以前に
「大学入試に不合格になる7つの質問」
というのを掲載したことがあります。
どういった内容かと言うと以下の7つの質問です。
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1.うちの子どもは、見逃せないドラマが週3回以上ある。
2.うちの子の部屋には、テレビやゲームを置いてある。
3.うちの子は、なぜだかわからないが
気がついたら携帯電話をいじっている。
4.うちの子の部屋には、マンガや雑誌が散らばっている。
5.うちの子は、「ながら」勉強をしている。
(テレビを見ながら、音楽を聴きながらなど)
6.うちの子は、1日1時間は机の前に座っていられない。
7.うちの子は、帰ったらまず冷蔵庫を開ける。
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というもの。
この質問に対して4つ以上当てはまると不合格になる
可能性が高くて危険です。
当時の息子は「3つ」でギリギリセーフと言っていました(笑)
この質問はベネッセの高校担当の方が講演で
語ってくれたことですが、何度もこの質問を読んでいると
1つ気づいたことがあるのです。
それは、この質問に対して共通していることです。
ほとんどの内容に共通していることなので、
よーく質問を見てください。
わかりますか?それは
「依存」
です。これらの質問に対して共通しているのが
「テレビ」「携帯」「マンガ」
と種類は違えどもすべて
「何かに依存している」
ということです。
私は子どもに対して今まで
「テレビも見て許してきました」
「マンガを見ても許してきました」
「携帯をしても許してきました」
ただしすべてに対して条件があります。
それは
「やるべきときは一生懸命にやる」
ということです。
例えば
「ダラダラテレビを見る」
「何となくマンガを読む」
とかはだめです。ましてや、
「勉強しながらテレビ」
なんてのはもっとだめです。
それならば
「テレビを一生懸命見る」
「勉強を一生懸命する」
ときっちりと分けた方が効果はあります。
子どもには
「見たいテレビがあれば見ていい。
その代わり
【この番組は絶対に見たい】
というものだけにして」
と言っていました。
そうするとほとんど見るものは
なくなってきます。
実はほとんどの内容は
「見なくてもよい」
ものなのです。というのは、ゲームにはまっている
生徒に
「何でゲームばかりしているの?」
と聞くと返ってくる答えは決まっていました。
「ただ何となく」
「やることがなくて、ゲームがあるから」
というものでした。決して
「ゲームが楽しくて楽しくてしょうがない」
という子は少ないのです。
つまり
「子どもも心底楽しんでいるわけではない」
のです。どうですか?お母さんでも携帯や
スマホを触っていて
「よし、今日は携帯するぞ」
という人なんかいないわけです。それよりも
「あーメールが来た」
「サイトを見てたら時間がたって2時間になった」
という感じですよね。
実は「不合格」で怖いのは「依存」なのです。
もし、何かに依存するということをなくしたら、
「7つの質問」のうち5つの質問はクリアできる
はずです。
この事実に気づいてくださいね。
これに気づけば「合格」に確実に近づけます。
もし、お子さんに言ってもだめなら、
この内容を見せてください。
「不合格」になりたければ何かに依存すること。
そして、「合格」したければ依存を断ち切ること。
です。参考までに合格した生徒のやったことを
書きますと
「マンガをダンボールにつめて倉庫にもっていった」
「マンガをすべてやった」
この2つは上が生徒で下が私です。
私は受験のとき「マンガ」をすべて近くの床屋さんに
あげました。
また、
「携帯を親に預ける」
「携帯のパケホを辞める」
とか。下は私の息子が
「お父さん今さら遅いけれど、
携帯のパケホ辞めてくれていいよ。
もう見ないから」
と言ってきました。これはすべて
「自分から」
です。まずは「依存」から脱却してくださいね。
それには
「自主的に環境づくり」
からです。