昨日のプロ野球の試合で、
横浜ベイスターズの門倉投手が軽い負傷をした。


経緯は、投球動作に入った時に、
動作に入るまでの時間が長い、ということで審判から待ったを掛けられ、動作を途中で中止した為であった。


このニュースを聞いて、一般の人は色々なことを考えるだろう。
「トレーニングを積んでいるプロの選手が、そんなことでケガするなんて、情けない。」
「そもそもそんなことでケガするのか。」
などなど。


そう考えるのも分からなくはないが、
実はバーベルのような重いものを持っていなくても、
人間が自ら起こした動作を止めるというのは、意外に大きな力が掛かっている、ということを知るべきなのである。
またその時の身体の疲労具合い、筋の緊張程度などによってはこのようなことも起きる。
もちろん門倉投手のコンディショニングの状況が分からないので何とも言えないが、
自己管理の部分も多少はあったのかも知れない。
可能性の問題ではあるが。


ただいずれにしろ、本人の責任や審判の判断の正誤は別にして、
一般の人にとっては、この「意外に大きな力が掛かる」ということが大切である。
つまり、こういうことは日常生活でも有りうる、ということである。
そのようなことを防止するために、多くのかたが運動施設でフィットネスにいそしむわけだが、
ダンベルやマシントレーニングなどでのトレーニング以外にも、
大きな負荷を掛けずとも、ある程度の急な逆方向への動きを取り入れた運動は入れておいた方が良い。
ケガをさせたくない理由から、そういう動きは避けるように指導されがちだが、
実は一般の人にこそ大切な動きである。
もちろんやみくもに行えばケガにつながるので、やはり指導者の指導の下で、という前提付きだが。


転びそうになった時や危険を回避する時、
やはり急な動きは必要になる。
その際には、身体には大きな力が掛かっている。
つまりそういう力の出し方を「学習」しておく必要もあるのである。


そういう意味では、注意しながら行う必要はあるが、
「エアロビクスダンス」のようなエクササイズは、持久力向上という以外の意味も大きいので、
状況が許せば出来るだけ取り入れた方が良い。


また、重量挙げの選手のようなものすごい重いものを持つ必要は無いにせよ、
軽くても良いので、やはり急な力を発揮するような訓練は、
指導を受けた上で行っていた方が良い、と言えるだろう。


一応、定期的に実施しているパーソナルトレーナー向けワークショップ 。

(リンクから飛んで、中央あたり右にある「最新情報」の“もっと見る”をクリックして、詳細をご覧あれ)



次回は6月18日(日)19:00~21:00に開催される。
テーマは『パワー系種目の習得~クリーンからダンベルスナッチ~』


多くのウェイトトレーニング関係のセミナーからは除外されることが多く、
一人で練習するのも難しい種目と言える。
スポーツ関係の学校での授業以外では、なかなか指導を受ける機会も少ない。


アスリートなどの為の種目と考えがちだが、
実は一般の方が転倒を避けたり、危険を回避するために、
瞬発的に力を発揮できた方が良い場面は、意外に多いもの。


ぜひ、この機会にポイントを掴んで、
指導の幅を広げてはいかがでしょう?



私が主催ではありませんが、

お申し込みや問い合わせはこちらから どうぞ。


今後の為に、ちょっと覚書きとして。


現在、仕事でビジネスコーチングのようなことをしている関係で、
(もちろん、スポーツに関連する分野において)
業務マニュアルの作成のアドバイスにも携わっている。


以前、企業に所属していた時に、マニュアルづくりに苦労した覚えがあり、
その時の失敗などをベースに、口をいろいろ出している。


マニュアルを作成する際、
まず必要なことは、マニュアルというものの目的を理解し頭を整理することが大切である。
これが最初はなかなか難しい。


マニュアルとは、まず基本的に「手順書」であると言う点を理解する必要がある。
マニュアル、と言えばイメージとして真っ先に浮かぶのがディズニーランドやマクドナルドであるが、
要は社員であってもアルバイトでも、はたまた北海道でも沖縄の店でも、
どこでも同じような業務が出来、サービスが提供されるための手順書であるべきである。


