
きめ細かい指導が出来ない面もある。
目が届かない事で、「これは分かってるだろう」という点が、
意外に分かっていなかった、という点も発覚したり、
指導側としてはジレンマも生ずる。

 


新入生などは、高校時代の環境や指導者の考え方にもより、
高校ではほとんどウェイトトレーニングをしていなかった選手もいたりする。
0から教えるのは、結構時間がかかる。

 


また、4年生は最終シーズンという事もあり、
何とか良い結果を出させてやりたい。


キャプテンとも打ち合わせて、
今後は毎月、各種目の選手を週ごとに集めて、
競技ごとのトレーニング指導の日を設けることにした。

 

 

焦っても仕方が無いので、じっくり取り組むしか無いが、
どうしても理想論が先行し、頭をもたげる。

 

 

自分の時間との戦いと併せて、
苦心・試行錯誤の日々が続く。


やはり、企業スポーツは恵まれていると、つくづく感じる。


 

 

ちなみに、明治のOBで、
某種目の全日本ナショナルチームのヘッドコーチが
所属企業の関係で東京に長期滞在しており、
頻繁に合宿所に顔を出している。
もうすぐ海外留学する事が決まっており、現在は語学の猛特訓中。


テキストを覗き込んでみると…


ドイツ語。  見てもチンプンカンプン。

 

辞書を片手に、必死に勉強中。
チャチャを入れても、かなり集中しており、ほとんど無視。


 

ちょっかい出したいけど、邪魔しないでおこうっと。