さよなら原発ステッカーの会のブログ

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「さよなら原発」のステッカーを貼って、脱原発の思いをアピールしましょう!

          脱原発のため地道な活動を続けておられる全国の同志の方々へ

           ささやかですが、1団体につきステッカーを1組差し上げます。
   

                お申し込みはメールで。
    
          その際、団体の活動がわかる会報等のURLをお知らせ願います。

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★注文メール先が変わりました !! gmailからyahooアドレスになっております。(2019.4月)

脱原発ステッカーのご注文受付中です!日本全国に発送いたします。
ハガキ大と写真L版くらいの2枚セットで500円。購入数と送料によって、料金は下記の6通りです。



1セット:500円+送料84円


2~3セット:500円×セット数+94円


4~7セット:500円×セット数+140円


8~9セット:500円×セット数+180円


10~20セット:450円×セット数+180円


21セット以上:450円×セット数+370円



収益は福島の子どもを守る活動にカンパします。
(これまでに二団体へ、各15万円ずつの寄付をすることができました。)



郵便振込用紙に、名前、住所、電話番号、必要セット数、送料合計金額を明記の上、下記までお振込ください。

郵便振替: 01770-5-141837
加入者名: 「さよなら原発」ステッカーの会




ご入金確認後に発送いたします。ご入金からステッカーの到着まで10日前後かかります。

ご不明な点、お問い合わせ等ありましたら、下記までご連絡ください。

Email: mamipiaf☆yahoo.co.jp  FAX: 0978-52-2065 
   (☆を@に変えて送信してください) 

通常の記事はこちら↓です。

311の直後に、NHKの気象予報士さんがいつもと同じように「暖かくしてお休みくださ
い」と締めくくっていました。私は電話を入れて、「寒ければ、言われなくても暖かく
して休みます。けれど、今、東北のかなりの被災者がそうしたくてもできない状況にあ
り、定番の言い回しは配慮が足りないのではないでしょうか」と伝えました。そのせい
かどうか、それからしばらくは、あの言葉を聞かなくなりました。意見は率直に言うべ
きだと感じた出来事でした。
 
さて、ニュースが連日のように猛暑を報じ、最後は「命を守るために、ためらわずに
エアコンを使ってください」とか「我慢なさらないでください」「熱中症は命にかかわ
ると認識してください」で締めくくります。この一言にカチンと来ているという人に随
分会いました。「誰が高い電気代を払うのかえ」と。
 

暑くてたまらないのに、なぜためらい、我慢する人がいらっしゃるのか。ただでさえ
物価高で暮らしにくくなっている上、さらに電気代がかさみ、生活を圧迫するからにほ
かなりません。猛暑日には電気代の補助があるとか、少し安くなるとか、そういう制度
があれば、誰も好き好んで我慢などしません。(オーストラリアでは、選挙対策かもし
れませんが、電気代の厚い補助があるらしいです)
 
それもありますが、私は、どちらかというと、もう一つの点でカチンと来ています。
「命・いのち」と言うけれど、本当にいのちを大事に思っていたら核発電をすぐにやめ
るべきでしょう。そういうことは一切触れずに、責任者が特定できず、原因のわかりや
すい熱中症に関しては、くどいほど注意をする。なんだかな~という気分です。

締めくくりに政府、電力会社に告げます。

 

「命を守るために、ためらわずに核発電をやめてください」
 
                          (8.11 O)

小中学校の教科書は4年ごとに改訂されているそうです。2025年から使われる中学校
教科書の展示を覗きました。「歴史」9社と「理科」5社を手にとり、前者は「福島第一
原発事故」、後者は「放射性物質」「放射能」「放射線」についてチェックしました。
「歴史」は、年表のあった8社には2011年の「東日本大震災」は必ず載っていましたが
「福島第一原発事故」を載せていたのは3社だけ。また索引のある7社のうち「福島第
一原発事故」は2社のみ。
 
 

以下、素人ながら評価をしてみました。
 

「東日本大震災が起き、福島原発で大事故が起こる(3月11日)」と表記し、チェルノブ
イリと東日本の汚染地図、「避難者が福島県内11市町村で8万人以上」、2014年に再稼
働、世界の原発にも言及した1社は◎、他はフクイチの写真と「放射性物質の漏れ出し」