つまりプラモデルの設計図のごとく、
それを見ながら仕事をやれば、基本的には誰がやっても同じ仕事が出来るようになるべきものだ。
時間の長短はあったとしても…


だが、私もそうだったが、
作成していると、いつしか「あれも書かなきゃ」とか、「これも知っておかないと」など、いろいろ詰め込みたがる。
理念は入っているべきだが、その仕事を行う上で必要な固有の専門知識は、本来のマニュアルとは違う質のものである。
それはむしろ、別途の「研修資料」としておかなければ、混乱を生ずることになる。
(無論、研修の過程で別途資料の参照を促す“リンク”はされているべきであるが)


また、つい思いの丈を綴ってしまいがちになるが、
文章は必要最小限に留め、可能な範囲で図式&フローチャート的な形式が望ましい。
文章というのは目で追うのが意外に大変で、
思ったより記憶に残りづらいものだ。
研修をやっている側は、情熱的にしゃべっているのだが、
案外、自己満足になりがちである。
研修を受ける側を「お客様」と考えれば、
「意図が明確」で、「記憶に残りやすい」ものがベスト。
受ける側の視点も忘れないことが重要である。


マニュアルは、「手順書」「手引書」「設計図」。
この視点を忘れず、情熱に走り過ぎず、
(理念、行動指針は冒頭にまとめ、熱くなり過ぎない)
「シンプル」を心掛けると、目的に則したマニュアルになるであろう。


今週はいつも以上にしゃべってばかりな一週間。

昨日は、とある団体から依頼された講演があり、
二時間、エネルギッシュにしゃべりっぱなし。
今日は毎週行っているパーソナルトレーナー養成講習で3時間しゃべりっぱなし。


通常の専門学校の講義でもしゃべり通し、
私は患者さんの施術でもしゃべりっぱなしなので、
今週は何だかずっとしゃべっている感覚。

ノドも大事にしないと…


ところで最近、人と話している中で、
「リーダー」についての話になった。
最も必要な資質って何だろう?、といった類の話であった。


私も様々な形で、それらしい立場に立っていたことが多かった。
会社のみならず、本当に“様々”な場で。
だが、それについて真剣に考えたことはあまりなく、いつも本能のままに。
そんなわけで、少しまじめに考えてみた。


「リーダー」と言っても様々な形がある。
会社の管理職もあればプロジェクトのリーダーも。
学校の教員なども担任ならばそうかも知れない。
チームの主将や、町内会の役員、体育祭の応援団長まで…
それぞれ求められる役割は違うだろうが、
形は違えど一貫した必要要件はあるであろうと思われる。


以下、勝手な私見であるが、私なりに思う「リーダーに求められる資質」を。


①部下の責任や問題点を指摘したりすることは必要だが、それと同時に「必ず自分にも問題点がある」と考えられること。
またその責任は、常にリーダー本人の責任の方が多少なりともスタッフの責任よりも重いと考えられること。
たとえどのようなケースであっても。

②責任をとれる「覚悟」が常にあること。

③どのような状況下でも「ポジティブ」でいられること。

④価値観はそれぞれであることを認識し(容認するか否かは別問題)、スタッフの人格までは否定しないこと。

⑤ルール、約束事については、自分も含めて常に厳しくいられること。

⑥基本的には「愛」を忘れないこと。

⑦上記全てにおいて、自分を“客観視”出来ること。



自分が現実的に出来ているかどうかは別にして、
今にして思えば、このようなことを理想として、
頭に置いていたような気がする。


あくまでも「目指していた」だけでありますが…


ちょっとカッコつけすぎな気もするが、
少々表現がそのように見えるだけであって、
本質はこのような事なのだと思う。


話は少々飛ぶが、
以前に読売ジャイアンツの原監督が采配について次のようなことを言っていた。


「自分がチョイスした選手がミスをしたら、それは監督の責任ということももちろんあるが、
それよりも“この選手がミスをしたなら自分も納得できるしあきらめがつく選手を選ぶ”ことを心掛けている。」

