今日は「行動をさせる感覚を作る」を考えます。
これはどういう意味かというと、何かの状況や行動と「面白い」「楽しい」「気持ち良い」といった感覚を結びつけるということです。
つまり、新たな好子を育てるわけです。
これができると、ターゲットにした行動が気持ちよく習慣化することができます。
「勉強をする」という行動について、考えてみましょう。
「勉強をする」という行動をさせるための好子になりそうなことを考えてみましょう
- 問題を解いた数を記録してたら、「僕はえらい!」って感じがしてきた
- ノートが埋まっていく感じが、うれしい~
- 成績がよくなりそうで、ワクワクする~
- (理科などで)この仕組みが不思議で、興味津々
- (英語などで)外タレ気分になれて、おもしろ~い!
といったものが考えられます。
これらの感覚が、「勉強をする」という状況とひもづく(レスポンデント学習する)と、これらが好子となって「勉強する」行動が促されることになります。
これらは、勉強以外の行動でも考えられます。
ほかの行動に応用できるように、上の例を整理してみます。
- 自分の努力や進捗が確認できる
- 将来の良い結果への期待を感じる
- 好奇心の刺激される
- 憧れた状態になりきれる
どうですか?
他の行動にも応用ができそうでしょ?
この他にも工夫次第でいろいろと考えられるかもしれません。
重要なのは、「勉強する」という状況と上の感覚が紐づくことです。
ただ考えられるようになっただけでは、効果はありません。
私たちの行動は思考で起きるのではなく、行動をしている最中かその直後に感じる感覚によって、増えたり減ったりします。
ですから、その状況に置かれたときかその直後に「感じられる」ようにするのが重要になります。
その方法は、以前からいろいろ言われてきました。
引き寄せ、イメージング、アファメーション、ほめ日記、禅寺の修行などなど。
どんな方法でもよいと思いますが、大切なのは習慣にしたい行動と気持ちよい感覚が紐づくことです。
ただ、念仏のように言葉を唱えても、細かく状況をイメージできるようになっても効果は少ないと思います。
大切なのは、ある状況(もしくは、そのイメージ)と、気持ち良い感覚が紐づいて、自然と感じられるようになることです。
簡単に言えば、好きになるということです。
お恥ずかしいのですが、心がボロボロの時に、上で書いたいろいろな方法を試してみましたが、私には効果がありませんでした。
今思えば、その前にすることがあったのだと思います。
というのは、私に効果がなかったのは、ネガティブな感覚まみれで、これらの「良い感覚」を身につける下地がなかったのだと思うのです。
この良い感覚を身に着けるには、まずは前の記事の「行動させない感覚を除く」で、行動を止めている感覚を減らす必要があるように思います。
そうしないと前向き感覚を感じづらいのですから。
