道に迷ったのかもしれない。

 

そんな不安が今さら湧いてきた。

 

これを和らげるには…。

 

allay 恐怖や心配事、困難を和らげ、あるいは解消する。どちらかというと主観的な感情を和らげるというニュアンスか。

White House Seeks to Allay Muslims’ Fears on Terror Hearings (2021/3/6 NYT)

 

この意味の単語は多い。ネットで調べただけでも以下のものがあるが、それぞれのニュアンスは少し違う。

 

assuage 不快な感覚を弱める(allayとほとんど同じと思われる)

Can Anything Be Done to Assuage Rural Rage? (2023/1/26 NYT)

 

alleviate 痛みや問題の程度を下げる。緩和する(一時的な緩和という意味合いあり。painやstressといった単語とのコロケーションが多そう。主観的な感情にとどまらず何らかの客観的症状や現象に達したものの一時的緩和といったニュアンスと思われる。)

This medicine should alleviate your pain for the moment.

 

mitigate 何か悪いものの程度をより緩やか、軽度にする(alleviateと類似しているが、AIリスク、酷暑、気候変動等の社会現象、自然現象に用いられることが多いように見受けられる。)

mitigate climage change

 

relieve 痛み、苦痛、困難を緩和し、あるいは取り除く(relieve painや名詞だがpain reliefでおなじのコロケーションであり、基本語彙でもあるのでしゃべるときはこちらの方が使いやすいかもしれない。)

 

soothe 人やその恐怖を優しくなだめる、痛みや不快さをやわらげる(こちらも広く使えるが、relieveよりも優しいといった感触が出ており、どちらかというと人の感情や人が感じる痛みといった物事との相性がよさそう。)

 

pacify 人の怒りや困惑をやわらげる、対立中の国や集団に平和をもたらす(peaceからの連想で意味は分かりやすいが、後者の意味に寄せられてpacify the military/streetというように個々人というより人間の集団を目的語にとることが多いように思われる。個々人を目的語にするときはcalm downやappeaseを使う方が適切か。)

サイコロは地面の上で5の数字を示した。裏は足して7だから2だ。素数を足して素数になるいい例かもしれない。

 

素数、英語でいうとprime number。2以上の自然数で1とその数でしか割り切れない数のこと。

 

そして割り切れるかどうか。これに関連して出てくる単語にaliquot partという単語がある。

 

辞書にある意味を文字通りに書いてみる。

 

他の数量を0以上の整数(whole number)で割り切ることのできる数量

 

分かったような分からないような説明だが、0で割り切ることのできる数量は0しかないはずだから、とりあえず何か正の数量(0よりも大きい実数)があって、それを2等分だとか3等分だとかしたものと考えればいいと思う。

 

ちなみに、aliquot part自体は、割られる数自体は含まれないらしい。例えば、10を割り切れる数は1、2、5、10があるけれど、10は入らず、1、2、5だけがaliquot partになるらしい。その意味で10も入る約数とは違うことになる。

 

そんな妄想をしながらふと気づくと、サイコロがどこかに消えていた。

 

今日は基礎的な算数や数学関係の用語を簡単にピックアップして終わらせておきたい(以下も参照)。

 

 

 

addition 足し算

 

subtraction 引き算

 

multiplication かけ算

 

division 割り算

 

sum 和

 

difference 差

 

product 積

 

quotient 商

 

factor 因数

 

dividend 割られる数

 

divisor 割る数

 

equation 等式

 

variable 変数

 

coefficient 係数

 

function 関数

そうしていると、アホウドリが木の枝から下に飛んできて、くちばしから何かを転がした。見ると、淡いクリーム色の、角が取れて丸まっているサイコロが、コロコロと転がって僕の目の前に止まった。

 

aleatory。そう書いている。

 

サイコロを振って、あるいは偶然に基づいて決める、という意味の形容詞だ。

 

全くマイナーな単語だ。よく挙がる例がaleatory contractという用語だけれど、射幸契約(しゃこうけいやく)と訳されるらしい。この日本語もまたマニアックだ。けれどもこれはどちらかというとギャンブルのニュアンスが強いので、偶然契約との訳の方が実態には合っている。保険契約も含めてこういうのだから。