「避難や処理水などの対応は今なお続いている」、水素爆発の写真と「メルトダウン
(炉心溶融)という重大事故」等の表記は評価できるものの、総合的には△~〇が3

社、×が4社もありました。「原子力緊急事態宣言」にはどこも触れておらず、子どもた
ちは、まるで事故が終わったかのような印象を持つと思いました。


「理科」は、3つの言葉が全て載っており、身の回りの放射線被ばくや半減期の説明が
ある1社、また、いろんな発電の仕組みや放射線の長所・短所、外部被ばくと内部被ば
くに触れた1社の計2社は〇でしたが、△が2社、×が2社でした。この2社は放射線の長
所ばかりを強調していました。

 これまでは詳しく見たことがなかったのですが、全体的に内容が薄く(本が厚く、と
ても重いのと反比例)、負の側面を知らせまいとしているように思えてなりませんでし
た。2013年、2017年、現在使われている2021年のものも見たいのですが、それらと比べ
ても後退しているのではないでしょうか?
 これらは、今の小学6年生~中学2年生が使うものなので、ほぼ福島原発事故後に生ま
れた子どもたちが学ぶものです。事実を知ったときのショックは大きいと思いますが、
実際に起き、継続している問題を伝えていかない姿勢は、歴史に学ばず失敗を繰り返す
ことになり、大変なマイナスと思います。

                                                    (7.11 O)

沖縄戦で亡くなった人の遺骨収集をする人をガマフヤー(ガマを掘る人)・具志堅隆松さん。
 

県民の4人に1人が亡くなったとされる沖縄戦では、今もたくさんの遺骨が眠っています。
28歳から40年以上にわたり遺骨を掘り続けられ、これまで400柱を探し出されたそうですが、彼の名を私たちが知ったのは、遺骨の眠る土を辺野古軍事基地のための埋め立てに使うな!の行動によってでした。
 
先日、具志堅さんに沖縄からにお越しいただき、お話を伺う機会を得ました。

印象的だったのは、「不発弾は、製造国と使用国に責任を持たさねばならない」という言葉でした。
 

これは至極もっともな主張です。
 

さらに、「不発弾」を「核のゴミ」に、「製造国」「使用国」を「製造者」すなわち「電力会社」に置きかえると、道理がすっと通ります。
「核のゴミは、電力会社に責任を持たさねばならない」そうすれば、儲けに儲けた挙句、とんでもないゴミを生み出し、あとは知らん顔とはいきません。
中間貯蔵施設や放射性廃棄物処分場をめぐるゴタゴタは、自治体の問題ではなく、徹頭徹尾、生み出した者の責任です。

実はもう一つ、DNA鑑定に関して驚きの事実を知ったのですが、きっと下記のドキュメンタリー映画の中で出てくると思いますので、ここでは伏せます。お近くの劇場で上映されましたら、ぜひごらんください。

              『骨を掘る男』
   大分は「シネマ5」 6/22(土)~6/28(金)10:20~12:22

 

人生をかけて核発電に反対してこられた先人たちの骨・遺志を私たちは継いでいかなければと改めて思います。

                             (6.11 O)

東京都の人口をご存じですか?

 

1100~1200万人の時代が長く続いたのですが、今や、どこも人口が減少している中、
1410万人とふえています。
 

つまり日本に住む9人に1人は都民で、より高い空中に住むようになり、地方でも
人口が都市に集中しているので、エレベーターやオール電化等、電気にすっかり依存
した暮らしをしている人の割合が相当高いと思われます。
 
さて、社会学者の長谷川公一さんが『脱原子力社会へ―電力をグリーン化する』
(2011年9月 岩波新書)で、こんな指摘をされています。

 

「日本には17カ所に原発があるが、そのうち9カ所は郵便番号が9XXである。54基ある
原子炉のうち35基、64.8%は郵便番号が9XXである。」

―付言すると、0XXも入れると11カ所で、39基、72.2%にも!