これはけだし名言だと感じたものだ。
全てが集約されている気がするのである。




くしくも、一部の会社のリーダーが不祥事を頻発している昨今、
こんなことを改めて考えてみるのも必要かも知れない。


自分で自分に、肝に銘じるとしますか。




f3f84e90.jpg 既報の通り、運動関連機器のコンベンションであるヘルスフィットネスジャパン2006が、本日までの3日間開催された。感覚的には、昨年よりは盛況だったような感じである。















報道の通り、徐々に景気が上向いていた影響なのだろうか。
来場者も若干多かったような気がする。



全体を通しての展示から見えたキーワードは、
「介護予防」を睨んだモノと、「簡便サーキットトレーニング」である。


介護予防については、
民間指導資格を有していると職員を置いて指導を行なうと介護保険が適用になるので、
ケアステーションはもちろん、フィットネスクラブなどにとっても収益の柱となることが期待されている。
その為、各メーカーもそれに対応した機器類を提案していたようだ。

昨年あたりからの傾向ではあるが…




「簡便サーキットトレーニング」は、 以前のエントリーでも触れたとおり 、

アメリカから上陸してきた「カーブス」 というクラブがサーキットトレーニングを導入し、

短時間で効果があがるという謳い文句で急速に店舗数を拡大しているため、
それに追随する形で日本でも展開を始めているクラブが出てきている。
今回は、各メーカーがほぼ同じような内容(失礼!サプライヤーの皆さん!)の機器類やプログラムを提案している。
油圧やゴム負荷などを用い、負荷変更がワンタッチで行なえるようにしてサーキットに対応しやすい形にしているようだ。


ちなみに、最初の写真はライフフィットネス社が提案していたプログラム&ハード。
スタッフの皆さんがデモをやっていたが、ヘロヘロになっていた。
社長自ら、実演していた。立派な姿勢。





eff015c3.jpg これも、ミズノさんが提案していたサーキット。写真はプログラムが終わって、参加者でハイタッチをしているところらしい。
















ミズノさんは、確か15年前ぐらいにも「PACE」というサーキットプログラムを作り、
販売していこうとしていた事があった。


私が当時所属していた会社でも検討はしたが、当時は状況にそぐわずということで、却下になった。
その後、そのプログラムはほとんど売れなかったと記憶している。
時代が追いついてきたということか。
だが、早くから目をつけていたとしても売れるとは限らない。
商売は厳しい…




9f541f13.jpg 昨年は「ピラティス」が注目され、

それに用いる「リフォーマー」という器具を数社が展示していたが、

今年はそれは無かった。


その代わりの新しい傾向として、「ライトウェイトトレーニング」に「ピラティス的要素」を加味したような器具が幾つか提案されていた。














66735ae9.jpg


最近流行の「コアエクササイズ」の要素も含め、「ファンクショナルトレーニング」としての位置付けに「ピラティス風味」をアレンジしている、といったところか。














写真は、株式会社メッカが提案している「グラビティ」というプログラム&ハードである。
基本的には傾斜が付けられたスライドするベッドの上で、
自体重を利用してエクササイズを行なうものである。
既に新規クラブの幾つかが、導入を決定していた。
その他、近い機能をもったモノで、壁に埋め込まれているタイプのハードを用いたプログラムを提案していたテクノジムジャパンのような会社もあった。
競争は激しい。





7238578d.jpg これは高齢者向けのグループエクササイズの提案ブース。

国内運動機器メーカーの老舗、株式会社セノーが扱っている海外モノ商品である。

















1976a6d8.jpg このようなイスに座り、

アタッチメントでチューブやその他の器具が装着出来るようになっているので、

それらを引っ張ったりして皆で楽しく運動しましょ、というモノ。

福祉施設などへの導入を睨んでるのだろう。

値段、ちょっと高いんだよな…

(ここではとても書けまへん。目ん玉飛び出そう…)












