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パクチーを食べようとするひと、避けようとする人がいるのはなぜでしょう?

 

言い方を変えると、好子とか嫌子が人によって違うのはなぜでしょ?

 好みはどうして違うのでしょう?



主な要因は経験です。


経験によって好子化したものを習得性好子と言います。

 

生まれながらの好子を生得性好子と言いますが、特に人間は生得性のものよりも習得性のものの方が多いという特徴があります。

 

 
経験によって好みが変わる

 

経験で好子が変わるのはなぜでしょう?
 
これを、行動分析ではレスポンデント学習という考え方で説明します。
パブロフの犬の実験で、犬がブザーの音でよだれを出すようになってしまう反応のことです。
 
 
パクチーを食べたことがない人は、あの独特の香りに抵抗を感じます。その抵抗は嫌子になり、パクチーを避けようとします。
 
でも、パクチーが入った食べものをたべて、その香りと、おいしい感覚や友人と食べて楽しい感覚とが関係づけられる(レスボンデント学習)と、その独特の香りから "おいしい" とか "楽しい" という感覚が起きるようになります。
 
そうするとパクチーが好子に変わります。
パクチーを食べたくなる、つまり好きになります。
 
 
このように経験によって好みが変わり、行動が変わります。 (パクチーを食べるようになる)
 

 
状況と感覚の結びつけ

 

レスポンデント学習というのは、食べ物がだけではありませんね。

 

制服やスーツを着ると、ピリッとした気持ちになる。

壇上にあがると緊張する

気に入った服を着ると気持ちが上がる

 

こういったものは、過去の経験で状況や感情が結びついたものです。

 

感覚と感覚も結びつきます。

 

胸の高鳴りのような感覚が、やる気に結び付く人もいるでしょうし、不安につながる人もいるでしょう。


もともと別だった感覚が関係づけられたわけです。


 

やる気は好子ですから、そのような状況を得るような行動をします。

不安は嫌子ですから、それらをしないようになります。

 

 

不安症・パニック障害といった症状は、環境や体の中の感覚に不安の感覚が結びついてしまった状態です。

 

 
好みが行動を変える

 

好みは経験で変わることをお話してきました。

 

そのして、好みは好子・嫌子に関係しますから、どのような行動を増やしたり減らしたりするかに影響します。

 

そして、行動は生き方を変えます。

 

言い方をかえると人生や生き方を変えたければ、好みを変えればよいわけです。