「これは何を意味するのか。日本の原発が周辺的な場所に位置しているということ」
9XXは北陸4県、南東北3県、そして沖縄県、0XXは六ヶ所村のある北東北3県、北海道
ですから。
 

そもそも郵便番号は、東京都を1XXとし、東京から離れるほど数字が大きくなります。
皇居の100-0001を筆頭に、経産省、東電初め大企業の本社が多い大手町は100です。
「郵便番号は日本における価値のありか、日本独特の都鄙感覚をわかりやすく示して
いる。」と彼は指摘します。
 
富と物の集中する都のために、鄙(ヒナ)は空気と水と緑と食料と人を提供してきまし
た。その上、放射能が漏れなくついてくる核発電所からの電気まで。
 

お日さまとともに寝起きする住民たちの使う電気は知れています。なのに今度は
中間貯蔵施設や核のごみ処分場に手を挙げるなんて。
 

この都鄙のゆがみは本当に許しがたいです。
受け入れるどころか、「もう中央の犠牲になるのは真っ平!」と怒るべきです。

  5.11(O)玄海町長が核のごみ処分場文献調査の受け入れ表明をした翌日に

卒業、入学と、この春も若者たちが飛び立っていきました。片や、70年も留年して一向に卒業しようとしない原発推進政策、いいかげん卒業してください。

 


実は「卒業」という言葉は当たっていません。ソリの合わない学校は転校ができます、行かなくても構いません、卒業すれば縁を切れます。しかし、日本列島に住む限り、どこからも原発は160km以内に存在し、その恐怖から逃れることはできませんし、廃炉となっても、そのつきあいは永遠に続くわけですから。ただ、ここはあえて卒業という言葉を使わせていただきます。
 

原発社会から卒業したらと想像してみました。
 

日常的に環境に放出される放射性廃棄物や温排水がなくなる、死の灰がこれ以上ふえない、大事故の心配や被ばくのリスクが減る、兵器転用や監視社会の恐れが減る、社会的・人的なエネルギーや時間・費用をほかの分野へ振り向けられる、過疎の地方に迷惑施設を押しつけたり、被ばく労働者を生む差別構造からの脱却などなど。
 

つまり、私たちの望みを一言でいえば、尾崎豊の『卒業』の詞 ♪この支配からの卒業 ♪ を早く果たしたい、これに尽きます。
 

電気事業者の皆さんにとっても、長短期どちらの観点からも得られることのほうが大であると思いますので、ぜひこの機会に真剣に考えていただきたいと思います。 

 

両手に握って手放さなければ新しいものを得られません。原発を直ちに止めて出直してください!

       

                                                                                                                (2024.4.11)  O

亡き兄が、世の中に何か悲しい不条理な事件があった直後、「きょうは一日笑わずにいよう」と書き残していたと母から聞いた。
 
同じ思いを3月7日に味わった。伊方原発差止大分訴訟のサイテーの判決が出た後だ。「びろーん」―なんと正式名称らしい―に原告は「司法は福島事故を忘れたか」と示した。
 


しかし、判決の翌日に気づいた。「忘れる」には一旦刻み込まれなければいけないのだと。

 


若手の裁判官たちは、13年前の事件のころは勉学に追われ、関心も記憶も薄く、胸に刻まれていないのでは?素通りしてきたのでは?
四電や国の方針の言いなりで、はなから理解しようという努力を怠ったのでは?
だから、原告の言い分が胸に響かなかったのではないか。
あの素晴らしい意見陳述や福島の被災者の証人尋問や科学的知見が顧みられず、ポイと
屑籠に捨てられてしまった。
 

 

「人としての感情も司法としての知性もない」と、弁護団は強い口調で非難したが、たとえリアルに経験していないことでも想像力や理解力で補うことは十分できたはずだ。まともな法曹人ならば。

小出裕章さんは、かつて講演の締めくくりに姫野洋三さんの歌【若狭の海】を流されるのが常でした。原発のいびつさを端的にあらわしたこの曲には古びない力があります。
 

先夜、10年ぶりに生でこの曲を聴くことができました。30年前の美声と違い、しゃがれた声には切実さがより感じられました。歌詞の一部を記します。
 

 

【若狭の海】 

足で扉を開けて  足を使わず 階段昇る
電気でお湯を沸かして  電気で野菜をつくる
夜をあんなに明るくしといて  夏をあんなに寒くしといて  まだまだ 足りないなんて
 

味も香りもない放射能  毎日せっせとつくり続けて
孫の孫の孫の孫の…代まで  汚れた世界だけを残すという
夜をあんなに明るくしといて  夏をあんなに寒くしといて  まだまだ 足りないなん


 

小出さんのお話を初めて聞いたときのことを覚えています。

 

「原発に未来の夢を託し進学した僕が、現実を知ったのは1971年ごろです。日本に原発は 4 基でした。皆さん、あのころ何か困りましたか?十分だったと思います。それなのに、その後、さらに何十基もの原発をつくってしまったのです…」

 

この言葉と姫野さんの詞はシンクロしており、小出さんが気に入られたのも当然です。
 

しかも、原発のあるような地方の人々は早寝早起き、太陽とともに生活するような土地柄です。消費するばかりの不夜城の都会のために、この方たちが犠牲になるなんて、私はどうしても納得できません。
 
原発銀座若狭を初め、原発はとことん地元民を苦しめます。すべての核発電を直ちに止めてください!
                                       2.11(O)

さよなら原発のステッカーをご愛用の方でそろそろ新しくしたいな、と思われているかた

どこかでこのステッカーを見つけて、自分も欲しいなあ、と思ったかた

 

↓こちらでも購入できますよ!