371b1b52.jpg これはコナミスポーツのブースで紹介されていたマシン。

名前はカタログ見れば分かるんだけど…


要はコンピューター制御か何かで、負荷を必要に応じてコントロールしてくれ、一人でフォーストレプス法でのトレーニングなどが出来る、というシロもの。



どーだろ…必要かな…











4f900f23.jpg これも確かコナミスポーツだったかなぁ…

要するに、通常のトレーニングマシンは単一方向への運動で、

その方向にしか掛からないのであるが、

これは体幹を横に倒したり、微妙に捻ったり、様々な方向へ負荷が掛けられて、

ファンクショナルなトレーニングが出来るらしい。


いろいろ考えますなぁ。












57494748.jpg フィットネスアポロ社のブース。

これはストレッチの補助や、エクササイズ時に身体の傾斜を変えて負荷を変化させたりに使うものらしい。



便利そうだが、持ち歩くにはちょっとムリか。













スタッフの方が手に持っているのが、便利なクッションのようなもの。

こいつもストレッチポールのように使ったり、補助に使ったりする。
特殊なバルブのようなものが付いていて、空気の入れ抜きが自由自在。
目的によってワンタッチで空気圧が変えられるすぐれもの。
こいつは買おうかな…唯一、興味があったモノ。


映っているイスのようなものは、

そのものズバリ、エクササイズ用のイス。
フレキシブルに微妙に揺れ、乗馬のマシンみたいな感じ。
深部の筋をトレーニングするようだ。




…… というわけで、


いろんなものが提案されていたが、外見上は目新しくても、
本質的に斬新なものは見当たらなかった、と言えるだろう。
あくまでも私見ですが。


もちろん「ファンクショナル=機能的トレーニング」や「コア=体幹深部筋エクササイズ」
などは必要なことは異論はないが、
ここまで道具いる?とは思ってしまう。
あれば便利だろうが、無きゃ出来ない、というのもトレーナーとしては考えもの。
ま、でもこういうものを開発しないと、商売になりませんからなぁ。


昨年もレポートを書いたが、 今年もヘルス&フィットネスジャパン2006 が、今日から3日間開催される。



最新の様々な運動関連器具が展示される。



HFJ2006






私も仕事の隙を見て、例年通りどこかで顔を出す予定。


会場でもし私を見かけたら、気軽に声を掛けてくらはいな。


あ、もし若いおネエちゃんと歩いてたら、知らんふりしてやってちょ。


地方の方の為に、会場レポートは後日アップしまっす。



来年の世界選手権(札幌)に向けて、すでに選手はチームごとに合宿などに入り、
体力強化やフォームチェック、マテリアル(用具類)チェックなどに忙しい日々。


そんな中、ヨーロッパ合宿(フィジカル向上中心)メンバー選考を目的とした、
記録会が6月5日に白馬ジャンプ競技場で行なわれた。


遠征メンバーは次の8名に決定。


葛西紀明選手
伊東大貴選手(以上、土屋ホーム)
一戸剛選手(アインズ)
渡瀬雄太選手
坂野幸夫選手(以上、雪印)
細山周作選手(札幌大学)
小山内佳彦選手(日本大学)
竹内拓選手(北野建設)


我がチーム雪印からは、渡瀬選手、坂野選手の2名が選出。


岡部孝信選手は、国内での独自のフィジカル強化を優先する為、
合宿に参加しない意向を早くから表明しており、メンバーには入っていない。

ベテランならではの、冷静な判断である。



先日は、ナショナルチームでフォーム確認のための風洞実験も実施した。



ジャンプ陣復活へ、風洞実験

スキー・ジャンプ日本代表が、都内の東大先端科学技術研究センターで風洞実験を実施した。ユリアンティラ・ヘッドコーチの指示の下、測定機器を初めて実験数値が手元で分かるように設置された。
先進国フィンランドなどと違い、国内ではこれまで数値がその場で分からなかったため、フォームをすぐに直せなかった。今回は世界トップ選手とのデータ比較も行い、トリノ五輪代表の葛西が「今までの時間がもったいない」と振り返るほど手応えをつかんだ。
風洞実験は今年あと3回行う予定。