 

話を英語に戻して、他にいい文例はないだろうか。ちょっとこれだけだとさすがに使いにくい。

 

ただ、かなり堅い単語であるのは確実で、以下のような例しか見つからなかった。

 

Most uncertainty is a mix of epistemic and aleatory elements. (2020/4/7 NYT)

ほとんどの不確実性は、認識論的な要素と偶然の要素の混合物である。

※ 記事の中では、epistemic uncertainty(認識論的不確実性)を、事実、数字及び科学に関する不確実性であり、過去や現在に関する知識の欠如によって生じると説明されている。

 

全くこれからの出来事がどう続いていくのか、偶然に委ねるしかない気がした。

今日から趣向を変えて、英単語を使ってストーリー形式で書いていくことにします。飽きたらいつでもやめます。

 

・・・

 

ピンク色のツチブタ(aardvark)が気になっただけだった。普段歩いている小道を外れて森、というより小さな木が並んでいる野原に入り込んだ。途中、いろいろな単語を付けた動物や植物、その他にも何だかわけの分からないものを見たけど、あれは何だったのか。今ではよく分からない。

 

何だか疲れて道の脇にあった平らな岩に腰かけた。微妙に傾いていて、少し座り心地が悪い。

 

そうして空を見た。白い胴体に白黒まだらの羽を両方に広げた鳥が、ゆるやかな曲線を描いて高い木の枝にとまった。

 

albatross アホウドリ

Rare Albatross Coasts Above California Waters Far From Home (2026/2/12 NYT)

 

この言葉には重荷(burden)という意味がある。

 

例えば以下のような使い方だ。

Make No Mistake: Trump Is an Albatross (2025/11/5 NYT opinion article)

 

なぜこんな意味が。詳しい説明は省くが、1798年に出版されたThe Rime of the Ancient Marinerという詩の中にこんな話があるらしい(以下はwikipedia)。

 

https://en.wikipedia.org/wiki/The_Rime_of_the_Ancient_Mariner

 

ある水夫を乗せた船が南極沖まで流されたが、その場に現れたアホウドリによって救い出された。しかし水夫はアホウドリをクロス・ボウで撃ち殺してしまう。これが船を新たな苦境に陥らせたと考えた他の水夫たちは、その水夫の首にアホウドリの死骸を吊り下げて、彼が負うべき重荷を明らかにした。

 

こんなところでこんな鳥を見るなんて、縁起でもない。何だか嫌な予感がした。

おなじみの単語ですが、これを接頭語とする単語(特に航空機関係)が多くまとまって載っていますので、整理します。

 

1 航空・空軍

 

aircraft/airplane 航空機

 

airship 飛行船。より細かくはblimp、dirigible。

 

airborne (航空機が)飛行中の、(種などが)空気中を運ばれる

 

airworthy (航空機が)安全に飛ぶことのできる

 

airspace 領空

 

aircrew 航空機搭乗員。地上作業員全般はground crew

 

airfare 航空運賃

 

airport/aerodrome/airfield 空港。airfieldは航空機の離発着、整備のための陸上設備のみがあるものをいう。

 

airstrip 簡易な滑走路。runwayは一般的な整備された空港の滑走路

 

air traffic control 管制塔

 

airside 空港の制限区域(保安検査場を通過したエリア)。通過前の一般に開放されたエリアがlandside

 

airstream 気流

 

air pocket エア・ポケット(航空機の急下降を招くエリア)

 

airline 航空会社 Japan Airlines

 

airliner 大型旅客機

 

airsick 飛行機酔い

 

air force 空軍

 

airbase 航空基地 U.S. Air Base Yokota Japan

 

aircraft carrier 空母

 

air raid 空襲

 

airdrop/airlift airliftは一般的な意味での空輸。airdropはその一種で、パラシュートをつけて供給品や部隊、装備を落として運ぶこと。 Berlin Airlift

