以前の記事「現実を受け入れる」で、現実を受け入れることが幸せに生きることと深い関係があることを書きましたが、これについても腑に落ちない人がいると思います。

 

自分にとって不都合な現実、悲しくて辛い現実を受け入れることが、幸せに繋がるように思えないからです。

 

これも「不満は人生を邪魔する感覚の目印」で説明したように、過剰に現実を不都合に見えていることが原因です。

 

 

ここでは少し目先を変えて、「対人関係の4つの態度」で考えたように、人生に対する態度を4つに分けて考えてみます。

 

 
 
人生に対する4つの態度

 

人生や運命、周囲の環境に対する態度を4つに分けて考えてみましょう

 

  ①自由・能動的

  ②攻撃的・積極的

  ③従属的・受動的

  ④拒絶・消極的

 

①自由・能動的

 

積極的に自分の人生を作ろうとする態度です。

自分のやりようにやれている状態になります。

自然とチャンスに気付きやすく、また素直に乗れるので、ツキが多いと感じます。

 

②攻撃的・積極的

 

積極的に人生を作ろうとする態度ですが、他人と衝突が多かったり困難が多い態度です。

目の前のことにとらわれて、チャンスを見逃しやすく、ツキがないと感じます。

 

③従属的・受動的

 

自分の人生を運命に預けている態度です。

トラブルをさけ平々凡々とした生活に不満足を感じます。

チャンスへのアンテナそのものが鈍くなります。

 

④拒絶・消極的

 

人生に希望を持てずに、社会と距離を取ろうとする態度です。

チャンスに気付きようがありません。

 

 

これらの態度は意識だけでは、変えるのは難しいと思います。

未処理の感情や感情の抑圧が影響するからです。

 

③や④の人が能動的になろうとすると②になりやすいですし、②の人が攻撃をやめようとすると、③や④になりやすいのです。

 
現実を受け入れる

 

もう少し建設的な言い方にすると「ありのままに受け入れる」ですね。

「現実を受け入れる」には、「厳しい現実」というニュアンスが含まれているかもしれません。

 

①自由・能動的な態度の人も、現実を受け入れています。

自分に不都合な現実からはさっさと意識を外し、都合の良い現実を探し始めたり、都合のよい状況になることを待つことができます。

 

希望や夢は自由に膨らんでいき、希望の中で生きられます。

でも、すぐに叶う必要がないので、環境がそろうことを自然と待つことができ、達成できる希望や夢から叶っていきます。

 

「現実を受け入れる」の本質はここにあると思います。

 

また、このような態度でいると、ポジティブな気付きも多くなります。

 

 

②攻撃的・積極的な態度の人は、不都合な現実に立ち向かって変えようとします。

不都合な現実に意識が向いているので、都合の良い現実を探すことができません。

 

でも、現実は簡単には変わりません。

他人も思うようには変わってくれません。

運命も思うようにはなりません。

 

無理に変えようとして疲弊したり、新たな軋轢を作り出します。

 

自分の希望や夢をわかっているつもりですが、非現実的なものもへの拘りから、苦しみの原因になったりします。

 

③従属的・受動的な態度な人は、現実を受け入れいてるように見えますが、心の底では受け入れていません。

自分の希望や夢がかなうと信じようとしていますが、心の底では不都合な現実に意識が向いているので、都合の良い現実を探すことができません。

 

色々な感情を抑圧しているので、自分の希望や夢も分からなくなっています。

 

 

④従属的・消極的

 

自分の希望や夢がかなうことを信じられなくなった状態です。

不都合な現実から逃れることだけが目的になってしまい、都合の良い現実を探すことができません。

 

これも、不都合な現実に意識が向いたままになっているということです。

 

都合の良い現実を探す意欲そのものがなくなったと言えるかもしれません。

 

 

 
生きづらさの原因

 

上のように考えてみると、「不都合な現実に意識が向いてしまう」ということが、生きづらさの原因と考えられます。

 

これは、「不満は人生を邪魔する感覚の目印」で説明したように、過剰に反応して不要に「あってはならない現実」と感じてしまっているかです。

 

その感覚にしたがうと、変える必要のない現実を変えようとして、疲弊するばかりで良い結果につながらないことになります。