夏にある程度の結果を出さないと、世界選手権のメンバー選考にも掛からない。
ベテランも引退し、若手の成長の兆しも見える中、
いよいよサバイバルレースが始まる…


既に発表されているニュースによると、
日本マクドナルドがFC(フランチャイズ)オーナー制度の改正に着手したらしい。


私も知らなかったが、
マクドナルドの全3800店余りのうち、七割が直営店、三割がFC店だそうだ。
今後はこのFCの比率を上げる戦略をとるらしく、
その為に多くの店舗(10店以上)を運営出来る優良オーナーだけに直営店舗も割り振って行き、
今後の新規募集オーナーも、同等の力量(財務力も含めてだろう)を有していることが条件のようだ。


ニュースには細かく書いていなかったが、
これは要するに、利益を出せない実力不足のオーナーには退席願って、
利益を出せるオーナーに多く店を持ってもらって、会社としての利益を確保したい、ということと、
結局は直営店で成績が上がらないものだから、
FCにすることでリスクを軽減する、ということだろう。
FCならば自動的にロイヤリティーが入るわけで、
もちろん直営ならば大成功すれば大きな利益をもたらすが、同時にリスクも抱え込む。


確かに営業成績の状況を見ると、
直営店は悲惨な実態のようだ。
2005年度12月期で利益が6000万円だったらしいが、
(こんなに少なかったのか…)
FC店からの収益90億円がなければ、大幅な赤字だったようだ。


この状態を見れば、このような方針もやむなし、
といったところだと思われるが、
多くのエコノミストも言っているように、ちょっと順序が違うのでは?と、素人でも思う


そもそもFC展開をするということは、
そこに“売り”になる「ノウハウ」が存在し、その商品管理や営業施策などのノウハウをオーナーが買うということで成立するわけで、
直営店の状況が悲惨で、優良オーナーに任せて儲けてもらおう、というのは、
理屈から言えば、「当社には売れるFCノウハウはありません」と白旗を挙げたようなもの。
(流通。配送システムなどは強力なノウハウはあるのだろうが)
つまり、直営店の改革こそが本丸であるべきで、
背に腹は変えられないのだろうが、本末転倒のドタバタ施策と言わざるを得ない。


第一、理屈で考えても、
いくら優良オーナーと言えども、立地の悪い、誰がやっても利益の出ないような店を無理やり割り振られてもイヤだろうし、
そうは簡単に行きそうもないのは、素人目にも明らか。
だがこの手法を取らざるを得ないという状況が、現在の日本マクドナルドの困窮と迷走ぶりを表している。


私はこの分野は素人なので、あまり突っ込むのは避けることにするが、
恐らくコンビニなども、直営店とオーナー店の間で似たような状況はあるのではないだろうか。
今でも新しいFCの募集などが雑誌などで紹介されているが、
果たしてそのうち、どの程度が「強いノウハウ」を持っているのだろうか。
TVドキュメントなどで、FCに手を出したのは良いが、会社から気の利いたサポートも受けられず悲惨な廃業に追い込まれた例をよく目にするが…


私が関連の深いフィットネスクラブ業界は、
まだ明確にFCのスタイルをとっているところは少ないが、
外資系を中心にちらほら参入が始まっている。
アメリカからの参入会社「カーブス」 などは、その最右翼だろう。

(「㈱ベンチャーリンク」 が100%出資)

