このところ、うだるような暑気が続いておりましたが、昨日は比較的過ごしやすかったですね。
昨日早朝、娘と小雨がそぼ降る中、久しぶりに小田原にある大雄山最乗寺に行って来ました。
娘が病み上がり後の療養中でして、来月からの職場復帰に備えて御祈願とぷち湯治のリフレッシュを兼ねてのお出かけでした。
深山幽谷と呼ぶにふさわしい、森林の小径を進んでいくと、立派な総門に出迎えられます。
堂内をゆく若いお坊さん達。
高下駄の足音もにぎやかに、活気があります。
全景図です。壮大な伽藍です。
最乗寺(さいじょうじ)は、神奈川県南足柄市にある曹洞宗の寺院です。福井県の永平寺、鶴見の総持寺に次いで格式のあるお寺です。
開山は了庵慧明禅師。創建に貢献した道了という僧が、寺の完成と同時に天狗になり身を山中に隠したと伝えられることから「道了尊」とも呼ばれ、崇敬されているのだそうです。
多宝塔です。
美しいですね。なんとも端麗なたたずまいです。
結界門です。ちょっと見えにくいかもしれませんが、門の両脇には天狗が阿吽像のように控えています。異界への入り口のように、我知らず襟をただすような緊張感を感じるのは私だけでしょうか?
ここをくぐると、御真殿につきます。最乗寺を守護なさっている妙覚道了大薩をご本尊に大天狗・小天狗が両脇侍として祀られています。
この階段をのぼりきると、奥の院です。めまいのするような階段は、天へと続いているようです。必死に登り切りました!
へとへとに疲れた後は、近くにある「おんりーゆー」へ。電話連絡をして、お迎えにきてもらいました。
この日帰り温泉は、宿泊も可能な施設です。観光客で混む箱根と違い、静かに過ごせるのが魅力。
森林浴を楽しみながらのんびりと温泉につかり、ゆったりとした一日を楽しめました。この施設は近くの駅まで送迎をしてくれるので楽ちんでおすすめですよ。
最後までご覧くださいまして、ありがとうございました。