 

airfreight 航空貨物

 

airmail 航空郵便

 

2 その他

 

airbag エアバッグ

 

airbrush エアブラシ

 

air conditioning エアコン

 

airhead バカ

 

airtight 空気を通さない、すきのない airtight proof

 

airway 気道 airway management(気道確保)

 

airy よく喚起された、おざなりな 

 

airy-fairy ふわふわとして非現実的な airy-fairy proposals

海事用語で注意喚起のためのかけ声とあります。

 

訳が難しいですが、船員や海賊が船の周りに何かを見たような場合に、Land ahoy!といった感じで使うようです。

 

使用場面や認識場面はかなり限られる単語ですが、海のことを話す場合に、聴く人の注意を促したい場合に、ユーモラスに使うのがいいような気がします。

 

いろいろと調べたらこんな面白いページもありましたので、メモ代わりにリンク張っときます。

 

https://www.merriam-webster.com/wordplay/ten-words-for-talking-like-a-pirate

せき払いの音を意味する擬音語、つまりオノマトペ(onomatopoeia)です。日本語ではゴホンとかンンッといった訳され方をします。

 

せき払いといっても、病気というより、特に人の注意を引きたいときにされるものとありますので、意図的に行われる場合に使われるようです。

 

wikipediaには、人の声についての擬音語として以下のものが挙げられていました。擬音語というより動作自体を意味するようにも思いましたが、並べておきます。

  • achoo ハクション
  • burp ゲエ(げっぷ) 
  • chomp むしゃむしゃ
  • hiccup ヒック(しゃっくり)
  • hum ブーン、ふんふん(低く連続した音)
  • sigh は~(ため息)
  • slurp ずるずる(すする)
  • yawn ふぁ~(あくび)
  • ouch いたっ(痛み)

素早く簡単に動くことができることを意味する形容詞で、機転が早いことや抜け目がないことも意味します。

 

この、素早い、という意味を持つ単語は結構多いですが、手元のthesaurusには比較的マイナーではありますが以下の単語が載っています。

 

nimble, lithe, spry

 

この機会に整理すると以下のような感じです。

 

agile 素早い、身のこなしが軽い

4 Tests to Measure Your Agility at Any Age (2026/1/7 NYT)

 

nimble agileとほぼ同義(定義語の中にagileが用いられている。)

Small businesses are really great at staying nimble (2020/4/28 NYT)

 

lithe スリムでしなやかで優雅な(素早いというより軽やかなといったニュアンスか)

DANCE; Lithe I'm Not. And Trained I'm Not. But I Danced. (1999/12/12 NYT)

 

spry (特に老人が)生き生きとしている

How to Keep a Grandfather Clock Looking Spry (1993/4/8 NYT)

口を大きく開けたことを意味する副詞・形容詞です。

 

文としては、NYTの旅行記事が参考になりましたが、

 

The passenger of the car was hanging her head out the window, mouth agape, transfixed on the beautiful mountain peaks.

 

といった言い方をするようです。美しさに打たれてぼーっとしている感じですね。

 

なお、名詞としてのagapeはアガペーで、無償の愛です。こちらもあまり使わなさそうですが。

おなじみのafterですが、これを接頭語とする単語が複数存在するのでまとめて整理します。

 

afterbrith 後産

 

afterburner 再燃焼装置(ジェットエンジンの爆発的な推進力を生み出す予備的な燃焼装置)

put ... on afterburnersで物事を一気に集中してやることを意味する

 

aftercare アフターケア

 

aftereffect 余波

 

afterglow 残照、余韻

 

afterimage 残像

 

afterlife/afterworld 死後の世界

 

aftermarket 自動車の部品市場、(株式等の発行後の)二次的市場

 

aftermath 不快又は重要な出来事の結果

the stock prices plummeted in the aftermath of the great earthquake

 

afternoon 午後

 

aftershave アフター・シェイブ

 

aftershock 余震

 

aftertaste 後味

 

after-tax 税引き後の

 

afterthought 後付けの考えやもの

 

afterward その後

 

afterword 後書き