内容の良し悪しはともかく、私が以前から言っている「場の提供業」とフィットネスクラブを割り切れば、

こういう形態もアリだと思う。

その他にはゴールドジム なども、最近はFCを積極的に展開し、

ここ数年店舗数を増やしている。

こちらはどちらかというと運営ノウハウというよりも、ブランドイメージ先行型と言えよう。

完全に「ボディビルダー(的)」か、「格闘技」という強みを明確にイメージ化している。
「ゴールドジムと言えば…~」というイメージは完全に出来上がっている。
中途半端になんでも手を出し、何が何だか分からなくなるんだったら、
これはこれで明確である。




さて話は戻るが、フィットネスクラブに於いてはFCではなく直営店でも、
社員が会社の命令でどこかの店舗のマネージャーを任され着任したものの、
立地や賃料、その他の状況があまりにも悪すぎて結果がなかなか出せず、
しかし結果が出なければ会社的には「任せたマネージャーの責任」ということになり、出世街道から外れて…
という話もよく耳にする。


結局は、常に「会社の論理」「強者の都合」が再優先される、ということか。


われわれ多くの庶民はとにかく正しい情報を取得し、
最終的には自分の感覚で「これって、おかしい?」と感じられる“嗅覚”だけは持ち合わせていたいものである。



ちょっと前のニュースで失礼。
記事にするつもりで、下書きのままにしておいて忘れてましたわ…



Yahoo!スポーツ - ニュース - フットサルで日本初のプロ 名古屋のチームが結成




フットサルで日本初のプロ 名古屋のチームが結成会見
2006年5月17日(水) 16時48分 共同通信

 日本初のプロフットサルチーム「大洋薬品/BANFF」の結成記者会見が17日、名古屋市内のホテルで行われた。
 監督はブラジル出身の真境名オスカー氏で、選手は日本代表2人を含む13人。4月1日に活動を開始した。6月に始まる東海リーグから参戦し、日本フットサル連盟が来年9月に開催予定の全国リーグ参加を目指す。約8000万円の運営費は大洋薬品工業が全額負担する。



プロ・アマチュアスポーツチームの廃部や統合、縮小が続く昨今、
こういう明るいニュースは、我々スポーツに関わる仕事に携わる人間としては、大歓迎。
私が関連するウィンタースポーツも厳しい状況が続いているし。


運営費が8000万円程度なら、幾らでも投資可能な企業はあるだろう。
ただ問題なのは、その金は出せても、
それによる投資効果はいかほどなのよ?ということで、
企業はあくまで意味のある金しか出さないわけで、
このあたりが今後の日本のスポーツの繁栄に掛かってくる。


選手が13人、ということだが、
例えば一人の選手の報酬を400万円と見積もると、×13人で=5200万円。
のこり2800万円で、合宿費用やその他を賄えるのか?
もしかしたら報酬はもっと低いかも知れない。
トレーナーの費用なんて、出るんだろうか???
いずれにしろ、かなり厳しい運営であることは間違いない。
だが、この辺りの金額がギリギリなのだろう。


企業がスポーツに金を出すとしたら、
基本的には「宣伝効果」であるわけで、
それが実際のスポーツの試合のみで回収可能か?と考えると難しいかも知れない。
「良い試合、パフォーマンスを見せれば人が集まる」という短絡的な考えだけでは、
やがてジリ貧になり、企業も撤退せざるをえないだろう。
でなければ、その企業に出資してる出資者や株主が納得しない。


そう考えると、やはり競技ということ以外でアピールしたり、露出したりすることを考えるしかない。
批判は浴びるかもしれないが、
例えばイケメン選手を集めて、モデル業も兼ねさせるとか、
タレント的な活動で露出を狙っていく方法も有り得るだろう。
選手全員にblogを作らせ、web上での露出や広告効果も狙う必要もあるだろう。
そのスポーツの教室や、定期レッスンなどをアパレル企業と提携して、
アパレル商品との抱き合わせで露出していくこともあるかも知れない。
また、選手もそういうことを嫌がっている場合ではなく、
自分の報酬がどこから出るのか?を考え、原資を自ら作り出すことに力を注がなければならない。
競技のみに集中できる環境が最も望ましいが、
現状がそうなのだから、仕方が無い。


