今週はいつも以上にしゃべってばかりな一週間。

昨日は、とある団体から依頼された講演があり、
二時間、エネルギッシュにしゃべりっぱなし。
今日は毎週行っているパーソナルトレーナー養成講習で3時間しゃべりっぱなし。


通常の専門学校の講義でもしゃべり通し、
私は患者さんの施術でもしゃべりっぱなしなので、
今週は何だかずっとしゃべっている感覚。

ノドも大事にしないと…


ところで最近、人と話している中で、
「リーダー」についての話になった。
最も必要な資質って何だろう?、といった類の話であった。


私も様々な形で、それらしい立場に立っていたことが多かった。
会社のみならず、本当に“様々”な場で。
だが、それについて真剣に考えたことはあまりなく、いつも本能のままに。
そんなわけで、少しまじめに考えてみた。


「リーダー」と言っても様々な形がある。
会社の管理職もあればプロジェクトのリーダーも。
学校の教員なども担任ならばそうかも知れない。
チームの主将や、町内会の役員、体育祭の応援団長まで…
それぞれ求められる役割は違うだろうが、
形は違えど一貫した必要要件はあるであろうと思われる。


以下、勝手な私見であるが、私なりに思う「リーダーに求められる資質」を。


①部下の責任や問題点を指摘したりすることは必要だが、それと同時に「必ず自分にも問題点がある」と考えられること。
またその責任は、常にリーダー本人の責任の方が多少なりともスタッフの責任よりも重いと考えられること。
たとえどのようなケースであっても。

②責任をとれる「覚悟」が常にあること。

③どのような状況下でも「ポジティブ」でいられること。

④価値観はそれぞれであることを認識し(容認するか否かは別問題)、スタッフの人格までは否定しないこと。

⑤ルール、約束事については、自分も含めて常に厳しくいられること。

⑥基本的には「愛」を忘れないこと。

⑦上記全てにおいて、自分を“客観視”出来ること。



自分が現実的に出来ているかどうかは別にして、
今にして思えば、このようなことを理想として、
頭に置いていたような気がする。


あくまでも「目指していた」だけでありますが…


ちょっとカッコつけすぎな気もするが、
少々表現がそのように見えるだけであって、
本質はこのような事なのだと思う。


話は少々飛ぶが、
以前に読売ジャイアンツの原監督が采配について次のようなことを言っていた。


「自分がチョイスした選手がミスをしたら、それは監督の責任ということももちろんあるが、
それよりも“この選手がミスをしたなら自分も納得できるしあきらめがつく選手を選ぶ”ことを心掛けている。」

これはけだし名言だと感じたものだ。
全てが集約されている気がするのである。




くしくも、一部の会社のリーダーが不祥事を頻発している昨今、
こんなことを改めて考えてみるのも必要かも知れない。


自分で自分に、肝に銘じるとしますか。