昨日のプロ野球の試合で、
横浜ベイスターズの門倉投手が軽い負傷をした。


経緯は、投球動作に入った時に、
動作に入るまでの時間が長い、ということで審判から待ったを掛けられ、動作を途中で中止した為であった。


このニュースを聞いて、一般の人は色々なことを考えるだろう。
「トレーニングを積んでいるプロの選手が、そんなことでケガするなんて、情けない。」
「そもそもそんなことでケガするのか。」
などなど。


そう考えるのも分からなくはないが、
実はバーベルのような重いものを持っていなくても、
人間が自ら起こした動作を止めるというのは、意外に大きな力が掛かっている、ということを知るべきなのである。
またその時の身体の疲労具合い、筋の緊張程度などによってはこのようなことも起きる。
もちろん門倉投手のコンディショニングの状況が分からないので何とも言えないが、
自己管理の部分も多少はあったのかも知れない。
可能性の問題ではあるが。


ただいずれにしろ、本人の責任や審判の判断の正誤は別にして、
一般の人にとっては、この「意外に大きな力が掛かる」ということが大切である。
つまり、こういうことは日常生活でも有りうる、ということである。
そのようなことを防止するために、多くのかたが運動施設でフィットネスにいそしむわけだが、
ダンベルやマシントレーニングなどでのトレーニング以外にも、
大きな負荷を掛けずとも、ある程度の急な逆方向への動きを取り入れた運動は入れておいた方が良い。
ケガをさせたくない理由から、そういう動きは避けるように指導されがちだが、
実は一般の人にこそ大切な動きである。
もちろんやみくもに行えばケガにつながるので、やはり指導者の指導の下で、という前提付きだが。


転びそうになった時や危険を回避する時、
やはり急な動きは必要になる。
その際には、身体には大きな力が掛かっている。
つまりそういう力の出し方を「学習」しておく必要もあるのである。


そういう意味では、注意しながら行う必要はあるが、
「エアロビクスダンス」のようなエクササイズは、持久力向上という以外の意味も大きいので、
状況が許せば出来るだけ取り入れた方が良い。


また、重量挙げの選手のようなものすごい重いものを持つ必要は無いにせよ、
軽くても良いので、やはり急な力を発揮するような訓練は、
指導を受けた上で行っていた方が良い、と言えるだろう。