要するに、既存の概念だけでは今後は成り立たないはずで、
効果がないものに金を企業が出すとしたら、
それこそワンマン社長のような会社で、「社長の好みの鶴の一声」で出資することしか有り得ない。
それも、社長が交代したらおしまいである。


「スポーツは文化だから、そのような観点で企業も考えて…」
ときれい事を言っても、現実はそうはならないのが「事実」である。


出資する側も、出資を受ける側も、
既成概念を一度取っ払って考えないと、日本のスポーツの繁栄はない。


ここは私たちのようなトレーナーも含め、
関わる人が全て考えなければならない問題である。




前回のエントリーに引き続き。




「新しい手法や方法論を学ぶのは素晴らしい事だが、注意すべき点がある」


ということで終わったところからの続き。


では注意すべき点は何なのか?
それはこのポイントに関連がある。
ちょっと引用。





本質的には、身体を病んでいる人も、アスリートが競技力を向上しようとするのも、
どちらも「現状より身体の状態を良くする」ことに他ならない。


では「良くする」とは、どういうことなのか?
何のどこが、どういう状態になることを目指せば良いのか?
目的は何なのか?
それを目指すには、どのような手段、手法が考えられるのか?


…という思考の順序があり、初めて現状の自分の中には無い手法の必要性が見えてくる。
つまり、「目的」があってそれが明確で、
それから「手段」の選択に入るはずなのである。




いきなり話が変わって恐縮だが、


「パソコン(コンピューター)の、最も優れた機能は何か?」


と聞かれたら、どのようにお答えになるだろうか。




やろうとしても人の能力では限界があることも、
それを可能にしてくれる、便利な機能満載の機械がパソコンであるが、
私が考える最も優れた機能は、「検索」と「関連付け」であろうと思う。
極論を言えば、単純にデータを無造作にポンポン放り込んでも、
キーワードや日付、その他の手段で一定条件に見合う情報を素早く探し出してきてくれる。
無論、そのために必要な拡張子その他による「関連付け」も自動で行なってくれる。



人間の脳にもそれ以上の機能はあるのだろうが、
異なるのは、パソコンはそこに感情は一切無く、「淡々と」やってくれる。
人間には悲しいかな「感情」「思い込み」が介在するので、客観的には冷静に情報検索出来ない、という点であろうと思う。




つまり、様々な新たな手法などを勉強する場合、
前述の青太字の事柄を自問自答しながら情報として仕入れ、
言わば自分の中で「関連付け」しないと、あとで情報として「検索」出来ない。



例えば、「筋を弛緩させる」という事柄について、
今まで持っている情報から検索しようとしても、
勉強した時点で単純に「こういう方法論・手法」という入れ方だと、
その情報がリアルに出てこない。
出てこない情報は、実は無いのと同じなのである。
「頭が良い・悪い」ということがあるとすれば、
恐らくこういうことなのだろうと思える。



それで情報として出てこないものだから、
また違ったものを勉強しようとする。
試験に受かる為の勉強ならこれも良いが、
物事を提案したり、解決するべく勉強しているのだとしたら、
これではパソコンのデスクトップに情報を散らかしているようなもの。
また、問題解決のための情報使用ならば、実際に取り出した情報を互いに「編み」、
一つの「商品」として提示したり使用することがほとんどである。



多くのトレーナーの方から様々な質問を受けるが、
皆さん、多くの情報を持っているのだが、こういう習慣がないから、
同じような質問を、表現は異なってしてくることが多い。
この考え方があれば、かなり「類推」できるはずなのだが。



まあ、こんな偉そうなことを言っても、
私も常に出来ているわけではないが、心掛けることが大事であると考える。



情報に「共通項」を見出し、「一貫性」を持たせ、
脳の中の「情報整理タンス」に収納する。
「分かる」「解かる」とは、一貫性を以って収納できた事なのかも知れない。
(=「分解」とは「わかる」こと)




既存の共通項が無ければ、それが本当の「新しい理論」と言えるのかも。