 

 


●「フクシマの今と原子力発電所。そして 私たちの暮らし」 

うつのみや陽子(大分市議)
若いママたちの企画
2月15日(木) 午前 午後の2回 
カフェ ワンシーン2F(ワンオーダー制)大分県大分市大字中戸次4358-2 097-576-7707

●311いのちのわ
3月10日(日)10:00~15:30
大分市若草公園
無料
ブースを出します。ステッカーの旗が目印
問合せ:080-2798-0374

●上関原発を建てさせない大集会
特別ゲスト:中嶌哲演さん(福井県)今野寿美雄さん(福島県)    
3月23日(土)9:30~
維新公園音楽堂(山口市)
無料    
上関原発を建てさせない県民連絡会
080-6331-0960 安藤

●常備:花琳(かりん)舎(カフェ)
〒879-0612大分県豊後高田市佐野1775-1

 0978-25-4098

1853年の黒船来航の大事件を詠んだ狂歌を思い起こす新年の幕開けとなりました。
江戸時代のように「泰平」とは言い難い昨今ですが、穏やかな気持ちになる正月に起きた初夢ならぬ悪夢に、体が震えた方が多いことでしょう。
 

地震・津波の恐怖に加え、定検中の志賀原発や柏崎刈羽原発は?5基も稼働中の福井県の原発は?と心配になりました。原発は目に見える被害はもちろん、見えないダメージが怖いので、この先も心配は続きます。
 

これからも、何度も地震や非常時のたびに、地震・原発大国に住む私たちや近隣諸国住民はビビり、胃の縮む思いをしていかなければならないのです。たまりません。
 

そして翌日の羽田での衝突事故です。
 
この2日間の出来事は、改めて大切なことに気づかせてくれました。
天災はいつでも、どこでも起こる。人間はミスを犯す動物である。科学は万能ではない。よって、事故もいつでも、どこでも起こる。よって、便利なものに対するときほど、できる限り謙虚に、できる限り慎重にあらねばならぬということです。
 
「正月になぜ」と天声人語にありましたが、一年の始まりの正月に教えてくれたことに大きな意味があると思います。
今度こそ、原発を動かす者はその愚かしさに気づき、私たちは「原発いらない!」と心からの声を上げ続けましょう。
      
                                  2024.1.11(O)

たしか昔のポーランドで、「戦争を起こそうとする者(子や孫、親族も)が率先して戦場に行くべし」という『戦争回避法』のようなものが提唱されたそうだ。 実現はしなかったが、非常に単純にして真を突いている発想だ。死に、傷つく(心身ともに)のは知らぬ誰かだから、為政者は外交の失敗を棚に上げ、平気で暴挙に出る。
 

核発電だってそうだ。進める人間は防護服に身を固め、被ばく作業をすることは決してない。だから、原子力緊急事態宣言発令中にもかかわらず、再稼働を重ね、原子力関連法を改悪し、老朽化した原発まで動かすことができるのだ。
 

原発を推進する あなた方は、事故の際、まず率先して炉内に飛び込む気概があるのか。子や孫を飛び込ませることができるのか。あなた方の愚かな行動によって、福島第一原発のお守りや定期点検等で過酷な被ばく労働に携わったり、大好きな土地からの避難を余儀なくされている人々が今このときもいることを想像せよ。真夏に重装備で炉内の仕事をしてみよ。 せめて毎月11日には大事故の責任に思いを馳せ、反省せよ。それが全くないから、こんな状況になっているのではないか。
 

原始的発想だが、原発事故だけでなく戦争を回避するためには、人間は愚かであるという前提のもと、愚行を繰り返さないためのシステムをつくるべきなのではと、今さらながら思う。(その一つが憲法9条なのだ)パレスチナの余りの現状の前には、何とも無力な意見であるが。 
      
                                                                                    2023.12.11(O)